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7月になり、まだまだ21卒の新卒採用に力を入れておられる企業様や、そろそろ21卒が落ち着きだし、22卒の新卒採用に向けて、夏のインターンシップが始まっている企業様もおられるのではないでしょうか?
また、今年は新型コロナウイルスによる影響で就職・採用活動を今年は多くの学生、企業様がまだ変化に対応しながら活動を行っておられると思います。
今回のテーマは早期内定のメリット、デメリットを交えつつ、「内定だしは早ければ早い方が良いのか!? 最適な内定だしのタイミング」についてお伝えしていきたいと思います
内定率速報(21卒)
株式会社リクルートキャリアの調査によると、2020年6月12日時点での就職内定率は、65.3%となっています。
2020年3月1日時点での内定率は、19年卒、20年卒の3月1日時点の内定率を上回っていますが、2020年6月1日時点での内定率は、19年卒、20年卒を下回っています。
やはり、新型コロナウイルスによる影響が出ている結果となっています。
就職活動終了者は2020年6月1日時点で全体の35.2%となっており、前年(43.9%)を8.7ポイント下回る結果となりました。
早期内定のメリット・デメリット
メリット
・優秀な学生を取ることが出来る可能性がある
→まだ他の企業が内定を出す前に内定を出すことで、印象が良くなり内定承諾の可能性が高まります
・早く内定を出すことで学生への印象が良くなる
→最終選考の終了後なるべく早く内定を出すことで、学生は安心感を持つことができます
・内定者にフォローを行うことで、企業理解がさらに深まる
→内定者に最適なフォローを行っていく事で、企業理解が深まり志望度を高めることが出来るます
・意欲の高い学生を集めることが出来る
→就職活動に意欲的な学生ほど早くに就職活動を始める傾向があるため質の高い学生を集められる可能性があります
・採用活動を早く終えることが出来る
→早期に内定を出し、採用活動を早く終えることで、内定者に最適なフォローをする時間ができ、企業理解を深め、入社後のイメージを明確に持ってもらうことが出来ます
早期内定のデメリット
・内定辞退者が多数出る可能性がある
→あとから内定が出た企業に流れる可能性があります。
・追加募集を検討しなくてはならない可能性が出てくる
→他の企業に学生が流れてしまうことで、採用人数が足りなくなり、追加募集を検討しなくてはならない可能性が出てくるかもしれません。
・あとから内定を出した大手企業、人気企業に学生が流れていく可能性がある
→あとから内定が出た企業に学生が魅力を感じ、よりマッチング度が高いと判断した場合そちらに流れていく可能性がある。
・最終面接段階で内定を出したいレベルの学生が少ない
結局いつ内定をだすのがいいのか?
ある企業がアンケートをおこなったところ入社を決めた理由の1位は「最初に内定が出た企業」が最多を占めていたこともあるため、最終選考の内定通知・合否連絡は出来る限り早いほうがいいでしょう。早い企業は最終面接当日に連絡をすることろもあります。このことからも内定通知は早いほど承諾率が高まることがわかります。
企業規模によっては即日の連絡は難しいと思いますが、早ければ早いほど効果的であることを認識しておいた方が良いかもしれません。
また、内定の連絡をした後に内定者を放置しないようにしましょう。
放置してしまうと学生は不安になってしまい、最悪の場合内定辞退になってしまう可能性もあります。
内定後も自分のことを気にかけてくれる企業と、連絡が少ない企業とでは当然ながら学生は自分のことを気にかけてくれる企業を選ぶ事でしょう。
まとめ
内定だしは早い方が効果的であることは事実です。
また、優秀な学生は複数の内定を獲得するため、早期に内定を出すことが求められています。
しかし、内定後から入社までの期間に適切な辞退防止策を講じていないと、内定を出しても辞退してしまう人が増えることを考えておくことも重要です。
内定辞退を防ぐためには、計画的に内定者にフォローを行っていくことが大切になります。
内定者フォローを行う際には企業の理解度と志望度を高めること、いろいろな社員とコミュニケーションを取る機会を増やすこと、定期的に連絡を取り、学生のことを気にしていることを知ってもらうことが効果的です。
100%辞退を防止することは難しいことですが、内定承諾率を高める最大の工夫を行い、そのうえで辞退が発生した際に備える次回以降の準備も進めていくことが大切となってきます。
知名度の高い企業もそうでない企業も、採用人数が多いところもそうでないところも、すべての企業にできることがあると思います。ぜひ、自社に合った、内定者フォローを行っていただければと思います。
以上、「21&22卒採用、内定はいつ出す!? 最適な内定だしのタイミング」でした!
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