2020年7月21日に「“新時代”の落とし穴・・・!?オンライン採用を生き抜くための“3つの鉄則”」というテーマでWebセミナーを実施し、当日は39社42名の企業様にご参加いただきました!
第一部はシーズアンドグロース 河本様、第二部はキャリアマートからご報告させていただきました。ここからはアジェンダに沿って、セミナー内容を一部ご紹介致します!
<第一部>Withコロナ採用戦略!
どうなる22卒?今後の見通し
参照:リクルートワークス研究所 大卒求人倍率調査/ 総務省統計局 労働力調査(2020年5月)
有効求人倍率と完全失業率の推移を追ったところコロナショック以降失業率が上がっていることから、有効求人倍率は下がることが予想されます。
しかしながら、採用市場においての採用取りやめはわずか0.7%と影響は少なく、今後も売り手市場の継続がすることがわかりました。さらにオンライン採用の普及により、例年にはない動きが増えることから、22卒においては採用難易度の上昇が予想されます。
参照:マイナビ2021年卒学生就職モニター調査/DISCO 2022年卒学生の職業意識とISに関する調査
21卒と22卒のインターンシップ参加時期/参加希望時期の調査を行ったところ例年以上の早期化、8月から参加する学生が大幅に増えることがわかりました。
ここまでの早期化が表れた理由としてはズバリ、21卒学生の二極化によるものだと考えられます。21卒学生では早期に内定を得た学生と、未だ内定を取得していない学生との二極化が顕著です。そのため、21卒学生は後輩(22卒学生)に対して、早めに動くべきだというアドバイスを行っており、その結果、22卒学生の動きが早期化したと考えられます。
弊社といたしましては、インターンシップ参加学生増加の傾向から、例年以上に企業様の早期動き出しと学生のつなぎ止めが重要になっていくと考えております。
「インターンシップ→選考」へと“繋ぐ”施策
オンラインで出来る繋ぎ止め施策、具体的には3つございます。
それはイベント・人(社員)・WEBです!
イベント
前回ではオンラインインターンシップの施策としてお話させていただきましたが、実は1コンテンツ当たり2時間として繋ぎ止め施策としても流用可能でございます!さらにこちらは個人ワークとしても活用できますので、人数やタイミングにとらわれることなくご活用いただけます。
特に整理・分析型ワークとストーリー型ワークについてはオンラインに特化しているため、おすすめの施策としてご提案させていただいております!
人(社員)
人(社員)では大きく分けて座談会と個別面談があります。
<座談会>
オンライン座談会で良く起こる問題は、対面時より質問が出ない状況が目立ってしまうことです。リアルより学生の情報量が少なく、企業様としては誰かに振るということが難しくなってしまいます。こちらの解決策はある魔法のフレーズを使うことによって簡単に解決できます。
そのフレーズは「よく聞かれる質問なんだけど」です!
これは企業様が先に質問を出してあげることで、どこまで掘り下げて質問すれば良いのか、どんなことを聞いたら良いのかと迷っている学生に質問させやすくする意図があります。また、もうひとつのテクニックとして逆質問という手法もございます!どちらもオンライン・オフライン問わずもご活用いただける解決策ですので是非ご活用ください!
<個別面談>
オンラインでは発言がストレートに伝わり過ぎてしまうことや、リアルでの雰囲気が分からないため、相互理解が深まりにくいというリスクが生じます。リクルーターに対してハンドブックの作成や研修の実施を行い、対応を見直す、学生と企業とのマッチングを制度を高めるために、リクルーターデータベースを作成し、話すポイントを標準化することをお勧めしております。
最後に、オンライン座談会・面談では共通して以下を意識して取り組んでいただきたいと思います。
<第二部>22卒採用成功 3つの鉄則
戦略設計
採用活動を行うにあたり、採用戦略を立てていると思いますが、今後の採用活動の1つ目のポイントとして、戦略の見直しをしませんか?
なぜ今戦略設計の見直しが必要なの?と思われるかもしれませんが、21卒採用でオンライン採用に伴う業務が追加されたことにより、学生のフォロー強化や採用ツールの見直し、データの分析など、本当はやりたい…でも、手を付ける余裕がない…ということで、余裕があれば遂行したいものの、他の業務と比べるとどうしても優先度が高くないので後回しにしてしまっている業務があるのではないでしょうか。
どうしても後回しになってしまいがちですが、遂行することができれば採用活動での効果は高く、今後の採用活動の成功に近づきます。今一度、戦略設計の見直しを行い、採用活動を成功させましょう!
見極め
オンラインで採用活動を行うと学生のエントリー、選考参加への心理的なハードルは下がります。そうすると、人事の方が対応しなければいけない学生の数は自然と増えてしまいます。
効率よく採用活動を行いたい!という企業様に向けた内容がこちら!
学生の見極めをすることによって効率よく採用活動を行いましょう!
全体の母集団の中でも次の二つの層が見られると思います。
〇「採用できる」層
→貴社への志望度・熱量が高く、貴社にどうしても入りたい!という学生たち。
〇「採用したい」層
→貴社がどうしてもこの学生に入ってほしい!と思う学生たち。ターゲットとする層。
この二つの層をうまく見極めて、両方に当てはまる学生に効率よくアプローチしましょう。
今すぐに実施できる施策で言うと、アンケートの実施や適性検査などが挙げられます。
キャリアマートからのプラスのご提案としては、HP滞在時間・PV数・クリック数・メールの開封率といった情報を把握することで、目には見えない熱量を測ることをお勧めさせていただいております!
魅力付け
学生一人一人の行動量が増えていく市況感の中で、「他社に負けないようにするためにはどうすればよいのでしょうか?」といったお声をよく耳にします。
せっかく接点を持った学生でも、他社を受けている中で、自社の記憶、興味・関心が薄れてしまう…そんなお悩みを解決するために、定期的なメールの配信を推奨しております。
ただ定期的にメールを送るのではなく、学生一人一人の選考状況に合わせて送ったり、動画や自社のブログと合わせて送ったりと工夫を凝らしたメールを定期的に発信することで学生の気持ちを貴社に繋ぎ止めることができます。
また、学生がどの程度メールからブログや動画をチェックしてくれているかを確認することで、企業側はどれくらい自社を志望しているのかを測ることができ、学生側は企業理解を深めることができるので、双方にとってWin-Winの情報提供となります。
弊社のクライアント様では、エントリーから説明会への歩留まりが改善され、説明会予約数が前年比146%というデータも取得できています。特に採用活動がオンライン化する今後においては他社との差別化のためにも必要となってくる施策といえるでしょう。
最後に・・・
キャリアマートでは貴社の採用力、学生への惹きつけ力を採用力診断と題して、無料診断させていただいております!これからテコ入れをしたいが、どこに力を入れようか悩んでいる…という企業様はお気軽にお問い合わせください♪
今回ご紹介させていただいたのは、ライブ配信セミナーでの一部ですが、貴社の今後の採用成功に結び付けば幸いでございます。
また、弊社では毎月セミナーを開催させていただいておりますので、ぜひご参加ください!
2020年6月23日に「アフターコロナ!知っていれば必ず他社と差がつくオンライン採用を勝ち抜くために必要な○○とは!」というテーマでWebセミナーを実施し、当日は116社126名の企業様にご参加いただきました。 第一部と第三部はキャリ[…]