ミレニアル世代とZ世代違い、Z世代の採用手法

今回は、多くの企業が採用ターゲットとしている20~30代のミレニアル世代の特徴と、今後採用ターゲットの中心となっていくZ世代の特徴についてまとめました。

ミレニアル世代やZ世代が何に関心を持ち行動をしているのか理解をして、自社の採用戦略を見直していきましょう。

 ミレニアル世代とは?

 ミレニアル世代とは1989年~1995年の平成初期に生まれた世代の人々を指します。JTB総合研究所の調査[1] によると、ミレニアル世代の定義はさまざまであり、1980年代後半~1990年代に生まれたスマホネイティブ世代を指すことが多いです。

 ミレニアル世代の特徴

ミレニアル世代の特徴を見ていきましょう。

ミレニアル世代は、生まれたときからスマホやタブレット、PC端末に慣れ親しみ、情報収集はSNSで行うことが中心となっています。友人や家族との交流はメールや電話ではなくLINEで行うことが当たり前、就職・転職に関する情報収集もインターネットを駆使して行う点が特徴となります。

 その他にも、以下のような特徴があります。

  •   ガラケーを触ったことがあるのは80年代後半の世代のみ、それ以降のミレニアル世代は生まれたときからスマホユーザー
  •   活用するSNSは、mixiやアメブロから始まり、Facebook、Twitter、Instagram、TikTokやYouTubeなど画像・動画系SNSまで幅広い
  •   バブル崩壊後の低成長期に育っているが、親世代がバブル世代となるため、小さいころに旅行出かけた体験を多く持つ
  •   テクノロジーとともに育ち、新しいネットサービスに常に触れてきた世代のため、好奇心が強い
  •   インターネット上で人とつながることに慣れているため、他人に寛容であり、人種・民族・性別問わずさまざまな人とつながる傾向がある

 Z世代とは?ミレニアル世代との違い

Z世代とは、1990年代後半以降に生まれた世代を指します。このZ世代という表現は、2025年の未来の私たちの働き方や生活を、多角的な要素から紐解いた著書、『ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉』(プレジデント社、2012)の中で出てきたものです。

Generation X(X 世代) = 1965年~80年ごろに生まれた世代

Generation Y(Y 世代) = 1980年代~95年ごろに生まれた世代

Generation Z(Z 世代) = 1995年以降に生まれた世代

 先に紹介したミレニアル世代とは、この著書でのY世代に該当します。Z世代は、ミレニアル世代よりも後に生まれた、より若い世代のことを指します。

Z世代の特徴

ミレニアル世代をデジタルパイオニアと呼ぶとしたら、Z世代はデジタルネイティブ世代と表現できるでしょう。ミレニアル世代よりもはるかにデジタルツールを使いこなし、独自の文化を作り上げている点が大きな特徴です。

Z世代の消費行動や思考は、常にデジタルと共存しています。

  •     インターネットを駆使した情報収集力が極めて高く、仲間・オーディエンス集めも得意
  •     インフルエンサーが多い
  •     インターネット、SNSを利用してリアルタイムで人とコミュニケーションをとることに慣れている
  •     9.11や大型台風、大洪水やコロナを経験しているため社会課題への意識が高い
  •     音楽や動画を大量に消費する
  •     ネットいじめ、社会問題への関心も強い

 Z世代は[2] 、ミレニアル世代よりも社会問題について、友人や仲間と意見交換をすることが多いと言われています。また、SNSやインターネットメディアを通じて自己表現をしているZ世代は、お気に入りのお店やブランドとインターネットを通じてコミュニケーションをとる傾向が強いです。

お気に入りのタレント、アパレルブランド、行きつけの飲食店や美容院などと、SNSやメディアを通じて情報交換を行い、実店舗でのリアル体験と掛け合わせで消費を行っていきます。

Z世代に適した採用手法を取り入れよう!

ミレニアル世代よりも社会問題に関心が強く、全世界の多様な人種を受け入れ交流をしていくZ世代に対して、どのような採用戦略を取り入れていくべきでしょうか?採用担当者が意識したいポイントを3つまとめました。

①複数のSNS・Webメディアを網羅的に使いZ世代との接点を持つ

Z世代は、ミレニアル世代よりもインターネットを使いこなし、日常的に自分に関する情報をSNSにアップデートしていく傾向があります。ミレニアル世代では「みんなmixiを使っている」「Facebookを使う人が大半」と、使用するSNSがある程度限定されていました。

しかしZ世代は複数のSNSを網羅的に使い、かつ個人アカウント、裏アカウント、仲の良い人のみアカウントなど複数アカウントを使い分ける傾向があります。

そのため、採用アカウントを1つのSNS限定で運用するのではなく、さまざまなSNS・メディアに複数網を張り、情報発信していく必要があるでしょう。

②ネットいじめ・社会問題などテーマを儲けて議論できる場をつくる

Z世代は、インターネットを通して世界中の情報をリアルタイムで仕入れるとともに、さまざまなテーマに対して仲間内で議論を交わすことに慣れている世代です。

オンラインのZoomイベントや、Instagramのインスタライブなどを利用して、リアルタイムでディスカッションする場を取り入れてみてはいかがでしょうか。

採用担当者と直接議論の場を提供することで、Z世代の関心を惹きつけることができるでしょう。

③動画コンテンツの活用

Z世代は音楽のサブスクサービスやYoutube・TikTok動画の大量消費に慣れた世代です。ビジネス書をタブレットで読むのではなく、ビジネス書を翻訳した動画を5倍速10倍速で流し見することが多いです。

従来の採用コンテンツはテキストベースがほとんどのため、Z世代にとってはやや受け入れづらい可能性があります。

採用情報を動画に置き換え、発信することで、今まで獲得できていなかったZ世代の母集団形成をしていきましょう。

まとめ

今回はミレニアル世代とZ世代のそれぞれの特徴と、採用でのポイントをご紹介しました。デジタルパイオニアからデジタルネイティブとなったZ世代に対しての採用戦略がきちんと立てられているか、今一度見直してみてはいかがでしょうか

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