2020年10月14日に「採用コストの無駄を省くチャンス!絶対やってはいけない!コロナ禍での中途採用手法」というテーマでWebセミナーを実施いたしました。
第一部では、転職市場の変化を、様々な数値データから読み解き、大手媒体の特徴
第二部では、中途採用にかかるコストを洗い出し、削減のための手法をお伝えいたしました。
当日のセミナー内容を一部ご紹介いたします!
〈第一部〉転職市場と大手4大転職媒体の変化
第一部の内容はこちら!
キャリアマートでは、毎月テーマを変えてWebセミナーを開催しております。 本記事では、〈第一部〉の内容である「コロナがもたらした転職市場の変化と大手4媒体の掲載・求人件数の動き」についてご紹介していきます。 中途採用の現状 実質G[…]
〈第二部〉中途採用コスト削減の成功事例から学ぶ!
第二部では、中途採用にかかるコストを洗い出し、削減のための手法をお伝えいたしました。
採用コストの定義について
まず、コストカットをする上で、なにをもって“高い”とするか、誰にとって“高い”のかなど、定義の確定が必要です。
職種や人材要件によって難易度は変化しますし、採用人数が変われば、ひとり当りの採用単価も変動します。そこで、採用コストの種類について紐解いていきます。
大分類として、「外部コスト」「内部コスト」に分けられます。
細分化した上で、なににいくらかかっているのか、それは市場相場と比較して、または前回の自社採用時と比較して高いのか、客観的な判断が必要です。
本日は近年、採用手法の多様化により急速にニーズが高まっている「採用アウトソーシング・採用代行(RPO)」についてご説明させていただきます! 新しい採用手法を実施したいが工数がかかるため手が出せない 通常業務もありマンパワーが[…]
コストカットの成功事例
今回コストカットの成功事例として、当社のクライアントに関するお話しをいたしました。具体的に、どんなことをしてコストを削減することができたのか、ご紹介いたしました。
実に1,200万円ものコスト削減に成功した当クライアントは、大きく分けて2つの施策に取り組みました。
1 人材要件の再設定
2 無駄の削減
実際に、どんな施策を行ったか細かく見ていきましょう。
1 エージェントの紹介フィー
人材要件の見直し
→難易度を低くし、資料化(求人票)で社内展開しやすくする。
業者再選定
→全国のエージェントデータベース保有企業へ選定を依頼する。
紹介フィーの見直し
→未経験OKの職種は紹介フィーを見直しする。(例:理論年収×○○%⇒一律80万円)
2 求人広告費
発注ロットの見直し
→掲載の都度発注していた求人媒体をチケット購入に変更する。
利用媒体の変更
→人材要件の見直しに伴い、ターゲット像に近い登録者が集まっている媒体に変更する。
3 求職者対応/選考・面談対応
業務対応者の変更
→ノンコア業務は採用アウトソーシング・採用代行(RPO)会社に委託する。
- 日程調整/合否連絡
- Web面接URL作成・送付
- 適正受験連絡・結果PDFの格納
- エージェントへの推薦促進連絡
- 書類選考の1次スクリーニング(RPA自動化)
ノンコア業務について詳しく知りたい方は下記の記事をご参照ください。
2020年9月24日に「マンパワー不足に悩む人事様必見!戦後最大の落ち込み!今だからできる“最適”採用手法を伝授!」というテーマでWebセミナーを実施いたしました。 第一部では、変化する市場をGDPから読み解き、大手媒体の特徴を職種・[…]
コストカットのポイント
コストカットを行うときに気を付けていたポイントとして『闇雲に費用を削らない』があげられます。
費用だけみると削減に成功しているが、
などの結果にならないためにしっかり考えた上でコストカットしていきましょう。
あくまで、作業効率化を図ることにより、結果として費用が削減される、という形が理想です。
まとめ
最後にまとめとして“絶対”にやってはいけない採用手法とは、
- 人材要件をそのままにするのをやめましょう!
- 『前回踏襲』をやめましょう!
- 金額を減らして無駄を減らさないことをやめましょう!
費用削減ばかりを意識するのではなく、まずは効率化を意識して採用を行うようにしましょう!
随時、中途採用の市況を含めセミナーを実施してまいりますので、今後とも宜しくお願いいたします。