RPO(採用代行)とは?採用アウトソーシングサービス導入の前に注意すべき10のこと

突然ですが、RPOという言葉を聞いたことはあるでしょうか?

RPOとは「Recruitment Process Outsourcing」の略称で、採用にまつわる業務を代行して行う、採用アウトソーシング・採用代行サービスのことです。

では、採用代行サービスとは具体的にどんなことをしていて、利用する際はどう選んだらいいのか、今回は採用代行サービスを導入する前に注意すべき10個」を紹介いたします。

採用代行市場の規模

採用代行市場の規模拡大

2018年度の人事・総務関連業務のアウトソーシング市場規模は、前年度比106.6%の7兆7823億円であり、そのうち、人事業務アウトソーシング市場が前年度比104.5%の9174億円と報告されております。こういった結果から、今後も人事業務アウトソーシング市場は成長することが予想されています。

参照:矢野経済研究所「人事・総務関連業務アウトソーシング市場に関する調査を実施(2020年)」

人事系アウトソーシングには、採用代行のみでなく、給与計算、研修、人事管理なども含まれるため、採用代行だけに絞ると市場規模はもう少し小さくなりますが、少子高齢社会の影響による労働力不足や採用難の時代に、採用代行市場規模も拡大していくと言えます。

質の高い採用活動を行うための採用代行サービスの利用

インターンシップ制度やダイレクトリクルーティングのなど普及により、採用方法が多様化している新卒採用や女性採用や、障がい者雇用など柔軟な対応が必要である中、労働力不足も企業にとって深刻な問題となっていると思われます。そんな中、質の高い効率的な採用活動を行うためにも、採用代行の市場規模は今後さらに拡大していくことが予想されております。

働き方の多様化が進む現代で、採用活動にも専門性が求められるようになった際には、採用業務をプロの集団に委託するというのは、有効な手段となるのではないでしょうか。

BPO市場が急成長中の理由とは

前述したとおり、現在でも採用代行市場は成長を止めていません。では、その理由はどこにあるのでしょうか。

採用代行市場の成長理由

現在景気が低迷する中でも、採用代行ビジネスが市場を広げている要因はいくつか考えられます。

人材不足問題の拡大

少子高齢社会の影響による、人材不足は日本全体の問題と言えます。そんな中、委託が可能な業務は、外部の代行サービスなどを使用することにより、リソース不足の解消などを行えます。

労働契約法改正の影響による拡大

労働契約法の一部改正により、非正規で働いている方が、5年以上契約が更新された場合、労働者自らの意思で無期労働契約に雇用形態を切り替えることが可能になりました。これにより、企業が雇用に躊躇する傾向が生まれ、雇用契約ではなく、業務委託契約に基づくBPOの需要が増加しています。

働き方改革の推進の影響による拡大

働き方改革により、時間外労働の上限規制が導入されたため、社員一人当たりの業務量が見直され、足りない部分を外部に委託などをせざるを得ない状況が生まれました。

以上3点にとどまらず、採用代行ビジネスが市場拡大を続けている理由はまだまだありますが、こういった理由から採用代行を利用する企業も増えてきています。

RPO(採用代行)サービスで出来る業務

RPOサービスでは、大まかに母集団形成に関わる業務や、選考に関わる業務、内定に関わる業務の代行をします。

選考段階での、応募書類の管理や合否連絡、その他の問い合わせ対応や、内定段階での内定者への連絡業務、内定者研修にまつわる業務などを始めとする様々な業務を代行することが可能です。

詳しくは下記リンクをご覧ください。

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採用アウトソーシングとは?採用代行とは?

採用代行・採用アウトソーシング会社を選ぶ時の10のコツ

1.実績が豊富な企業を選ぶ

採用代行会社を選ぶコツの1つ目として重要だと考えられるのが、その会社の実績です。どういった業務を行っていて、どのような実績を残しているのかは重要な判断材料になります。

2.情報セキュリティ対策をしっかりを行っている

採用活動では、応募者の個人情報などを扱うことが多いと思います。重要な情報を扱うからこそ、セキュリティ管理がしっかりしている会社を選ぶことも重要になってきます。個人情報の保護制度が認められているPマーク取得企業に絞ってみるなど、選ぶ時の材料になるでしょう。

3.自社の採用合ったサービスを提供しているか

企業ごとに採用ルールや採用方法は異なっていると思います。そのルールに沿ってサービスを提供してくれる柔軟さがある代行会社を選ぶことも重要です。

4.こまめに連絡が取れる

日々のコミュニケーションをどのような方法で行うかは、必ず確認するべきでしょう。チャットツールなのか、メールなのか、電話なのか、対面なのかで仕事の進め方が大きく変わるため、対応時間などもあわせて確認しておきましょう。

また、お互いの採用に関する情報共有や、状況確認が定期的に取れ、安心して業務を任せられるかどうかも、質の高い採用に繋がる重要な点かと思います。

5.目標の共有ができる

目指すべき点が別では、採用は上手くいきません。最終的に欲しい人材はどのような人か、どのくらい採用するのか、など目標を依頼側と請け負う側で共有できることも、代行会社を選ぶ際のポイントになるでしょう。

6.見積もりがわかりやすい

業務内容が細かく分かれている採用代行サービスは、見積もりが複雑になることが多くあります。委託内容や金額は文書でやり取りするようにし、食い違いが無いように慎重に進めてくれるところがいいと思われます。

7.業界内(人材業界)からの信頼度が高い

実績で判断することももちろんですが、同じ採用支援会社からの採用代行・アウトソーシングの依頼がある会社は業界内からの信頼度が高いことがわかり、一つの判断基準になるでしょう。信頼度の高い採用代行会社に頼むことで安心して業務を任せることができます。

8.業務指示を出す必要があるか

代行サービスには大きく分けて2つあります。

  1. 指示された業務を行うサービス
  2. 施策の提案・決定から業務まで行うサービス

前者はタスクの切り出しが必要になります。

後者は施策の提案・決定なども採用代行業者側で行うため、企業様側の負担は軽減されます。

9.代行会社の社員教育がしっかりしている

情報セキュリティなどにも関係してきますが、社員がしっかりしていなければ、信頼関係が必要な採用代行は務まりません。自社の代わりに電話・メールの対応等もありますので、そういった際の応募者への対応がしっかりできるよう、社員の教育もしっかりしている会社が良いです。

10.同業他社での導入事例がある

初めて採用代行会社を選ぶ際、自社の分野に合った採用のノウハウがある企業の方が、安心して代行を任せられると思います。そこで、同業他社で利用されている代行サービスを見てみることも選ぶ時のポイントになるのではないでしょうか?

他社での導入事例があるため、既に経験がある分野での代行サービスは安定して提供され、依頼する側もどのようにサポートしてくれるのかイメージが付きやすいでしょう。

まとめ

現在は、新型コロナの影響もあり、採用業務を外部へ委託しようとしている企業は増えています。Web面接などの新しい採用方法が急激に増えたこともあり、採用のプロに任せることで、自社の負担を減らそうとする動きからだと思われます。

しかし、自社とミスマッチな会社を選んでしまっては、かえって採用活動に時間が掛かってしまう可能性があります。このようなことを未然に防ぐためにもじっくり選ぶことが重要です。

限られた予算の中で、採用成功を収めるには、阿吽の呼吸で併走してくれる採用アウトソーシング・採用代行会社を選んでいくことが重要です。

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