ジョブ型採用とは?複雑化する中途採用を効率化する3つのポイント

2021年04月15日に「”厳選採用”の成功企業に共通する3つの効率化ポイント」というテーマでWebセミナーを実施しました。

本記事では、第二部でお伝えした「ジョブ型採用が進み複雑化している職種別採用において、採用成功企業が重要視している3つのポイント」を事例と一緒にご紹介します!

第一部でお伝えした内容はこちらの記事でご紹介していますので合わせてご覧ください。

ジョブ型採用とは

日本で一般的な採用方法は、日本型雇用と呼ばれるメンバーシップ型採用です。

では、最近注目されているジョブ型採用についてご存じでしょうか。メンバーシップ型採用と対比して詳しく解説していきます。

メンバーシップ型採用 ジョブ型採用
概要 職務を限定せずに人材確保 職務を基準に人材確保
仕事内容 部署異動による配属先によって変化 基本的に部署異動・転勤は無く契約によって限定される
報酬 職能給・勤続年数 職能給
必要スキル 柔軟性(配属先によって変化) 専門性(特定業務やポジションに特化したスキル)
採用 新卒一括採用・定期採用 中途採用

ジョブ型採用とは、下記の2つの特徴があります

  1. 業務が限定されている
  2. 部署・勤務地が限定されている

②については企業によって分かれますが、基本的に多くの企業が行っている中途採用は、「ジョブ型採用」にあたります。

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ジョブ型採用が注目されている理由

注目されている理由としては、「ジョブ型採用」を新卒領域でも実施する企業が増えたことや、新設されたポジションへの社内登用を、ジョブ型で実施する企業が増加しているからです。

とはいえ、細かな分業は今後も増えていくため、中途採用においても職種分類が進み、複雑化してくることが予想されます。

今回、既に細分化に取り組んでいる企業が、どのように取り組まれているか、事例をご紹介します。

採用成功企業に共通する「3つのポイント」

当社クライアントの中でも、多数の職種を同時並行で募集しながら、効率的に採用を成功させている企業が多くいます。それらの企業には、共通する3つのポイントがあります。

  1. コア/ノンコア業務を振り分けている
  2. 採用進捗を確認している
  3. 要因を追求している

上記の3つのポイントを押さえることで採用成功へと一歩近づくことができます。では、詳細について事例をもとに紹介してきます。

① コア/ノンコア業務を振り分けている

こちらは株式会社ビズリーチが実施した「企業の採用担当者 約100名に、採用業務に関するアンケート」になります。採用に成功している企業と苦戦している企業の2タイプに分け、戦略的に採用活動を行っているかを調査しています。

参照:株式会社ビズリーチ「企業の採用担当者 約100名に、採用業務に関するアンケート」

結果を見ると、採用成功している企業の多くが、戦略的な採用活動を行っており、多くの時間を割いていることがわかります。

また、採用活動のデータ分析についても同様の結果となり、データの可視化や分析などの「戦略的な活動」をコア業務と捉え、時間を割いていることがわかりました。

もともと、採用担当者は多くのタスクを抱えているものですが、この調査結果や弊社の事例から考えると、コア業務と捉えるべきタスクは、非常に少なくなります。ノンコア業務にあたるタスクをどのように対応するかは、結果にも直結するほど重要な点となります。

コア/ノンコア業務につきましては、下記の記事をご参照ください。

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セミナーでは、いくつかノンコア業務の対応について事例を紹介しましたが、本記事では一部紹介します。

事例:ノンコア業務を採用代行会社に委託

採用に成功している弊社のクライアントにおいては、ノンコア業務にあたる面接の日程調整や合否連絡などの業務を採用代行会社に委託することで、採用計画策定などにより多くの時間を費やしています。

② 採用進捗の確認

前述の戦略的な活動のひとつにデータの可視化・分析がありますが、「採用進捗の確認」も挙げられます。弊社クライアントの多くも、詳細な採用進捗の確認を行っています。

あるクライアントへ弊社から提出している週間報告書では、職種ごとの推薦数、各選考の参加数・合格数、及び遷移率を記載しています。

使い方は、KPIに対して参加数・率、合格数・率がずれた状態で進捗していないかの確認に利用しています。

もし不具合が出てしまった場合には、すぐに原因の解明と、対策を打つことが可能となります。職種が多数になったとしても採用目標を達成するためには、日頃の進捗確認が必須です。

③ 要因の追求

求職者が志望度を上げるタイミングは、面接やメール・電話対応のような“接触時”です。それらの“接触時”に、どのように良い印象を与えるかは、採用全体の効率を上げるためには不可欠です。

丁寧、且つ迅速な対応も、採用成功しているクライアントの共通項であると言えます。徹底した求職者目線が必要と言えるでしょう。

参照:株式会社マイナビ「中途採用状況調査(2021年版)」

入社した決め手は?転職しない理由は?

採用成功しているクライアントは、常に要因の追求をしています。採用の結果が良くても悪くても、「なぜその結果となったのか」を確認することが大切です。

中途入社した既存社員に対しては、入社前に悩んだ他社と比較して、どんな点がよかったのか、どんな点が悩む原因となったか、最終的な決め手となった点などを詳しくヒアリングしています。

また、ヒアリングのみならず、競合他社求人からも自社の強みのヒントを探しています。

それらのアクションによって把握した自社採用の強みを、求人原稿への反映や転職エージェントへ伝えることで、母集団形成の段階から効率化を図っています。

まとめ

事例内容を参考に、自社採用においても取り組んで頂くことをお勧め致します。より良い採用を実現するためには、あらゆることに気を回す必要はありません。ポイントを押さえて注力することで、成功に近づくことが可能です。

ノンコア業務の解消や、採用進捗資料の作成・分析など、キャリアマートが得意とする項目もございます。ご興味頂けましたら、お気軽にご相談下さいませ。

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