内定者フォローの重要性は?インターンシップから内定承諾までの繋ぎ止め手法

2021年5月25日に『2023卒採用を成功させるナーチャリング手法公開!』というテーマにてWEBセミナーを実施しました。

学生の活動時期の早期化や採用活動のオンライン化により、内定者からの承諾を獲得することが非常に難しい時代になりました。しかし、このような状況下でも、前年より内定承諾率がアップした企業もいます。どのような内定者フォローを実施したのでしょうか。

本記事では、「セミナー内で解説した内定者フォローの重要性やフォロー施策について」ご紹介します。

内定者フォローの重要性とは?

そもそも、内定者フォローはなぜ必要なのでしょうか?

5月1日時点の内々定取得率は、58.4%と二人に一人は内々定を取得している状況です。更に同調査内では、内定保有者のうち53.3%は今後も就職活動を行うと回答しています。

囲い込みにはナーチャリングが重要

また、内々定保有者のうち63.6%は今後新たにエントリーしないと回答しており、現在保有している内々定先、もしくは現在進行中の選考から就職先を決定するということがわかりました。

つまり、内定承諾を勝ち取るために内定フォローは重要になってきます。

参照:株式会社ディスコ「キャリタス就活2022 5月1日時点の就職活動調査」

ここまでの状況を振り返ると、これからの内定者フォローが非常に重要なフェーズに入っているようにも見えますが、実は、今は内定者フォローの適正時期ではありません。

では、内定者フォローを行うのに適した時期はいつなのでしょうか?

内定者フォローの適正時期

参照:株式会社マイナビ「2022年卒 大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(12月)」

学生がその企業に最初に入社したいと思ったタイミングは、実は選考期間中です。

もちろん内定を出した後のフォローも重要ですが、内定を出した後から始まる内定者フォローでは学生の志望度を上げることは難しく、エントリー~最終選考のフォローが重要であると言えます。

また、選考のフェーズにより学生が求めているフォローは異なりますので、エントリー~内定承諾まで単調なフォローではなく、時期に適した内容にしましょう。

エントリー~最終選考

学生
ここの会社はどのような企業なのだろう…

選考中は、以上のように考えている学生が多いタイミングなので、より企業のことが分かる情報提供をしましょう。

  内定出し~内定承諾  

学生
この会社に入って後悔したらどうしよう…

内定出し後は、企業に対して不安を抱えている学生が多いタイミングなので、不安を払拭してあげるフォローが必要となります。

選考段階別の内定者フォロー施策

では、選考フェーズ別の具体的なフォロー方法を紹介します。

エントリー~最終選考

知りたいタイミングで知りたい情報を発信できる「ステップメールマガジン」がおすすめです。単純接触効果と呼ばれる心理的効果が働き、学生の志望を上げることが可能です。
※単純接触効果とは、繰り返し接触することで好感度や印象が高まる効果のこと。

一見手間がかかりそうなこの作業も、採用管理システム(ATS)を用いることで簡単かつ自動で送ることも可能なので、是非取り入れてみてください。

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内定出し~内定承諾

この時期は、業務に対する不安を抱えている学生が多く、イベントやフォロー面談の際に、不安を払拭してあげることが効果的です。

参照:HRプロ「7割の21年卒就職内定者が就職に「不安」を抱えている。企業に求められるサポートとは」

特に「社員との交流会」や「他の内定者との交流会」を希望する学生が多いため、この機会に実施することをおすすめします。エントリー~選考まで学生のフォローをされている企業に関しましては、ここまでのフォローで十分です。

参照:株式会社ディスコ「キャリタス就活2022 5月1日時点の就職活動調査」

しかしながら、選考中のフォローを実施せず、もうすでに内定を出してしまったという企業には、人事担当者によるフォロー面談も追加で行っていただくことを推奨しております。

  • 他社の選考状況確認
  • 自社志望度の確認
  • 不安の払拭

この機会には、上記三点の確認は必ず行ってください。このフォロー面談の際に、煮え切らない反応や明確な答えが返ってこないようでしたら、ここからの巻き返しはかなり厳しいです。可能な限り、なぜ煮え切らないのか志望度が低いのか確認し改善に向けて動いてみてください。

ここまで選考中・内定フォローの重要性と施策についてご紹介しました。実は、エントリー後のフォローと同様にプレサイト期間中のフォローも非常に重要になってきます。

プレサイト期間のフォローの重要性

内々定を得た企業のうち、60%以上はインターンシップサイトに接触した企業という結果になり、早期からの動き出しが非常に重要です。

さらに、インターンシップ期間中でもサマー期間のエントリー数が最も多く、6月が集客のピークとなります。2023卒においては夏からのナビ掲載や動き出しが命運を分けるような状況となりそうです。

プレサイト期間のフォロー施策

学生は入社したいと思ったタイミングは、選考中以上にインターシップ参加時が高く、インターシップ期間中のフォローが最も重要な状況です。

インターシップ期間も選考中も情報収集をしている期間ではありますが、実は、情報収集している内容が異なります。

インターシップ期間中:就職活動全般の情報収集
選考中:個社ごとの情報収集

就活生としての意識がまだ低いインターシップ期間では、下記の3つを抑えたフォローが効果的です。

  • 学生の対応に細心の注意を払う
  • メルマガの配信を行う
  • 選考フローを増やす

学生の対応に細心の注意を払う

就活生として意識が低いインターシップ期間中は、最初の印象次第で大きく今後の進捗が変わります。インターシップ時のちょっとした対応等で、二度とエントリーや選考には参加しないということもおこりますので要注意です。

参照:株式会社ディスコ「キャリタス就活2021 10月1日時点の就職活動調査」

また、コロナの影響によりインターネット上でしか情報収集が行えないという背景から、最初の印象は採用HPや口コミサイトの可能性もあります。オウンドメディアの強化も実はフォロー施策の一部でありますので、この機会に是非見直してみてください。

メルマガ配信を行う

業界研究や自己分析が固まっていない課題に対しては、欲している情報に置き換えたメルマガの配信が効果的です。

メルマガの内容は、学生にとって自分の将来に向けたアドバイスをしてくれる「価値のある企業」だという認識を持ってもらうような構成がおすすめです。

選考フローを増やす

早期化に伴う、選考の長期化においては選考フローを増やすことがおすすめです。

近年の学生は承認欲求が強く、数多くある選考フローを乗り超えていく中で承認欲求が満たされていきます。2022卒から2023卒にかけて導入される企業も多く、トレンドになりつつあります。

まとめ

採用活動において、学生へのフォローは非常に重要な取り組みになります。

しかし、学生の活動時期の早期化や採用活動のオンライン化により、内定フォローの仕方や適した内容を考えるのに工夫が必要です。ぜひ、この記事を参考にフォロー施策を考えてみてください。

2023卒採用においては、オウンドメディアの整備から選考フロー増加等、やることは盛りだくさんな予感です。無料のコンサルティングも行っておりますので、是非お気軽にご相談ください!

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