ストレス社会といわれている現代において、新卒社員も同様、多くのストレスを抱えているリスクがあります。
また、退職の理由に一番多いのも、やはり「ストレス」。
今回は、少しでも新卒社員がストレスを感じないために、会社が出来ることをまとめてみました。
環境と人間関係の変化
今まで学生だった新卒社員にとって、社会人として企業勤めるということは、これまでの環境と大きな変化があり、それだけでも非常に負荷がかかります。
最も良いのは新入社員の負荷を和らげてあげることですが、ほとんどの企業がより負荷をかけてしまっている、という状況になっています。特に人間関係でのストレスを感じやすいイマドキ社員にとって、対人関係は非常に注意しなければなりません。
事前に本人にどれくらいのストレス耐性があるのか、どういう場面でストレスを感じやすいのか、企業側として把握してあげることも必要になってきています。
社員間での共通認識
これは採用活動を行う際と同様、非常に重要になってきます。
たとえば、企業側の受け入れ体制が整っていなければ、指導方法が違ったり、新入社員が混乱する元になります。社員間で新入社員の指導方法の意識共有が非常に重要になってきます。
また、採用活動では、リクルーターと人事担当者、役員、求めていることがばらばらでは採用活動もうまくいきません。入社後では更に現場社員とも意識共有が必要になってきます。
もちろん採用活動の段階で全社で共有が出来ていると、現場間ともブレのない採用が出来、後々のトラブルに繋がる可能性を軽減できます。
「良い」と思って内定を出し、入社をしてもらっても、その後すぐに離職繋がってしまうというのは、非常に避けたいリスクであると思います。
それを防ぐためには、
①本人のストレス耐性を把握しておくこと
②社内での意識共有
が重要になってきます。
時間をかけて採用活動を行った大切な社員を、今後活用して頂くためにも、「ストレス」に対しては、注意を払ってみてください。
以上、金曜日担当の澤でした!
次回もお楽しみに!