いつもキャリブロをご覧いただきありがとうございます。
今回は、『母集団形成』をテーマにお届けしていきます。
本採用のグランドオープンで人事の皆さんが最も気になること。
それは、
学生からのエントリーを集めることができるのか・・・?
ということに尽きるのではないでしょうか。
そこで今回は、2018卒&2020卒でそれぞれどういった母集団形成の方法があるのか。
前半と後半でそれぞれお届けしたいと思います。
2020卒にはどう変わっていくのかも見ていきましょう!
1. 【2018卒】母集団形成の方法
2018卒の学生は、主に以下6つの方法で母集団形成がされていました!
■就職サイト
最も一般的で基礎的な母集団形成手法ですね。
大半の学生が登録しており各企業は定型の就職情報だけで掲載することも可能です。
その反面、掲載企業も多いため情報が埋もれてしまうこともあります。
同じ就職サイトでも、競合他社と差別化するためには、
有効なオプションの活用も活用していく必要があるでしょう。
■特化型就職サイト
ただの就職サイトではなく、特定分野に特化している就職サイトもあります。
例えば、理系学生や体育会系学生、薬学生など、
学生の属性や所属で特化しているサイトやマスコミ、外資系など、
学生自身が望む業界などで特化したサイトもあります。
採用ターゲットが明確になっていれば、欲しい層の学生を集めることが効率化できるかもしれませんね!
■合同説明会
最初にイメージされるものは、
展示場などで何万人も集めて多くの企業が出展しているものかと思います。
ですが合同説明会というのは、
どの学生でも参加可能なものから、女性のみ、留学生のみ、理系のみ・・・
といった学生の特性別に開催されるものもあります。
直接、企業が学生と対話することができるので、学生との「予期せぬ出会い」もあり得ます!
一方で、限られた時間・空間でのコミュニケーションとなるため、
事前準備はしっかりとしておくべきといえるでしょうね!
■学内セミナー
特定の大学(学科)の学生の母集団の形成に大変有効です。
大学内で開催されるため、
忙しい理系学生や就活を積極的に行っていない学生の動員も期待できます。
場合によっては学内セミナーへの参加企業は、
長期的な関係を学校側と築いている必要があるという事態も生じるため
事前確認や調査などは丁寧に行っていくことをおすすめします。
■大学・研究室訪問
こちらは上記の学内セミナーと少し似通っておりますが、
特定の大学・研究室と長期的な関係構築には有効的です。
特に理系の学生は、就職サイトを使うことなく研究室の斡旋で就職先が決まることが多いので、
理系をターゲットにしているのであれば、大学や研究室訪問は非常に効果が期待できると思います!
■SNS
日常的にSNSを活用している学生と気軽にコミュニケーションをとるのに有効です。
学生の注目を浴びるための魅力的なコンテンツが満載で、
未読・既読などリアルタイムで情報が伝わったかが分かるなど、
メールを送っても返信がなかなかこない!
という人事担当者のストレスを軽減させることでも人気が出ています!
宜しければこちらもご覧ください!
⇒ 採用×SNS~ソーシャルリクルーティングの活用&【成功の秘訣教えます!】~
このように、
オンライン・オフラインともに方法や手段がさまざまなことがわかります。
新卒採用=就職サイトに掲載だけではなくなってきていますね!
大切なのは、自社に欲しい人材を見極め、それにあった手段を検討すること。
気になった手法があればまずお試しになってみるといいのではないでしょうか。
以上、2018卒の母集団形成をお届けしました!
続いては、「2020卒の母集団形成はこう変化する!?」情報をお届けします!
2. 【2020卒】母集団形成はこう変化する!?
上記で2018卒情報をお届けしてきましたが、
2020卒ではどう変わっていくのでしょうか!?
売り手市場と言われている近年だからなのか、
たった数年で学生のエントリー集めにも多様な変化があらわれているのです!
ですが、その前に!
母集団形成について簡単にではありますが、まずは歴史を振り返りましょう!!
まず、【2010年代】に入ってから企業が最も注力していたのは
「大学との関係強化」だったそうです。
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それが【2017卒・2018卒】ともなると、注目の的は「学内セミナー」へ。
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そして、【2019卒】からは一気に 「インターンシップ」がトップに名乗りをあげたのです!
この「2020卒の母集団形成はどう変化する!?」情報。
目玉はやはりインターンシップということになります!
しかし!2019卒から注目度急上昇のインターンシップ。
もはや普通に行うだけでは埋もれてしまいます。
インターン実施企業が増えたということは、
当然、ナビの掲載社数も急激に増えたということになります。
近年大注目を浴びていることで、実施を決意しナビにて募集開始!
したまではいいものの、激化するインターン競争に埋もれてしまい・・・
本来の目的であるエントリー増加には繋がらなかった企業もあったんだとか。
そこで、インターンシップ×母集団形成に必須なキーワード2つをご紹介します!
『早期化』と『対象拡大』です。
学生のインターン参加時期で一番多いのは「2月」といわれています。
基本的には、一番長い春休みを使っての参加が依然多いそうですね!
2020卒までは、インターンシップサイトは6月と10月にオープンされますが、
今ではそれにあわせた募集では遅いです!!
だからこそ「早期化」がカギになってくると思います。
えっ、でもサイトの解禁日は決まってるから、それより前って無理じゃない?
早期化とは何も、企業側の早期化だけとは限りません!
そこで次に重要なのは「対象拡大」です。
インターンシップは、
なにも【大学3年生だけを対象にしなくても良い】と思いませんか?
近年の売り手市場を受けて、
行動が早くなっているのは企業側だけでなく、それは学生側も同じなのです。
大学1年生や2年生は、まだ就活なんて考えていないのでは・・・!?
それが、決してそんなことはないのです。
ちなみに、1年生や2年生が参加した実例はまだそんなに存在しません。
これを当然と捉えるか、チャンスと捉えるかで、
2020卒の母集団形成は大きく変わってくると思います!
思い切って、新インターンシップを考案してみてはいがかでしょうか。
3. まとめ
「2020卒の母集団形成」は、
学生の就活早期化にあわせた対象拡大のインターンシップで、
今までとは一味違う母集団形成で挑んでみてはいかがでしょうか!
時の流れによって動向は変わっていき、
つい最近連日メディアを騒がせた「2021年就活ルール廃止」も考えると、
あとたった2年後には上記でお伝えしたことすら普通すぎて埋もれてしまう・・・
なんて可能性もゼロではありません。。
先々を考えるのも大事ですが、
今はもっとすぐに出来る目の前のことを何よりも大事に!
今後の対応やヒントのきっかけになってくれればとても嬉しく思います!
以上、『母集団形成』についてのお届けでした!
宜しければ、今どき学生参加NO.1の『1Day インターン事例』をまとめたものもあります!
こちらも2020卒向けで実施されている最新情報が満載なので、
ご興味がある方はこちらもご覧ください!
>【最新2020ver.あり!!】1Dayインターンシップの実施事例をご紹介!
それでは!また次回も宜しくお願いします。
(参考元)venty、レジェンダ
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