新卒紹介メリット・デメリット~紹介を使う際のポイント~

今回のテーマは『新卒紹介サービス』!昨今、『新卒紹介サービス』という言葉をよく耳にすると思います。では、皆様は新卒紹介サービスをご存知ですか??

◆「紹介サービスのメリット・デメリット」

◆「紹介会社を選ぶポイント」

今回はこの2つについて書いてまいります。

  1. 『採用目標人数が少ない』
  2. 『人手が足りないので採用業務をなるべく減らしたい』
  3. 『知名度が低い・集客に苦戦している』

などのお悩みがある人事様は紹介を使うメリットがあるかもしれません。ご参考までにぜひさらっとお読みくださいませ。

それではさっそく見ていきましょう。

新卒紹介サービスとは

システムが誕生したのは約15年前程で本格的に普及してきたのはここ数年で、比較的新しい新卒採用手法といえます。とはいえ、新卒紹介を依頼いただく企業は年々増えており、その市場成長率は今年152%。企業の新卒紹介サービスの利用率は28.1%まできています。(矢野経済研究所調べ)

新卒紹介サービス図

新卒紹介サービスとは、採用側のニーズにマッチする新卒人材を、紹介会社が厳選して企業に紹介することです。

まずは新卒学生を登録制(無料であることが多い)で幅広く集め、基本的なプロフィール等をデータ化。さらに個別面談を行って、学生それぞれの性格や特長となるスキルなどをチェックします。

同時に採用希望の企業には、企業の特色やアピールポイントに加え、求める新卒人材の条件を細かくリサーチします。

そして企業側の採用条件の合う学生を、紹介会社が集めたデータから抽出し、該当する学生に専任エージェントが募集要項の説明と求人の魅力を伝えて応募するよう後押しします。

応募を希望する学生を確保したら、詳細な応募学生に関する書類を添えて企業側に紹介。 その後、企業が行う採用活動のセミナーへの参加を促す他、面接日のスケジュール調整も行います。

紹介会社の中には企業側の希望により採用試験自体の代行や合否判定後の学生への連絡・フォローなど、採用プロセス中の実務を幅広く担うケースもあります。

入社までの内定フォローも代行で行うので工数削減にも繋がります。

つまり、新卒紹介サービスとは、企業と学生の橋渡し的な役割を担ってくれる就活支援サービスです。

新卒人材紹介サービスを利用するメリット

新卒採用において、人材紹介サービスを利用するメリットを解説していきたいと思います。

無駄な費用がかからない

初期費用が一切かからず、費用面でのリスクがないことが最大のメリットです。新卒紹介サービスは成果報酬型が一般的。

学生を紹介してもらい、その学生が内定に至った際に費用が発生しますが、入社もしくは入社一定期間内に辞退・退職した場合は返金してもらえます。

成果が出てから費用が発生するため、新卒紹介サービスは費用面において効率的と言えますね。

※紹介のフロー

学生の紹介⇒選考する⇒内定出し《費用発生》⇒入社or入社3か月《返金不可》

その為、学生を紹介してもらう段階や選考の段階では、費用が発生しません。

採用業務の工数を削減できる

従来の採用活動は、書類選考、複数回の面接スケジュール管理など、工数がかかります。多くの選考をおこないたい一方で、こういった採用活動は負担になるのではないでしょうか。

しかし、新卒紹介を使えば、紹介サービスを利用する学生の選考日程調整や内定フォローも全て紹介会社がしてくれます。

要望により、説明会も代行してくれる紹介会社もあります。
また、あらかじめ紹介会社に人材要件を伝えるため、『人材要件に当てはまらない学生』の選考を省くことができます。

そのため、マンパワー不足を解消することができ、人事の方は要件の当てはまる人物のみの選考に集中し、魅力付けなどに割ける時間を増やすことが可能になります。

急な増員に対応可能

内定辞退などで、急遽求人を再募集しなくてはならないときもあるのではないでしょうか。リクナビなどの求人媒体では、掲載の申請、掲載、学生の応募…といった流れで、結果が出るのに時間がかかります。

しかし新卒紹介サービスならば、紹介会社に登録している学生の中から、採用要件に合った人材の紹介を短期間で受けることが可能です。

絞り込んだ採用が可能

紹介会社には採用要件や求める人物像を提示します。そしてエージェントがその要件や人物像に合った学生を紹介会社の母集団の中から紹介してくれます。

このように求める学生像を正確に伝え、場合に応じて紹介会社を使い分けることで、より絞り込んだ採用が可能になります。

学生の意見を正確に知ることができる

自社での採用だけだと、選考後に学生の生の意見を聞くことができません。仮に感想を求めたとしても、相手が正直な意見を述べてくれているのかはわかりませんよね。

しかし、選考終了後や内定出したあとに専任のキャリアアドバイザーが学生に感想や気持ちを確認しますので企業にもきちんとフィードバックいたします。

その為、次回の選考で役立てて頂いたり、内定フォローの際に役立てることができます。

知名度が低い・業界イメージが悪い企業でも集客が可能

上記のような企業が就職サイトやイベントに出展したとき、エントリーする前に興味をなくされてしまう場合があります。「知ってもらう」段階までいけないのです。対して紹介サービスであれば、キャリアアドバイザーが学生に直接紹介するため、『知ってもらう』という第一段階には確実にいけます。

また、貴社の魅力を紹介会社とすりあわせしておけば、紹介するタイミングで『貴社の魅力を訴求すること』もできます。

新卒紹介のデメリット

費用面でのリスクを負いたくない、採用業務を少なくしたい企業様には、便利なサービスかもしれませんね。ただ、そんな紹介サービスにも懸念点はあります。こちらの章で「デメリット」を見ていきましょう!

母集団が少ない

現在学生の民間企業就職希望者数は42.3万人と言われている中、紹介サービスを利用する学生は7万人ほど。近年普及してきた紹介サービスですが、就職サイトに比べると母集団が少ないのが現状です。

適した学生がいない場合もある

当たり前の話ですが、紹介会社に登録している学生の中からしか紹介できません。

デメリット1の「母集団が少ない」と繋がりますが、売り手市場の近年は、紹介会社も学生の集客に苦戦しています。そのため、自社に適した人材を集客できていない紹介会社もあるかと思います。

また、少ない母集団の中で学生を企業に紹介しなければならないため、紹介会社によっては、『自社に適していない学生』を紹介されてしまう場合もあります。

採用コストが高い

紹介サービスは前述したとおり、採用業務の一部を代行してもらえます。つまり、代行分の金額も上乗せされている為、採用コストは平均よりか高い傾向があります。

3名以上の採用であれば費用を考慮すると就職サイト等を使用した方が安くなるかもしれません。

一人あたりの採用費用が高い

新卒紹介サービスでは紹介した学生が入社した際に紹介料が生じます。その紹介料は、採用した人材の年収30%前後が相場とされています。採用した人数に比例して支払う料金が変わってきます。

改善策としては、新卒紹介と他の採用手法をうまく使い分けることです。他の採用手法で補える部分は補い、自社の母集団にいない学生は新卒紹介を利用することがいいでしょう。

新卒紹介サービスを利用する上でのポイント

ここまで紹介サービスのデメリットをお伝えしてきました。便利な反面、学生の質であったり、紹介してもらえる数といった懸念はあるかもしれませんね。では、最後に紹介サービスを利用する上でのポイントを見ていきましょう。

採用人数が少ない場合は新卒紹介で

採用人数が少ない場合、新卒紹介サービスを活用することでコスト削減に繋がります。また、職種ごとにナビサイトと新卒紹介サービスの使い分けもできます!

例えば採用人数が多い総合職や営業職はナビサイトで、採用人数が少ない管理部職や事務職は新卒紹介サービスを活用する事でマンパワーが不足している企業に効率よく採用活動行って頂けます。

また、選考~入社までのフォローも紹介会社がするので安心して任せられます!

紹介会社に『人材への要望』『自社の魅力』を明確に伝える

企業に紹介すべきかどうかを判断するのは紹介会社のキャリアアドバイザーです。

担当者が人材要件を正しく認識していない場合、紹介される学生の人材要件が適していないこともあるでしょう。紹介会社ときちんとすり合わせることが大切です。

また、貴社の魅力を担当に伝えることも重要です。学生に魅力付けをするのも、もちろん紹介会社です。

せっかく貴社に魅力があっても、担当が学生に伝えられなければ意味がありません。業務内容や福利厚生だけでなく、社風や社員の特徴など押しどころとなるポイントは全て伝えるようにした方が良いでしょう。

いくつかの紹介会社を、選定して利用する

紹介サービスは完全成果報酬型の為、複数の紹介会社を利用するのが一般的です。ただ、だからといって10社20社と取引するとそれぞれの紹介会社とのやり取りが面倒になってしまいます。

何社使うのか?

どういう基準で紹介会社を選ぶのか?

それぞれ決める必要があります。

まとめ

年々、学生もナビサイトと新卒紹介サービスを活用し上手く自発的に動く学生が増えています。ナビサイトでは出会えないような求人を求めて来社する学生が増えています。ぜひ、ナビサイトと新卒紹介サービスを活用し効率的に採用活動を行ってみてはいかがでしょうか。

新卒媒体と新卒紹介の違いについては、こちらの記事をご覧ください

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