採用ロボット(RPA)革命vol.1 10年後には47%の仕事がなくなる!?

今後10~20年での約47%の仕事がなくなる。

これは英オックスフォード大学でAI(人工知能)などの研究を行うマイケル・A・オズボーン准教授が同大学のカール・ベネディクト・フライ研究員とともに2014年に著した『雇用の未来-コンピューター化によって仕事は失われるのか』という論文に記載されている内容です。

 

論文によると、今後10~20年程度で、米国の総雇用者の約47%の仕事が自動化されるリスクが高いとの事。

 

 

▼消えてしまう主な仕事とては以下の仕事が挙げられています。

 

銀行の融資担当者
スポーツの審判
不動産ブローカー
レストランの案内係
保険の審査担当者
動物のブリーダー
電話オペレーター
給与・福利厚生担当
レジ係
娯楽施設の案内係、チケットもぎり係
カジノのディーラー
ネイリスト
ホテルの受付係
データ入力作業員 etc.
※出所:オズボーン氏の論文『雇用の未来』より

 

 

AIやロボットの発達、IT化により、「世の中の半分弱の仕事が10年でなくなってしまう。」この予測は世界中に衝撃を与えました。

 

 

600万人の労働人口不足

 

しかし今後の日本にとってこの予測はマイナス要素でしかないのでしょうか。私はそうとは思いません。なぜなら今後日本は急速な人手不足状態になるからです。

 

2016年にパーソル総合研究所が発表した『労働市場の未来推計』(http://rc.persol-group.co.jp/roudou2025/)によると2025年には約600万人の労働人口が不足します。2060年には、国民の約2.5人に1人が65歳以上の高齢者になるという世界でも類を見ない超高齢化社会を控えている日本。

 

 

その解決法として以下の4つが記されています。

1.働く女性を増やす
2.働くシニアを増やす
3.働く外国人を増やす
4.生産性を向上する

 

 

生産性向上が日本を救う!?

 

 

私たちはこの中の4番目、生産性の向上に注目しています。

 

生産性とはなんでしょうか。
生産性の計算式は以下で表されます。

生産性=産出(Output)/投入(Input)

 

 

つまり労働生産性とは「産出(労働の成果)」を「労働量(投入量)」で割ったものとなり、言い換えれば「労働者1人あたりが生み出す成果」あるいは「労働者が1時間で生み出す成果」の指標です。

 

 

今まで、一人の人が1時間で100のアウトプットをしていた場合、同じ1時間で同じ一人の人が200のアウトプットができるようになれば生産性は200%、また、同じ100のアウトプットを1時間ではなく30分でできるようになれば同じく生産性は200%となります。

 

 

日本の企業では既に人手不足が始まっており、多くの企業では目標人数の採用ができず、人手不足の中で仕事をこなしていかなくてはいけない状況です。

 

「ロボットやAI、IT化により仕事がなくなる」という後ろ向きな視点ではなく、「ロボットやAI、IT化により労働力不足を補う」と、前向きな発想をしてみてはいかがでしょうか。

 

 

次回は生産性向上のために既に実験的に行われている
事例についてお伝えできればと思います。

 

採用ロボット( RPA)革命