メディアを騒がせた就活ルール廃止の背景~2021年度卒採用はどうなる!?~

 

いつもキャリブロをご覧いただき、ありがとうございます。

 

 

本日のテーマは、
『就活ルール廃止』についてお送りしたいと思います!

 

今年、経団連から発表があり大いにメディアを騒がせたことは記憶に新しいですね!

就活ルールを廃止することでのメリットやデメリット。

一体、どんな影響が考えられるのでしょうか。

一緒に見ていきましょう。

 

 

1.  そもそも、就活ルールとは?

 

そう思った方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。

廃止されることが決定したばかりですが、

まずは「就活ルール」というものを再確認し、それがなくなることでどんな影響が出るのかを予測していきたいと思います!

 

【就活ルールというのは】

『経団連に加盟している企業に提示されている採用活動に関わるルール』のことを言います。

 

つまり、企業側はこのスケジュールで動きましょう!というもの。

 

そのスケジュールとは、

3月から説明会 → 6月から選考開始 → 10月から内定出し

 

といった流れが共同ルールとして定められており、

2019卒も2020卒も上記スケジュールが推奨されてきました。

 

【就活ルールの目的とは?】

最大の目的はやはり、「学生が学業の時間を確保すること」にありました。

 

しかし、そのルールが廃止となり学年や季節など関係なくいわば

“年中就活”もしくは“通年採用”となることが決まった今、

学生や企業には具体的にどんな影響が出てしまうのでしょうか。

 

 

 

2.  メディアを騒がせたニュースの内容

 

みなさんはもうご存知かと思いますが、
就活ルール廃止ニュースの概要をご紹介させていただきます!

 

まず最初は、2018年3月に遡ります。

簡単に時系列で見ていきましょう!

 

【2018年3月】

『経団連より発表・2021卒は就活日程前倒し検討!?』

というニュースが飛び交い、注目を集めました。

 

【2018年9月】

『経団連会長より発表・2021卒の就活ルール廃止を検討か!?』

 

「経団連が採用日程を采配することに違和感がある」
と述べた上で今後学生の意見を聞くとの考えを示されました。

この当時はあくまでも意向を表明したに過ぎませんでしたが、

前倒しから廃止へと変わったことで、更に緊張感が高まりました。

 

そして、【2018年10月】

『経団連・2021卒より就活ルール廃止を決定』

 

ついに廃止決定が発表されました。

大学側・企業側ともに様々な意見や声が飛び交ったことで、

メディアを大いに騒がせることになったのです。

 

 

これは見ての通り、採用選考に関する指針を無くすということになり、
スケジュールはすべて完全自由になるということです。

 

この方針の背景にあるのは、
経団連に属していない企業が関係していると一部では言われています。

もともとルールや指針に縛られていないため、

解禁前に非公式に学生と接触してしまうなど、

『指針を守れば損をする』と考えられてしまったことも原因の一つではないかと分析されているのです。

 

 

また、東京オリンピックの影響も大きいです!

 

 

2021年度卒採用の学生は、
現状のスケジュールで進んでしまうと
就職活動・採用活動が盛んになるのは2020年となります。

 

 

オリンピック期間はもちろん
その前後の時期も交通機関や宿泊施設が混雑することが予想されます。

それだけではなく、
説明会などに使う展示会場や、会議室も込み合うことも予想されるため、

就職活動・採用活動がスムーズに実施できないのでは!?という背景もあります。

 

 

 

3.『就活ルール廃止』が実行された時の学生のメリット・デメリット

 

では実際に就活ルール廃止になった際
学生側のメリット・デメリットは何なのかをご紹介させていただきます!

 

 

【メリット2点】

 

■『チャンスが増える』

ルールが廃止されることで、
企業は中途採用のような通年採用に切り替えることが予想されます。

 

既に一部の企業では実施されているのですが、
通年採用に切り替わることで、
各社の採用活動のピークがずれる可能性が生まれるため、
学生にとっては選考に参加できる企業数が増えることとなります。

 

 

■『海外留学をする学生への門戸の拡大』

大学生で長期留学をする学生の人数は、毎年一定数います。
その学生たちにとって、話題の1つに挙げられるのが、
帰国後の就活ではないでしょうか。

 

学生個人のスケジュールや、大学のカリキュラムによって、
留学をする時期はバラバラですが、ほとんどの学生は
帰国後に遅れを取りながら就活を始めております。
留学生向けの就活イベントなどに参加をするなどをし、
短期集中で就活を実施している学生がほとんどなのです。

 

帰国後には採用活動を終了している企業も多数存在するため
留学により就職活動が制限されていましたが、
就活ルール廃止により選択肢の幅を広げられると言えるでしょう。

 

 

 

【デメリット2点】

 

■『就職活動の超早期化』
経団連の就活ルール廃止は、企業の採用の自由化を促進させる目的も含まれておりますが、

これによって、

今までは早くても3年生で内定を出していたスケジュールが変化する可能性が大きいため、

場合によっては、1年生の間に内定を出す!?企業が現れる可能性があります。

 

早期内定であってもメリットは存在しますが、
早すぎる内定は将来の選択肢を狭めてしまう可能性がないとは言い切れず、
デメリットになる可能性も考えられます・・・

 

 

■『学業への影響』

現状のスケジュールでさえも、
大学4年生の多くが面接を受けるために授業に出ないという光景が多く見受けられのに・・・
大学によってはこの行為を黙認している場合もあります。

 

もし、通年採用が実施されるようであれば、
このような行為が通年で行われてしまうこととなり、
大学側としても黙認を続けるわけにはいかなくなりますね。
明確な対処法を考える必要があります。

 

 

4.  どうなる?2021年度卒採用!

 

さて、ここが一番気になるところです。

 

今回、2021年度卒採用の就活ルールが見直された理由としては
上記でお話した背景があり、

『就活ルール廃止』というワードが決定前から独り歩きをしてしまいました。

 

では、実際に廃止するこということは、どのようなことが起こるのでしょうか。

 

ポイントとなるべきところは、
『経団連ルールそのものは廃止』ということです。

つまり、政府・大学主導で新ルールを策定するということになります。

 

経団連のみがルールを守り、大手企業だけが縛れるのはおかしい。

という経団連の意向はしっかり反映されていることになりますね。

 

ということは!?
今まで通り6月に選考を解禁していた大手企業も
インターンを通じて幹部候補の獲得競争に堂々と参加することとなります!

 

このことにより、2021年度卒採用は一部の優秀層学生は
1・2年生の長期休暇からインターンを開始し、就職活動を実施するものの・・・

ほとんどの学生は通常通り、大学4年生に就職活動を開始するのではないか?と言われています。

 

とはいえ、東京オリンピックと並行しての就職活動はまだまだ読めない部分が多数あるため、

全体的な早期化が始まるよりも、

『就職活動の二極化』が可能性として一番高くなる!と予測するのが今は確実かもしれませんね。

 

 

新しい情報が入りましたら再度、みなさまにお届けいたしますので、

今後の動向から目を離さず、また一緒に考えていきましょう!!

それではまた次回お会いしましょう。

 

 

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