[3年以内の退職]損失額は約1,500万円!?「早期退職」を減らす4つの方法

いきなりですが、採用担当者の方に質問です!

・会社での新人研修時
・年末の納会のとき

「昨年、採用した〇〇君が早々に退職している…」
「手間ひまかけて、やっとの思いで採用できた○○さんがいなくなっている…」

こんなことを感じたこと、ありませんか?

毎年、多くの企業様が「内定承諾者の獲得」問題について悩まされてきましたが、今年度は、コロナウイルスの影響から、例年よりも内定承諾を獲得するのに難しいのではないかと予想されています。そんな中、せっかく入社をしてくれたからには、ぜひとも、長く働き続けてほしいですよね・・・?

今回は、入社後の離職をできるだけ回避させるために、「早期退職を減らす方法と新卒社員の特徴」についてお伝えします!

離職率に関するデータはこちらの記事をご参考ください!

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早期退職する新入社員の本当の退職理由とは? 対策のため知るべき『本音』

「退職」を考え始めてしまうきっかけ TOP3

まずは、どういう状況下において「辞めたい…」と思い始めてしまうのでしょうか?その理由から探っていきたいと思います。

こちらは、エン・ジャパン株式会社が日本最大級の総合転職支援サービス『エン転職』のユーザー約1万人に「退職のきっかけ」について行ったアンケート結果です。

退職を考え始めたきっかけ

<データ引用:エン・ジャパン>

[第3位]会社の将来性に不安がある

第3位として挙げられたのは、入社後、会社の将来性に不安を感じてしまうということ。
なぜ不安に感じてしまうのか、挙げられた理由としては…

就職活動を行っている学生の中では、情報収集能力がまだまだ欠けている状態が多いにもかかわらず、「会社のことは十分に理解できている!!」と思い込んだまま入社し、実際に働いていくうちに、ギャップに気が付き、退職に・・・。というケースや、更に入社後、会社の中身がより一層に理解でき、将来性に不安や不満を持ち退職に繋がるケースも多いようです。

[第2位]給与に不満がある

第2位に挙げられた退職の理由は、「給与に不満がある」でした。

この理由が挙げられた最大の理由は、前提として、先に挙げた退職の理由があり、最終的に、自分自身の現状で「こんなに頑張っているのにこれだけしか貰えないのか…」と現状に比べての対価に不満を持ち退職に繋がるケースが多いようです。

[第1位]やりがい・達成感を感じない

そして、第1位に挙げられたのは「仕事に対するやりがい・達成感」に関する理由でした。

いくら一生懸命に仕事を頑張っても上司から認めてもらえない…、目標を達成しても周囲から賞賛されない・評価に繋がらない…。そんな状況下においては、「他にもっと自分を評価してくれる会社があるのでは?」と考え始めたくもなって当然なのではないでしょうか。

退職により生じるデメリット

次に若手社員が早期退職をすることにより、生じるデメリットについて簡単に項目とその内容について触れていきたいと思います。

金銭的なデメリット

企業に対して大きな損失の1つとなるのが、金銭的な問題です。

例えば、1年以内に退職した新卒社員がいた場合、給料やボーナスの額も含めると、平均500万ほどの損失が生まれると言われています。

給与以外にも、採用コストや入社後の研修、企業が負担する保険料など、見えない内容でも大きな金額が動いているのも大きな損失の1つです。

▼こちらの記事で「採用コスト・採用単価」について詳しくご紹介しております!

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会社のイメージダウンに繋がる可能性

もし仮に、ネガティブな理由によって退職した人がいたとします。その人が掲示板やSNSなど、インターネット上において社にとってマイナスになるような内容の書き込みをすれば、世間から見る会社のイメージは悪くなってしまうかもしれません。

先にも紹介しましたが、「会社の将来性に不安がある」状態の社員が、そのようなネガティブな書き込み・情報を目にしてしまったらどうでしょう…。

離職を回避できる余地がなくなってしまいますよね。また、新卒・中途採用ともに、大半の人が就・転職活動を開始する前に、事前準備としてインターネットを通して企業の評判を調べています。

このことから、1人の退職者によって、「既存社員がさらに辞める → 新規で求人が確保できなくなる → マンパワーが足りない → 激務になる → 給料に見合った仕事量ではない → また退職者が生まれてしまう」…

といった、最悪の負のスパイラルに陥ってしまう可能性もあり得るわけです。

離職率が高いと「ブラック企業」のレッテル

また、上記のような負のスパイラルに陥ってしまえば、離職率はさらに高まります。株式会社ディスコが「ブラック企業」だと思う条件を企業と学生にアンケートを取っていましたので、下記のグラフをご覧ください。

ブラック企業たと思う条件

<データ引用:キャリタスリサーチ>

ここで着目してほしいのが、学生と企業の間に生じている感覚のギャップです。

企業が「離職率が高いことがブラック企業だと思う」と回答した割合が47.3%なのに対し、学生は57.3%と、企業の回答よりも10%も高いということ。

学生は3割、企業は5割認識

こちらは、同調査の中で、「3年以内の離職率が何割だったらブラック企業になると思うか」というアンケート結果です。

ブラック企業になると思う離職率の目安

こちらも、学生は「3割を超えたらブラック」と思っているのに対し、企業側は「5割を超えたら・・・」という結果になっています。

企業側が思っているよりも学生の方が離職率に対してシビアに捉えていることが伺えます。

 

いずれも企業にとってもイメージダウンに繋がるので避けたい点になってきます。

早期退職を減らす4つの方法

ではそんな退職による多くのデメリット・・・できれば避けていきたいですよね?

企業側もその手段を知っていれば、早期退職の減少にも繋がるかと思いますので、その内容に迫っていきたいと思います。

【1】社内のコミュニケーションを活発にする

人間関係や職場の雰囲気、先輩や上司に相談できずに退職する人が多いため、意見を言いやすい職場の雰囲気をつくることが大切です。

何をいっても聞き入れられない雰囲気や、相談しにくい雰囲気だと、新入社員から何も相談を受けないままある日突然の「退職」となってしまいます。

先輩や上司が話しやすい雰囲気をつくったり、常に新入社員を気にかけたりするなどの配慮が必要です。
新入社員にも同じチームの一員であることを認識させるためにも、社内におけるコミュニケーションが活発におこなえる環境づくりをしましょう。

上司や同僚とのコミュニケーションを活発にすることを一人一人が意識することで、働きやすく居やすい環境を作りとなり、コミュニケーションが苦手な若手社員の心の定着を目指します。

(例)・ありがとうを伝える。
・相手の話を否定しない。
・ポジティブな言い回しで安心感や余裕をもたせる。
「あの件どうなった?」→ 「あの件、どれぐらい進んでる?」
「不明点はないか?」→ 「何かあればサポートするよ!」

【2】採用段階でのミスマッチをなくす

こちらは人事担当者の大切な役目の1つです。

会社にとっても新卒社員にとっても入ってからのエラーが起きるのは、事前に入る前の段階で伝わり切ってない、理解してきっていない原因が挙げられます。

入社前の段階において、細かいこと1つでも聞いてあげる、事前の悩みを解決してあげるといった、その工夫が大切になってきます。

「給与が少ない」、「労働時間が長い」といったことが原因で早期離職する人も多いのですが、これらの原因は、説明会や選考の段階で、就業条件についてしっかりと説明を行うことで防止することができます。

自社の説明会では、きちんと伝えられていますか?ぜひ説明会の内容を見直してみてください!

 

▼採用段階でのミスマッチをなくすためには「リクルーター」の活用が最適?!

 

【3】やりがいを見出させる

最初は新人研修など、学ぶことがほとんどで、何のために働いているかわからない新入社員が多くいます。そうなると、新入社員は何を目標に頑張ればいいのかがわからず、モチベーションが下がってしまいます。

2019年の新入社員は「呼びかけ次第のAIスピーカータイプ」

2019年3月、産労総合研究所は、平成31年度(2019)の新入社員を「※呼びかけ次第のAIスピーカータイプ」と発表しました。

注目のAIスピーカー(引き続きの売り手市場)。多機能だが、機能を十分に発揮させるためには細かい設定(丁寧な育成)や別の補助装置(環境整備)が必要。最初の呼びかけが気恥ずかしいが(オーケー!とか)、それなしには何も始まらない。多くの新入社員はAIにはできない仕事にチャレンジした いと考えていることをお忘れなく。

人事の「細かい設定」=目標設定や、「補助装置」=横のつながりを準備し、新入社員のスイッチを入れてあげる必要があります。

2020年の新入社員のタイプは「結果が出せる?! 厚底シューズタイプ」

衝撃を吸収し身体に優しいということで以前から話題になっていた厚底シューズ。今や、最新テクノロジーを組み込み、ノウハウの蓄積によって、駅伝やマラソン等の記録を更新し、世界的に期待・注目を集めている。これは、ITの進展と共に育ち、先輩たちのノウハウをうまく活かして就活を乗り切った今年の新入社員の姿と重なる。良い結果を生み出すには、走法を変更する等(コミュニケーション・指導や働き方の変更等)準備や調整が必要。

産労総合研究所が示す、2020年卒社員の今後の育成のポイントとして、以下のような見解を述べています。
就職先については、自分を成長させてくれる場、居心地の良い場であることを重視する様子が散見される。入社後の希望する教育や指導のあり方をみても、丁寧な1対1の個別指導を求める声が多くみられた。まじめさも指摘されており、彼ら1人ひとりの価値観やキャリアプランを考慮した育成・指導・活用が、力を発揮することにつながるだろう。
1年目の社員と2年目の社員、それぞれにその年ごとのタイプがあるので、一様に「若手社員」としてくくってしまうのではなく、しっかり1人1人に寄り添って、目標・やりがいを見出してあげられるのがベストですね。

【4】会社施設の有効利用

職場での人間関係がうまくいくと、仕事も上手くいく相関関係が認められております。会社施設を使ってスポーツをするなど仕事以外での交流が、職場環境の魅力づけとなり、仕事のモチベーションを向上させることは大きな要因となります。

逆に、「やってはいけないこと」については、こちらの記事をご覧ください!早期離職に悩む方へのヒントとなれば、幸いでございます。

 

まとめ

3人に1人は入社してから3年以内に離職しているデータが出ています。早期離職は企業にとってデメリットが多いです!

  • 「もっと詳しい内容を聞きたい!」
  • 「選考段階からのフォローが知りたい!」

という人事・採用ご担当者様は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ!

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どんな内定フォローをしたら内定辞退を防げるのか。内定フォローをおろそかにすればするほど、内定辞退は増えていきます。せっかく出会えた魅力的な人材は途中で逃がすことなく入社まで確保したいもの。
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何度もお伝えしておりますが、最も重要なのは新入社員との「コミュニケーション」です。

相談されるのを待つばかりではなく自らコミュニケーションをとり、上司はなるべく新入社員に寄り添い、新入社員ものびのびとリラックスして働ける職場の雰囲気をつくりましょう。

 

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