21卒の準備がいよいよ本格化してきていることと思いますが、ちょっと先取りして22卒インターンシップに向けた話をしようと思います!
そう、今回は!
2019卒~2022卒の「最新おもしろ1Dayインターン実施事例」について、業界別に「9種類の実施事例」をご紹介させていただきます。
そもそも「1Day インターン」とは!?
1dayインターンとは?と思う方も日に日に少なくなってきたのではないでしょうか。
その名の通りの『1日職業体験』です。
各企業の事業内容や仕事内容が理解できるだけでなく、
- 現社員の方とふれあいやコミュニケーションがとれる
- 自分が働くイメージがつきやすくなる
- アルバイトや大学の課題で忙しいから1日完結型はありがたい!
などの声から、実際にインターン参加企業への本選考エントリーへも繋がっています。
ちなみにマイナビの2021卒学生の意識調査では、インターンシップ先企業を選択する際に、「就職活動を意識している」と回答した学生は95.6%で、20卒学生の意識調査と比べても3.2ptも増加していました。
21年卒の学生はインターンシップを「志望先を明確にする」ためだけでなく「視野を広げる」ためにも活用しようとしているようだ。 <マイナビ新卒採用サポネット>
しかし!贅沢なことに・・・
期間だけではなく、内容もおもしろいものが人気!とのことで、気になった1Dayインターン実施事例をご紹介していきます。
それぞれ、どんな“おもしろ1Day インターン実施事例”があるのでしょうか!
某ホテル・専門コンサルティング業界
【就業体験内容】
- コミュニケーションの理論学習とマインドセット
- お客様の来館を自分でつくる。
- メディア対応の実務。
- 地域再生のプロジェクトを体験。
- ウエディングプランナーやサービス体験
【感想】
色んな角度でのコミュニケーションを学べるため、「全てを習得したらなんかすごそう!」と思ってしまいます。
インターンシップはコンテンツが重要というだけあって、人を惹きつける内容でないとページも開いてもらえないですよね!
某商社業界
【就業体験内容】
- 模擬面接+面接官体験
面接官体験を通して人事目線を体感。
模擬面接を体感することで、面接官はどこを見ているのか? などを理解できるプログラム。
【感想】
「人事を体験できるなんてすごい!」そう思ってしまうコンテンツです。
人事の目線を知ることができれば、就活で役立ちそうですし、有利に選考を進むことができそうですよね。
単に就業体験をするだけでなく、これから就活を控えている学生の立場に立ち、有益な情報を与えてあげることも大切だと思いました。
某カメラ・専門サービス業界
【就業体験内容】
- 『好き』を考える企業研究が可能。
- 証明写真の撮影ポイントもアドバイス。
- 社員との少人数での交流会もあり。
【感想】
「社会人の視点ってどんな感じかな?」と、学生の不安を、実際に社員との座談会で解消するというコンテンツも学生は参加したくなりますよね。
学生から社会人になろうとしている学生は「社会人としてやっていけるのかな。。」等、不安が尽きないものです。
普段社会人とあまり関わりのない学生に「社会人としての心構え」を伝え、少しでも不安を解消してあげるようなプログラムは業界の枠を超えてとても人気なプログラムです!
某外食・レストラン業界
【就業体験内容】
- 広報担当としてお子様向けに定期的に開催しているチャイルドキッチンを体感。
- 餃子やラーメン、パン&お菓子をレクチャー。
- さらに現場社員よりフィードバックあり。
【感想】
まずは何と言っても、子供が大好き!という学生にはすごく興味をひきそうな内容だと思いました。
自分のためだけではなく、子供たちに教えることで自然と責任感が生まれ、自分の成長のためだけではなく、子供たちのいい思い出にしたい!
そんな思いが結果的に学生自身の成長と自信につながれば、とても楽しくて微笑ましいインターンシップになるでしょう。
前半まとめ◆惹きつけるコンテンツ作りを!
前半を簡単にまとめると、
- 惹きつけるコンテンツ
- 学生への有益な情報
- 社会人としての心構え
といったことがポイントなようです!
是非、少しでも取り入れられてはどうでしょうか。
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某不動産業界
【就業体験内容】
- 相手に好印象を与えるコミュニケーション術をロールプレイングで伝授。
- もちろん社員からのフィードバックや座談会もあり!
【感想】
非常にシンプルなプログラムだと思います。
今どき学生の特徴として今や上位に挙げられるようになった「デジタルネイティブ」。
これからの時代、デジタルに強いのはとても素晴らしいことですが・・・
一方で、”コミュニケーション不足”というのも見逃せないものになっています。
コミュニケーション能力が上がって損することはまず無いですし、しかもそれが、『200%もUP↑↑』という大胆な結果を期待できるというので驚きです。
是非私も、自分のコミュニケーション能力が一体どんな評価をされるのか!?とても興味をそそるプログラムだと思いました。
某レジャーサービス業界
【就業体験内容】
・宿泊プラン制作ゲームを体験。
・業界説明(業界全体とその未来など)
・質疑応答あり。
【感想】
これは旅行もゲーム好き!という学生には人気がありそうなプログラムだと思いました。
ゼロから全部考えるのではなく、いくつかの選択肢の中から主要だけをディスカッションしてゲームをしていくというプログラムだそうです。
完成すれば、「世界にひとつだけの宿泊プラン」とだけあって、自分たちが何に魅力を感じ、
それをどう上手く伝えるのか。
これは社会人においてとても必要な自社の魅力をお客様に伝えるというスキルを磨くきっかけにもなると思います。
某人材業界
【就業体験内容】
- チームビルディング
- 社会課題解決ビジネスシミュレーション
- 各社事業紹介
- オフィス見学
- やりがいや仕事内容をリアルに知れる社員座談会
【感想】
特に注目なコンテンツは、『社会課題解決ビジネスシミュレーション』です。
創業30年近い歴史・ノウハウのある会社だからこそのコンテンツを打ち出しております。
このように他社と比較した際の自社の強みを前面に出したコンテンツは、他社との差別化に最も効果的だと思います!
某スーパーマーケット業界
【就業体験内容】
- キャリア分析ワーク
- ビジネスマナー研修
【感想】
やはり、早期のインターンシップのコンテンツにおいてはその後の就職活動に活かすことができるコンテンツは有効的です。
理由としては、業界を絞り切れていない・何となくインターンシップを探してみているなどまだ目的が定まっていない学生にとっては参加のハードルはとても下がるので今まで集客できていなかった層を獲得することができる可能性があります。
しかし、コンテンツが薄く満足度が下がってしまうとその後に繋がりにくいというリスクも大きいので、いかに内容を濃くできるかがポイントになってきますね!
某住宅業界
【就業体験内容】
- 「スピード対応」=1問1答速押しバトル
- 「お客様視点」=理想のマイホーム企画バトル
- 「提案力」=あなたはどっち?ディベートバトル
【感想】
バトル形式で勝つとその後の懇親会のBBQで豪華なお肉がもらえるという構成です。
このような参加後の特典が明確ですと、参加する前から学生のモチベーションを高めることができ、結果参加者の満足度を上げることができると思います。
そうすることで、インターンシップ参加から本選考参加への歩留まりもおのずと上がると思います。
後半まとめ◇自社の強みを創出しましょう!
以上、2019卒~2022卒の「最新おもしろ1Dayインターン実施事例」をお届けました。
最新2022卒では、各社一括採用廃止の流れから、さらに早期の段階での母集団形成に力を入れております。
そのため、ただ開催するだけという企業は減ってきたように感じています。
インターンシップのコンテンツを凝るのはもちろんのこと、「インターンシップ参加後のフロー構築」も整ってきており、
一括採用でなくなった時の採用力強化に移行しているような対策がとられているようですね。
今後、重要なことは
■自社の強み(魅力)を認識する、創出する
■学生とのコミュニケーションフローの明確化
上記2点かと思います。
その傾向が既にインターンシップのコンテンツにも表れておりますので皆様も早めに取り掛かっていただかないと置いていかれます!
「やばい」と思われた方はキャリアマートへ是非ご相談くださいませ!
見られています~インターンシップ実施前に「現場社員に」伝えておきたい3つのこと
以上、本日はポマード沢崎がお送りしました。
次回もお楽しみに!!