Wantedlyを活用して効率的に採用活動を進めたい企業には、「Wantedly運用代行」の利用がおすすめです。
Wantedlyはカスタマイズ性が高く、自由度のあるプラットフォームですが、ノウハウがなければ、採用に至るまでに多くの時間を費やしてしまうリスクがあります。採用活動を効果的に進めるためには、Wantedly運用代行の導入を検討してみる価値があります。
この記事では、Wantedly運用代行の具体的な業務内容やメリット・デメリット、そしておすすめの運用代行サービスをご紹介します。これを読めば、Wantedlyの運用がスムーズになり、効果的な採用活動が実現できるでしょう。
Wantedly運用代行とは？
Wantedlyとは、37,000社の企業が登録し350万人以上のユーザーがいるビジネスSNSのことです。運用の自由度が高く、事業内容やビジョンなどを魅力的に伝えられるという特徴があります。
一方で、Wantedlyで採用活動を効率よく進めるためには、ノウハウとこまめな運用が必要となってきます。
Wantedly運用について最新のノウハウを持っているWantedly運用代行会社は、採用活動を効率よく進める良きパートナーになってくれることでしょう。
Wantedly運用代行に依頼可能な業務の内容
Wantedly運用代行に依頼できる業務内容をご紹介します。
募集作成業務
Wantedlyの募集記事には給与や待遇を記載できないので、業務内容や会社のビジョンといった会社の魅力をどう伝えるかが重要となってきます。
運用代行会社に任せることで、企業の魅力や求める人物像が伝わりやすい記事が作成でき、他の企業との差別化ができるでしょう。
ストーリー投稿業務
ブログ機能があるWantedlyのストーリーでは、自社の紹介や社員のインタビューなど会社の強みが伝わるように内容を考える必要があります。
どのような内容を投稿するか企画し、撮影・執筆から掲載に至るまでに手間と時間がかかるので、社員の負担になりかねません。
Wantedly運用代行に依頼することで工数削減になり、魅力的な投稿でブランディング強化も図れるようになります。
ダイレクトスカウト運用業務
Wantedlyでは欲しい人材を企業がスカウトする「ダイレクトスカウト」が可能です。Wantedlyには他の媒体と比較してもスカウト返信率が高いという特徴があります。
欲しい人材を最短でスカウトするためには、Wantedlyでのスカウトを使いこなすためのノウハウが必要になってきます。
転職市場において、求人サイト・人材紹介を利用しても「適した人材がいない」、「選考途中で辞退されてしまう」など、何かしら問題を抱えている人事の方が大多数でしょう。 そこでおすすめしたいのが、自社にマッチした人材を直接スカウトできるサービ[…]
応募者対応業務
応募者とリアルタイムでコンタクト可能なWantedlyでは、迅速な対応が求められる場面もあります。
面接などの日時調整や応募者情報の管理を依頼することで、工数削減につながるでしょう。
採用戦略の立案業務
自社の事業計画に基づいた採用戦略の立案や企業ページの作成をWantedly運用代行に依頼できます。
さらに、採用活動を効率よくするためのコンサルティングやブランディングについてもサポートしてくれる場合があるので、必要に合わせて依頼をするのがおすすめです。
Wantedly運用代行の料金体系と費用相場
Wantedly運用代行にかかる費用について見てみましょう。
Wantedly運用代行の料金体系
Wantedly運用代行の料金体系は大きく分けて2種類あります。
月額制
Wantedly運用代行は月額制が一般的で、成果に関わらず一定のサポートが受けられます。
業務内容によってプランが分かれていることがあるので、どんな業務を依頼したいかに合わせて価格が変動します。
年額制を採用しているWantedly運用代行サービスもあるので、契約期間を考慮して選ぶのが良いでしょう。また、月額・年額の料金の他に初期費用がかかることもあります。
成果報酬制
Wantedlyを通じて面接や採用に至った人数によって金額が変動するシステムのことです。
完全成果報酬制の場合と、月額料金や年額料金にプラスされるパターンがあります。
Wantedly運用代行の費用相場
月額制の場合は、1ヵ月あたり5～35万円が相場となっています。
成果報酬制の場合は、一例としては面談を一件獲得すると5万円、採用を一人獲得すると25万円ほど。金額設定は代行会社によってさまざまです。
また、上記のランニングコストとは別で、初期費用が0～30万円程度必要になってきます。
Wantedly運用代行の導入メリット
Wantedly運用代行を導入すると下記のメリットがあります。
- 代行会社のノウハウを活用できる
- 効率よく採用活用できる
- 採用担当者がコア業務に専念できる
このように、採用活動における社員の負担を軽減できます。
他の業務に集中できるようになるので、採用担当者が人事以外の他の業務も担当している場合はメリットが大きいといえるでしょう。
企業の将来的な成長に欠かせないのが、優れた人材の確保であり、その責任を担うのが、採用担当です。「人材不足」と言われる世の中で、理想とする人材を採用するのは容易なことではありません。 採用担当をされる方の中には、日々の業務に忙殺されなが[…]
Wantedly運用代行のデメリット
反対に、Wantedly運用代行を使う時のデメリットもご紹介します。
- ノウハウが社内に蓄積されない
- コストがかかる
- スピードと柔軟性に制約がある場合がある
- 自社の企業文化理解が不十分な場合がある
継続してWantedlyで採用活動をしていく場合は、コストが膨らむ一方でノウハウが蓄積されないという懸念があります。
依頼期間と運用方針のバランスを考えて依頼するのがよいでしょう。
また、自社の企業文化の理解度が低いと、適切でない採用アプローチや採用後のミスマッチが起こる可能性もあるため注意が必要です。
Wantedly運用代行サービス会社比較20社
ここからはWantedly運用代行サービスを提供している会社をご紹介します。
株式会社キャリアマート
| 公式パートナーの有無 | 無し |
| 特徴 | ・ターゲットに合わせた採用広告を提案 ・「時間を生み出す」を掲げており、マンパワー不足を感じている採用担当の方におすすめ ・採用戦略の提案からインターンシップ、説明会のコンテンツ開発などの採用活動に関するサポートが充実 |
| 料金 | 初期費用 10万円～ 月額運用費 6万円～※応募数・対応内容により変動。詳しくはお問い合わせください。 |
株式会社OTOGI
| 公式パートナーの有無 | 有り |
| 特徴 | ・運用力とコンテンツ制作力が強く、年間20本前後のストーリーを作成 ・支援したベンチャー企業やスタートアップ企業では、平均で年間4名の採用に成功した実績がある ・たくさんの人に向けるのではなく、ペルソナに刺さる運用をする |
| 料金 | 直接お問い合わせください |
株式会社ルーチェ
| 公式パートナーの有無 | 有り |
| 特徴 | ・「トモニ採用」という自社サービスブランドで採用支援を行う会社 ・Wantedly運用代行では、特にエンジニアの採用実績が多い ・状況に応じて柔軟に対応し、ニーズに応えてくれる |
| 料金 | 【BASICプラン】月額10万円～ |
ソーシャルリクルーティング株式会社
| 公式パートナーの有無 | 有り |
| 特徴 | ・中小ベンチャー企業に特化し、新卒・第二新卒の採用を支援 ・1ヵ月のみ契約することも可能なので試しやすい ・Wantedly運用代行の質が高い企業に贈られる「Partner AWARDS 2020」を獲得 |
| 料金 | 【LightPlan】初期費用10万円＋月額5万円～ |
株式会社favy
| 公式パートナーの有無 | 有り |
| 特徴 | ・自社社員9割以上をWantedly経由で採用していることもあり、ノウハウが豊富 ・「好きを仕事にする人」を応援するサービスを展開 ・モバイルオーダーシステムの提供や店舗運営代行、コンサルティングまで幅広く対応 |
| 料金 | 直接お問い合わせください |
株式会社いいね
| 公式パートナーの有無 | 有り |
| 特徴 | ・拠点のある静岡県内だけでなく全国対応が可能 ・ネットメディアから新聞折り込みまでの幅広い求人ツールを駆使する ・それぞれのクライアントに合わせた媒体、写真、原稿、デザインを提供 |
| 料金 | 直接お問い合わせください |
株式会社ポテンシャライト
| 公式パートナーの有無 | 有り |
| 特徴 | ・ベンチャー企業を中心に採用活動をサポート ・採用ノウハウを提供し、求人広告の設計や運用を支援 ・エージェント開発や運用支援も行う |
| 料金 | 直接お問い合わせください |
株式会社HERP
| 公式パートナーの有無 | 無し |
| 特徴 | ・「採用を変え、日本を強く。」を掲げ、採用業務全般をサポート ・独自の採用管理システムは、ベンチャー企業から大手企業まで1,500社以上に導入されている ・エンジニアやデザイナーの人材採用に強い |
| 料金 | 直接お問い合わせください |
株式会社ハチロク
| 公式パートナーの有無 | 無し |
| 特徴 | ・採用コンサルティング事業や求人広告代理事業なども行う会社 ・募集、ストーリーなどのコンテンツ作成に加えて、ダイレクトスカウト運用も可能 ・人材採用における運用面をバックアップし、質の高い採用活動をサポート |
| 料金 | 直接お問い合わせください |
株式会社GIG
| 公式パートナーの有無 | 無し |
| 特徴 | ・自社のWantedlyページで月間1,000名以上のエントリーを獲得した実績がある ・プロのカメラマン監修で、目を引くメインビジュアルの制作が可能 ・働く人のリアルな声を届けることに力を入れている |
| 料金 | 直接お問い合わせください |
マルゴト株式会社
| 公式パートナーの有無 | 有り |
| 特徴 | ・1ヵ月単位で採用業務を代行する「まるごと人事」を運営 ・ベンチャー企業や成長企業を中心に220社以上のサポート実績がある ・募集やストーリーのコンテンツ作成はもちろん、採用戦略のコンサルティングも行う |
| 料金 | 直接お問い合わせください |
株式会社bサーチ
| 公式パートナーの有無 | 有り |
| 特徴 | ・求人広告代理店として豊富な実績がある ・求人広告だけでなく、業績向上まで見据えた提案でサポートする ・Webマーケティングを利用した採用プロセスによってミスマッチを防ぐ |
| 料金 | 直接お問い合わせください |
インビジョン株式会社
| 公式パートナーの有無 | 有り |
| 特徴 | ・求人広告、Web広告、SNS運用など幅広い分野で採用をサポート ・採用から組織運営まで明確なステップを掲げている ・長期目線で自社コンテンツを育てるため、デジタルからアナログまでの多様なコンテンツを使う |
| 料金 | 直接お問い合わせください |
ヴァンテージポイント株式会社
| 公式パートナーの有無 | 有り |
| 特徴 | ・採用計画や予算に合わせ、最適な採用ソリューションを提供 ・プロフェッショナルが採用に至るまでのブランディングをサポート ・選考プロセスの改善や採用実務代行など、幅広い業務を担当 |
| 料金 | 直接お問い合わせください |
株式会社RXプロ
| 公式パートナーの有無 | 有り |
| 特徴 | ・自社のWantedlyは、運用開始から4ヵ月で注目度ランキング1位を獲得し、半年間で25名以上を採用 ・土日にも代行サービスを行っており、求職者への素早いレスポンスが可能 ・中長期的な採用をバックアップ |
| 料金 | 直接お問い合わせください |
LOGZGROUP株式会社
| 公式パートナーの有無 | 有り |
| 特徴 | ・Wantedly運用代行サービス「イチミ」を運営 ・初期費用0円・月額料金のみで、サービスを導入するハードルが低い ・採用戦略から日々の運用まですべてを代行してくれる |
| 料金 | 直接お問い合わせください |
株式会社プロリク
| 公式パートナーの有無 | 有り |
| 特徴 | ・エンジニア採用に特化している ・スタートアップ企業から大手企業まで、幅広いクライアントのサポート実績がある ・データを元にしたノウハウをクライアントと共有して採用に導く |
| 料金 | 直接お問い合わせください |
株式会社キャスター
| 公式パートナーの有無 | 無し |
| 特徴 | ・お問い合わせからサービス開始までがすべてオンラインで完結 ・「CASTER BIZ recruiting」というサービスで500社以上の採用支援実績あり ・常に安定的に稼働しているので、人事担当を採用するよりもリスクが少ない |
| 料金 | 直接お問い合わせください |
株式会社uloqo
| 公式パートナーの有無 | 無し |
| 特徴 | ・社員5名ほどのスタートアップ企業から大企業までの採用代行を行う ・スカウト配信に強い ・エンジニアやデータサイエンティストなどの専門スキルを持つ人材採用の実績がある |
| 料金 | 直接お問い合わせください |
Wantedly公式の運用支援サービス付きプラン
| 特徴 | ・Wantedlyの運営を公式でサポート ・半年ごとの契約が可能 ・プラン内容と料金が明記されているので、採用活動の方針に合うプランを選びやすい |
| 料金 | 月額115,000円～ |
Wantedly運用代行会社の選定ポイント・注意点
最後に、Wantedly運用代行会社を選ぶ時の注意点をお伝えします。下記3点をチェックして運用代行会社を選んでください
- 【適切なサービスが受けられるか】
Wantedly運用代行は、会社によって内容や強みが異なります。
質の高いコンテンツを継続して更新できるかを確認してください。
また、自社のニーズに合うサービスを提供しているかも重要なチェックポイントです。
Wantedly運用代行会社によっては、公式サイトで事例を掲載している場合もあるので、参考にすると良いでしょう。
- 【コミュニケーションがとりやすいかどうか】
採用のミスマッチを防ぐためにも、Wantedly運用代行会社との間でコミュニケーションのとりやすさに問題がないことが重要です。
Wantedlyで自社の魅力を最大限伝えるためには、運用代行会社の担当者には自社企業の理解を深めてもらう必要があります。
コミュニケーションに不安があると感じる運用代行会社は利用を控えるのが良いでしょう。
- 【無理なく続けられる費用かどうか】
Wantedly運用代行は一定のコストがかかるため、事前に複数社に資料請求をして金額を比較するとよいでしょう。
同じ業務内容でも、会社によって金額が大幅に異なることもあるので要チェックです。費用対効果をよく考えてサービスを選択するのがおすすめです。
まとめ
Wantedly運用代行には採用活動を効率よく進めるためのメリットがたくさんあります。しかし、決して安価なサービスではないため、運用代行会社やプランを選ぶ時は慎重に比較することが重要です。
採用活動を効率よくしたいと考えている担当者の方は、Wantedly運用代行を導入してみてはいかがでしょうか。
今回の記事でご紹介したWantedly運用代行会社の比較も参考にしてください。
新卒・中途採用を行う中で、どのような媒体・施策で採用活動を行うかが重要になります。 しかし、現在さまざまな媒体があるため、何が自社にあっているのか悩みますよね。 そこで今回は、ITやエンジニアの採用に強いWantedlyについて検討し[…]
