イマドキ学生を4タイプに分類!タイプ別攻略法を徹底解剖!

イマドキ学生を4タイプに分類!タイプ別攻略法を徹底解剖!

2020年9月16日に「【就活意欲×業界軸】学生を4タイプに分類!!タイプ別攻略法を徹底解剖!」というテーマでWebセミナーを実施し、当日参加企業様の満足度は90%超えでした!

セミナーの一部をご紹介させていただきます。

<第一部>学生のタイプ別に徹底解剖

激変の21卒採用!22卒に及ぼした変化とは

大手ナビサイトの合同企業説明会が3~6月の4か月間中止

皆様も記憶に新しいと思いますが、大手就職サイトの合同説明会は3~6月までほぼ中止となりました。マイナビ2021で開催中止になったイベントは延べ200を超え、学生・企業双方に大きな影響を与えました。

その結果、22卒でも対面での合同説明会は様々な制限を実施した上で開催を予定していますが、いつどうなるかはわかりません。

22卒では、WEBでの合同説明会の開催が多数予定されています。マイナビ就職EXPOは、2020年10月~2021年3月に開催されるリアル合説をWEB配信できるようなハイブリッド型の合同説明会として開催を予定しています。

イマドキ学生の性質とは?

現代学生はZ世代(ソーシャルネイティブ世代)と呼ばれており、生まれたときにはすでにデジタル機器やインターネットの環境が普及していたことからWebを日常風景の一部として感じ取り、利用している世代といわれております。

このような背景から、デジタル機器を介したコミュニケーションや情報収集が得意であり、オンラインの環境を好むとされています。

その他にもZ世代には特徴がいくつかありますが、その中でも特に採用活動に大きくかかわってくるとされている特徴を3つピックアップいたしました。

① インターネットの達人

企業様の情報収集が対面からWEBに変化しており、採用HPの整い具合や企業評価サイトの評価で選考の継続や内定承諾を決定するとされています。

⇒この機会に採用HPを整えてみては!

② 合理主義の考えを持つ

大手や有名企業志向からベンチャー志向へと変化しており、入社することよりも入社後成長できる環境であるか否かを重要視しております。

⇒自社のキャリアパスなど環境を伝えてあげることが採用成功へのカギ!

③ 承認欲求が非常に強い

社会的欲求から承認欲求へと高次元の欲求に昇華しており、内定を獲得するだけでは満足せず、なぜ認められたのか・本当に認められているのかを重要視しております。

⇒面接終了後にフィードバックを!

22卒採用に関しましては上記3つの違いを意識していただき、是非採用活動へ活用ください!

タイプ別動き出し、どの学生はいつ動いているのか!

 

こちらはZ世代の学生をさらに就活意欲と業界軸によって4タイプに分類し、それぞれの動き出しを表したものです。

それぞれの学生は特徴があり、アプローチ方法も変わってくるため、タイプごとに説明いたします!

タイプ タイプ名 就活意欲 業界軸 採用ポイント
A 用意周到 絞っている 早期から就活を開始しているため、採用は長期戦。
忘れられない仕組みを作ることが重要
B こつこつ これから検討 早期から就活をしているが、業界を選択に時間がかかる。
自社の強みを伝え、Aタイプ同様忘れられない仕組み作りが重要。
C やりがい 絞っている 動き出しは遅いが、こだわりがあるため短期型就活を行う。
いかに短期間に自社の魅力を訴求するかが重要。
D 省エネ これから検討 就活軸が定まっていないため、ポテンシャルが低いと思われがちだが、効率よく内定を獲得。自社の魅力訴求が承諾への鍵となる。

<第二部>採用活動スタート時期別対策 解説!

採用活動を行っていく上で、1部でご説明をさせていただいた4タイプ別の学生で“自社のターゲットを明確にする”ことが重要となってきます。

ターゲット学生を明確化

自社の「採用“したい”学生」・「採用“出来る”学生」を考え、その両方に交わる学生が自社のターゲット学生にあたります。

ターゲット学生を明確化することによって、自社の活動時期を決めていく事がポイントとなります。

1部でも、ご説明をさせていただいた通り、学生のタイプによって、動き出しの時期が変わってくるので、企業の動き出し時期によっては、出会える層が変わってきます。

ターゲット学生と出会えるチャンスを獲得するための一つの対策として、インターシップについて解説いたします。

インターンシップ

現在の「早期化」が進んだ採用活動で、特に就職活動のトレンドとされるのがIS(インターンシップ)です。

インターンシップの参加率と実施率

 

インターシップ参加率

18卒 65.2% → 21卒 85.3%

18卒からの直近4年間でも参加率が20.1Pt上昇しており、現在、就活をする上でIS参加はマストになりつつあります。

インターシップ実施率

18卒 38.1%  → 21卒 56.9%

上昇はしてはいますが、参加学生の割合と比較すると実施企業はまだまだ少なく感じます。

ISの実施をしていない理由としては

  • ・マンパワー的に開催できない…
  • ・コンテンツの準備が出来ない…
  • ・効果があるのかが分からない…などが挙げられます。

では、実際にISを実施することでどんな効果があるのかご紹介いたします。

インターシップの効果とは?

IS参加前と参加後での就職志望度の調査をしたところ「この企業に参加したい」と答えた学生の回答率が下記のように結果がでました。

【回答率】

参加前 25.2% → 参加後 44.2%

なんと参加前と参加後を比べると19.0Ptも就職意欲が高まりました。

しかし、ISを実施されている企業様で、「IS参加学生が次につながらない」と悩まれている方も沢山いらっしゃるのではないでしょうか。

“次につながらない“インターシップ

“次につながらない“IS参加学生はどこで離脱しているのか、下記の2つのタイミングが挙げられます。

① IS参加後の選考

② 選考途中 (選考に進んだ学生が最終選考に進まない)

特に、①で離脱する学生が多ければ、ISから早期に母集団を形成することが困難になります。

IS参加学生が参加企業に対してエントリーを行う割合については、その企業に対しての満足度で大幅に変わってきます。

IS参加企業に対して、「大変満足」と回答した学生のうち、83.8%の学生がエントリーを行うのに対し、「やや不満/大変不満足」と回答した学生では、40.1Ptも差が出るという結果となり、満足度によって繋がるかどうかが決まります。

では、学生の満足度をどのように上げていくのか?というポイントについて、実際の学生の声と共にご説明致します。

〈ISに参加した感想〉

満足と答えた学生

  • 業界、企業、職種に対しての理解が深まった
  • 実際の社員の方と交流でき本音を知ることが出来た
  • 働く環境(社内の人間関係・オフィスの雰囲気)を知れた

不満と答えた学生

  • 事前案内で聞いていた内容と違った
  • 業界、業種、企業もことが理解できなかった
  • 接した社員の学生へのフォローが浅かった

上記ような声が挙がっており、不満の声については、いずれも当日に提供する情報やフォローの質によって、満足度を向上させることが出来た内容となっています。

インターンシップや説明会等、採用活動はすべてエントリー(接触)した学生に入社してもらうことが目的です。一部でご紹介した学生タイプ別に、どのような情報提供をすればよいのかをご紹介します。

また、当社セミナーではよくお伝えしている“脳内シェア”を獲得することが大切になります。脳内シェアとは、学生の脳内をどれだけ自社が占められるか?という考えです。

この視点から、長期フォロー型企業は、脳内シェアの「維持」短期決戦型の企業は、脳内シェアの「獲得」をしていく必要があります。

脳内シェアについては、下記の記事で詳しく解説されていますのでご参照ください。

承諾を勝ち取る!効果的な学生の“見極め”とは

学生の見極め

まず、学生の見極めを行う上で重要なヒアリング項目は3つあります。

  1. 承諾or辞退の決定の場面を聞く
  2. 選考中の学生の検討状況を聞く
  3. 学生の本音を聞く

承諾or辞退の決定の場面を聞く

採用を成功に導くヒントが詰まっており「自社に承諾した決定要素・自社にせず他社を承諾した決定要素」についてヒアリングを行う事が重要となります。

承諾者には承諾後に面談を設定し、辞退者には、辞退連絡をいただいたタイミングの電話で「どの瞬間(タイミング)に当社に入社したい!と一番気持ちが固まりましたか?」という質問を行ってみてください。

そこでの学生からの返答パターンは下記の4つが考えられます。

更に、承諾or辞退することが決まった際の具体的なヒアリングを行うことが重要となり、特に重要なポイントとしては、決定した理由ではなく、場面を聞く事で、「いつ・どのような場面で・誰が・なにを」という事実ベースのヒアリングが再現性の高い採用活動に繋がっていきます。

選考中の学生の検討状況を聞く

決定したことを覆すのは困難且つ可能性が低いので、学生の心が動く間に逃さず、フォロー・アプローチをすることが承諾の可能性を高めます。

つまり、選考中の学生の情報をいかに収集できているかが重要となってきます。

また、学生の見極めを行う際のポイントとなるのは、自社への承諾率が高いのか低いのかという点になります。

明らかに高いまたは低い学生ではなく、時間を掛けるべき学生は、自社・他社のフォロー・アプローチ次第でどちらに転ぶかが分からない可能性が50:50の学生となります。

学生の本音を聞く

採用活動は、承諾(入社)がゴールではなく、ミスマッチ=早期離職が新卒採用にとって最大の敵となり、企業・学生双方にとってメリットが1つもなくなってしまいます。

重要なのは、学生にもミスマッチ=早期離職を避けたい旨をしっかりと伝え、特に学生は自分の状況がうまく整理できていないケースが多いので、「あなたが新社会人として本当にふさわしい企業・仕事はどこかを一緒に考えよう」という本音を聞き出す口実で、学生の就職観・状況を詳細にヒアリングし、情報のギャップを埋めてあげることが内定承諾への近道となります。

まとめ

withコロナ時代での採用成功は下記の3点が重要です!

常に変化している採用市場で、オンライン・オフラインの戦略的な活用を行い、効果的・効率的な採用活動で、22卒採用成功を目指しましょう!!


今回ご紹介させていただいたのは、ライブ配信セミナーでのごく一部の内容ですので、詳しく知りたい!という方は、ぜひ下記よりご相談ください。

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