グループワークに使えるゲーム10選!メリットやポイントも紹介

  • 福永 はるか
    • 2026-01-26
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    グループワークというと、企業の新卒採用や社内研修といったシーンで活用される選考方法やワーク形式であり、与えられた課題に沿って数名のグループで取り組む手法です。

    近年では、グループワークにゲームを取り入れる企業も多くなっています。評価するポイントを明確にするためにも、実施するゲーム内容や扱うテーマについて、しっかりと準備する必要があります。

    この記事ではグループワークにおすすめのゲームについて紹介していきます。採用においてゲーム型グループワークを検討中の人事担当者の方は参考にしてみてください。

    グループワークの種類

    グループワークはゲーム型以外に、プレゼン型・作業型・ビジネスケース型などがあります。

    企業側が評価したいポイントや能力によって取り入れるグループワークの種類は異なるでしょう。ゲーム型は、その名のとおりゲーム形式で行うグループワークのことです。

    グループワークにゲームを取り入れることで、参加者の協調性や積極性、思考力を見極められます。

    グループワークを活用するシーン

    グループワークを活用するシーンとして多いのが、企業の新卒採用時の集団面接や社内研修です。

    集団面接

    グループワークを活用するシーンとして、最も多いのが集団面接でしょう。大手であるほど集団面接にグループワークを取り入れて、志望者の適性を見極めている場合が多い傾向にあります。

    社内研修

    社内研修もグループワークを活用できるシーンの一つです。そういった場面では、参加した社員の評価手段としての実施だけでなく、チームビルディングやスキルアップのための目的で行うケースもあります。

    ゲーム型グループワークを実施するメリット

    ここでは、ゲーム型グループワークを実施するメリットについて、集団面接と社内研修の両面から解説していきます。

    集団面接のグループワーク

    面接のグループワークにゲームを取り入れることで、志望者は1対1で行う面接に比べると緊張感が和らぎ楽しみながら取り組めます。そのため、企業側はより素に近い志望者の人柄や能力を知ることが可能です。

    また、自社の魅力を志望者にアピールできるといったメリットもあります。「選考が楽しい」「雰囲気が良い」など、企業への印象が良くなると志望度の向上にも繋がります。

    社内研修のグループワーク

    社内研修でグループワークを実施すると、社員同士のコミュニケーションがとれて発言しやすくなる、リラックスした状態で研修に臨めるといったメリットがあります。

    ただし、グループワークは楽しいだけで終わってはなりません。特に、グループワークを行う研修でゲームを採用する場合、ゲームは研修効果を上げる重要な役目を担っていることを意識しましょう。

    ゲーム型グループワークを実施する際のポイント

    次に、ゲーム型グループワークを実施する際のポイントについて解説します。

    今後の業務に活かせるゲームを選ぶ

    グループワークに活用できるゲームは多くあります。その中でも、今後の業務に活かせるゲームを選ぶことがポイントです。

    スキルや学びを得られるゲームを選ぶことによって、効果的なグループワークの実施に繋がるでしょう。

    例えば、

    • コミュニケーション力を高めるのが目的であれば、チーム全体で協力して答えを導き出すゲーム
    • 対話力や傾聴力を高めたいのであれば、会話中心のゲーム

    を選ぶのが良いでしょう。

    振り返りの時間を設ける

    グループワークにゲームを取り入れる際は、必ず振り返りの時間を設けることもポイントの一つです。

    コミュニケーションをとりながら、楽しくグループワークが進むことは良いことです。しかし、参加者が「楽しかった」という感想で終わってしまうのは、グループワークで十分な成果を得た、とはいえないでしょう。

    ゲーム終了後には、参加者同士で意見、感想を話すことやゲームの勝敗の要因をお互いに話し合う、振り返りの時間を作ることが大切です。

    グループワークにおすすめのゲーム10選

    ここからは、グループワークにおすすめのゲーム10選を紹介していきましょう。

    ペーパータワー

    ・人数:1チーム4名~
    ・時間:60~120分
    ・オンライン実施:不可

    ペーパータワーは、A4の紙を使用したとてもシンプルなゲームです。

    制限時間内に決められた枚数の紙を使って、自立可能なタワーを一番高く作れたチームが優勝となります。限られた条件の中で一番高いタワーを作るために必要なチームワークだけでなく、発想力や粘り強さを採用基準として見ることが可能です。

    また、タワーの高さ=売上、使用した紙の枚数=原価として企業経営を疑似体験できるのもポイントのため、採用後の姿をイメージしやすいでしょう。簡単に用意できる紙で実施できるので、企業としてもグループワークに取り入れやすいゲームといえます。

    謎解き脱出ゲーム

    ・人数:1チーム5~6名
    ・時間:90~120分
    ・オンライン実施:不可

    謎解き脱出ゲームは株式会社IKUSAが提供しています。

    参加者自身が物語の主人公になって、制限時間内にチームで謎を解きながらクリアを目指していきます。謎解きをするという緊張感の中で、チームで協力すると同時に自然とコミュニケーションをとることが可能です。

    そのため、コミュニケーション能力の見極めに適したゲームといえるでしょう。チームビルディング研修などでも活用できます。室内でできて広いスペースを必要としませんが、実施費用はかかる場合があります。

    また、体力を消耗することもないので、グループワークで実施しやすいゲームです。

    マシュマロチャレンジ

    ・人数:1チーム4~5名
    ・時間:30~120分
    ・オンライン実施:不可

    乾燥パスタ20本・マスキングテープ(90cm)・ひも(90cm)・マシュマロ1個・ハサミを準備します。用意された備品を使ってできるだけ自立可能なタワーを高く作り、頂上にマシュマロを置くのを目的としたゲームです。

    一番高いタワーを作れたチームが優勝となります。1ゲーム18分として実施するごとに振り返りを行い、ゲームを繰り返すことでPDCAサイクルを回しましょう。

    マシュマロチャレンジは、手軽にグループワークに取り入れられるため、おすすめのゲームであり準備にかける時間や予算を節約できるでしょう。

    ドミノ倒し

    ・人数:1チーム4~6名
    ・時間:60~120分
    ・オンライン実施:不可

    制限時間内でドミノを並べて途切れないように一気に倒します。ドミノ倒しはとてもシンプルなルールですが、集中力や柔軟性を見極めることが可能です。

    このゲームはPDCAサイクルの重要性を説明しやすく、回数を重ねるごとにより効果的な戦略を練られるようになります。

    時間を競う・長さを競うといった勝敗のポイントを決めるだけで、企業独自のアレンジもしやすくなるでしょう。企業が求める人材を獲得するための評価基準を取り入れやすくなります。

    レゴ

    ・人数:1チーム4名~
    ・時間:30~120分
    ・オンライン実施:不可

    レゴブロックを使用し、出題されたテーマをチーム全体で再現していきます。NASAやGoogleなどのグループワークでも採用されていることで有名な、コミュニケーションゲームです。

    自分一人であれば自由気ままに作れるレゴも、チームで作成するとなると作戦立てや事前に方向性を確認する必要があります。自然に会話を交わすことになり、応募者のコミュニケーション力やチームワーク力を確認することが可能です。

    野球ポジション当てゲーム

    ・人数:4~100名以上
    ・時間:60~300分
    ・オンライン実施:不可

    野球ポジション当てゲームは、株式会社ハートクエイクが提供しているゲームです。参加者に配れる断片的な情報をお互いに共有しながら、誰がどのポジションなのかを推理していきます。

    加者全員が情報共有のため発言しなければならず、自然とコミュニケーションをとることに繋がります。このゲームをグループワークに取り入れることで、コミュニケーション力だけでなく、論理的に物事を考えられる能力の見極めが可能です。

    また、話の聴き方や伝え方、情報を整理する理解力などのスキルをチェックすることもできるでしょう。

    ビブリオバトル

    ・人数:5名~
    ・時間:30~45分
    ・オンライン実施:可能

    ビブリオバトルは参加者全員が本を持ち寄り、本の内容をプレゼンテーションしてその中で一番読みたくなった本がどれかを決めるゲームです。参加者は5分間で自分が面白いと思った本の魅力などについて簡潔に伝えていきます。

    全員の発表終了後に内容に関して、3~5分間程度のディスカッションを行ったあと、投票を行い一番読みたくなった本を参加者全員で決めて選ばれた人の勝利となります。

    このゲームをグループワークに採用することで、参加者のプレゼンテーション力や適切な質問をする力を見定められるでしょう。

    情報整理ゲーム(地図づくり)

    ・人数:1チーム4~6名
    ・時間:60~120分
    ・オンライン実施:不可

    断片的な情報をまとめて、チームで協力しながら地図を形にしていくゲームです。

    ある目的地に到達するための情報が書かれたカードをチームに2~3枚ずつ渡し、一人ひとりが異なる情報のカードを持ちます。その際、自分のカードの内容を他のメンバーに伝えるのは禁止です。

    「南側に郵便局」「東側に橋」といった情報がカードには書かれており、中にはダミーの情報が混ざっている場合もあります。それぞれが持つカードの内容を基に話し合い、地図を完成させていきます。

    グループワークに情報整理ゲームを取り入れることで、情報収集力や分析力を見極めることに繋がるでしょう。

    十人十色ゲーム

    ・人数:1チーム4~6名
    ・時間:30~60分
    ・オンライン実施:可

    十人十色ゲームは、4~6人のチームに分かれて一人代表者を決め、選ばれた人の趣味や好きな食べ物などについて、他のメンバーが予想していくゲームです。予想が的中すると得点を獲得でき、最終的に総合の得点が高いチームの勝利です。

    十人十色ゲームをグループワークに取り入れることで、自分とは違う価値観を持つ相手に対しての柔軟性や、相手の立場に立って考えるといった能力をチェックできます。

    ヒアリングチャレンジ

    ・人数:1チーム4~6名
    ・時間:30~60分
    ・オンライン実施:可

    ヒアリングチャレンジは営業職を体験できるゲームです。

    参加者は車を販売する店員の設定で、お客様の発言からニーズを考えて質問をしていきます。そして「何がほしいのか・なぜその車がほしいのか」を導き出し、お客様に合った車を提示できるかがポイントとなります。

    このゲームでは、参加者のヒアリング能力を見ることができるでしょう。

    まとめ

    集団面接や社内研修でグループワークを効率的に実施するためには、仕事に活かせるスキルや学びを得られる内容のゲームを取り入れることが大切です。

    企業側が求める人材のポイントや能力に違いが生じないためにも、ポイントを押さえて、グループワークにゲームを取り入れましょう。

    自社での集団面接、社内研修ともに評価するポイントや目的を考えながら企業にとって最適なゲームを選んでください。

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