各企業、在宅勤務やオンラインサービスを利用するようになってきている中「内定者懇談会」もオンラインで行う企業が増えています。
そこで本日のテーマは、新卒採用の『オンライン内定者懇談会、他社事例と学生の声』
- 他社はどんな感じで内定者懇談会を開催しているのか
- オンラインで開催するにあたっての学生の反応
- そもそもオンラインで内定者懇談会を実施している企業は全体の何割くらいなのか?
きっとこのようなことが気になる点かと思います。ぜひ最後までお付き合いください!
「オンライン内定者懇談会」他社事例
まず始めに、各企業がどのようにオンラインで懇談会を開催しているのか、各企業の取り組みを事例を交えてお伝えできればと思います。
事例1:A社
- 5月上旬に21卒の採用を終了した企業
- 東京
- 内定者 10名
毎年であれば、内定者懇談会として夏場にBBQを開き、内定者の仲を深めていましたが、今回はコロナの影響でそれが中止に。そこでZOOMを通して、オンラインでの懇談会を実施。
自己紹介(スライド1枚を事前準備し、発表)を始めに、チーム対抗・リモート運動会を実施しすることで交流を増やしました。最後は雑談で締めて、約2時間の内容でした。
事例2:B社
- 6月に21卒採用を終了した企業
- 東京
- 内定者 4名
毎年であれば、10月1日の内定式の前に数回内定者懇談会を開いていましたが、今回はコロナの影響で全て中止に。そこでZOOMでオンライン懇談会を実施。
内容としては、自己紹介〜学生時代の経験・なぜ入社を決めたのか・入社後はどんな働き方をしたいかを話し合いました。始めは緊張していたものの途中から盛り上がり、2時間の時間があっという間に過ぎました。
オンライン内定者懇談会に対しての学生の声
オンライン内定者懇談会に参加した学生たちの生の声を一挙ご紹介します。
- コロナの影響で様々なイベントがなくなっている中で不安に感じている学生がいる中で同期の顔を事前に見たり、社風を感じることができ非常に良かったです。
- オンラインでの飲み会があったので、違和感なく懇談会に参加することができました。
- 人事担当の方が色々なコンテンツを用意していただき、すごく楽しみながら同期の交流もでき、内容の濃い時間でした。
- 内定式や入社まで同期の顔を知らないのは不安だったので、オンラインでも懇談会に参加でき、不安を払拭できました。
- このようなオンラインでの会が初めてでしたが、人事担当の方のコンテンツを事前に用意してくださったり、同期の子と意気投合したりと途中からは非常に楽しめたので良かったです。
まだまだ感想はありますが、やはり多くの学生は授業がオンラインで行ったり、飲み会もオンラインを実施しているケースが多く、特に問題なく楽しめた学生が多かったです。
また始めは不安に思っている学生も人事担当や同期のフォローなどもあり、楽しめているケースがほとんどでした。
実施企業は全体の何割?
下記データは、2020年卒の企業の内定式実施状況データになります。
内定式投じるに内定者懇談会を実施している企業が約87.5%となっています。
ただ、今年は内定式を対面で実施できるのか?オンラインで実施するのか?など非常に難しい状況になっており、各企業は事前にオンラインでの内定懇談会を実施しているケースが増えています。
ベンチャー企業やWEB・IT系の企業に多く、それ以外の業界や中小企業での取り組みは少し遅れている状況で、だいたい2〜3割ほどの企業が現在実施している状況となっています。
ただ、これから内定式や研修なども増えてくることで、内定者懇談会をオンラインで実施するケースも増えるのではないでしょうか。
オンライン開催する際のおすすめ懇談会内容
【内容】
- 自己紹介
- 質問コーナー
- チーム対抗ゲーム
- 雑談コーナー
まずはお互いを知るということで自己紹介は必須だと考えています。スムーズに進めるためには、事前に1枚の自己紹介シートを作ってもらい、シートを元に発表や質問コーナーを設けることでより同期の仲を深めるきっかけになります。
他にはどんな就活をしていたのか?なぜ会社を選んだのか?など質問コーナーを設けることで相互理解が深まるのでオススメです。
チーム対抗でのゲーム大会を実施すると自然に内定者同士の会話も増え、協力しながら取り組むのでオススメです。
あとは雑談コーナーなど、会話を増やせる取り組みは良いと思います。
【オンラインを成功させるためのポイント】
- オンライン懇談会をうまく進めていくためには、まず先輩社員と事前にオンラインでの会議や会話を行うこと
- ネット環境で会話のスピードや音量など対面で違った点が多くあるので、事前にオンラインツールを利用すること
まとめ
コロナの影響下で対面での内定者懇親会を実施するのが困難な状況です。
今後、オンライン化が必須になってくるでしょう。この機会に『オンライン内定者懇親会』を検討してはみてはいかがでしょうか。
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