油断禁物!「内定後」辞退に至る学生の心理

「内定後」辞退に至る学生の心理

今回のテーマは【内定後の辞退】についてです。

新型コロナの影響を受け長期化している21卒の新卒採用ですが、ある程度学生が集まりそろそろ募集を終了しようかとお考えの企業様も増えてきたのではないでしょうか。

内定を出した学生、内定を承諾してくれた学生が目標人数に到達して一安心…。と言いたいところですが、内定を出した学生はもちろん、内定を承諾してくれた学生を無事に新入社員として迎えるにあたって大切なのは今からなのです。

内定後の辞退率

こちらは21卒時のデータですが、マイナビの2020年卒マイナビ企業新卒内定状況調査によると、内定を辞退した学生が3割以上いると答えた企業は53.1%に上ります。中でも4割と回答した企業が全体の2割を占めており、内定を出しても半数近くの学生が辞退をしてしまうのが現状です。

さらに、残念なことに21卒は内定承諾後の辞退が例年より増加する可能性があるのです。というのもMyReferが行った意識調査で、なんと4人に1人が複数社に内定承諾を出す予定という結果がでたのです。

内定を保持している中で、いくつ内定承諾をしようと思っているか2021年3月に卒業予定の大学生、大学院生のうち、1社以上から内々定を受けている就活生403人を対象に「内定を保持しているなかで、いくつ内定承諾をしようと思っていますか」というアンケートでは、「1社」65%、「2社」18%、「3社以上」7%という結果が出ました。

複数社に内定承諾をしようと思っている理由

なぜ、学生は複数の企業に内定承諾を出すのでしょうか。その背景には今年ならではの理由がありました。

その理由は、不景気による内定の取り消しが不安だからというもの。半数近くの学生が内定取り消しに関して不安を抱いているという結果が出ました。

最終的に1社に絞り込む時期は10月~12月

そのためか、最終的に一社に絞る時期についてのアンケートも10~12月と答えた学生が45%と最も多く、半数以上が内定式後に辞退していくということになります。

これは一方の内定が取り消された時のためにギリギリまで内定を複数持っておきたいという心境の表れかもしれませんね。

詳しくは、こちらの記事にてご紹介していますので、ぜひご参考ください!

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「内定後に辞退」をする学生心理

では、学生が内定を辞退することを決意した心理や本音について詳しく見ていきましょう。

  • 第一志望の企業に内定をもらったので心苦しかったが他社は辞退した
  • 他社にも内定を頂き悩んだが、早く内定をくださったもう一方の企業に入社したいので
  • 面接官や従業員の態度や言動が威圧的で恐ろしかったため
  • 就活を終わるように迫られ、不信感がうまれたので
  • 内定を承諾後、全く連絡がなく不安になったため
  • 面接時と内定後では条件の提示内容に差異があったので
  • 内定者インターンで合わないと感じたため

などと様々な理由がありますが、企業側の行動一つで変わる理由も多いですよね。

例えば、内定済み学生へ月に1回でも連絡を取っていれば学生の不安も減少し、少なくとも連絡がなく不安になったからという理由での辞退は防げるかと思います。採用が早期化しており内定から入社までの期間が長くなっているからこそ企業側の内定後フォローが重要になってきています。

「内定後」の辞退対策

では、どうすれば内定辞退を防げるのでしょうか?

早い段階での条件提示

「待遇や条件」は、入社を決意するための重要な意思決定要因です。
しかし、求職者からは、「条件が最後の最後に提示される」「中には、条件提示なく内定取得を促す」企業が多々あることに不満の声が上がっています。
優秀な人材ほど、他社から内定を取得している可能性は高く、条件提示が遅いことで他社を優先してしまい辞退につながってしまいます。

選考プロセス自体の早期化

「他社の選考が早く進んだからそちらに決めた」という辞退理由もあり、選考全般を通してスピードが重要になっています。
面接調整などの連絡を可能な限りスピーディーに行うことはもちろん、もし結果連絡や日程調整に時間がかかりそうであれば、「いつまでに連絡するか」などを約束することで好感度が上がります。また、他社の選考状況が進んでいることを聞けていれば、自社の選考プロセスを短縮するなど、対策は打てるもの。
自分のためにここまでしてくれるのか」と応募者に思わせることで、採用成功に近づきます。

最後の1社に選ばれるには!

就活活動を行う学生は、本命企業のすべり止めや、予行練習としてなどたくさんの企業へ応募します。しかし、入社できる企業は1社のみなので複数内定をもっている学生は入社を決めた企業以外を辞退することになります。当然、内定辞退を回避するためには「最後の1社」に選ばれる必要があります。

では、複数社内定承諾を持っている学生から「最後の1社」に選んでもらうには、どうしたらいいのでしょうか?マイナビが行った学生アンケートから紐解いていきたいと思います。

入社予定先企業を選択したポイント

1位 自分が成長できる環境がある 34.1%
2位 福利厚生制度が充実している 33.3%
3位 社内の人間関係が良い 26.9%
4位 希望する勤務地で働ける 26.6%
5位 企業経営が安定している 24.8%
6位 社会貢献度が高い 21.6%
7位 給与や賞与が高い 20.7%
学生は、将来に希望をもって就職活動をしています。「入社後キラキラと働くことができるのか」これに尽きるのではないでしょうか。
つまりはどれだけ学生に「キラキラしている自分を想像させられるか」がカギだということです。
そのためには、上記アンケート結果を参考にするのがベスト。入社後に成長できる環境があるということをしっかりと認識させ、福利厚生で他社に負けないポイントがあればそこもきちんとアピールしてみてください!

辞退連絡対応のメールテンプレート

最後に 採用担当者必見!辞退者に返せるメールの鉄板テンプレート をご紹介します。
採用を考えていた応募者から辞退のご連絡が来てしまった時の対応のポイントをまとめました。
①しつこく引き留めない
②会社に呼び出して不満をぶつけるなど非常識な言動を慎む
③ 採用選考に応募してくれたことへの感謝の意を伝えた上で、
社内で検討後どうしても入社してほしい人材であるならば面接日を応募者の希望日に合わせるなど誠意と熱意を伝える。
ただし、それでも辞退されたときは決してしつこくせず、すぐに身を引きましょう。
採用者と応募者という関係は無くなっても、今度は会社と顧客という立場に変わるということを忘れずに、最後まで常識ある対応が求められます。

採用担当者必見!辞退者に返せるメールの鉄板テンプレート

件名:選考辞退の受諾の件
—————————————————–
○○ 様○○(人事)部の○○と申します。
この度は、弊社の社員募集にご応募頂き誠にありがとうございました。
弊社としても誠に残念ではございますが、採用選考辞退のお申出を受付けました。
なお、これまでお預かりしました履歴書等
<を同封いたしますので、ご査収ください/は当社にて破棄いたしますことをご了承ください>。
末筆ではありますが、○○様の今後のご活躍を心よりお祈り申し上げます。株式会社○○○○ ○○(人事)部
署名
以上が今回の「内定者辞退」に関しての記事となります。
内定後の辞退を少しでも防ぐ為には学生の辞退に至る理由をきちんと理解しすること。また、その理由を事前に潰していくことが重要です。
面接時には他社の選考状況や、どの条件を重視するのか、早めに確認して、可能な限り自社の出せる条件を早めに提示しましょう。
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