AIチャットボットを採用に活用する企業が増加中!?特徴とおすすめツール

AIチャットボットを採用に活用する企業が増加中!?特徴とおすすめツール

近年、企業などで続々と導入されているAI型チャットボットというコミュニケーションツールをご存知でしょうか。

利用者側が電話やメールなどを利用せずとも簡単に知りたい情報を得ることができるものです。そんなAI型チャットボットは採用シーンにおいても活用することが可能です。

今回は「チャットボットの特徴や採用シーンで使いやすいツール」をご紹介します。

AI型チャットボットとは

チャットボットとは、チャットとロボットを掛け合わせた言葉です。名前の通り、自動的にチャットを行うプログラムのことで、人工知能により人との自然な対話を実現しています。

近年では、企業のWebサイトなどで活用されることが増えてきています。利用者の質問を24時間365日体制で即時に対応できるため、気軽に利用者側が知りたい内容を得ることが可能です。また幅広い質問に対応でき、精度の高い回答を行えることがAI型チャットボット最大の特徴です。

チャットボットの種類

チャットボットは多く分けると「AI型」と「ルールベース型」の2つに分類できます。それではそれぞれの特徴を紹介していきます。

AI(FAQ)型

利用者から受けた質問内容を膨大なデータをもとに解析して、精度の高い内容の回答を行えることがAI型の特徴です。

もしも回答を間違えた場合には、データの改良や再学習を行うことで、より精度を高めることができます。ただし、AI型の精度を高めるためには正しい情報とチューニングなど回答率を上げるためのメンテナンスや準備が必要です。また、ルールベース型と比べると導入コストが高いという面もあります。

ルールベース(シナリオ)型

シナリオに沿って回答をするルールベース型は、設定が比較的簡単なため導入しやすいという特徴があります。

あらかじめ用意されたFAQやデータベースに沿って回答するため、間違った回答をする心配もありません。また、AI型と比べるとコストを低く抑えられるというメリットもあります。

しかし、ルール通りにしか回答できないため、豊富な質問に対応させようと思うと、膨大なルールを設定が必要です。そのため、簡単な質問はチャットボット、複雑な質問はオペレーターに引き継ぐなどの対応が必要な場合でしょう。

参照:AIsmiley Magazine「チャットボットには2種類ある? ルールベース型と機械学習型、それぞれの違い」

AI型チャットボットの導入メリット

近年のSNS化に伴い、採用シーンにおいても電話やメールでの問い合わせを避ける人が増えてきました。そこで活躍してくれるのが、簡単に企業の情報を得ることのできるAI型チャットボットです。

AI型は、ルールベース型よりも複雑な回答に対応できるため、人を介さず広範囲の質問に回答できるようになります。直接人事担当者に聞きにくいネガティブな質問などもAI型チャットボットになら気軽に質問することができるとうメリットもあります。

また、チャットボットへ質問された内容は全てログとして収集されるため、蓄積されたデータを今後の採用シーンで活かすことも可能です。

採用において活用できるシーン

人事担当者は多くの業務を抱えているため、問い合わせ業務の応対に当てる時間の効率化は課題のひとつでしょう。そこで、AI型チャットボットを導入することにより、問い合わせに対応していた時間を大幅に減少することができます。

また、蓄積したデータを元にターゲットを絞ることで自社が求める人材に適切にアプローチすることが可能です。また、求職側が知りたい情報などを気軽に得ることができるため、企業側とのミスマッチを防ぐこともできます。

おすすめチャットボット

現在のチャットボットはさまざまな会社から登場していますが、その中でも採用シーンで使いやすいおすすめのチャットボットをご紹介します。

SuppertChatbot

株式会社ユーザーローカルの「SuppertChatbot(サポートチャットボット)」は、実際の採用シーンでも活用されています。求職者は人事担当者に直接聞きにくい月収や残業のこと、離職率などをチャットボットに質問していることが分かります。

MOCHICA

MOCHICA(モチカ)」は、日本国内において浸透率の高いコミュニケーションのひとつであるLINEの採用管理システムです。公式アカウントと連携することで、求職者に直接メッセージを送ることや面接日の設定をLINE上で行うことができます。

Truffle AI

採用業務を代行してくれる「Truffle AI(トリュフエーアイ)」は、面接の日程調整から知りたい情報の回答など採用に関わることを全て自動で完了できるチャットボットです。利用開始時に簡単な質問に回答するだけで、自社の採用目的に合う会話を行うオリジナルのチャットボットが作成できます。

RICOH Chatbot Service

Excelがあれば簡単に導入することができる「RICOH Chatbot Service(リコーチャットボットサービス)」。業種別にテンプレートがあり、人材採用向けも用意されています。基本的なQ&Aがすでにまとまっているため、わずかな追加や修正を行うだけですぐに導入できるのが魅力です。

まとめ

SNS社会において、AI型チャットロボットは採用シーンでも存分に活用することが可能です。

求職者とのコミュニケーションが気軽に行えるほか、人事担当者の業務の負担を軽減するなどのメリットが多数あります。ぜひ、 AI型チャットロボットの導入を検討してみませんか。

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