【iroots(アイルーツ)とは?】利用料金・特徴・導入メリット!

  • 福永 はるか
    • 2026-01-22
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    今や優秀な人材を集めることも難しい時代となり、各企業が求人広告以外のあらゆる手段を活用して採用活動をしています。中でも求職者に直接スカウトやオファー出し、ダイレクトリクルーティングなども主流となってきています。

    その流行りは現在、新卒採用のフィールドにも浸透していき、多くの企業が自ら学生に向けてスカウト活動を行っています。

    そこで本記事では、新卒採用に向けたスカウトサービス「iroots(アイルーツ)」について、概要やメリット、コストなどを徹底的に解説していきます。毎年新卒採用に苦戦を強いられ、優秀な学生を上手く獲得できていない企業の人事の方は、ぜひ参考にしてください。

    目次

    iroots(アイルーツ)とは

    iroots(アイルーツ)はエン・ジャパンが運営している新卒採用向けのスカウトサービスで、企業側がirootsに登録している学生のプロフィールを見て、自社に欲しい人材へ面接や面談を提案する、いわゆる逆求人サービスです。

    学生のプロフィールは最大6,000文字まで記入が可能で、プロフィールを通して面接やエントリーシートではなかなか掴むことのできない、学生の本音や人物像を判断することができます。

    参照:スカウト型新卒採用サービス「iroots」、 国内最大級の人事業界展示会『第6回 HR EXPO』に出展!

    2011年にリリースされたサービスですが、住友商事株式会社、日産自動車株式会社、株式会社日立製作所、ソニー株式会社、ヤフー株式会社、ソフトバンクグループ株式会社、富士通株式会社、経済産業省など、上場企業からベンチャー企業まで約200社以上の企業に導入・利用されています。

    iroots(アイルーツ)の仕組み

    仕組みとしては、irootsに登録した学生に企業側からスカウトメールを送り、学生からの興味を惹きつけ、選考へと繋ぐという流れです。いわゆる逆オファー型の採用手法になります。

    利用登録学生の特徴

    irootsは総合職、エンジニア採用に特化したスカウトサービスです。

    そのため、営業や企画などに相性の良い文系の学生や、システムエンジニアやプログラマーを目指している理系学生など、幅広い属性の学生が登録をしています。

    ただ登録者数や詳細は一般公開されていませんので、詳しいユーザーデータが気になる方は、エン・ジャパンへ問い合わせしてみてください。

    iroots(アイルーツ)で出来ること(特徴)

    まずは、実際にirootsを利用することで、どのようなことができるか。irootsならではのポイントについてお話していきます。

    学生のプロフィールが充実

    なんといっても最大の特徴は6000文字まで入力できる学生の詳細なプロフィールを読むことができるというところでしょう。

    学生の小学生の頃から現在の大学生に至るまでの経歴や学生時代に力を入れてきたこと、将来像など細かく書かれています。プロフィールを読むだけである程度どのような学生か知ることができるだけでなく、スカウトメールを送ったけれど、いざ面接してみたら違った、なんていうミスマッチも大幅に減るのではないかと思われます。

    欲しい人材の比較検討

    多くの学生が自身のプロフィールを詳細に記入しているため、本当に必要な人材を比較しながら探すことが可能になります。

    さらにirootsのプロフィールは、表面的な志望理由や自己PRだけではなく、その学生の幼少期から学生時代、将来のキャリアビジョンなどの詳細が記載されているため、従来の採用活動では届かない情報まで入手することができます。

    就活生へのダイレクトスカウト

    企業が学生に直接スカウトを行えることもirootsの最大の特徴のひとつです。

    従来では求人広告を出し、学生からの応募を待つだけでしたが、irootsでは自社に欲しいと思った人材を見つけた際には、直接スカウトメールを送ることができます。

    またスカウトメールの精度も非常に高く、2021卒採用におけるirootsのスカウトメールの既読率は85.4%であり、スカウト承諾率は34%を記録しています。

    そのため求人広告だけでは採用が難しかった優秀な人材を、スカウトメールを通して自社へ誘導することが可能になります。

    選ばれし企業のみが利用可能

    実は、irootsはすべての企業が利用できるわけではなく、irootsが定める3つの選定軸をクリアした企業しか利用できないのです。

    irootsが定める3つの選定軸

    1. 本業公益性 /自社の商品・サービスに公益性があり家族や親友に喜んで薦められること
    2. 成長性 /企業はもちろん個人も成長できる環境であること
    3. 透明性 /エン・ジャパン株式会社が運営する口コミサイトと連携していることに同意し口コミに対する見解や「気になる点」の改善状況を開示すること。

    これら「3つの条件をクリアしている」と認められた企業のみがirootsの利用資格を得るというわけです。

    また、口コミサイトに掲載することはいいことだけでなく、良くないことまで書かれてしまう可能性もあります。それに対してもしっかりと向き合うことがiroots掲載の企業には求められているというわけですね。

    iroots(アイルーツ)を導入するメリット

    このように新しい採用スタイルが魅力のirootsですが、この他にも様々なメリットがあります。ここではirootsを導入するメリットを2つ解説していきます。

    優良企業と認定される

    厳しい選定軸をクリアしてirootsを利用するわけですから優良企業と認定してもらったようなものです。実際に学生からも企業の質が高いといった声があがっています。

    ピンポイントで学生にアプローチ可能

    学生の情報が多いからこそ、たくさんの検索軸から学生を検索することができます。

    もちろん、ほかのスカウトサービスでも検索軸はありますが、やはりirootsほど詳しく検索することはできません。

    なのでスカウトメールを送る段階において、ミスマッチのある応募や求めていない人材からの応募を防ぎ、企業の求める人材を大幅に絞ることが可能になります。無駄な応募を減らすことで、採用工数も削減できるため、企業とマッチするであろう学生に対して、時間をかけて向き合うことができるというわけです。

    自己分析がしっかりできている学生が多い

    irootsに登録した学生は3E-pテストという適正診断テストを受験し、それぞれの性格項目が偏差値で表示される自分だけの診断結果を手に入れることができます。

    7つの項目

    1. 職務適性
    2. キャリアタイプ指向性
    3. 性格特性
    4. 創造的思考性
    5. コミュニケーション力
    6. エネルギー量
    7. ストレス耐性

    この結果をもとに自分はどのような能力に長けていて、逆にどのような部分を苦手としているのかといった自己分析を行うことができます。

    また、irootsを利用する学生はスカウトメールを送ってもらうためにしっかりと自己PRを入力する学生が多いので、必然的に自己分析がしっかりできている学生が多くなります。

    学生がしっかりと自己分析できていると企業もどのような学生かよくわかり、お互いの理解がより深まりますよね。

    採用コストの削減

    求人広告を使用し採用活動をする場合、上位表示を狙った高額なプランやその他オプションが必要になり、総額で300万円以上かかるケースも少なくありません。そのため学生へ効果的なアプローチを行うために、掲載企業同士での戦いも避けることはできません。

    一方のirootsの場合、スカウトメールを通し、学生一人一人へアプローチをするため、競合他社と差別化を図るための費用が一切不要です。

    つまりirootsでは、コストをかけて競合他社へ意識を向けることなく、学生一人一人としっかり向き合えるというメリットがあります。

    導入コストは?iroots(アイルーツ)の利用料金

    ここで人事の皆さんが気になる、irootsの実際の利用料金について詳しく解説していきたいところですが、残念ながら現在irootsの利用料金は非公開とされています。

    irootsの問合せページには、シーズンやニーズごとにプランが異なり、オンラインでの打ち合わせのもとプランが決められると記載しています。

    また参考程度の情報ではあるものの、実際にirootsを導入した企業によると、1年間の運用期間と300通のスカウトを含め、おおよそ100万円前後との情報もあります。

    キャリアマートにご相談いただければ、導入から運営サポートまで対応させていただきますので、お気軽にご連絡いただければと思います。

    iroots導入についての無料相談(お問合せ)はこちら

    iroots(アイルーツ)を導入すべき企業

    これまで説明した通り、求めている人材にピンポイントでスカウトを送れることがirootsの最大の特徴です。どのような企業がirootsを導入すべきか、大きく分けて2つのポイントをもとに解説していきます。

    導入すべき企業の特徴1:ピンポイントでほしい人材像が定まっている

    こんな学生がほしい!と決まっている、採用人数が少ないからこそ我が社にマッチした学生にきてほしいと考えている企業の方はぜひ利用することをお勧めします。

    irootsならではのたくさんの検索軸を使って探せば必ず求めている学生が見つかるでしょう。

    導入すべき企業の特徴2:同業界に競合の多い企業

    前述でも解説しましたが、従来の求人広告で採用活動を行う場合、学生へのアプローチに加え、周りの競合他社の動きも把握しながら採用活動を行わなければなりません。

    しかしirootsのようなスカウトメール主体の媒体では、業界内の競合へ目を向けることなく、採用したい学生ひとりひとりに向き合うことができます。

    そのため、同業界に競合が多く、いつも人材の取り合いになっている企業は、競合を気にせず学生へのアプローチへ集中できるirootsを導入してみてはどうでしょうか。

    iroots(アイルーツ)を活用して採用を成功させるための運用ポイント

    iroots(アイルーツ)は、自己分析が深く、意欲の高い学生が多く登録している一方で、使い方を誤ると成果が出にくいサービスでもあります。ここでは、irootsを活用して採用成功につなげるための運用ポイントを解説します。

    ポイント① 学生プロフィールを「全部読む前提」で設計する

    irootsの学生は、価値観・志向性・キャリア観などが詳細に記載されています。
    そのため、プロフィールを十分に読み込まずにスカウトを送ると返信率が大きく下がる傾向があります。

    「学歴」や「スキル」だけで判断するのではなく、

    • どのような環境で成長したいのか
    • どんな仕事にやりがいを感じるか

    といった価値観の一致を重視してスカウト文を設計することが重要です。

    ポイント② スカウト文はテンプレート一辺倒にしない

    irootsでは、学生側も多くのスカウトを受け取っています。そのため、定型文のみのスカウトは「読まれずに埋もれる」可能性が高くなります。

    効果的なのは、

    • プロフィールの具体的な記載内容に触れる
    • 「なぜあなたに声をかけたのか」を明確にする

    といった個別性のあるスカウト文です。結果として、返信率・面談移行率の向上につながります。

    ポイント③ 初動対応はスピード重視

    irootsの学生は、複数企業を並行して検討しているケースがほとんどです。スカウト返信後の対応が遅れると、他社で選考が進み離脱されるリスクが高まります。

    • 返信後はできるだけ早く面談日程を提示
    • 社内フローを事前に整理し、即対応できる体制を構築

    といった、スピード感ある運用が欠かせません。

    ポイント④ 採用要件を狭くしすぎない

    irootsはピンポイント採用に強いサービスですが、
    要件を厳しくしすぎると、母集団が極端に小さくなることもあります。

    最初から完璧な人物像を求めるのではなく、

    • ポテンシャル
    • 成長余地

    を含めた柔軟な要件設計を行うことで、成果につながりやすくなります。

    irootsは「誰に・どう声をかけ・どう対応するか」という運用次第で、採用成果が大きく変わるサービスです。自社だけでの運用に不安がある場合は、運用設計やスカウト代行など、外部の支援を活用するのも一つの選択肢と言えるでしょう。

    学生からの評判・クチコミは?

    では最後に、実際にirootsを利用し就職活動をしている学生からの意見をみていきたいと思います。導入するなら、学生からの評判がいい方が良いですよね?

    irootsを利用した学生の声をまとめてみました。全体的に見てもとても評判がよいことが伺えます。

    • 優良企業ばかりという安心感がある
    • 自己分析ツールの診断結果がとてもわかりやすく、しっかりと自己分析ができる
    • スカウトの質が高いのでスカウトがくるととても嬉しい
    • 知らなかった企業からスカウトがきて視野が広がった
    • 面接の際に面接官の方がプロフィールを読んでくれていたのでとても話しやすかった

    また、irootsは単なるスカウトサービスだけではなく、学生が就職活動をするうえで重要となる自己分析も行っています。その自己分析の精度も高く、本当に自分が目指したい企業像などがはっきりと見えてくるなど、スカウト以外のサービスも非常に好評です。

    さらに、スカウトから選考に進んだ面接では、ありのままの自分を伝えることができたという意見が多く、ミスマッチを防ぐことができるので双方にとって良い結果も生まれています。

    iroots(アイルーツ)活用に関するよくあるQ&A、企業からの評判

    Q1. iroots(アイルーツ)は大手企業が有利になりませんか?

    大手企業の利用も多いですが、仕事内容や成長環境を具体的に伝えられる企業であれば、規模に関係なく学生からの反応は得られます。

    Q2. スカウトを送っても返信が来ないことはありますか?

    テンプレート中心のスカウトでは返信率が下がる傾向があり、プロフィールに触れた個別性のある文面が重要です。

    Q3. 運用にはどのくらいの工数がかかりますか?

    学生情報が詳細な分、他媒体より工数はかかりやすく、リソース不足の場合は運用支援を活用する企業もあります。

    Q4. iroots(アイルーツ)が向いていない企業はありますか?

    大量採用や要件が固まっていない企業には不向きで、ピンポイント採用を前提とした企業向けのサービスです。

    まとめ

    本日は、逆求人サービスのiroots(アイルーツ)についてお話ししました。

    今の新卒採用の市場は、従来の広告だけではなく、企業側がスカウトを行う時代へと変化しています。

    少子高齢化が進み、ますます優秀な学生の採用が難しくなる今、各企業が様々な手法を通して採用活動を行っています。

    そんな中、特に注目を置かれているスカウトサービスであるirootsは、今まで新卒採用に苦労をしてきた企業にとって、非常に革新的なサービスでと言えるでしょう。

    なかなか求めている人材が出会えない、こんな人材にきてほしいなと感じている企業の方はぜひ一度検討してみてください!

    irootsなどの逆求人サービス導入についての無料相談(お問合せ)はこちら

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