【面接にも使える】部下からの危険信号察知法!正しい悩み相談対応方法とは

【面接にも使える】部下からの危険信号察知法!正しい悩み相談対応方法

今回は部下から悩み相談を受けたときの正しい対応と、してはならない対応をお教えします!

このご時世、仕事で困ったことや、社内の人間関係での悩み、プライベートなど様々な悩みを抱えている方が多いと思います。

働く人の中で、強い悩みや不安、ストレスを持つ人は59.5%(厚生労働省調べ)と発表されています。

勿論悩みを抱えているままであれば、仕事に対してのモチベーションを保てませんし、精神的にも良くない環境になりかねません。そうなるとストレスで体の調子も悪くなり、負の連鎖が続きます。そんな中、身近で相談できる存在は、家族や友人、そして職場の上司になってきます。

上司という立場であれば、部下の悩みを聞く機会もあるかと思います。ここで重要なのは、対応次第では、部下のメンタルヘルスがさらに悪化しかねないということです。

それで起きる要因として、メンタルヘルス不全による休職者や退職者が現れる可能性があります。そういった状況を未然に防ぐためにも部下からの悩み相談=部下からの危険信号と捉え、適切な対応が必要なのです!そこで今回の本題である、部下の悩み相談の対応方法ですが、

 

「やってはいけない対応」を紹介

飲みにケーション

それは、一度は行われたこともあると思いますが、居酒屋などで飲みながら会話する「飲みにケーション」です!

今の若い世代の人たちは、飲み会に行きたがらない傾向にあります。それとは裏腹に多くの企業では、居酒屋などお酒が飲める場所で相談対応している傾向があると。。。しかし、もし本当にメンタルヘルス不全であった場合は飲みながら相談を受けることはマイナスでしかありません!

特にアルコールが入ることで、自分の経験を照らし合わせた一方的な助言をしがちです。アルコール自体も弱った感情をさらに不安定にしかねません。

これが新卒の懇談会などであれば話は変わってきますが、深刻な悩み相談という状況であれば避けるべきでしょう!

 

では、どのように対応すればよいのでしょうか。

まずは、お酒がない場所を選ぶこと!
これはもうお分かりだと思いますが、その場での対応が重要になります。

その対応とは単純です。相談者の話を良く聴くことです。

 

あくまでこちらは聞き手役に徹します。相手の考えや言葉を無条件に受け入れて理解することが必要です。

相談者が深刻であればあるほど話を黙って聞くことで、相手に「共感」と「安心感」を与えることができます。

また、途中で口を挟んでアドバイスするのはNGです。内容が正しくなかった場合も、決して否定はしないでおきましょう。そして、話を全部聞いたうえで、こちらから適切な情報を提供してアドバイスします。

 

「自分はこうだったからお前もできる」など、自分主体の発言には注意してください!

もし自分だけでは解決策が見当たらない場合は専門機関への受診を勧めましょう!そうすることで、退職など最悪なケースを避けることもできます。

しかし、これはあくまで部下から相談を受けた時の対応です。企業側が一番取り組むべきなのは、常日頃から部下の態度や言動で異変を察知し、部下の悩みを未然に防ぐことです!

そこで上司とは別の相談役として、メンター制度を導入することも必要ではないでしょうか。

採用でも同じです、アセスメント面接という手法が最近は増えてきましたが今の学生に響く面接は、とにかく聞くことに徹する。これです(^^)/

 

特に入社してからも、新卒社員であれば、悩みがあればすぐ仕事を辞める傾向にあるので、メンタルヘルス対策としては効果的です。

この様なメンタルヘルス対策をどれだけ行うか、どれだけ早期対応できるかで、休職者や退職者を生み出さない働きやすい職場環境が作れると思います。

 

是非参考にしてみてください!

 

以上、キャリブロがお届けしました!

次回もどうぞお楽しみに♪

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