ダイレクトリクルーティングとは?料金&特徴比較13選【新卒・中途別】

ダイレクトリクルーティングサービス比較

求人サイトや人材紹介のエージェントなどを利用しても「応募は集まるけど企業に適した人材がみつからない…」という人事の方も少なくないはず。

そこでおすすめしたいのが、企業が自社にマッチした人材を直接スカウトできるダイレクトリクルーティングです。

今回は、ダイレクトリクルーティングとはどのような採用方法なのか、従来の採用方法との違いやメリット・デメリットをご紹介。また、おすすめのダイレクトリクルーティングサービスについても解説します。

目次

ダイレクトリクルーティングとは?

ダイレクトリクルーティングとは、 企業が求職者へ直接アプローチする採用手法 です。従来の採用活動では、求人媒体に求人を掲載したり、人材紹介会社に依頼したりして、候補者からの応募や紹介を「待つ」必要がありました。

一方、ダイレクトリクルーティングは、企業自らが 採用ターゲットを探し出し、直接アプローチする「攻めの採用」です。逆求人型の就職サービスやスカウトツールを活用し、仲介者を介さずに自社に合う人材との接触機会を広げられる点が大きな特徴です。

また、従来の手法では出会いづらかった 転職潜在層 にリーチできるため、採用の幅を広げられる可能性もあります。

この手法を成功させるには、候補者に 企業の魅力をしっかり伝え、興味を持ってもらうアプローチ が欠かせません。採用活動の質とスピードを高める手法として、近年注目を集めています。

ダイレクトリクルーティングが注目されている背景

ダイレクトリクルーティングが注目されている背景には、採用市場の変化と企業の人材獲得競争の激化があります。従来の求人媒体や人材紹介では優秀な人材の確保が難しくなり、特に転職潜在層や即戦力の確保が課題となっています。

さらに、働き方の多様化や候補者のニーズが細分化する中で、企業が主体的に候補者にアプローチする手法が求められるようになりました。コストを抑えつつマッチ度の高い人材と効率的に出会えることから、多くの企業が導入を進めています。

求人媒体や人材紹介との違い

ダイレクトリクルーティングは、従来の採用手法と比べて 「待ちの採用」ではなく「攻めの採用」である点が大きな特徴です。ここでは 「求人媒体」 と 「人材紹介サービス」との違いを具体的に解説します。

求人媒体とどう違うのか?

求人媒体では、企業が求人広告を出し、求職者の応募を待つのが基本です。広く情報を届けられる反面、受け身の採用となるため、応募がなければ採用が進まないリスクもあります。

一方、ダイレクトリクルーティングでは、企業が自ら候補者を探し、スカウトメールやオファーで直接アプローチできます。候補者の経験やスキルに合わせてアプローチできるため、マッチ度の高い人材を効率よく見つけられる点が大きな違いです。

項目 求人媒体 ダイレクトリクルーティング
採用スタイル 求職者の応募を 待つ 採用 企業側が候補者を 探して直接アプローチ
主な手法 求人広告を掲載し、応募を待つ スカウトメールやオファーを送る
対象者 求職中の求職者 求職中の人材に加え、転職潜在層 も対象
コスト 掲載費用(広告枠や期間に応じる) 採用プラットフォーム利用料が中心
人材のマッチ度 応募者次第でばらつきがある 自社に合う人材 を選んでアプローチ可能
スピード感 応募があるまで時間がかかる 候補者に直接アプローチするため 迅速
情報の伝達 求人広告で一律の情報を発信 候補者に合わせて 個別に魅力を伝えられる

人材紹介との違い

人材紹介サービスは、エージェントが候補者を紹介する仕組みで、成功報酬が発生するためコストが高くなりがちです。

一方、ダイレクトリクルーティングは企業が直接候補者を選定・アプローチするため、仲介手数料が不要でコストを抑えられます。さらに企業の魅力を直接伝えられるため、マッチ度の高い人材を見つけやすい点が特徴です。

項目 人材紹介 ダイレクトリクルーティング
採用スタイル エージェントが候補者を選定し紹介 企業が自ら候補者を選び直接アプローチ
候補者との接触方法 エージェントを通してやり取り 企業と候補者が直接やり取り
費用 成功報酬型(年収の20~30%が一般的) サービス利用料が中心で仲介手数料は不要
マッチ度 エージェントの判断による 企業が基準に合わせて選定するため高い
スピード感 エージェントの選定や調整に時間がかかる 企業のタイミングで迅速にアプローチできる
企業の魅力伝達 エージェント経由のため間接的 候補者に直接魅力を伝えられる

ダイレクトリクルーティング料金形態

ダイレクトリクルーティングの料金形態は主に固定型、成功報酬型、ハイブリッド型の3つに分けられます。それぞれの特徴を詳しく解説します。

短期間で多くの人材を採用したい場合は固定型、リスクを抑えて運用したい場合は成功報酬型、柔軟な対応を求める場合はハイブリッド型 がおすすめです。各サービスの費用体系を事前に確認し、自社に合った料金形態を選びましょう。

固定型:一定の料金で安心運用

固定型は、一定期間の利用料をあらかじめ支払う形態です。例えば、半年や1年間のプランで定額料金が設定されているため、採用人数に関わらずコストが明確というメリットがあります。予算が立てやすく、何人採用しても追加料金が発生しないため、 積極的に複数名の採用を行いたい企業に適しています。

  • 特徴:期間ごとの固定費用
  • メリット:採用人数が増えるほどコストパフォーマンスが高い
  • デメリット:採用がうまく進まない場合、コストが無駄になることも
  • 代表的な固定型ツール:dodaダイレクト、dodaキャンパス、キミスカ、Offerbox、LabBase就職、Wantedlyなど

成功報酬型:成果に応じて費用が発生

成功報酬型は、採用が決まった時点で料金が発生する形態です。初期費用が抑えられるため、費用対効果を意識しやすく、 リスクを減らして導入できる点が魅力です。採用決定時に求職者の年収に応じた割合(例:年収の20%~30%)が費用として発生することが多いです。

  • 特徴:採用が決定した際に料金が発生
  • メリット:初期コストがかからないため導入しやすい
  • デメリット:採用人数が増えると費用が高くなりやすい
  • 代表的な成功報酬型ツール:リクルートダイレクトスカウト、PayCareer、キャリオクなど

 ハイブリッド型:固定+成功報酬の組み合わせ

ハイブリッド型は、固定型と成功報酬型を組み合わせた形態です。基本料金を支払いつつ、採用が決まった場合に追加費用が発生する仕組みです。固定費だけではカバーしきれないリスクを抑えつつ、成果に応じた支払いも組み込むことでバランスの良い運用が可能です。

  • 特徴:基本料金+採用成果に応じた費用
  • メリット:コスト管理がしやすく、柔軟な運用ができる
  • デメリット:固定費と成果報酬が重なるためコストが割高になることも
  • 代表的なハイブリッド型ツール:ミイダス、Greenなど

ダイレクトリクルーティングのメリット・デメリット

ダイレクトリクルーティングは、従来の採用手法とは異なる「攻めの採用」として注目されています。しかし、導入にはメリットだけでなくデメリットも存在します。ここでは、導入を検討する際に知っておくべきメリットと注意点について解説します。

ダイレクトリクルーティングのメリット4選

はじめに、メリットから見ていきましょう。ダイレクトリクルーティングのメリットは主に以下の4つです。

  1.  採用コストが抑えられる仕組み
  2.  転職潜在層にリーチできるチャンス
  3.  マッチ度の高い人材を直接探せる
  4.  採用スピードが上がる可能性がある

1. 採用コストが抑えられる仕組み

ダイレクトリクルーティングは、企業が直接候補者を探してアプローチするため、エージェントを介さず、仲介手数料が不要です。求人広告や人材紹介と比較して採用コストを大幅に抑えられる場合があります。

2. 転職潜在層にリーチできるチャンス

ダイレクトリクルーティングでは、求職中ではない転職潜在層にもアプローチが可能です。スカウトメールやオファーを通じて「今すぐ転職を考えていないが興味はある」といった候補者に直接接触できます。従来の採用手法では出会えなかった優秀な人材との接点を増やせる点が大きなメリットです。

3. マッチ度の高い人材を直接探せる

企業が採用基準に合う候補者を直接探せるため、マッチ度の高い人材にアプローチできます。候補者のスキルや経験、価値観を事前に確認してから接触するため、採用後のミスマッチを減らせるのも魅力です。

4. 採用スピードが上がる可能性も!

企業が候補者に対して主体的にアプローチするため、選考プロセスの初期段階を短縮できます。求職者からの応募を待つ必要がないため、即戦力を早く確保したい場合にも効果的です。特に、スカウトメールの返信率が高ければ、採用スピードを大きく向上させることが可能です。

ダイレクトリクルーティングのデメリット・注意点

次にダイレクトリクルーティングのデメリットや注意点を見ていきます。利用する場合には以下の2つの事柄に気を付けるようにしましょう。

  1.  対応工数が増える
  2.  ノウハウがないと始めは大変

1. 対応工数が増える

ダイレクトリクルーティングでは、候補者の検索、スカウトメールの送信、選考日程の調整などを自社で行う必要があります。そのため、従来の採用手法に比べて工数が増える可能性が高く、人事担当者の負担になることがあります。

2. ノウハウがないと始めは大変

効果的なスカウトメールの作成や、候補者に興味を持ってもらうアプローチにはノウハウが必要です。初めて導入する企業では、どの候補者にアプローチすべきか、どのように魅力を伝えるかが分からず、 成果が出にくい場合があります。適切な運用ができるようになるには、一定の経験と改善が求められます。


ダイレクトリクルーティングは コスト削減採用スピードの向上 など多くのメリットがある一方で、導入直後は工数やノウハウの壁が課題となります。効果的に活用するためには、運用体制や戦略をしっかり整えることが重要です。

新卒おすすめダイレクトリクルーティング比較8選

新卒採用におすすめのダイレクトリクルーティングを8つ紹介します。

サービス名 登録数(26卒) 料金プラン 成功報酬費用 料金システム スカウト通数 特徴
OfferBox 87,832名 75万円 ※早期型/3名 38万円/人 早期型/成功報酬 120枠~ ※採用人数により増減 学生利用率No.1。成功報酬で利用できるため、少人数の採用から利用しやすい。
キミスカ 54,939名 75万円 ※早期型/3名 25万円/1人目 初期費用10万円 早期型/成功報酬 ゴールドスカウト50通/月 シルバースカウト150通/月 ノーマルスカウト1000通/月 ※採用人数により増減 スカウトが3種類あるので使い分け可能。たくさんの学生にスカウト配信ができる。
dodaキャンパス 85,024名 75万円 ※早期型/3名 35万円/人 早期型/成功報酬 200枠~ ※採用人数により増減 ベネッセのデータベースを生かし、大学1年生からの登録も多い。
キャリアチケット 53,068名 75万円 ※早期型/3名 40万円/人 早期型/成功報酬 400通~/月 ナビのような検索機能もある。新しいサービスのため企業数が少なく、費用対効果が高い。
LabBase 22,000名 120万円~ 掲載費用(年額) 92~720通 ※プランによって制限有 理系学生に特化したサービス。大学院生の登録も多く、専門性の高い学生に対してアプローチ可能。
Wantedly 8,000名 月6万円~ 0円 月額 ※最低利用6カ月 100通~1200通 ※期間制限あり 新卒・中途どちらも対応可。WEB/IT系人材・若手の登録が多く、価値観の共感でマッチングする。

※会員数やスカウト通数は公開されている情報に基づいており、最新の情報は各サービスの公式サイトをご確認ください。

OfferBox

オファーボックス

ダイレクトリクルーティングサイトの中で、利用学生数が最も多く最大手と呼ばれるのが、株式会社i-plugが運営するOfferBox(オファーボックス)です。

学生の登録情報より、気になる学生にオファーを送ることができます。さらに、AIによる検索システムを導入しているため、企業それぞれに合った学生を探し、アプローチすることが可能です。

特徴 ・登録学生数が24卒実績239,000名(2023年10月末時点)と最大のサービス。

・オファーの流通量を抑える仕組みで、開封率89%の実績。

・適性検査eF-1Gが標準搭載されており、適性検査のマッチングで活躍人材を抽出。

料金 ・早期型プラン(3名):75万円(オファー枠:120枠)

・早期型プラン(5名):125万円(オファー枠:200枠)

・早期型プラン(10名):250万円(オファー枠:400枠)

・成功報酬プラン:38万円/1名

OfferBoxの詳細はこちらから

dodaキャンパス

dodaキャンパスは2017年に株式会社ベネッセi-キャリアが提供し始めた、比較的新しいダイレクトリクルーティングサイトとなっています。

企業が登録者の経験や努力を見て、採用選考の特別なオファーや早期インターンのオファーを送るサービスです。

また、サイト内の運用のしやすさ等で顧客満足度が非常に高いサービスとなっています。

特徴 ・ベネッセグループの運営のため、低学年層(大学1~2年生)のデータベースが充実。

・対象卒年ごとの「定額プラン」の場合、無制限に採用することが可能(初年度限定)。

・サイト/アプリの使いやすさで過去3年連続逆求人サービスの顧客満足度1位。

料金 ・定額プラン(3名):60万円(つながり上限数:200枠)※初年度限定

・定額プラン(5名):75万円(つながり上限数:400枠)※初年度限定

・定額プラン(無制限):90万円(つながり上限数:600枠)※初年度限定

・成果報酬プラン:初期費用0円、35万円/人(つながり上限数:200枠)

dodaキャンパスの詳細はこちらから

キミスカ

キミスカ

OfferBoxに次ぐ、代表的なダイレクトリクルーティングサイトと呼ばれるのが、株式会社グローアップが提供するキミスカです。

2023年4月時点では、約3,000社の企業が導入しており、2024年2月時点では、登録学生数も24卒と25卒あわせて、16万人(※)を超えております。

※キャリアマート調べ

特徴 ・状況によって使い分け可能な3種類のスカウトメール(ゴールド・シルバー・ノーマル)がある。

・圧倒的な通数量で多くの学生にアプローチ可能。

・自社にマッチした人材を探せるAI検索機能が存在する。

料金 ・定額プラン:75万円/3名

・成果報酬プラン:35万円/1名

キミスカの詳細はこちらから

ONE CAREER CLOUD

ワンキャリアクラウド

口コミサービスの展開と独自の路線で急成長しているのが、株式会社ワンキャリアが運営するONE CAREER CLOUDです。

2023年6月時点で、導入利用社数2,200社を突破しており、登録学生数は32万人以上、月間訪問数150万人以上と多くの学生に使われているサイトとなっています。

特徴 ・「学生が1年で最も使うサイト」でマイナビに次ぐ2位を獲得。

・自由なスケジュールで早期選考への案内も可能。

・1分以内ログインの検索軸で「今」就活しているターゲットにアプローチ可能。

料金 <求人掲載>

・ライトプラン:初期費用:30万円、月額費用:10万円/月

・スタンダードプラン:初期費用:30万円、月額費用:30万円/月

<スカウト>

・定額プラン(100通~):初期費用:5万円、月額費用:15万円~/月

・成果報酬プラン:初期費用:5万円、成果報酬:30万円/1名

ONE CAREER CLOUDの詳細はこちらから

openworkリクルーティング

Openworkリクルーティングとは

企業の現社員や元社員からの豊富な口コミを掲載するopenwork(オープンワーク)に訪れる求職者に向けて、中途・新卒の求人掲載やスカウトができるサービスがopenworkリクルーティングです。(※運営元:オープンワーク株式会社)

約6割の学生が上位校とされる優秀層であり、東京大学・京都大学・慶応義塾大学・早稲田大学では8割以上の学生が登録しているため、高確率で優秀層の学生に出会えることが可能です。

特徴 ・ターゲットは企業の口コミを見ている前提のため、入社後のギャップを防ぎ早期退職のリスクを軽減できる。

・学生、社会人のどちらも登録することが可能。

・求人掲載、スカウト配信ともに初期費用なしでノーリスクでの採用活動が可能。

料金 成果報酬:40万円/1名(新卒)、80万円/1名(中途)

openworkの詳細はこちらから

JOBRASS(ジョブラス)

JOBRASS新卒

JOBRASS(ジョブラス)は株式会社アイデムが提供する、新卒採用向けの逆求人型就活サイトです。登録学生は約8万人で、早慶上智や国公立の学生が全体の約45%を占めています。

さらに会社説明会代行・大学内への広告・採用ホームページ制作等、豊富なメニューがあるため、初めて新卒採用を行う企業でも安心して活用できます。

特徴 ・新卒紹介サービスとの併用が可能。

・オファーの代行等、豊富なコンサルティングメニューが存在。

・利用期間や採用人数の制限なし。

料金 <JOBRASS新卒>

・年間システム利用料:20万円

・月額掲載料:5万円

<JOBRASS新卒紹介>

・文系:90万円/1名

・理系:100万円/1名

JOBRASS新卒の詳細はこちらから

iroots

iroots

Iroots(アイルーツ)はエン・ジャパンが運営している新卒採用向けのスカウトサービスで、総合職、エンジニア採用に特化したものとなっています。

営業や企画などに相性の良い文系の学生や、システムエンジニアやプログラマーを目指している理系学生など、幅広い属性の学生が登録しています。

特徴 ・6000文字まで設定可能な学生の詳細プロフィールが充実。

・自己分析がしっかりできている学生が多い。

・「本業公益性・成長性・透明性」の選定軸をクリアした企業のみが利用可能。

料金 ・非公開(※オンラインでの打ち合わせのもとプランが決められるため、問い合わせの必要あり)

irootsの詳細はこちらから

みん就スカウト

みん就スカウト

楽天グループ会社が運営する口コミ就活情報サイト「みん就」の逆求人サービスです。(※運営会社について、2024/4/1にポート株式会社に変更予定)

「みん就」は就職活動中の学生が利用する口コミサイトとして利用率が高く、25年以上の歴史があるサービスです。

みん就スカウトではもちろん1通ずつ個別配信も可能ですが、求めてるターゲット学生に対して一括で送信することが可能なので、スカウトの工数について悩んでいる企業にはおすすめです。

特徴 ・100項目以上の条件から自社ターゲットを検索可能。

・一括送信で工数の削減が可能。

・特典付きメールで学生への限定感の打ち出しが可能。

料金 ・非公開(※問い合わせの必要あり)

みん就スカウトの詳細はこちらから

新卒ダイレクトリクルーティング比較資料

本記事でも紹介した媒体を含め、より詳しく注目のダイレクトリクルーティングサイト6社( OfferBox・キミスカ・dodaキャンパス・OpenWorkリクルーティング・逆求人フェスティバル・Wantedly)の特徴・料金・登録学生数を徹底比較しています。

こんな企業におすすめ

  • 導入を検討していて、それぞれどのような特徴があるか、費用感がどのくらいか知りたい
  • 種類が多くて、どのダイレクトリクルーティングサイトが自社に適しているかわからない

無料でダウンロードできますので、ぜひご参考ください!

新卒ダイレクトリクルーティングツール比較6選 無料ダウンロード

中途おすすめダイレクトリクルーティング比較5選

中途採用におすすめのダイレクトリクルーティングを5つ紹介します。

ビズリーチ

ビズリーチ

株式会社ビズリーチが運営するハイクラスの転職サイト「ビズリーチ」は、メディアへの宣伝も積極的に行っており、知名度抜群のサイトとなっています。登録者数は227万人以上(2023年10月末時点)で、国内最大級のデータベースを用いて採用したい人材を見つけることができます。

また、有料会員だけに提供できるスカウトがあり、本気で転職活動をしたいと考えている求職者が多く登録をしています。

特徴 ・30代~50代のハイクラスビジネスマンがターゲット。

・審査を通過した即戦力となる厳選された求職者が登録。

・5000パターン以上の様々な業種・職種から優秀な人材を探すことが可能。

料金 ・料金プラン:詳細は問い合わせる必要あり

・成功報酬型プラン:採用者の年収15%

doda ダイレクト

dodaダイレクト

doda ダイレクト(旧:doda Recruiters)は、30年以上にも渡って転職サービスを提供しているパーソルキャリア株式会社が運営しており、日本最大級のスカウト会員データベースがあります。

おすすめの企業としては、多くの採用コストは掛けたくないが、ダイレクトリクルーティングを試してみたいケースに有効です。

特徴 ・日本最大級約317万人の登録者がいる。(2023年6月末時点)

・中途採用業務全般を一元管理できる採用管理システム「doda Assist」を無料で利用可能。

・ユーザー検索機能が充実しており、様々な条件からターゲットを絞ることが可能。

料金 ・ライトプラン(8週間):基本利用料80万円

・スタンダードプラン(24週間):基本利用料180万円

・プレミアムポイント(48週間):基本利用料330万円

※企業側の費用は初期費用のみで成果報酬はないため、低価格で始めることが可能。

MIIDAS(ミイダス)

ミイダス

パーソルグループのミイダス株式会社が運営する「ミイダス」ですが、独自の可能性診断をもとにスカウトを送れる転職サイトです。企業は求職者が受けた可能性診断の結果を元に、自社に合った人材を見つけ出し、スカウトを打つことができます。

累計会員数は、110万人以上(2023年5月時点)、導入企業は約42万社と、多くのユーザー、企業に利用されています。自社にマッチした人材をすぐに採用したい企業におすすめです。

特徴 ・自社での活躍を予測する独自の活躍要因診断の活用で質の高い採用を図ることが可能。

・1,733種類の詳細な検索項目から自社に必要な人材を検索可能。

・定額制で採用人数/スカウト通数無制限のため、コストパフォーマンスが高い。

料金 料金は定額制となっており、プランに応じて異なるため、詳しい料金に関しては直接お問い合わせの必要あり。

リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウト

株式会社リクルートが運営するダイレクトリクルーティングサイトで、知名度は抜群でハイキャリア層の採用に強いと言われています。

公開求人数は約50万件以上と国内トップクラスの豊富さで、求人情報の年収帯も800万円~2,000万円クラスのものが多くあります。

スカウトの配信数も制限が設けられておらず、継続的なアプローチが可能です。

特徴 ・初年度は導入コストをかけず採用活動が可能。

・スカウト配信代行サービスで工数の削減ができる。

・データベース登録者の約7割以上が年収600万円以上。

料金 ・初年度:初期費用0円+採用決定時の成果報酬手数料(理論年収の15%)

※但し、初年度で採用に至らなかった場合、翌年以降データベース利用料が発生(150万円/年)

・2年目以降:データベース利用料(150万円/年)+採用決定時の成果報酬手数料(理論年収の15%)

リクルートダイレクトスカウトの詳細はこちらから

LinkedIn(リンクトイン)

LinkedIn

LinkedIn(リンクトイン)は、リンクトイン・ジャパン株式会社が運営するSNSです。全世界のユーザー数は9億人を超え、日本だけでも300万人が登録しています。

Facebookと同様に実名で登録するもので、ビジネス系SNSとして世界的に認知が高くダイレクトリクルーティングサービスとしても活用されています。

SNS採用のプラットフォームとして使用する企業が多く、Linkedinを通して候補者に直接スカウトを送る行為が日常的に行われています。

特徴 ・実名登録型で、「仕事」情報に特化した登録者プロフィールが充実。

・転職サイトには出てきにくい「転職潜在層」や「海外人材」にスカウト可能。

・企業ページの作成ができ、社員アカウントの連携も可能。

料金 企業側の料金は、成果報酬ではなく定額制料金。

利用メニューに応じて料金が異なるため、詳細は問い合わせの必要あり。

Linkedinの詳細はこちらから

中途ダイレクトリクルーティング比較資料

本記事でも紹介した媒体を含め、より詳しく注目のダイレクトリクルーティングサイト7社(ビズリーチ・Green・doda ダイレクト・AMBI・Wantedly)の特徴・料金などを徹底比較しています。

こんな企業におすすめ

  • 導入を検討していて、それぞれどのような特徴があるか、費用感がどのくらいか知りたい
  • 種類が多くて、どのダイレクトリクルーティングサイトが自社に適しているかわからない

無料でダウンロードできますので、ぜひご参考ください!

中途ダイレクトリクルーティングツール比較6選 無料ダウンロード

ダイレクトリクルーティングの導入事例

近年多くの企業が利用しているダイレクトリクルーティングの導入事例をご紹介したいと思います。

メルカリは「LinkedIn」「Wantedly」を活用

今や誰もが知るフリマアプリ「メルカリ」。2022年時点でフリマアプリ「メルカリ」の累計取引件数が30億件と物凄い勢いで成長していることは皆さんもご存知ですよね。それを運営する株式会社メルカリでもダイレクトリクルーティングを積極的に取り入れています。

主には「LinkedIn」「Wantedly(ウォンテッドリー」などの媒体を活用して、自社の理念に共感する人材を獲得しています。通常の採用方法と比べて、内定出しをする前の段階で「ミスマッチのない採用」を実現させることができるのがメリットではないでしょうか

「ビズリーチ・ダイレクト」を導入したゲオ・ホールディングス

レンタルやゲーム買い取り販売の「ゲオショップ」、古着や家具などの買取販売を行う「セカンドストリート」などの店舗を全国展開している株式会社ゲオ・ホールディングスでは、2018年からビズリーチのダイレクトリクルーティング「ビズリーチ・ダイレクト」を導入。

そこで5名の採用に成功しています。ゲオ・ホールディングスの人事担当者は、これを機会にもっと「攻めの採用」を強化していきたいと語っています。(情報参照:ビズリーチ導入事例より)

「iroots」を利用する株式会社オルトプラス

「iroots」とは、エン・ジャパン株式会社が運営する新卒採用専門のスカウトツールで、最大6000字の細かなプロフィールを記載することが出来るため、学生からは自己分析ができ、就職活動の際に自分を知れる、考えれるきっかけになり学生にも人気のツールです。

ソーシャルゲームの企画、開発及び運営を行う株式会社オルトプラスでは、2018年10月に「iroots」の利用開始。20卒採用時に行った1ヵ月のスカウト既読率は86%、送信数に対する承諾率は29%というまずまずな結果を残しています。(情報参照:オルトプラス)

Sansan株式会社「OfferBox」実施で内定率2倍

「OfferBox」は2014年にサービスを開始し、登録企業16,930社、登録学生約24万人と利用者を伸ばしているダイレクトリクルーティングのひとつ。クラウド名刺管理サービス「Sansan」を運営するSansan株式会社では、17卒採用時からこの「OfferBox」を導入しました。

17卒時の採用は1名ですが、19卒から本格的に活用し、「自走できる人材」と求める人材要件を言語化し、プロフィール文では、個人の目標と達成のために行動したことのエピソードに加え、その行動をとった背景や意思決定についても記載している学生を中心にオファーを送るようにしたそうです。

その結果なんと、Offerbox経由で1次面接を実施した学生は、通常採用に比べて内定率が2倍に、採用単価はなんと約1/4に削減できたとのことです。(情報参照:OfferBox導入事例より)

キミスカ

2013年からサービススタート。そこから年々登録者数を増やし、2024年2月時点では登録数は約16万人。

しかも、2024年現在、掲載企業数は約3,000社と、登録している学生数に対して掲載企業数が少ないため、企業側としては、他社とターゲット学生のバッティングの可能性が少なくて済むというのが最大のメリットといえます。さらに、登録者の5割以上がGMARCH・国公立Aクラスと優秀な人材にアプローチしたい企業にとっては導入しない手はないといっても過言ではないダイレクトリクルーティングツールではないでしょうか。

キャリアマートは上記で挙げた逆求人型サービス「キミスカ」を強みに持つ、株式会社グローアップとアライアンスを結び、お得なパッケージプランでご提案可能になりました!就職サイトと反応率30%を越える【ダイレクトリクルーティングサイト】とセットで!ご案内いたします。

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ダイレクトリクルーティングの選び方

特徴や料金形態、導入すべき企業はお分かりいただけたかと思いますが、数あるサービスから「う選べばいいかわからない!」とお悩みではないでしょうか。

自社に最も合うサービスを選ぶためにも、以下のことに注意するようにしましょう。

  1. 費用感・料金形態があっているか(先行型か成果報酬型か)
  2. 使おうとしているサービス媒体に、自社のターゲットとなる欲しい人材が存在しているか
  3. マッチング率が低くないか

ダイレクトリクルーティングの成功ポイント

人事担当者がダイレクトリクルーティングを成功させるためのポイントを紹介します。

専門の人事担当者を決める

ダイレクトリクルーティングは、採用ノウハウが必要な上に採用まで時間がかかります。効率を上げていくためにも、専門の人事担当者を決めておくと良いでしょう。

採用課題を明らかにする

応募は集まるが自社に適した人材が見つからないなど、採用課題を明確にしておきましょう。求人サイトや人材紹介・エージェントでは拾い切れなかった、転職潜在層に採用すべき人材が潜んでいるかもしれません。

採用ノウハウを蓄積していく

成果が早く出にくいダイレクトリクルーティングだからこそ、回数をこなして採用ノウハウを蓄積し、成功に繋げましょう。すぐに結果を求めないことも大切です。

採用したい学生がどこにいるのかを見つける

各データベースにはそれぞれ特徴があり、ITに強い、上位校に多い、ベンチャー思考など、現在ではダイレクトリクルーティングと称したサービスが非常に多く存在します。
自社の求める人物を明確化して、マッチングする人材を探していくことが必要になります。

内定承諾までつなぎとめていく

就職サイトを併用している企業であれば、ダイレクト手法でせっかく出会えた人材を、通常の採用フローに乗せてしまっては意味がありません。
やはりここでも個別性のあるフォローが必要になります。
選考フローだけでなく、リクルーター、面接官、内定のタイミング、その後の展開など、ひとりひとり細やかにフォローすることで、コンバージョンは上がっていきます。

スカウト配信代行を利用して効率的に採用活動を行う

ダイレクトリクルーティングを代行する、スカウト代行サービスも存在します。スカウト代行サービスでは、企業が求めている人材に対してアプローチし、スカウトメールの送信などの業務も代行可能です。

スカウト代行サービスを利用すれば、人事担当者の業務負担を軽減することができるでしょう。

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ダイレクトリクルーティングがおすすめな企業の特徴

では、どのような企業がダイレクトリクルーティングを取り入れればいいのでしょうか?

採用の精度を高めたい企業

従来の求人サイトや人材紹介・エージェントを活用する場合は、自社で採用に対して改善できるのは求人の募集要項の改善などです。ダイレクトリクルーティングを取り入れた場合は、人材選定から採用までの一連の流れを把握できるため、採用の精度を高めることができます。

競合企業より優秀な人材を確保したい企業

競合企業が多ければ多いほど、同業種の求人情報が溢れ、自社の求人が埋もれてしまう可能性もあります。ダイレクトリクルーティングを活用すれば、直接求職者にアプローチすることができるため、情報が埋もれることなく優秀な人材を採用することができるでしょう。

転職潜在層を採用したい企業

ダイレクトリクルーティングでは転職潜在層に対してアプローチすることが可能です。求人サイトや人材紹介・エージェントなどの採用方法では出会えなかった、現在活躍中の人材を発掘できます。

まとめ

今回は「ダイレクトリクルーティングサービスについてご紹介させていただきました。

ダイレクトリクルーティングとは、求人サイトや人材紹介・エージェントなどの仲介などを通さず、求職者を直接スカウトすることができる採用方法です。求職者の他にも転職潜在層にもアプローチできるため、企業にマッチした優秀な人材を探している人事の方は、ダイレクトリクルーティングを取り入れてみてください!

この記事を参考に、それぞれの特徴を見比べながら、貴社に適したサービスが見つかると幸いです。