採用市場が盛り上がってきている現在、従来ではナビ媒体で学生の応募を待つことが主流であった採用活動も、「攻めの採用」と呼ばれるスカウト型のダイレクトリクルーティングサイトも段々その需要を伸ばしてきています。
しかし、一体どのダイレクトリクルーティングサイトを使えばいいのか?と悩まれている人事様も多いかと思います。今回は、たくさんの種類があるダイレクトリクルーティングサイトの中でも今後の急成長が期待ができる、dodaキャンパスを紹介していきます!
dodaキャンパスとは
dodaキャンパスは、2017年にベネッセi-キャリアが提供を始めたダイレクトリクルーティングサービスです。従来のダイレクトリクルーティングサイトではなかった新機能コンテンツや、サイトの運用での高い評価を受け、昨年の2021年には「オリコン顧客満足度®調査 」の逆求人型就活サービスランキングにおいて総合1位を獲得しています!!
- 「初めてだから使いこなせるか不安……」→大丈夫!専任担当者による密着型安心サポート体制もばっちりです!
- 「採用に費用をあまりかけられない……」→ご予算に合わせて2つの料金プランをご用意!
- 「採用活動をする期間によって使用形態を変えたい……」→インターンシップから選考後期まであらゆる場面で長期間にわたってのご利用が可能です!
以上のように悩む企業様・人事様のお悩みを解決してくれます!
それではさっそく、気になるdodaキャンパスの特徴と強みを見ていきましょう。
dodaキャンパスの仕組み
画像引用:Wantedly
まずdodaキャンパスの特徴を説明する前に、ダイレクトリクルーティングサイトの仕組みからご説明します!
就職サイト大手のマイナビ・リクナビは求人(ナビ)サイトで、いわゆる待ちの採用と呼ばれており、どうしても企業側は母集団の質や量をコントロールしていくのが難しくなっています。
それに対し、ダイレクトリクルーティングサイトは攻めの採用と呼ばれています。企業が第三者を介さず直接学生にアプローチが可能で、ミスマッチが少なくなり、内定承諾率の向上、離職率の低下を狙うことができます。
そんな中でもdodaキャンパスの1企業のオファー枠は、1学年あたり最大400枠という制限が設けられ、学生が同時に受け取る事の出来るオファー数も6枠に制限されています。
「一見全然受け取れないし、送れないのではないか?」とマイナスに見えてしまう気もしますが、このオファー枠制限システムによって、学生の反応率、また企業の熱量が変わり高いマッチング率を実現させているのがdodaキャンパスの強みです!
dodaキャンパスと比較検討にあがるキミスカ・OfferBoxとの違い
ここで、ダイレクトリクルーティングサイトの中でもdodaキャンパスと比較検討にあがるキミスカとOfferBoxの違いを見ておきましょう。
~OfferBoxとの違い~
OfferBoxはdodaキャンパスに比べて、掲載企業数・登録学生数がダイレクトリクルーティングサイト内でトップとなっています。
OfferBox | dodaキャンパス | |
参加企業数 | 10,000社以上 | 6,800社 |
登録学生数 | 18.8万人 | 10.1万人 |
費用 | 無料 | 無料 |
dodaキャンパスでは5人に1人の就活生が登録しているのに対し、OfferBoxは3人に1人の就活生が登録をしています。より大きな規模感で、より多くの学生と出会いたいと考えている企業様は、OfferBoxを検討してもいいかもしれませんね。
OfferBoxについて詳しく知りたい方は、下記記事をご覧ください!
近年、多くの企業が取り入れているダイレクトリクルーティングサイトですが、その一つとして注目されているのが「Offerbox(オファーボックス)」です。 今回はその、「Offerbox(オファーボックス)」について詳しく紹介します。 […]
~キミスカとの違い~
画像引用:キミスカ
dodaキャンパスはスカウト配信数が400枠なのに対してキミスカは、3種類のスカウトを送る仕様となっていて、ノーマル配信1000通、シルバースカウト配信150通、ゴールドスカウト配信50通と学生に対し配信を多く送ることが可能です。
ペルソナが選定されていて、3種類のスカウトを使い分けながらより多くの学生に接触を図りたい企業様はキミスカを検討するのも1つの手かもしれません。
キミスカについて詳しく知りたい方は、下記記事をご覧ください!
突然ですが「キミスカ」をご存じですか? 2013年9月から株式会社グローアップによってサービス提供が開始された逆求人型のサイトで、なんとスカウト配信の開封率が73.9%と、驚異の数字をたたき出している逆求人型サイトです。 […]
学生からの口コミ・評判
- Aさん
『 視野になかった業界のオファーが、自分のやりたいことに合っていた!』
ナビサイトで様々なインターンを受けたものの、イメージと違うことも。悩んでいたころに視野になかった業界からオファーを受け取ったのですが、やりたいこととピッタリと思い最終的に入社を決めました。オファーがなかったら出会えなかったと思います!
- Bさん
『dodaキャンパスのイベントに参加して、就活自体やインターンシップへのモチベーションが上がった!』
早い段階から就活イベントに参加したり、今知りたい記事を読んだりできるので、安心して就活に取り組めます。インターンシップに向けてモチベーションもあがりました!
dodaキャンパスの特徴・強み
dodaキャンパスの特徴・強みは3つです。
- 豊富な会員データ
- 追加費用の掛からない定額プラン
- オファー枠数制限システムで発見率が高い
豊富な会員データ
画像引用:dodaキャンパス
dodaキャンパスは大学1~4年(22年~25年卒)の668,000人以上の学生が登録していて、国内最大規模の学生データベースを保有しております、こちらには旧帝大を始め有名校の学生から多数の登録がございます。(2021年5月時点)
ここには現就活生だけではなく、大学1年生からの登録が可能となっております。低学年の学生(大学1~2年生)への早期接触・アプローチが可能で、早くから自社・業種の魅力を伝え母集団形成等に役立てられます。
また大学2年生からは直接のアプローチが可能で、「早い時期から就職活動を行っている優秀な学生に出会いたい」「マッチング度の高い採用活動を実施したい」等のご希望にも沿うことが可能です。
追加費用の掛からない定額プラン
他の求人型サイトや人材紹介型と比べて費用効果が高くなっていますが、何名の採用であっても対象学年ごとの定額制となっており、3年の4月から卒業までの期間定額でのサービスが利用可能です。追加費用も掛かりません。
オファー枠数制限システムで発見率が高い
他ダイレクトリクルーティングサイトに比べてDMの枠数が企業側でも、学生側でも定められており、1企業のオファー枠は1学年につき最大400枠となっています。(学生がオファー辞退した場合は、オファー枠が戻ります)同時に、学生が受け取ることができるオファー数も6枠に制限されています。
学生は、辞退・エントリーどちらかの意思を示さなければ新しい企業からスカウトを受け取ることが出来ない仕様となっているため、学生のオファー反応率がトップレベルで高いのが特徴です。(12時間で反応がある…と言われています!)
dodaキャンパスのオファー機能とオファー配信実績
dodaキャンパスには通常オファーとプレミアムオファーの2種類が用意されています。まず通常オファーとは、学生に対し定形文を登録して送れるものになっています。定形文での登録であったとしても学生側は受け取ることのできる枠数に制限があるため、開封率は他サイトに比べて高くなっております。
それに対しプレミアムオファーとは、限られた学生に対し送る特別なオファーとなっていて、学生に対して熱量があることをアピールできます。また学生側がオファーを受ければ、面接に直接誘導することが可能です!
そのため、登録されているプロフィール等を読んで確実に接触を図りたい学生に対しては、プレミアムオファーを送ることをおすすめします。
また、オファーを辞退した学生やオファーが期限切れになっている学生には、「新しくオファーを送る」からオファーの 再送が可能です。
dodaキャンパスの検索軸(検索項目)
画像引用:dodaキャンパス
学生の基本情報である大学名・学部・学科・ゼミなどはもちろん、志望業界や留学、サークル等の経験、適性検査による思考力の結果など様々な角度から学生を検索することが可能です。
そのため、「体育学部かつ留学経験あり」や「理系の粘り強い子」など、自社のペルソナに沿った学生を発見する事ができ、今までにアプローチが出来ていなかった新たな出会いを見つけることができます。
dodaキャンパスの利用に向いている企業
dodaキャンパスは、以下のような企業様におすすめです。
学生に対して早期アプローチをかけていきたい
「早く学生にアプローチがしたい…」という企業様であれば、dodaキャンパスは大学1年生からの登録が可能となっているため、早期から学生へのアプローチが可能です!
また、早期から活動している優秀な学生に出会うこともできます。
知名度を上げていきたい
「知名度が足りないからナビ媒体では人が集まらない…」という企業様であれば、企業側からアプローチをかけられること、また学生が同時に取得できるオファー枠も制限されていることから、学生の反応率が高く、待っていたら会えなかった学生と出会うことができます。
ペルソナ設定がしっかり決まっている
「集まってくれる学生が求める人物像ではない…」という企業様であれば、詳細に検索軸をかけて検索ができるので、ペルソナに沿った学生にアプローチをすることが可能です。
dodaキャンパスの掲載料金プラン
dodaキャンパスには【定額制料金プラン】と【成果報酬型プラン】の2種類が用意されています。
【定額制料金プラン】
画像引用:dodaキャンパス
定額制料金プランは対象年度の学生が卒業するまでの期間、定額でオファーを送ることができるプランです。たくさんの学生と接触をしたいと考えている企業様にはぴったりのプランです!
【成果報酬型プラン】
画像引用:dodaキャンパス
少数採用で、成功報酬での利用を考えている企業様にぴったりなプランです!夏インターンシップなどのタイミングからご利用いただける早期成功報酬プランと、学生の就職活動が本格化する大学3年生の3月からご利用いただける成功報酬プランが用意されています。
【繋がり枠オプション】
追加枠数 | 金額(税別) | 期間 |
100枠 | 18万円 | お申し込み後、ご利用開始日から2022年3月31日迄 |
200枠 | 30万円 | |
400枠 | 50万円 |
上記2つのプランに加え、繋がり枠増加オプションも備わっています。繋がり枠とは、dodaキャンパス上で同時に選考を進めていくことのできる人数のことです。
定額プランをお申込みいただいた後、企業様は、対象学年に対して、つながり枠が400枠付与されます。でも400枠じゃ足りない!と考える人事様や、そもそもの採用人数が多い企業様にはこの繋がり枠増加オプションを追加し、さらに学生との繋がりの機会を作っていくことが可能です。
dodaキャンパスの掲載までの流れと掲載イメージ
画像引用:dodaキャンパス
dodaキャンパスは、最短一日での掲載が可能です!まずは担当者と企業様に合わせた掲載のすり合わせを行っていきます。
その後、お申込み・審査を経てアカウント発行し、学生とのやり取りが開始します。
画像引用:dodaキャンパス 活用マニュアル
dodaキャンパスに載る企業様の掲載画面は、上記のようなイメージです。
利用開始までの流れ&内定通知までの流れ
画像引用:dodaキャンパス
dodaキャンパスの利用開始までの流れと内定通知までの流れは大きく4STEPあります。
- 初期設定
dodaキャンパスに初期登録すると企業基本情報、プロフィール情報の登録、採用担当者の情報、学生に送るオファー定型文を登録することができます。 - 学生検索・オファー送信
企業ごとの人材要件に合わせ、学生を検索し、情報を見ることができます。学生のキャリアノートを見て興味を持った所に「いいね」を押すことで、学生側にその通知が届き、承認率が高まります。そして気になる学生にオファーを送ることができます。 - 学生管理
学生側からオファーの承認が来たらメッセージのやり取りが始まり、選考をスタートすることができます。 - 内定通知
最終選考まで進んだ学生に対して内々定通知を送ることができます。学生が承諾した場合、企業はdodaキャンパスに報告をすることで、他の企業が学生に対してアプローチできなくなります。
dodaキャンパスの導入成功事例
実際にdodaキャンパスを利用し、採用成功した企業様の事例を3社紹介します。
IT業界企業
<導入前の課題>
- 人材要件が定まっておらず、採用基準が不透明であった。
<導入の決め手>
- 優秀な学生を惹きつけられる可能性がDRにはあると感じたため。
<行った施策>
- 1文目のオファー文面に情報を盛り込み魅力を最大限伝える。
<導入後の成果>
- これまで出会えなかったタイプの学生に出会え、9名の採用成功に繋がった。
人材業界企業
<導入前の課題>
- 全国に拠点があり、地方拠点採用に苦戦していた。
<導入の決め手>
- 従来の採用手法だけでは目標採用人数を達成できないと考えたため。
<行った施策>
- 送信漏れがないように仕組化を徹底しコミュニケーションを行った。
<導入後の成果>
- こまめに効果を検証し、効果的な採用活動を行えるようになった。
小売業界企業
<導入前の課題>
- コロナウイルスの影響もあり、採用時期が例年よりも遅れていた。
<導入の決め手>
- 細かく人材要件を選定でき、企業側からオファーが送れる点が導入の決め手。
<行った施策>
- 二名体制でオファーを送り、配信数を維持した。
<導入後の成果>
- 入社可能性の高い地元学生にアプローチするために、出身高校の都道府県で検索をしてdodaキャンパスをうまく活用し採用成功をした。
dodaキャンパスを利用する際の注意点
dodaキャンパスを利用する際の注意点を2つご紹介します。
ペルソナを決めること
dodaキャンパスを利用し、効果を最大限に引き出すには、ペルソナを明確にする必要があります。
ペルソナを決めずにdodaキャンパスを使用すると、採用したい層の学生を集めることができないので注意が必要です。利用する際はペルソナを決めることが重要になります。
「採用活動を行なっても、なかなか求める人材からの応募がない」「採用しても、すぐに会社を辞めてしまう」と頭を抱えている人事担当の方もいるのではないでしょうか。これは、自社の採用ペルソナが定まっていないことが原因かもしれません。 採用ペル[…]
担当人員を確保すること
dodaキャンパスを利用し採用活動をするには時間がかかります。
採用人数に対してどのくらい時間がかかるか、人員は何人必要かを考える必要があるので注意が必要です。学生へのアプローチに時間がかかるのであれば、スカウト配信代行を利用し人事様の工数を減らすこともできます。
マンパワー不足ならスカウト配信代行
dodaキャンパスは直接学生に対してアプローチでき、学生の反応率も高いことから、従来の採用活動より学生との関わりを作りやすいところが利点です。しかし、スカウト配信をしたうえでの採用活動になってしまうので、工数がかかってしまうという懸念点もあります。
もしマンパワー不足でお困りなら「スカウト配信代行」がおすすめです!弊社では、人事様でなくてもできるメールの送信やスカウト配信などのノンコア業務の代行を承っております。
「学生との時間を増やしたい!大切にしたい!」「ダイレクトリクルーティングサイトが気になっているけど工数が気がかりで中々手を出せない…」と考えている人事様は、ぜひ一度スカウト配信代行をご検討されてみてはいかがでしょうか?
弊社サービスの詳細や料金プランなど、下記からお気軽にお問い合わせください!
まとめ
dodaキャンパスの強みや掲載料金など、様々な特徴をここまで紹介してきましたが、使用する媒体は企業様の課題によって適したものがそれぞれあると考えます。
早い段階から学生と接触がしたい、学生からの反応をちゃんと見たいと考える企業様は、ぜひ一度dodaキャンパスを検討してみてはいかがでしょうか。
そもそものスカウト配信代行とはなにかを知りたい方は、下記記事をご覧ください!
スカウトメールの配信は、欲しい人材にメッセージがピンポイントで送れるけど、文面の作成やターゲットの抽出作業に時間がかかってしまって大変・・・。 と、マンパワー不足で思うようにスカウトメールを配信できていない…という[…]