内定者フォローのポイント&絶対NGな内定者フォロー事例

今、必要とされる内定者フォロー4点と、絶対やってはいけない内定者フォロー3点

今回のテーマは、『内定者フォロー』です。

内定承諾書を出したのに学生に「内定辞退」されてしまった経験はありませんか?

出来るだけ内定を出した学生には、そのまま承諾して入社してもらいたいですよね。

「どうすれば内定辞退率は減るの?」
「どうすればよかったの?」

そんな悩みが少しでも解消されるように、様々なデータなどを参考に“今、学生が必要としている内定者フォロー”を考えていきましょう!!

学生が必要とする内定者フォローとは?

内定者フォローをしていても、それが学生に刺さらなければ意味がありません。一体どんな内容の内定者フォローを求めているのでしょうか?

全体の約9割がフォローは必要だと思っている

まずは、学生が必要だと思っている内定者フォローについてです。

株式会社ディスコ キャリタスリサーチ調べによりますと、2021年卒・内定学生のうち「フォローの必要はない」と回答した学生は、たったの9.2%。

ということは、約9割の学生が就職先決定のために何かしらフォローが必要だと思っているとになります!下記グラフを見て頂ければわかるとおり、年々フォローしてほしい学生が増えているという結果です。

意思決定のためのフォローの必要性2021

これは言い換えればチャンス!!フォローの内容次第で、学生の心を繋ぎとめることができるのですから!

ここで気になるのが、「対面」で内定者フォローを行うべきか、「オンライン」でもいいのかという問題ですよね。

ディスコが22卒学生におこなったアンケート結果では、「対面でのフォローが必要」だと答えたのは34.9%、「内定までに対面での接点がなければ必要」としたのは37.1%となっており、「オンラインのみで十分。対面でのフォローは必要ない」と回答したのは28.0%でした。

対面での内定者フォローの必要性

画像引用:キャリタス就活 2022 学生モニター調査結果

学生がしてほしい内定フォローランキング

では、どんなフォローが必要だと思っているのでしょう。まず、22卒のアンケートからひも解いていきましょう!

2022卒/1位は現場社員との面談

内定企業への意思決定に必要だと思うフォロー

画像引用:キャリタス就活 2022 学生モニター調査結果

第1位:「社員との交流機会」(68.1%)
第2位:「他の内定者との交流機会」(45.6%)
第3位:「人事担当者との面談」(44.8% 前年44.0%)
第4位:「社内や施設などの見学」(30.6% 前年31.5%)
第5位:「電話やメールなどでの定期的な連絡」(23.4% 前年31.0%)

22卒と21卒での比較

21卒時の1位は「現場社員との面談」だったのに対し、22卒では1位が「社員との交流機会」となり、面談から交流に変わっています。また、オンラインでの選考が増えた22卒では内定者同士での絡みも少なく、どんな人たちが同期となり得る人物なのか知りたがっている学生が増加しています。

21卒時にはランキングに入っていた「食事などの懇親会」においては圏外となり、コロナ禍における内定者フォローは様変わりしたことが見て取れます。

2021卒時の意思決定に必要なフォローランキング

21卒してほしい内定フォロー

第1位:「現場社員との面談」(52.2%)(前年比:+4.5%)
第2位:「人事担当者との面談」(42.5%)(前年比:+2.2%)
第3位:「社内や施設などの見学会」(44.0%)(前年比:ー4.2%)
第4位:「メールや電話での定期的な連絡」(31.5%)(前年比:+3.6%)
第5位:「食事会などの懇談会」(31.0%)(前年比:ー24.2%)

21卒と20卒での比較

新型コロナウイルスの影響をもろに受けたアンケート結果と言っても良い結果となり、「食事会などの懇談会」を求める学生は24.4%も減少しました。
19卒・20卒時にも求める声は大きかった「現場社員との面談」が21卒では初めて半数を超えて52.2%となり、ついで「人事担当者との面談」(42.5%)となっています。また、前年ポイント数を下げた「社長・役員との面談」も今年は3.0ポイント求める声が増え、「電話やメールでの定期的な連絡」は3.5ポイントも増加しています。

23卒のデータは6月ごろに発表されると思いますので、新しいデータが出次第、こちらの記事も更新させていただきます!

志望度が上がった!必要とされる内定後フォロー4つ

こちらもディスコのキャリタス就活2022の学生モニター調査から実際にフォローを受けて、「嬉しかった・志望度が上がった!」と回答した学生の声をご紹介します。

〇内定後も、オンラインで面談や座談会を設けてくれたので、不安が払拭された。
〇LINE でいつでも相談に乗っていただける態勢を用意していただいた。
〇定期的にメッセージが届いて、会社の近況を知ることができるのが嬉しいです。
〇コロナでさまざまな人が生活に影響を受けている中、自社の生活支援の取り組みを内定者 SNS で多く発信していたこと。社会的責任をもっている企業であることを改めて感じた。

といったように不安になっている学生のことを考えているフォローという傾向が強いように見えます。

逆に「志望度が下がった・・・」NGフォロー3つ

〇他社の選考を早期に辞退するよう軽く圧がかけられた。他もじっくり見て納得する就活を、と余裕を見せてくれたほうが、志望度が上がる。
〇内定を受諾してから一向に音沙汰がないため、少し不安になる。個人的には、月 1 回くらいでいいので連絡がほしい。
〇週に 1 度、電話面談をしなければならなかったこと。

などと、不安や不信感の声が上がりました。

コロナ禍に少しづつ慣れてきたとはいえ、就職活動に不安感を感じている学生は少なくありません。これまで以上に、慎重に、世の中の状況を捉えながら臨機応変に対応していくべきでしょう。

内定後も不安は続く学生の心理

本来なら、内定を得て一安心し、気分も晴れそうな気もしますが、そうもいかないのが学生の心理のようです。

内定もらったのに何で?それは不安だから。

ブルーな気持ちといえば、憂鬱な気持ち・落ち込んでいる・浮かない気分といった何ともネガティブな意味で使われますよね。よく、マリッジブルー・子育てブルー・ブルーマンデーなどと言われていますが、近年学生さんたちを悩ませているのは、「内定ブルー」だということなのです。

え??内定もらったのに何で!? それは、不安だからです。

マイナビ調査によりますと、2022年卒の学生の中で入社予定先企業を決めた後、不安になったことはあるか?という質問に対して、「ある」と回答した学生は60.8%となり、20卒時の調査では52.8%、19時では51.2%でしたので、内定後に不安に思う学生の割合が増えていることがわかります。

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「内定後」辞退に至る学生の心理

では、何がそんなに不安なのでしょうか?

そのワケは、

  1. 社会やその会社への適応
  2. 漠然とした不安
  3. ネガティブな情報や評判、近親者の意見
  4. 就職活動への未練
  5. 企業の対応や雰囲気、人間関係
  6. 待遇や条件に対しての不満

に分類されるようです。

中でも、1の社会やその会社への適応に関して特に多かった声は、

・社会人としてやっていけるかどうか(39.3%)
・この会社できちんと務まるかどうか(38.7%)

という声。

当然ながら社会人経験がない学生さんたちは、長く働くことをイメージしたライフプランなどを重視する傾向にあります。積極的なコミュニケーションは、学生さんを一人の社会人として成長させていく上でも大きな安心感につながっていくはずです。その安心感がやがて学生さんの「決め手」へとつながり、内定辞退を防ぐことへもつながっていくと私は信じたいですね。

今どき内定フォローをご紹介!

簡単に3つほどご紹介いたします!

SNSやスマホアプリで学生の負荷を下げる。

今どき学生さんたちの特徴の一つといえば、SNS普及による電話・メール離れというのは間違いないですね。いくら積極的なコミュニケーションをとろうにも、メールの未開封や見落としによる連絡不通では先に進むものも進みません・・・。それは同時に人事担当者さんたちのストレスにもなりかねませんね。

そこで!SNSやスマホアプリを用いることにより、学生たちからの返信もリアルタイムで得られるようになり、未読か既読かを把握できるようにすることでより効率よくコミュニケーションをとることが可能になるそうなのです。まさに現代ならではの方法ですね!

学生さん自ら翌年の採用パンフレットを作成

これも今どきでは増えてきた実例だそうです。学生さん自身が自分の就職活動の振り返りをし、社内から会社を見つめなおすことで、「就活生」から→「社員」という意識に転換していく。という効果があるそうで、また、翌年の後輩たちが参考にするという責任感が生まれ、人事担当者さんにとっても自社の採用の見え方をリアルに知るきっかけにもなるということ。一石二鳥ですね!!

内定アルバム

ご存知の方はいらっしゃいますでしょうか?私は正直、初めて聞きました!なんでも、学生さんの会社説明から内定通知までの選考でのポジティブ評価を含めた履歴をまとめてアルバムにして・・・最後のページには「内定書」が!!という仕掛けだそうです。

個人の履歴は選考の段階でまとめられていると思いますので、それをコピーして綴じていくだけで手間もあまりかからず。たったそれだけでも内定者へのささやかなサプライズプレゼントのようなものになりそうですよね。
私だったらきっと嬉しくて温かい気持ちになり「いい会社!」と、入社を決意することでしょう。

まとめ

ここまで内定者フォローの重要性をお伝えしてきました。学生にとっても、企業の人事担当にとっても、「内定」はゴールではなく、ココがやっとスタート地点だと思って頂けるととても嬉しく思います。

未来の「つなぐ」はココからスタートです!!ぜひ、最高のスタートダッシュを!!最後までお読みいただきありがとうございました。それでは!またお会いしましょう!

▼内定フォローでインターンシップを行う場合は、こちらの記事をご参考ください!

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