近年は採用手法、媒体が多様化しつつあり、自社に合うサイトとしてどれを選べばよいのかと悩んでいる方は多いでしょう。
今回は、「企業ブランドではなく、自社の魅力を見てほしい」「理念やビジョンに共感してくれる学生に出会いたい」、そんな想いを抱える方に必見のベンチャー志向の学生が集う就活サイト「CheerCareer」について人事の目線から紹介します!
- 1 CheerCareer(チアキャリア)とは
- 2 CheerCareer(チアキャリア)の特徴3つ
- 3 CheerCareer(チアキャリア)の料金体系
- 4 CheerCareer(チアキャリア)のスカウト機能と実績
- 5 CheerCareer(チアキャリア)のメリット・デメリット
- 6 CheerCareer(チアキャリア)で利用可能なイベント
- 7 他のダイレクトリクルーティングサイトとの違い
- 8 CheerCareer(チアキャリア)企業からの評判
- 9 CheerCareer(チアキャリア)の利用に向いている企業
- 10 CheerCareer(チアキャリア)の導入成功事例3社
- 11 CheerCareer(チアキャリア)の掲載までの流れ
- 12 CheerCareer(チアキャリア)のサポート
- 13 まとめ
CheerCareer(チアキャリア)とは
CheerCareeとは、ベンチャー企業や成長企業を希望する学生が利用している、スカウト型の就活サイトです。
GoogleやYahoo!等の検索エンジン上で、「ベンチャー」をキーワードに就職活動している学生をターゲットにweb集客を行い学生を集めている、知る人ぞ知るダイレクトリクルーティングサイトです。
ニッチなサイトでありながら、1学年50,000人もの学生が活用しています。どんな学生が集まっているのか、どんな企業が活用しているのか、採用に有効な媒体となるのか、この記事を通して解説していきましょう。
CheerCareer(チアキャリア)の特徴3つ
CheerCareerは一体どんな媒体なのかを理解するためにも、まずは特徴を3つ紹介していきます。
質の高い母集団の形成
まず、登録する学生からCheerCareerの特徴を見ていきましょう。CheerCareerには特に以下のような学生が多くの割合を占めています。
- 営業・コンサル・エンジニア職を希望とする学生
- 働く意欲が高い学生が多い
⇒給料や企業ブランドよりも、やりがいや成長を重視
⇒出世意欲や企業意欲 - ²GMARCHや*²関関同立以上の上位校学生(半数以上)
※¹GMARCH(ジーマーチ):学習院大学(G)、明治大学(M)、青山学院大学(A)、立教大学(R)、中央大学(C)、法政大学(H)
※²関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学
画像引用:CheerCareerサービス資料より
上記のように、CheerCareerには就活意欲の高いMARCH以上の学生が多く、比較的質の高い母集団を形成することが可能です。
手厚いサポート
初めてダイレクトリクルーティングをご利用される人事のために、掲載前から掲載後まで手厚いサポートが用意されています。掲載前では原稿入稿のサポート、掲載後では改善提案や採用勉強会など幅広いサポートがあります。
また、学生に向けたベンチャー・成長企業に関するCheerCareer限定の情報も豊富です。
競争優位性がある
ブルーオーシャンの市場で採用できるのもCheerCareerの特徴です。掲載企業数は約400社に対して、1学年約50,000名の学生が登録しています。
そのため、大手媒体と比べると競合他社に埋もれない状況になっています。
CheerCareer(チアキャリア)の料金体系
基本的に、質の高い学生を採用するにはそれ相応の費用をかけなければなりませんが、働く意欲が高く、GMARCH・関関同立以上の学生が集まるというCheer Careerは一体どれくらいの費用感なのでしょうか。
チアキャリアの料金プラン
CheerCareerには、人事担当者のマンパワーに合わせて4種類のプランから選ぶことができます。
※画像引用:CheerCareer公式サイト
「掲載だけで十分」と考える企業にはシンプルプランがおすすめです。また掲載について少しサポートもしてほしいと考えてる企業にはライトプランがよいでしょう。自社から積極的にアプローチしたい企業にはベーシックプラン、プレミアムプランがおすすめです。
ベーシックプランとプレミアムプランでは、スカウトを配信できる通数が2倍も違う点が特徴です。
その他オプション
企業の特徴や課題に合わせて、豊富なオプションが準備されていることもCheerCareerの特徴です。
露出施策系
CheerCareerは登録企業数約400社の比較的ニッチな採用ツールではありますが、MARCH以上の働く意欲の高い学生が多いことから、採用に力を入れている企業も多いです。
競争に打ち勝つためにはより学生からの発見率を高めることが必要となります。発見率を高めるためのオプションとして、豊富な露出施策があるので紹介していきます。
写真撮影のみ5万円で、その他は各10万円となります。
- TOPページバナー1週間
- TOPページバナー作成
- 会員登録時のメールでご紹介(1か月)
⇒新規登録ユーザー登録完了メールにて貴社を紹介いたします! - 新着表示クリップ1週間
⇒学生の「企業検索」「仕事検索」に対して上位に表示されます! - 1社単独メルマガ
⇒1社単独のメルマガを作成・配信 - SNS広告配信
- 写真撮影
⇒オフィスに訪問して掲載原稿に使用する写真を撮影いたします!
※東京・千葉・埼玉・神奈川へ出張可能。それ以外は別途応相談。
アウトソーシング系
また、アウトソーシング系のオプションも揃っています。
「掲載はしたいものの、原稿や記事を書く暇がない」という人事もいらっしゃるかと思います。採用業務のすべてを自社で行う必要はありません。マンパワー的に難しいところはプロに任せてしまいましょう。
- 掲載原稿ライティング:10万円
- インタビュー記事作成:10万円~
⇒企業ごとに*SEO設計したインタビュー記事を作成した後、特集ページに掲載します。
*SEO=検索エンジン最適化:検索するワードに従って表示されやすなるように設定 - 採用アウトソーシング:15万円/月
⇒説明会予約までの全工程を代行 - スカウト配信代行10万円/月
⇒文章を作成しターゲットを絞り、一月に最高100通配信いたします! - スカウト(追加分)
50通:10万円
100通:15万円
300通:35万円
600通:60万円
クリエイティブ系
まだ自社でHPを作れていない企業や、自社の魅力付けを向上させたい企業におすすめのオプションです。
権利ごとに納品及び二次利用が可能なので、一度作ってしまえば、採用活動以外に自社のHPなどでも活用できます。つまり、ブランディングなどまだ十分に行っていない企業には、一石二鳥でお得なオプションといえます。
- バナー・トップ画像制作
- 企業漫画制作
- アニメーション制作
- パンフレット・チラシ制作
- SNS画像制作
- 説明会スライド制作代行
バナートップ画像の制作は10万円となっており、その他のオプションの金額は企業と相談の上決まる形となります。
下記の、お得なセット売りオプションもありますので、検討してみてください。
通常25万円するところが15万円となり、10万円もお得です。
CheerCareer(チアキャリア)のスカウト機能と実績
CheerCareerのスカウトは、新卒だけでなく第2新卒や中途の求職者に対しても配信することができます。さらに、フリー検索を活用し、他社スカウト数が少ない学生や0日前ログイン学生(当日のログイン)など、絞り込みが豊富な点が特徴です。
ダイレクトリクルーティングサイトであるCheerCareerですが、肝心のスカウト実績はどうなのでしょうか。
気になる応募率は平均22.93%と業界最高水準で、平均エントリー数は1社あたり150名、平均採用実績は1社あたり2.19名となっています。学生のログイン状況がリアルタイムで更新されるので、アクティブな学生を狙ってスカウトを配信できます。
CheerCareer(チアキャリア)のメリット・デメリット
CheerCareerを導入するメリットは何でしょうか。また、デメリットはあるのでしょうか。
メリット
無断欠席に対する通報機能などが搭載されていることから、意欲的かつ、責任感のある学生層を獲得しやすいというメリットがあります。
デメリット
働きが嫌やりがいを上手くアピールできない企業には向かない、というデメリットもあります。
CheerCareerには、ベンチャー企業志向で企業のブランド力やネームバリューよりも成長や働きがい、やりがいを重視する学生が多いので、やりがいや働きがいを上手くアピールし、感じ取ってもらう必要があります。
CheerCareer(チアキャリア)で利用可能なイベント
CheerCareer(チアキャリア)には、「情熱フェスタ」というオフラインでのイベントがあります。
内定直結型で、約8000名の学生、約600社以上の企業が参加するイベントで、ユーザーの中でも特に意欲的な学生に出会える傾向があります。
内容としては、以下のように様々なものがあります。
- 企業プレゼン:6社の参加企業がPRを行います
- 社長の壁:学生が3人1チームで商品を企画・プレゼンを行います。ここで企業側は学生の企画力、提案力、営業力を見極めることができます
- スカウトマッチング:企業からのスカウトを受けた学生が代表者と個別面談できます
- 人事ブース面談:スカウト面談待機中の学生が参加企業の説明会を聞きに回ります
企業側、学生側双方からのアクションが可能で、ベンチャー企業志望の学生に直接会える人気のイベントとなっております。
他のダイレクトリクルーティングサイトとの違い
近年ダイレクトリクルーティングはますます多様化しています。もちろん、それぞれに長所と短所があります。そこで、他社と比較した際のCheerCareerの特徴を見ていきましょう。
OfferBox
ダイレクトリクルーティングを選択するときに大事な判断軸の一つは、「決定率」です。決定率とは1社あたりの内定に繋がった人数のことです。どれだけ学生にスカウト配信をしたとしても採用に繋がらなければ意味がありません。
大手ダイレクトリクルーティングサイトOfferBoxでは決定率0.45人ですが、CheerCareerはスカウト配信数の違いによって平均採用人数が大きく変わってきます。
300通以上だと2.4名、400通以上だと2.8名、500通以上だと3.7名、600通以上だと6.5名です!決定率から見たときには、やはりCheerCareerも大手媒体に引けを取っていませんね。
OfferBoxの料金や評判、成功事例などについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
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キミスカ
また、大手DRサイトOfferBoxやキミスカはスカウト配信などの代行をするプランはございません。ダイレクトリクルーティングは自社の求める人材に直接アプローチできる分、工数がかかってしまいます。
一人で採用担当をされている人事や複数名で担当していても他の業務と兼務されている人事にとって、スカウトをするのは大きな負荷となってしまいます。
しかし、CheerCareerではスカウト代行をセットにしたプランがあります。工数に課題を抱えている企業にとっては、CheerCareerのスカウト配信代行プランがおすすめです。
キミスカの料金や評判、スカウト機能の詳しい詳細について知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
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CheerCareer(チアキャリア)企業からの評判
CheerCareerを実際に使った企業のお声をお届けします。
- A社人事担当者:「管理画面が直感的に使うことができてサイト内の操作が分かりやすい。」
- B社人事担当者:「サポートや営業のレスポンスが早く、わからないことや欲しい情報があるときでも安心できる。」
- C社人事担当者:「大手媒体と異なり、採用したい人材のイメージにマッチした求職者に会
える。」 - D社人事担当者:「母集団そのものがベンチャーマインド!」
- E社人事担当者:「ネームバリューで企業を選ぶ学生が少ない。」
- F社人事担当者:「学資の質が違う。」
引用:起業ログ
実際にCheerCareerを利用した企業のお声からも、サポート体制の手厚さや登録学生の質の高さがうかがえます。
CheerCareer(チアキャリア)の利用に向いている企業
CheerCareerの利用には、どんな企業に向いているのでしょうか。
具体的には、以下のような企業におすすめです。
成長意欲やキャリア志向の高い人材を採用したい企業
CheerCareerにはネームバリューよりも「やりがい」を重視する学生が多く登録しています。大手媒体では「安定」や「福利厚生」を重視するのに対してCheer Careerには「自分のスキルアップこそが安定」と考える学生が多い傾向にあります。
リーダー候補の採用に苦戦している起業
また、「将来、起業や経営幹部になりたい」と考えている学生も多くいるので、リーダー候補の採用に向いている採用ツールであるといえます。
CheerCareer(チアキャリア)の導入成功事例3社
それでは、実際にCheerCareerを活用した企業の導入結果を見てみましょう。
広告業界・A社
・応募職種:セールスコンサルタント
<施策内容>
- 事業内容を端的にイメージしやすく説明し、会社の方針や育成への考え方を分かりやすくまとめた
<導入後の成果>
- 熱量が高く、弊社の想い・考えに共感してくれる学生を採用できた
IT業界・B社
・募集業種:エンジニア
<施策内容>
- エンジニア志望学生が興味を持つ項目を本文中に盛り込み、訴求力を上げた。
<導入後の成果>
- エンジニア学生7名の採用に成功
IT業界・C社
・募集職種:営業
<施策内容>
- ユーザーがログインする時間帯を分析しその時間帯に合わせてスカウトを配信。
<導入後の成果>
- 情報感度が高く変化や刺激に怯まない学生を採用できた
CheerCareer(チアキャリア)の掲載までの流れ
CheerCareerの掲載までの流れとしては、①申し込み⇒②管理画面発行⇒③原稿入稿⇒④掲載の順で行う形となります。
- 管理画面への登録は最大10名まで可能です。
- 会社情報、募集、スカウト、説明会等の情報を管理メニューに入稿します。
- 希望のタイミングで公開します。(最初の公開は事務局で行います)
平均で10日間ほどで掲載可能です。
しかし、導入支援オプションを活用する場合は原稿・画像制作・取材を代行する関係で、平均3週間かかります。自社で原稿を入稿する場合は平均1週間~2週間ほど要します。
CheerCareer(チアキャリア)のサポート
せっかくダイレクトリクルーティングサイトを導入しても、途中で疑問点が出てきたり思うように成果が出なかったりすることがあります。そのような時に大事なのは、いつでもサポートしてもらえる安心感ではないでしょうか。
CheerCareerでは掲載前の原稿入稿から掲載後の改善提案などまで、始めから終わりまで1社1社丁寧にサポートしてくれます。
- 相談チャット(改善提案、運用アドバイスなど)
- 原稿クオリティチェック機能:ボタン一つで原稿を作成しながら改善点を確認可で、人事には特に使いやすいと評判の良い機能
- 採用アクションシート:求める人材像のターゲット設定、採用スケジュール、改善アクションなどの採用設計を作成&共有
CheerCareerを導入された人事からは、「分からないことを質問しても、すぐに返事が返ってくるので助かる」「担当者から、もっとこうしたらうまくいきますよ!とアドバイスを頂けるので途中でPDCAが回りやすい。」というような声もありました。
まとめ
今回は、CheerCareerの特徴や料金、評判、成功事例などについて解説してきました。
働く意欲や質の高い学生を採用したい企業や、未来の幹部候補を採用したい企業等は、CheerCareerを使ってみてはいかがでしょうか。
利用する一社一社が個性的な分、貴社にしかない魅力を前面に打ち出すことで、ブルーオーシャンを創り出し採用の成功につながるのではないでしょうか。
ただ、すべての企業にとって完璧な採用ツールはないかもしれません。
一つのツールだけで決めるのではなく、採用ツールを他にも見た中で決めたいと思った方は、こちらのダイレクトリクルーティングサービスの比較記事を参考にしてください。
求人サイトや人材紹介のエージェントなどを利用しても「応募は集まるけど企業に適した人材がみつからない…」という人事の方も少なくないはず。 そこでおすすめしたいのが、企業が自社にマッチした人材を直接スカウトできるダイレクトリクルーティング[…]