マイナビが運営するアクセスオンライン(AOL)とは?特徴や評判・導入事例

アクセスオンライン(AOL)

新卒採用ツールの複数利用、面接官との連携不足、学生の選考状況管理など採用に関して工数がかかることが多く、学生との接する時間を十分に確保できない企業が増えています。変化に対応しないままにしていると採用活動が失敗する恐れもあります。

そこで今、企業から注目を浴びている採用管理システムであるアクセスオンライン(AOL)を、実際に利用されている企業の導入事例などを踏まえて徹底解説します。

目次

アクセスオンライン(AOL)とは

アクセスオンライン(AOL)とは

アクセスオンライン(AOL)とは、株式会社マイナビが展開している自由にカスタマイズ可能な採用管理システムです。

現在複数の採用管理システムがある中で、アクセスオンライン(AOL)は利用企業数900社以上とNo.1※で企業から注目を浴びているシステムになります。

※採用管理システムのシェア調査結果より(2022年5月時点)

採用管理システムは、選考フローごとに学生への連絡が可能なことや、ヒューマンエラーによる誤配信防止など、中小企業の人事担当者からも高い評価が得られています。アクセスオンライン(AOL)も、幅広い企業が利用している採用管理システムの一つになります。

アクセスオンライン(AOL)特徴・強み

複数ある採用管理システムで利用企業数1位のアクセスオンライン(AOL)は、いったいどんな特徴・強みがあるのか見ていきましょう。

学生の情報を一元管理で工数と時間を削減

学生の情報を一元管理で工数と時間を削減

画像引用:アクセスオンライン(AOL)企画資料より

学生の情報が多すぎて、その整理をするのに時間を取られている企業が多くいるかと思います。

そこでアクセスオンライン(AOL)では、あらゆる媒体からの学生の情報を一つのクラウドに集め一元管理できます。アクセスオンライン(AOL)内でデータを移行するだけなのでヒューマンエラーなどのミスを減らすことが可能になります。

採用活動の変化「WEB化」に完全対応

近年コロナの影響で、採用活動のオンライン化が急激に進みました。そこで在宅ワークや働き方改革による会社内での連携の部分が問題になってきます。面接官との連携や学生の書類の共有など本来時間をかけるべきではないところに工数を使っている企業があります。

アクセスオンライン(AOL)では、面接官との連携を1つのクラウド上で完結させ、紙媒体のものをデータ化し、学生一人一人に紐づけることでWEB化の選考に完璧に対応できます。また、会議システムの「harutaka」や「ZOOM」にも連携しています。

採用フローごとに学生への連絡などカスタマイズが可能

採用活動が早期化と謳われている中、長期化の問題も顕在化してきています。

そこで課題となってくるのが学生への早期接触からの長期つなぎ止めの部分になってきます。アクセスオンライン(AOL)では、つなぎ止めの部分で様々なカスタマイズが可能になっています。各選考フローの学生ごとにメールを配信することができ、一次選考には自己分析系の案内や二次選考の学生には面接対策系など学生の段階に併せて自社の魅力付けが可能になっています。

採用活動はどれだけ長期的に学生の記憶に残るかが鍵になるということから、アクセスオンライン(AOL)はすごく効果を発揮できる採用管理システムになっています。

採用の多様化による複数媒体の連携が容易に

採用活動をしていて、ひとつの媒体のみで採用を成功させている企業は少なくなってきており、成功している企業の多くは、複数媒体をタイミングで使いこなしながら採用を行っています。ここで問題になってくるのが各媒体での学生管理です。

複数媒体を利用していると学生のエントリー経路が多くなってきます。そのような場合に、アクセスオンライン(AOL)を利用することで、違う媒体から同じ学生がエントリーしてきたり、同じ学生へ複数回連絡をしてしまうなどの課題を解決できます。多様化が活発になってきている採用市場では、必要なツールになってきています。

登録学生数No.1のマイナビと相性が良い

アクセスオンライン(AOL)は大手就職サイトマイナビが提供しているサービスであることから、自動的にマイナビの学生データを連携することが可能です。

アクセスオンライン(AOL)ではマイページを作ることができ、そのページで企業の魅力付けも可能になっています。そこで他社と差別化し学生をグリップする部分でも力を発揮します。

アクセスオンライン(AOL)機能

では、数あるアクセスオンライン(AOL)の機能を一部ご紹介します。

応募者データの一元管理

  • ホームページエントリー
  • 就職情報サイト(マイナビなど)
  • イベント参加者リスト
  • エントリーした学生リストなど

上記の学生情報や就職サイトのデータなどをアクセスオンライン(AOL)の管理画面で管理することができます。

メール誤配信防止機能

メール誤配信防止機能

画像引用:アクセスオンライン(AOL)企画資料より

応募学生へのメール誤送信を防ぐ機能を利用することできます。スピーディーなメール配信設定が求められるなか、メール配信設定時のチェック作業の負担を軽減します。

面接レーン管理機能

面接レーン管理機能

画像引用:アクセスオンライン(AOL)企画資料より

アクセスオンライン(AOL)には、選考管理の業務効率化を実現する面接レーン管理機能が利用できます。複数の部屋やブースで面接を実施する場合に、一目で分かるようにどこで、どの面接官が担当しているかなどの情報を管理出来ます。

オンライン面接評価入力

オンライン面接評価入力

画像引用:アクセスオンライン(AOL)企画資料より

面接前の履歴書や適性テスト結果、印刷作業、面接後の評価反映の工数を削減することができます。面接官が評価項目をパソコンやタブレットなどの端末上で入力することで、面接終了時にスピーディーに合否連絡が可能となります。

社員訪問システム

コロナ禍の中、改めて注目を集めるオンラインによる社員訪問です。

そのような状況下でも採用広報活動をサポートすべく、社員訪問システムを標準搭載し、Web面接システム(LIVE型)オプションとの連携により、オンラインによる社員訪問をスマートに実現します。

ユーザトーク機能(メンション機能)

採用に関わっている面接官やリクルーターなどのユーザ登録している社員同士で、気軽にコミュニケーションを取ることができるトーク機能になっています。

LINE公式アカウント連携

【22年版】学生の利用率が高いコミュニケーションツールとよく見るSNS調査」で99.5%の学生がLINEを利用していると回答しました。この学生の多くが利用している「LINE」と連携することにより直接メッセージが送ることができ、反応UPが期待できます。

LINEと連携できる採用管理システムは他にもありますので、気になる方は下記の記事をご参照ください。

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ATS×line LINE連携できる!採用管理システム10選

Web適性テスト連携

分析結果は管理画面にリアルタイムで反映され、オンライン帳票印刷で分析報告書の出力が可能となっています。

WebGAB、Web-IMAGES、WebRAB、WebOPQ、WebCAB、 C-GAB Plus等
※C-GAB Plusのみテストセンター受検形式

Web面接システム連携

アクセスオンライン(AOL)では、「Zoom」「FaceHub」「harutaka」などのWeb面接システムと連携が可能になっています。面接官は、アクセスオンライン(AOL)の管理画面上からそれぞれのWeb面接システムを利用することができます。

また、上記の面接レーン管理機能を利用して、面接官と応募者を割り当てると、自動でそれぞれのURLが表示されるため、個別にメールでURLを共有する必要はありません。

アクセスオンライン(AOL)の使い方

では、実際その機能をどのように使うと効果的なのか、一部の機能の効果的な使い方をご紹介します。

面接官の完全オンラインに徹底!

アクセスオンライン(AOL)では、履歴書やエントリーシートをPDFで一人一人に紐づけることができ、それに加えて、ユーザトーク機能がありますので、リアルタイムで面接官とやり取りをし、オンラインで選考を完結できることが可能になります。

他にも、上記で説明したように「ZOOM」や「harutaka」などと連携ができ、よりオンラインな採用が可能となっています。

サポートを最大限活用する!

採用管理システムを実際に使用するとなるとうまく使いこなせるかと言った不安があると思います。企業が抱える悩みとして、機能をちゃんと使いこなせるか自信がないことや、初めての採用管理システムで覚えるのが大変そうなどが多く見受けられます。

アクセスオンライン(AOL)では、専任のスタッフとのホットラインが設けられていたり、見やすいヘルプページ等があります。

また、カスタマーサクセスチームがあり、一緒に画面を操作しながら設定も可能です。その他にも導入の際に丁寧なヒアリングののち採用フローや方法によって最適なご提案があり、サービス開始後も柔軟なサポートで運用を伴走してくれます。

アクセスオンライン(AOL)の評判

  • 面接官との連携が難しく、タイムラグが発生し応募者が辞退していたが、完全オンライン化によるスピード感持った対応ができた。
  • 一つ一つの画面の操作性や画面の遷移が早く学生に対してレスポンスを早めることができた。
  • AOLの導入により、社内インターフェースができ簡単に情報の共有などができ、自社内での新卒採用に関する理解度が高まった。

参考:SaaSLOG「アクセスオンライン」

上記のことから業務の効率化を図ることができ、採用の業務の無駄を省き、より学生への対応、フォローの部分に注力できます。選考後のフィードバック等、学生のための時間を作ることにより、採用の成功に近づくことができます。

アクセスオンライン(AOL)おすすめ企業

アクセスオンライン(AOL) おすすめ企業

上記で、アクセスオンライン(AOL)の特徴や機能を紹介しましたが、実際どのような企業におすすめなのでしょうか。

マイナビを利用して採用を実施している企業

アクセスオンライン(AOL)の一番の魅力として、シームレス連携という機能があります。

他の採用管理システムはマイナビからコンバートするため、ログイン率が悪くなりますが、アクセスオンライン(AOL)はマイナビ会員ID・パスワードを引き継いで自動的にマイページへのログインが可能になるためログイン率を高くキープできます。

このシームレス連携を利用することでかなりの工数削減に繋がりますので、一度ご検討してはいかかでしょうか。

面接官やリクルーターがシステムを使う会社

他の採用管理システムであれば、有料オプション扱いになる「リクルーター機能」や「面接官評価入力」の機能がアクセスオンライン(AOL)では無料で利用することができます。

そのため、積極的に面接官やリクルーターの方が採用管理システムを利用する企業であれば、コストメリットの側面からも導入検討することをおすすめします。

採用業務以外を兼務している企業

アクセスオンライン(AOL)のような採用管理システムは、募集人数が多い大企業向けのサービスと思われている企業が多いと思います。しかし、アクセスオンライン(AOL)の利用企業の3割は中小企業と、企業規模・業種問わず幅広い企業が利用しています。

採用管理システムNo.1であるアクセスオンライン(AOL)は、新卒採用の業務を一元化ができるため、中小企業に多い、採用業務以外も担当していて、あまり採用に時間を割けない方の業務効率UPに非常にマッチしたサービスとなっています。

それでも時間が足りないという方は、採用アウトソーシングサービスを利用して、代行会社に業務を委託するという選択肢を持っても良いかもしれません。「採用アウトソーシングってどんなことやってくれるの?」と内容がまだよくわからない方は、こちらの資料でご確認ください!サービス内容を詳しく紹介しています。

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アクセスオンラインキャリア(AOLC)との違い

アクセスオンラインキャリア(AOLC)とアクセスオンライン(AOL)は、操作の面での違いはあまりなく、大きな違いとしてターゲットが異なります。

アクセスオンラインキャリア(AOLC)ではターゲットが中途採用になっており、マイナビ転職との連携が可能になっています。操作方法などは変わらないので転職・就職の採用管理システムを統一しておくと業務がスムーズに行くと考えられます。

アクセスオンライン(AOL)の料金プラン

基本的なご利用プランは以下になっています。

自社にあった採用システムにカスタマイズできるのがアクセスオンライン(AOL)の強みになっています。

企画名 料金 期間
アクセスオンライン インターンシップ版 ¥750,000 2022年4月1日~2023年2月末日まで
アクセスオンライン 新卒採用版 ¥1,500,000 2022年10月1日~2024年3月末日まで
アクセスオンライン 統合版 ¥1,500,000 2022年4月1日~2024年3月末日まで
アクセスオンライン 内定者版 ¥600,000 2023年2月1日(予定)~2024年3月末日まで
画像アップロード ¥600,000 基本企画の申し込み期間に準ずる/30,000件まで
オリジナルPDFファイル作成・出力 ¥300,000 基本企画の申し込み期間に準ずる/1票
PDFファイルアップロード ¥500,000 基本企画の申し込み期間に準ずる/2GBまで

※採用年度24卒の場合

詳細の費用感が知りたい等ありましたら、是非弊社へお問い合わせください。

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アクセスオンライン(AOL)利用開始までの流れ

アクセスオンライン(AOL)導入の流れは比較的ステップが少なく、最短2週間ほどで利用開始することできます。しかし、ヒアリングが大切になるため、採用フローが決まっていないなど、運用までに時間がかかる企業もごく少数ですがいます。

一日でも早く導入したいと考えている企業は、スムーズに進めるためにも、採用フロー、採用への悩みやどのように運用・活用していきたいなどを、ヒヤリング時間の前に十分に社内で話し合うことをおすすめします。

  1. ご契約
  2. ヒアリングを通し貴社専用アクセスオンライン(AOL)をご用意
  3. 運用開始(事前に運用のサポートあり)
  4. 運用中も引き続きサポート

アクセスオンライン(AOL)導入事例

では、実際どのような企業が導入して変化が起こったのか、事例をもとに紹介していきます。

メーカーの事例

<導入前の課題>

人事担当者が少なく、ノンコアな部分の業務に時間を取られていた。
それにより、学生への連絡などが遅れ、選考辞退などが多く、歩留まりが悪いことが課題。

<施策内容>

複数媒体のデータ管理をメインに運用。

<導入後の成果>

人事担当が特段やらなくてもいいような仕事を効率化することにより、学生へのレスポンスが早くなり、歩留まりも改善。
エントリー数は昨年と変わらない状態でしたが、歩留まりが改善されたことにより、採用人数が2倍以上に増加。

製造業の事例

<導入前の課題>

面接官へ学生の書類を共有するのが遅く、当日に書類がないことや、別の面接官に別の学生の書類が届いたりと、連携が上手くとれなかった。

<施策内容>

PDF帳票・ファイルアップロードをオプションとして取り入れた。

<導入後の成果>

学生の書類をPDFに落としてデータで管理することにより、権限を付与された採用関係者は誰でも観覧することができ、情報の共有のスピードと正確さが格段に向上。

サービス業の事例

<導入前の課題>

既に別の採用管理システムを使用してはいたが、運用面で疑問や不満を抱えてた。
具体的には購入してからのサポートが少なく、自分たちで試行錯誤している状態。

<施策内容>

アクセスオンライン(AOL)導入後、カスタマーサクセスチームや専任スタッフにサポートしてもらった。

<導入後の成果>

導入前に丁寧なヒアリングがあり、自社の採用フローに合わせたカスタマイズをしてもらった。
その中でも都度、疑問点を解消してくださりスムーズに運用を進めることができた。

まとめ

アクセスオンライン(AOL)は大企業にも中小企業にも多く使われており、満足度も非常に高くシステム利用率も1位を誇っています。自社にあったカスタマイズや業務の効率化を図ることができ、「時間」という財産が得られます。

その「時間」を学生との接点に使い、是非採用成功に近づきましょう。しかし企業によってマッチする採用管理システムは様々ありますので、下記の採用管理システム比較ページもご活用いただければと思います。

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