「ダイレクトリクルーティングサイトを使用したいけど工数がネックで始められない」「自社に合ったターゲットの学生が欲しい」とお悩みをお持ちの方必見です。
上記のようなお悩みを抱える人事におすすめしたいのがみん就スカウトです。特徴や他スカウトサービスとの比較など人事担当の方にわかるように徹底解説します!
みん就スカウトとは
みん就スカウトでは、楽天グループ会社が運営する口コミ就職情報サイト「みん就」が運営する逆求人サービスです。
「みん就」は就職活動中の学生が利用する口コミサイトとして利用率が高く、広く認知されており、かつ25年以上もの歴史があるサービスとなります。
引用:HRpro
HR総研×楽天みん就の調査によると、2023年卒学生が最も利用していた口コミサイトで、安心感のある大手企業が運営するスカウトサービスであるため、学生の利用率が非常に高くなっています。
みん就スカウトの特徴3つ
みん就スカウトの特徴を3つ紹介します。
ターゲット学生を見つけやすい
みん就スカウトでは学生を探すのに、100項目以上のセグメントから検索することができるため、細かく自社に合ったターゲット学生を探すことが可能となり、ターゲット学生を見つけやすくなっています。
最小限の工数で学生にアプローチできる
みん就スカウトでは、ターゲットの学生に対して一括送信することが可能となっているため、他のダイレクトリクルーティングサイトと比較してもかなり工数を削減することが可能となっています。
そのため、初めてダイレクトリクルーティングサイトを使用する企業にもおすすめとなっています。
限定感のあるスカウトを送れる
みん就スカウトでは、特別選考の案内や説明会の優先案内といった特典付きのメールを送ることができ、学生に限定感のある訴求を打ち出せるため、開封率アップが期待できます。
みん就スカウトの料金体系
みん就スカウトの料金については、一般に公開されていないため問い合わせが必要になってきます。
ぜひ検討される際は直接お問い合わせください。
みん就スカウトのスカウト機能
他のスカウトサービスでは、1通1通学生に対して送信しないといけない場合が多いのです。
しかし、みん就スカウトではもちろん1通ずつ個別配信も可能にはなっていますが、求めてるターゲット学生に対して一括で送信することが可能になってます。
そのため、工数に懸念点を抱いている企業にとっては、工数削減が実現することができます。
みん就スカウトのメリット・デメリット
みん就スカウトのメリットとデメリットをそれぞれ紹介していきます。
メリット
先にメリットを紹介します。
- 自社に合ったターゲット学生を発見しやすい
- 少ない工数で多くの学生にアプローチが可能
みん就スカウトでは、属性や参加インターン、志望業界・職種の他に課外活動など、100項目以上のセグメントの中から対象の学生を絞ることができるため、自社に合った学生を見つけやすい特徴があります。
また、ダイレクトリクルーティングサイトは工数がかかり多くの学生にスカウトを打てないといった企業の声が多く、デメリットとして挙げられるでしょう。
ただ、みん就スカウトでは学生プロフィールが自動作成されるため1人ずつ中身を確認する手間がいらず、時間を削減することが可能となっています。
デメリット
大手企業に取られてしまう可能性があるデメリットがあります。
みん就スカウトには大手企業が多く参加しているため、ターゲットの学生が大手企業にとられてしまうといった可能性も潜んでいます。
みん就スカウトと他スカウトサービスの違い
みん就スカウトと他のスカウトサービスの違いを解説します。
OfferBox
大手企業登録数1万6千社以上、就活生の2人に1人は登録している5年連続学生利用率1位のサイトになります。
OfferBox内には精度の高い適性検査を導入しており、また実際に社員の方にも受験が可能です。各企業が自社で活躍している人材を分析し、同じタイプの学生への検索が可能となっているため、マッチング精度が高くなっています。
上記のような使い方ができるのがOfferBoxの特徴で、みん就スカウトでは上記のような使い方はできない点が違いです。
OfferBoxの特徴や料金、評判について詳しく知りたい方は、下記記事をご覧ください。
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キミスカ
就活生の5人に1人は登録しているサイトになっており、「1企業当たりの学生数」は他社と比べると高い優位性を持っています。利用企業は中小企業の割合が多く、建設や不動産、IT、小売りなど幅広い業界が利用しています。
また、キミスカのスカウトはゴールド・シルバー・ノーマルと3種類分かれています。
ゴールド・シルバー・ノーマルがそれぞれ月に50・150・1000通送信することが可能となっているため、通数が他のサイトに比べると多く打つことができるので、エントリーが少なく、母集団形成に苦戦をしている企業にとってはおすすめのサイトになっています。
また、キミスカには全学生の選考状況を一元管理できるシステムが備わっていますが、みん就スカウトには選考管理できるシステムは備わっていない点が異なります。
スカウトを打った後の、選考管理までを考えるとキミスカの方が使いやすいといえるでしょう。
キミスカの特徴や料金、評判について詳しく知りたい方は、下記記事をご覧ください。
突然ですが「キミスカ」をご存じですか? 2013年9月から株式会社グローアップによってサービス提供が開始された逆求人型のサイトで、なんとスカウト配信の開封率が73.9%と、驚異の数字をたたき出している逆求人型サイトです。 […]
dodaキャンパス
ベネッセi-キャリアが運営するサービスとなっており、大学1年生から登録することができ、かつ企業も低学年層に対してアプローチが可能となっているサイトになっています。
大学1年生から4年生まで登録しており、幅広い学生データを保有しているため、優秀な学生と早くから接触できる点が高く評価されています。
dodaキャンパスの登録学生は99万人(2023年5月時点)、みん就の登録者数は44万人(2020年3月時点)となっており、2倍の開きがあるのが違いです。母集団形成の観点では、dodaキャンパスの方に軍配が上がるでしょう。
dodaキャンパスの特徴や料金、評判について詳しく知りたい方は、下記記事をご覧ください。
採用市場が盛り上がってきている現在、従来ではナビ媒体で学生の応募を待つことが主流であった採用活動も、「攻めの採用」と呼ばれるスカウト型のダイレクトリクルーティングサイトも段々その需要を伸ばしてきています。 しかし、一体どのダイレクトリ[…]
キャリアチケットスカウト
2017年にサービス開始後、月間1万DL以上のペースで登録学生を伸ばしているサイトで、価値観を重視したサービスになります。
学生数は年々増加傾向に対して、登録企業数がOfferBoxなどと比べると非常に少ないため、学生と企業の割合は、非常にブルーオーシャンなサイトとなっています。
それだけでなく、他サイトでは学生が企業を検索することはできないのですが、キャリアチケットでは、学生自身が企業を検索することが可能となっているため、学生からも自社を見つけてもらいやすい点がみん就スカウトと違う点になります。
キャリアチケットの特徴や料金、評判について詳しく知りたい方は、下記記事をご覧ください。
みん就スカウトの利用に向いている企業
- 自社が求めるターゲット学生が明確な企業
- 自社に合ったターゲット学生と早くから接点を持ちたい企業
- ほしいターゲットとは別の層が来てしまうといった課題を持つ企業
- 母集団形成に苦戦しているが、そこにかけるマンパワーが不足している企業
採用市場が早期化に伴い、新卒採用を始めたころには他社にターゲット学生が取られていた、といった状況は24卒でも多く見受けました。こういった課題を解決するためにも、ターゲットが明確な企業は非常におすすめになっています。
みん就スカウトの利用の流れ
みん就スカウトの利用の流れは下記になります。
- お申込み
- 配信セグメントの指定
大学・学部の他に経験、資格、志望など100項目以上のセグメントからの選択が可能になっています。 - スカウト文面の登録
- 配信日時の指定、審査依頼
- 学生との接触
- 学生がスカウトを承諾すると、学生の個人情報を確認でき、コミュニケーションをとることが可能になります。
まとめ
今回は、みん就スカウトについてメリットやデメリット、他社比較をして紹介しました。
新卒採用の市場としましては、ナビ掲載のみだと非常に厳しい市況となっており、企業側からプッシュしていく採用手法が年々主流になってきています。
ダイレクトリクルーティングサイトも複数あり、企業ごとによってターゲット学生の数や自社に合ったサイトも異なります。
それぞれの特徴などについてさらに詳しく知りたい方は、以下の資料・記事で各社比較していますので、ぜひ参考にしてください。
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