「オンライン面接だとどうしても相手の人柄が見えてこない」「面接官によって評価がバラバラで合否判断に迷う」といった、見極めに対しての不安を抱える採用担当者は少なくありません。
対面のような空気感が共有しにくいオンライン面接では、これまでの感覚に頼った選考方法ではミスマッチを招く恐れがあります。
しかし、オンラインならではの特性を理解し、評価の仕組みを整えれば、対面と同等以上の精度で候補者の資質を判断することが可能です。
本記事では、オンライン面接で人柄を判断するチェックポイントや質問例、さらには判断のズレを防ぐための6ステップを詳しく解説します。
この記事を読めば、根拠に基づいた自信のある合否判断ができるようになるでしょう。
– オンライン面接でも人柄や適性を判断するための具体的なポイントが分かる
– オンライン面接特有の見極めミスや判断のブレを防ぐポイントを理解し、採用の失敗リスクを下げられている
– 面接官ごとの評価ブレや採用ミスを減らしたい中小企業の人事担当者
– オンライン面接と対面面接の使い分けを整理したい人事・採用担当者
なぜオンライン面接は「見極めが難しい」と感じやすいのか
オンライン面接を初めて取り入れる際、「候補者の本質を見抜くことができるだろうか」と悩んでしまうものです。その主な原因である、対面との違い、情報の制限、評価基準の曖昧さについて整理してご紹介します。
人は無意識に「対面前提」で判断しようとしてしまう
対面の面接では、候補者のちょっとした表情の変化や態度など、言語以外から得られる情報が多くあり、評価を決める手がかりになるものが多くあります。
一方画面越しでは、得られる非言語情報が減ります。
このことを理解せずにオンライン面接にのぞむと、相手の情報を把握しにくく感じ、コミュニケーションの取りづらさから見極めを困難に感じたり、対面よりジャッジが厳しくなる傾向にあります。
そのため、オンラインならではの特性を知り、対面とは異なる評価方法の構築が必要なのです。
情報が少ないことで面接官の不安が強くなる
オンライン面接特有の手応えのなさは、多くの担当者が抱える悩みです。画面越しでは熱量や人柄が伝わりにくく、非言語情報の不足から適合判断も難しくなります。
また、会話の重なりを避けるあまり質疑応答が形式化し、柔軟な深掘りや雑談が生まれにくい実情もあります。結果として「候補者の本音を引き出せなかったのでは?」という不安が残りやすいのです。
判断基準が構造化されていないと迷いやすい
オンライン面接の精度を高めるには、評価基準や質問を事前に固定する「構造化」が不可欠です。評価基準を設定すれば、限られた情報でも、主観に頼らず公平な見極めが可能になります。
例えば、理想の人物像を定義して質問を細かく設定します。
「困難を乗り越えた経験」を聞いた際、結果だけでなく、そこに至るまでの思考プロセスを引き出す質問をすることが、採用のミスマッチを防ぐ鍵となります。
オンライン面接のメリット|見極めに活かせる強み
オンライン面接は実は対面以上に「本質」を見極められるという強みがあります。ここでは客観的な記録や多角的な評価、言語情報がもたらすメリットをご紹介します。
候補者の話し方・考え方が言語化されやすい
オンライン面接には、候補者が本来の能力を発揮しやすいというメリットがあります。対面と異なり「見られている」という緊張感が和らぐためです。
また、対面時に発生しがちな、他者の顔色を伺って発言を逃す「プロセス・ロス」も防ぎやすくなります。
非言語情報が制限されるオンラインでは、会話に意識が集中するため、候補者は落ち着いて自身の考えを言語化できます。そのため企業側も本質的なスキルに注目しやすいのが魅力です。
面接の記録・振り返りがしやすい
録画機能を活用すると、対面では難しい客観的な振り返りが容易に行えるのが大きなメリットです。
また面接官として、自身の受け答えや表情を後から見返せば、改善点が明確になり、面接官としてのスキルの底上げにもつながります。
チーム内で映像を共有すれば、評価基準のすり合わせもスムーズに行えるでしょう。録画データの活用は、属人化を防ぎ、採用の質を高めるための有効な手段となります。
複数人での評価・比較がしやすい
オンライン面接は、場所を問わず複数部署から面接官を招集できるため、多角的な見極めに最適です。
人事は適性を、現場社員は実務スキル目線といった役割分担により、専門的な視点を組み合わせた質の高い評価が可能になります。
その結果、一人の主観に頼らない公平な選考が実現します。多様な視点で候補者を捉えることは、入社後のミスマッチを防ぎ、採用精度を最大化させるでしょう。
オンライン面接のデメリット|見極めで起こりやすい問題
非言語情報が限られるオンライン面接では、誤った判断をしてしまうリスクがあります。情報の少なさやネット環境の影響からくる評価のズレを防ぎ、精度を高めるポイントを解説します。
表情や空気感がつかみにくい
オンライン面接は対面より得られる情報が少ないため、空気感から人柄を察しにくいのがデメリットです。
この課題を補うには、直感に頼らず客観的に評価する「構造化面接」を意識するのが大切です。構造化面接によって評価ルールを固定し、全員に同じ質問を投げれば、印象に左右されない判断につながります。
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画面映りや通信環境で印象が変わる
オンライン面接では、画面越しに相手の表情を読み取ります。しかし画質が低い環境であったり、部屋の暗さから顔が見えづらいと、表情からの情報が欠けて相手の印象がダウンする可能性があります。
また、映像の遅れや音声の途切れが生じると、お互いの意図を正しく汲み取る妨げになります。
PCのスペックやWi-Fi環境を確認し、指定したオンラインツールを事前に試してもらうと双方に安心感が生まれます。また、トラブルが生じた際の対処法も案内しておきましょう。
面接官ごとに評価がズレやすい
採用のミスマッチを防ぐには、面接官ごとの評価のバラつきを抑え、判断基準を統一することが重要です。直感や経験則に頼った曖昧な選考は、主観による見落としのリスクを高めます。
これを防ぐには、熱意や協調性などの評価項目を事前に定義し、点数化して管理する方法が有効です。複数の面接官が共通の尺度を持つことで、誰が担当しても公平な見極めが可能になります。
個人の感覚に委ねず、組織として明確な指標を運用することが、採用の質を安定させる近道です。
対面面接との違い|オンライン面接で起きる変化

面接形式が変われば、見極められるポイントも変化します。対面との違いを整理し、能力を正しく評価するための注意点をご紹介します。
対面だから自然に判断できていたこと
対面面接では、入退室の所作や振る舞いから、社会性やマナーを直感的に判断できます。
入室時の挨拶や丁寧なドアの開閉、面接中の正しい姿勢、視線の配り方などは、言葉以上に誠実さや信頼感を伝える材料になります。
こうした対面ならではの細かな動きは、社風への適応性を測る重要な指標です。オンライン面接ではこれらの要素をどう評価するか、改めて定義し直す必要があるでしょう。
オンラインだからこそ見えやすくなるポイント
オンライン面接は、外向的な印象に左右されず、候補者の本質的な業務遂行能力を見極める絶好の機会です。非言語情報が限られる分、話の内容そのものに意識を集中できるからです。
対面では、振る舞いや身だしなみ、面接中の姿勢といった要素を評価しがちですが、これらは必ずしも実務の成果に直結しません。
オンラインなら「自社に必要なスキルがあるか」という本来の目的に立ち返り、実績や能力を冷静に評価できます。
評価に入れない方がいい要素(見た目・環境など)
オンライン面接の評価基準を作成する際に、業務遂行能力に無関係なプライベートな質問項目は入れないことが大事です。
家族構成や居住環境、信条などの情報は個人の自由であり、入社後の仕事の成果と一切関係がないからです。
以前は対面面接のときに「お父様の職業は?」と私的な質問が行われることも珍しくありませんでしたが、現在は慎むべき内容です。
特にオンライン面接では独特の間もあり、安易な雑談よりも純粋に能力と適性にかかわる対話をする必要があります。
オンライン面接で最低限見るべき5つのポイント
オンライン面接で確認すべき5つの要点をまとめました。スキルや適性、対応力など、ミスマッチを防ぐための判断基準をご紹介します。
①話し方・伝え方(コミュニケーション)
相手に自分の意志を伝える工夫ができているかを確認しましょう。オンライン面接では、どこを見てどのような話し方をしているかで印象が変わります。
手元ではなくカメラのレンズを見ているか、ハキハキと声を張って話しているかなどで、コミュニケーション能力の高さが判断できます。
②仕事の進め方が再現できそうか
採用で重視すべきは、成果の「再現性」です。学生時代などに行った経験や実績そのものより、異なる環境でも成果を出せる思考力であるかを見極める必要があります。
③価値観や働き方の考え方
候補者の価値観や働き方に対する基本的な考え方が、自社のビジョンに合うかをしっかりと確認しましょう。将来的な展望も聞き出し、お互いの目指すゴールがズレていないか探ることが大切です。
自社の方向性と候補者の価値観が合わなければ、早期離職を招く可能性もあります。スキルも大切ですが、価値観も慎重に判断すべき内容です。
④トラブル時の対応力・落ち着き
オンライン面接では、不測の事態への備えや振る舞いを通じて、候補者の危機管理能力を見極めることができます。
通信トラブルで画面が静止したり、音声が途切れたりした場合に、慌てずに対応できるかどうかも判断基準の一つになるでしょう。
⑤自社との相性(カルチャーフィット)
オンラインでは温度感が伝わりにくいため、意識的に深い対話を行い、自社の社風と合っているかを慎重に見極めることが重要です。
面接官は自社の魅力を正しく伝え、候補者が働くイメージを持てるよう話を進めましょう。
スキルだけでなくお互いの価値観を確かめることが、ミスマッチを防ぎ相性の良い人材を獲得する鍵となります。
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【手順で解説】オンライン面接の見極め精度を上げる6ステップ
主観に頼らない選考には事前の準備と運用の統一が欠かせません。見極めの精度を高めるための具体的な6ステップを紹介します。
ステップ1:どんな人を採用したいかを言語化する
選考前に、求める人物像を具体的な言葉で定義することが不可欠です。スキルや経験だけでなく、成果に直結する資質や行動基準まで言語化しましょう。
例えばエンジニア採用なら、言語の知識だけでなく「既存コードのバグを1時間以内に特定し、修正案を提示できる」など、具体的な行動まで言語化することで迷わず見極められるようになります。
ステップ2:評価するポイントを事前に決める
面接の質を安定させるには、具体的な評価項目を事前に決め、公平な選考ができるよう準備することが大切です。
そのために、面接評価シートの導入も一つの方法です。採用基準が明確になり、面接時に候補者を見極めるポイントが整理できるでしょう。
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ステップ3:質問内容をある程度揃える
評価の公平性を保つために、候補者に投げかける質問内容は事前に統一しておく必要があります。
あらかじめ共通の質問マニュアルを共有し、どの面接官であっても経験値に左右されない面接をしましょう。
ステップ4:質問力を高めて答えを深堀りする
候補者について知るためには、具体的な回答が引き出せるような質問の仕方を決めておくのがおすすめです。
抽象的な聞き方ではスキルや実績を正確に判断できません。5W1Hを用いた質問で回答を深堀りし、行動の背景を丁寧に引き出しましょう。
ただし、威圧感を与えないような配慮も不可欠です。適切な深堀りは質の高い採用活動に繋がります。
ステップ5:面接直後に評価メモを残す
面接後は、記憶が鮮明なうちに面接評価シートへ記録を残すことが重要です。
同じ日に複数人を面接すると得た情報が混同しやすいため、面接後は回答内容や所感を即座に記入して正しく記録しておきます。
点数で評価する場合も、コメントを残しておくことで選考判断の参考になります。慣れないうちはオンライン面接中にシートを見ながらメモをしてもよいでしょう。
これが正確かつ戦略的な採用活動の貴重な材料となります。感情ではなく事実に基づいた情報を蓄積することが、選考精度を高める鍵です。
ステップ6:面接官同士で評価をすり合わせる
合否を決定する前に、面接官同士で評価のすり合わせを行いましょう。
例えば「ある面接官は人を巻き込む力を5としているのに、別の面接官は3としている」といったズレがあった場合、そのような評価となった根拠を両者で確認し合います。
数値の裏にある理由を共有して主観の偏りを埋めることで、組織としての見極め精度が向上します。
そのまま使える|オンライン面接の質問例まとめ

面接ですぐに活用できる質問を、シーン別に厳選して解説します。相手の本質を引き出し、自社で活躍できる人材かを見極めましょう。
話し方・考え方を見る質問例
業務を円滑に進めるために、論理的な説明能力と客観的な視点があるか確認しましょう。
【質問例】
・1分間であなたの強みを簡潔に教えてください。
・物事を説明する際、相手に配慮していることはありますか?
・周囲の人から、どのような性格だと言われることが多いですか?
情報をまとめる力や他者への共感を測ることは、実務でのコミュニケーション能力を知る指針になります。
仕事の進め方を見る質問例
過去の具体的な行動から、仕事の進め方を把握しましょう。成果を出すプロセスや周囲との関わり方は、入社後の再現性に直結するからです。
【質問例】
・日々のタスクで、どのような目標や目的を意識していましたか?
・最も大きな成果を上げたエピソードと、具体的な工夫を教えてください。
上記の問いで計画性や役割意識を確認し、自社での活躍を判断します。
価値観・志向性を見る質問例
自社への適性を判断するには、価値観や志向性の確認が不可欠です。スキルが高くても、企業文化や既存社員との相性が合わなければ早期退職に繋がる恐れがあるからです。
【質問例】
・やりがいを感じる瞬間はどのようなときですか?
・苦手なタイプの人に、どう接していますか?
・5年後、仕事を通じてどのような姿を目指していますか?
上記の質問で価値観や志向性を確かめ、自社の方向性と合致するかを見極めます。
トラブル対応を見る質問例
不測の事態への対応力は、自己管理能力の見極めに有効です。予期せぬ問題への向き合い方に、本質的な思考や行動力が表れるからです。
【質問例】
・初期対応:トラブル発生時、まずどう動きますか?
・復元力:最大の挫折と、その乗り越え方を教えてください。
・自己管理:どんな時にストレスを感じ、どう対処していますか?
これらの回答から、困難なことが生じた際の柔軟性や前向きさを確認できます。
チームでの働き方を見る質問例
組織での協調性を確認するため、周囲との関わり方を問いましょう。個人のスキルが優れていても、チームでの振る舞いが社風に合わなければ能力を発揮できないからです。
【質問例】
・周囲から期待されている役割は何だと思いますか?
・チーム内で意見が食い違った際、どう着地点を見出しますか?
これらを通じ、組織内での立ち位置や協力して目標を達成する姿勢を見極めます。
要注意|オンライン面接でよくある見極めミス
画面越しのオンライン面接では、無意識の偏見が働き、判断を誤るリスクがあります。陥りやすい4つのミスを把握し、判断ミスを防ぎましょう。
第一印象だけで判断してしまう
オンライン面接では、画面越しの視覚情報だけで評価をしないことが大切です。
照明の明るさや画質の良し悪しを候補者の身なりや熱意として捉えると、本質的な能力を見誤るリスクがあります。
沈黙や反応の遅さをマイナスに見てしまう
通信環境によるタイムラグや音声の途切れを、本人のコミュニケーション能力の低さと認識してしまうことがあります。
会話がスムーズに進まない環境を評価につなげるのではなく、一度冷静になり環境を整えなおす余裕を持ちましょう。
面接官によって質問が違いすぎる
面接官ごとの質問が極端にバラつくと、候補者を公平に比較できなくなるため注意が必要です。雑談ベースの自由な面接は、一見柔軟ですが、評価基準が面接官の主観に依存しやすくなります。
特にオンラインでは得られる情報が限定されるため、共通の質問を用意する構造化面接を取り入れ、評価の基準を揃えるとよいでしょう。
なんとなくで合否を決めてしまう
直感や雰囲気といった曖昧な基準で合否を判断するのは避けるべきです。
オンラインでは共有できる情報が少ないため、根拠のない「なんとなく」の評価は、採用ミスマッチを引き起こす最大の原因となります。主観に頼らず、事前に定めた明確な評価基準に沿って、客観的に見極めることが重要です。
見極めミスを防ぐために人事がやるべきこと
精度の高い見極めには、面接前後の徹底した準備と配慮が欠かせません。人事が取り組むべき環境作りと進行のコツを解説します。
面接前
質の高い見極めには、事前の環境整備が重要です。準備が不十分だと対話に支障をきたし、候補者の本質が評価できなくなります。
【チェックポイント】
・模擬面接を通じて動作確認をし、ツールの操作に慣れておく
・通信トラブル発生時の連絡手段を事前に共有しておく
・候補者より先に入室して待機し、冒頭で操作説明を行う
・表情が明るく映る照明や、雑音のない静かな場所で実施する
事前の準備が万全であれば、面接官は落ち着いて候補者の話に集中でき、精度の高い評価に繋がります。
面接中
オンライン面接は対面より丁寧な配慮が必要です。候補者の緊張を和らげるために以下のポイントを意識しましょう。
【チェックポイント】
・本題の前にアイスブレイクを取り入れ、話しやすい空気を作る
・視線を画面ではなくカメラに向け、頷きなどのリアクションは少し大げさに行う
・候補者の話が終わるのを待ち、意識的に一呼吸置いてから発言する
・面接終了後は、面接官から退室する
こうした配慮が候補者のリラックスにつながり、本音を引き出すことができれば適切な見極めへと繋がります。
面接後
面接終了後は、記憶が鮮明なうちに速やかに評価を確定させ、必要なフォローを行うことが大事です。
【チェックポイント】
・印象の風化を防ぐため、終了直後に評価シートへ記入する
・通信の中断があった場合、選考には不利にならない旨を即座に伝えてフォローする
・録画やメモを振り返りに活用する際は、情報漏洩を防ぐため社内規定に従い適切に扱う
一貫性のある迅速な対応が、候補者への信頼感と採用精度の向上に繋がります。
よくある質問|オンライン面接の見極めFAQ
オンライン選考で多くの担当者が抱く疑問に、Q&A形式で紹介します。人柄の見極め方や評価の乖離など、実務で迷うポイントを解消しましょう。
オンライン面接でも「入社後に活躍しそうな人柄」は見極められますか?
オンラインでも「個人の強み」と「組織への適応性」を軸に深堀りすれば、見極め可能です。過去の具体的な行動から思考の癖を把握することで、入社後の再現性を予測できるからです。
候補者の特性が、自社の業務スタイルや社風に合致するかを丁寧に引き出せれば、対面と遜色ない精度で判断できるでしょう。
面接官の評価が割れたとき、最終的にどう判断すべきですか?
主観的な議論は避けて、評価基準シートを照らし合わせ「客観的な数値と根拠」に基づき判断するとよいでしょう。各面接官が付けた点数の背景にある具体的な理由を突き合わせることで、合理的な合否決定が可能になるからです。
基準シートに立ち返り、自社が求める要件を最も満たす候補者を決めれば、整合性のある選考結果を導き出せます。
オンライン面接だけでの見極めが難しい職種はありますか?
対人スキルや身体的な動作が成果に直結する職種は、オンラインのみでの判断が難しい傾向になります。画面越しでは、微妙な空気感の読み取りや実技の細部、物理的な立ち振る舞いを確認するのに限界があるからです。
具体的にはサービス職や技術職、非言語コミュニケーションが重要な営業職などが該当します。そのため、初期の段階でオンライン面接を実施しても、最終段階では対面面接や実技試験を併用するなどの工夫が必要です。
まとめ|オンラインと対面を使い分けて精度を高めよう
オンライン面接で見極めるコツは、「評価基準の言語化」と「面接官の対応力」にあります。
非言語情報が限られるオンライン面接だからこそ、構造化面接によって事実ベースの評価を徹底し、誰が面接しても評価がブレないようにすることが大切です。
加えて、職種や最終選考など、必要に応じて対面面接も組み合わせることでより確実な選考が可能になります。
属人化を防ぎ、自信を持って自社に最適な人材を選ぶために、本記事のチェックリストや手順を指針として活用してみてください。
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