近年、様々な時代の流れと共にその時代にあった採用手法。
今回は題名にもある通り、これまで変化してきた新卒採用手法についてその手法にはどのような背景があったのか時代の振り返りと共にお伝えさせていただきます!
これまでの採用手法~採用手法の流れ~
まず初めにこれまでの採用手法を今回については『Web媒体』、『新卒紹介』、『ダイレクトリクルーティング』、『SNSを活用した採用』に注目しながら振り返ってみましょう。
まずは1990年代の後半からWebサイトでの求人広告が開始されたWeb媒体。ここでは皆さんがご存じの2大挙党に注目していきます。
まずは、みなさんもご存じの『マイナビ』
マイナビは1995年12月に「Career Space」という名称で誕生し、1999年11月より「毎日就職ナビ」としてリニューアルを経て、現在の「マイナビ」となっています。
そして2大挙党と言われているもう1つは『リクナビ』
リクナビは、1996年2月に「Recruit Book on the Net」という名称のWeb求人広告がオープンしており、1997年に「リクルートナビ」(リクナビ)に名称を変更。
これらのWeb媒体が後に現在の新卒採用活動の主流となっています。
次に2000年頃から新卒紹介サービスが登場。
近年でも多くの企業が採用手法として利用している『新卒紹介サービス』。
そのメリットとしてWeb媒体等での母集団の苦戦などもあり、その解決策のため新卒紹介サービスが開始され、現在も各企業への認知が広がってきています。
そして次にダイレクトリクルーティング。
2005年頃から始まった採用手法でダイレクトリクルーティングとは、学生側がイベントやWebなどを通して自らをアピールし、企業側がそのPRした内容を見て企業側から学生にアプローチする仕組みのことを言います。
ダイレクトリクルーティングのメリットとしては、自らアピールし企業からのオファーを待つ学生がいることから記載する内容も鮮明に記入され、より質の高い学生に対して企業がほしい人材を確保することができます。
登録企業数としても利用する数は増えてきたとはいえ、少なくなるため、バッティングする企業も少ないのでより獲得しやすい採用手法になります。
最後にSNSを活用した採用。
2012年頃からSNSを活用した採用が盛り上がりを見せました。
例えばFacebook。内容は企業のファンページを作成し、そこから自社の活動や採用状況をタイムラインに投稿し、学生に自社を認知してもらうと共に繋がりを作ることが目的でこのような交流を図って採用に結びつけている企業が存在します。
現在の就職活動の状況
これまでの多くの採用手法により、その時代に適した採用が各企業で行われてきました。
現在は完全な売り手市場により、どの企業も学生の獲得に非常に困難し学生の動きとしてもインターンシップやエントリー含む早期化や、その早期化に加えて学生が選定する動きもより一層高くなってきています。
そんな中、現在の採用状況に対して人事担当者の皆様は自社にあった採用が実施できているでしょうか?
まずは自社の採用について1番に友好的に使える採用手法を取り入れるとともに獲得した学生にどう内定まで導いていくのか、そのような内定までのプランニングが大切であり、それがそのためのこれまで作り上げられてきた様々な採用手法であると言えます。
まとめ
新卒採用の売り手市場が加速している現代において、1人でも多くの自社にとっての有望な学生を獲得するためには適切な採用手法を用いることが必須になります。
そのために自社がどんな人材を求め、将来どのような会社に成長していきたいかを見定め、有望な人材に1人でも多く入社していただけるように最も有効な採用手法を選択し採用を成功させましょう!!
以上、キャリアマート浅山がお届けしました!
次回もお楽しみください!