最近注目の「note」採用活動にも利用すべき?メリット・デメリット

最近話題の「note」採用活動にも利用すべきか?メリットデメリット

noteシンプルなUXUIを武器に広まった、ブログ機能がメインのクリエイター向けSNSです。

2020年4月7日にサービス誕生から6周年となり、月間アクティブユーザー数は4400万人となりました。爆発的なユーザー拡大を背景に、noteを採用広報ツールとして利用する企業も急増しています。

今回は、「採用ツールとしてnoteをどう活用すればいいのか?」note導入事例もあわせてご紹介します。

 noteとは

誰でも簡単に、ブログ形式で情報発信ができるSNSです。アメブロやはてなブログよりも機能が少なくシンプル、広告枠もないので読みやすい点が特徴です。

noteは、直近1~2年でFacebookやTwitter、Instagramと肩を並べるほどユーザー数が急増しました。とくに企業の採用広報ツールとして法人利用者が増えた背景には、2019年から開始した「note pro for HR」というサービス誕生があります。

「note pro for HR」とは

社員全員がフルリモートのキャスター社と、noteが業務提携しリリースした、noteの採用広報向け有料サービスです。

noteは個人利用の場合、無料で利用できますが、proを選択すると独自ドメインの取得が可能になります。note pro for HRを利用すれば、月額35万円で採用広報コンテンツ作成代行も依頼することができます。

採用活動でnoteを使うメリット・デメリット

【メリット】

低コストで自社の情報を効率良く発信できる

1からHPを作る場合、数十万円~のコストがかかります。noteはメールアドレスさえあれば即日利用が可能です。ワードプレスやホームページビルダーを使いこなせなくても、文字さえ書ければ採用広報を行うことができます。

また、独自のホームページを1からつくると、サイトパワー(集客力)もゼロからになりますが、noteのプラットフォームを利用すれば4400万人のユーザーにダイレクトにアプローチすることができるのです。

 潜在的な転職者を狙える

一般的に、今就職・転職を考えている「顕在層」は、転職サイトや人材紹介会社をアクティブに利用しますが、転職を考えていない潜在層はなかなか転職市場に現れません。

noteは転職活動にアクティブなユーザーだけをターゲットにしていない分、中長期的に潜在層を囲い込み、自社のファンをつくる媒体として利用しやすいでしょう。

【デメッリト】

効果が分かりづらい

noteは直接的な応募を集めることは得意ではなく、中長期的に採用ブランディング・採用広報をするツールとして優れています。PVやいいね数でKPIを計ることはできますが、採用数を軸とした効果は感じづらい可能性が高いです。

 発信し続けることに人的コストがかかる

シンプルで使いやすい仕様ですが、noteで発信するテキストはご自身で書かなくてはなりません。Twitterの140文字であれば数分もかかりませんが、1つの記事をつくりこむ場合、人的コストがかかる点はデメリットと言えるでしょう。

導入している企業の事例紹介

ベーシック

#採用広報 と検索するとTOP3圏内に全社でTwitterに取り組んだら、会社にとって良い影響が3つもあった話】こちらの記事が上がってきます。noteの中で、いいね数が3桁というのはかなりエンゲージメントが高い方です。

2020年7月時点で58本のコンテンツをマガジン化、独自ドメインも取得、自社HPや採用サイトのリンクも整備されており、どのコンテンツも軒並みいいね数を2桁獲得しています。

株式会社ゴーリスト

コンテンツ数としては少ないですが、人材会社としてこだわり抜いたコンテンツ発信の結果、人材営業が採用できた事例です。1記事に1.6万文字を書く力は、なかなか強者でしょう。

キリンビール

フォロワー人数、驚異の1万人超え。#社会人1年目の私へ という参加型投稿コンテンツを駆使し話題となりました。キリンビールというビッグネームの影響はあるものの、短期間でファンを獲得し採用広報強化した良事例です。

株式会社note

note社のひとり人事、北上さんのnoteです。法人としてnote運用も良いですが、個人の名前で運用することで、より親しみやすさとリアリティが生まれます。実際、noteでは法人名アカウントよりも、人事名アカウントが目立ちます。

番外編「採用広報記事アイデア50選」

note利用で、どのようなネタを発信すればいいか、参考になるコンテンツです。

まとめ

今回はnoteを活用した採用活動についてご紹介しました。noteは採用の即効性がないものの、採用広報・採用ブランディングとして活用しやすいプラットフォームです。

導入企業を参考にしながら、ぜひ今日からnoteをはじめてみましょう。

関連記事

今や優秀な人材を集めることも難しい時代となり、各企業が求人広告以外のあらゆる手段を活用して採用活動をしています。中でも求職者に直接スカウトやオファー出し、ダイレクトリクルーティングなども主流となってきています。 その流行りは現在、新卒[…]

今話題のスカウトサービスiroots(アイルーツ)の特徴や口コミをご紹介!

OSCTA

最近話題の「note」採用活動にも利用すべきか?メリットデメリット
フォローして毎日記事をチェック!