中途採用研修を行う目的とは?年代別おすすめ研修プランを紹介

中途採用者の約7割が入社当日や研修期間中に不安を感じています。 しっかりとした研修を行い、不安を消し去ることでその後に活躍する人材へと成長する可能性を高めることができます。

本記事では、「中途入社研修の重要性や年代別おすすめ研修」をご紹介します。

中途入社研修の目的

中途入社研修を行う目的は、大きく分けて4つあります。

1.企業の経営理念の理解

各企業によって、経営理念や方針は異なります。中途社員は今まで異なる経営理念の下で働いてきたため、自社の経営理念を研修で時間をかけて説明しましょう。

今後リーダーやマネージャーとして活躍するためにも、経営理念や方針の理解を深めることは大切なポイントとなります。

2.業界、業務内容の理解

企業によって仕事の進め方や求められる成果は異なります。

「社会に対しどのような価値を提供しているのか?」「顧客から何を求められているのか?」などを学ぶことで業務への理解も深めることができます。

また、どのような役割で採用されたのか、どのようなことを会社や組織に期待されているのかを考え、組織と中途社員の間でお互いの認識をすり合わせる機会を設ける必要があります。

3.新たな職場環境になじんでもらうため

中途社員は新しい環境で、異なるメンバーとやり方で業務をおこなっていかなければならず、大きなストレスを感じる人も少なくないでしょう。

また、仕事の流れや考え方の違い、人間関係、活躍しなければというプレッシャー、焦りや不安、入社前後に感じるギャップなど、さまざまな要因でストレスは発生します。

新しい環境には自然に慣れるだろうと放置しておくと、本来の能力を発揮するまでに時間がかかるケースもあります。できるだけ早く慣れてもらうためにも、自社のルールや風土を確認できる場や実務以外のことを相談できる窓口などを設けることをおすすめします。

4.従業員同士の交流

中途採用で入社した場合、採用されたのが一人だけということも珍しくないため悩みを共有できる同期のメンバーがいないことも多々あります。

慣れない環境で働くだけでも大変であるのに加え、頼れる存在がいないとなるとさらにストレスを感じてしまうこともあります。そのため、中途採用者が孤独を感じてしまうことがないように、既存メンバーと交流を深める機会を持つことが大切になります。

研修を行うメリット

早期退職防止することができる

転職者が退職を検討する理由の1つに、教育体制が整っていないことが挙げられます。

中途採用の場合、即戦力として雇用しているのが普通ですが、時間をかけた研修を行わないことで、早期辞職につながってしまいます。反対にしっかりとした教育体制を整えることで社員の定着を図ることができます。

自社で活躍できる人材に育つ

自社で達成するべき課題や、仕事の方針、やり方を知ることで、前職で培ったノウハウや経験を活かして自社で活躍することができます。

課題を明確化されれば、自社で目標を達成するためにはどのように仕事を行えば良いのか考えながら業務を行うことができるでしょう。

研修を行わなかった場合・・・

企業によって会議の流れや準備、他部署との報告・連絡・相談など、体制や考え方が異なり、業務の進め方にも違いがあるでしょう。

中途社員も新卒同様、新入社員です。研修を行わなければ、自分の役割について把握できず、自信の理解のみで業務を進めてしまいます。

また、こういったことから企業と中途社員との差異が生まれ、早期退職にも繋がる可能性が高まります。

研修を実施するための3つのポイント

次に、研修期間だけで人員の定着や業務レベルの向上を目指すのではなく、研修の前後にわたって、長期的な計画を立てるために3つのポイントを紹介します。

① 目標・課題を具体的に設定する

まず、中途社員が前職までに積み重ねたスキルと経験を活かしながら、将来どのようにキャリアを積んでいくのか計画を立てます。

中途採用研修後・中途入社数年後などの各段階における到達目標と、そのためにクリアするべき課題を具体的に設定することが大切です。

② 客観的な評価システムを整備・実践する

中途社員の業務に対する成果や人材としての価値を評価するためには、客観的に測れる人事評価制度が必要です。

やる気が高まっている中途採用者が、目標をどれだけ達成しているかを的確・適切に評価できるシステムを取り入れましょう。

③ 定期的に面談やフォローアップを行う

ビジネスの変化が早い昨今においては、仕事内容も変化するため、1年前に設定した目標が年度末には意味をなさない場合があります。

3~4か月に一回などのペースで上司とともに目標に対する進捗確認をし、上司が中途採用者へアドバイスをする機会を設けることも重要です。

おすすめ中途採用者向け研修プラン

第二新卒にお勧めの研修内容

求める役割 早く即戦力として活躍してほしい
おすすめ研修内容 ビジネスマナー研修、業務に関する研修

第二新卒の場合、社会人としての勤務経験の有無や前の企業の育成方法に差があります。入社後に、「思っていたよりも知らないことが多い」「求められるようなレベルに達していなかった」などと感じることも少なからずあります。

近年は特に、OJTによる研修を必要最低限の内容しか行わず、すぐに現場に入れてOJTで育成していく企業が多くなっています。しかし一般的に、OJTは指導する側のスキルやモチベーションにより、指導を受ける人の成長に差が出てしまいます。

そのためにも、OJTによる研修で新人の基礎能力を一斉に底上げし、限りなく即戦力に近い状態で現場に送り出すことが、その後の成長を促進する重要なポイントとなっています。

30代におすすめの中途入社研修

求める役割 リーダーとして大きな仕事を進めていく能力
おすすめ研修内容 部下の指導についての研修や業務改善研修
タイムマネジメント研修や問題解決・課題解決の研修

30代は、基本的にはリーダーとしての役割を期待されたり、大きな仕事を進めていくことが求められる時期になります

プレーヤーとリーダー両面での活躍が不可欠となるため、ほとんどの時間を自分の業務に割けていた20代の頃とは違い、部内のマネジメントと自らが抱える業務との両立ができる時間管理が求められています。

40代以降におすすめの中途入社研修

求める役割 新規プロジェクトや新規部門のマネジメント力
社員の能力を底上げするリーダーシップ力
おすすめ研修内容 リスクマネジメント研修やコーチング研修
リーダーシップ研修などのマネジメントに関する研修

40代ともなると、一度はリーダーや管理職を経験した方が多くなると思います。前職の経験を活かしながら実務をこなし、部門やプロジェクトを統括するマネジメント能力が求められます。

さらに30代よりさらに上のポジションを用意されることも増えてきます。

まとめ

ここまで、中途採用の重要性や研修について説明してきましたが中途採用者への研修の重要性、効果的な研修を開設してきました。

せっかく採用した中途社員の早期離職を防ぐためにも、効果的な研修を取り入れてみましょう。

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