Qiita Jobsがエンジニア採用に効果的な理由・その特徴とは?

Qiita Jobs

理想のエンジニアを採用できずに苦戦してはいませんか?採用を成功させるには、スピーディーなレスポンスや求職者が持っているスキルなどを把握することが大切です。

そんなお悩みを抱えている方のために、今回は「Qiita Jobs」というエンジニア採用に特化した採用支援サービスをご紹介します。

Qiita Jobs」を使用して採用することQiita採用と言い、エンジニアを採用したい企業と求職者をマッチングするQiita Jobsは、エンジニアとの気軽なコミュニケーションを取ったり、求職者のスキルなどが載っているプロフィールを確認したりすることができます。

Qiita Jobsの機能や使い方、導入すべき企業の特徴についても解説していきますので、エンジニア採用にお困りの方はぜひ参考にしてください。

Qiita Jobs(キータジョブズ)とは?

Qiita Jobsとは?

Qiita Jobsは、慢性的なエンジニア不足を解決するためにQiita株式会社が2019年に始めたエンジニア採用支援サービスです。リリース以降、約800社の企業が利用し、現在も加入企業や開発チームが増えています。

Qiita Jobsは、日本最大級のエンジニアコミュニティサイト「Qiita」が展開するメディアで、効率的でスピーディーな採用を実現しています。またQiita Jobsは、求職中のエンジニアが登録することができ、企業側は求職者を検索してコンタクトを取ることが可能です。

Qiita Jobsの会員データ

Qiita Jobsには、国内のエンジニアが70万人以上登録しています。登録者の40%以上が、25~34歳の第一線で活躍している人材です。

Qiita Jobsの公開求人数

Qiita Jobsは公開求人数を公表していません。

しかし、バックエンドエンジニアやWebアプリケーションエンジニア、インフラエンジニアなどさまざまな求人を公開しています。

Qiita Jobsの機能・特徴

Qiita Jobsにはどんな機能や特徴があるのでしょうか。以下で紹介していきます。

求職者と気軽にコミュニケーションが取れる

Qiita Jobsにはチャット機能があり、チャットリクエストを送ると求職者と気軽にコミュニケーションを取ることが可能です。

送信できる回数に上限はなく、選考や社内勉強会などの案内の送信にも役立てられています。

オファーを見落とされにくい

Qiita Jobsを利用しているエンジニアは、Qiitaを利用しています。Qiitaとは、エンジニアに関する知識を共有・記録するためのサービスです。

エンジニアは日常的にQiitaを利用しているため、企業側からのオファーに気付きやすいという特徴があります。

エンジニア同士の繋がりを作れる

エンジニア同士の繋がりを作れるのもQiita Jobsの特徴です。「Devトーク」という機能を使用して特定のテーマを軸に繋がり、情報交換や交流ができます。

Devトークで作られたエンジニア同士の繋がりを起点に自社の社名を知ってもらえることによって、転職先の検討時に名前が上がりやすくなるでしょう。

ランニングコスト不要

Qiita Jobsは成果報酬型なので、ランニングコストがかかりません。そのため、企業規模や採用計画に合わせて利用することが可能です。

また、掲載期間に制限がないため、納得するまで求職者にアプローチすることができます。

「気になる」機能

「気になる」機能とは、求職者が企業に対し「この求人に興味があります」とアピールできる機能です。

「気になる」を受け取った企業は、「気になる」機能を利用した求職者のプロフィールを見に行くことができます。「気になる」機能は応募ではないため、気軽に利用する求職者が多く、接点を持てるきっかけとなるでしょう。

Qiita Jobsの料金

Qiita Jobsの料金

Qiita Jobsは、成果報酬型であり初期費用がかからないため、初めに費用をかけずに採用活動を始めることが可能です。求職者を採用できた場合には、雇用形態に応じてそれぞれ以下のような料金が発生します。

雇用形態 料金
正社員・契約社員(新卒・中途) 100万円
業務委託 30万円

採用当初は業務委託でも、後に正社員・契約社員として採用する場合は差額の70万円が必要になります。

Qiita Jobsの導入メリット

以下ではQiita Jobsを導入することで得られるメリットを紹介していきます。

求職者のスキルが分かりやすい

マイページからQiitaでどんな活動をしているかが把握できるため、求職者の関心のある技術や得意な分野を知ることができます。また、アウトプットの量や質なども確認することが可能です。

求職者と企業のミスマッチが少ない

Qiita Jobsでは、実際に企業が行っている作業の内容や製品を見ることができます。

これによりお互いのことをよく理解した上で採用できるため、求職者と企業のミスマッチが起こりにくいでしょう。

求職者のリアルな活動が分かる

Qiita Jobsでは、Qiitaの記事を読むことができます。「エンジニアの目標設定の仕方」や「個人開発した商品をリリースするまでにしたこと」などさまざまな記事が掲載されているのがQiitaの特徴です。

求職者がどのような考えを持ち、どのような文章を書くのかがこれらの記事を読むことで分かるでしょう。このように転職用に作られていないリアルな活動を見ることができるのもメリットの1つです。

「HERP Hire」と連携できる

さまざまな求人媒体やチャネルを同時に利用して採用活動を行なっている企業が多いという背景から、2022年にQiita Jobsと「HERP Hire(ハープハイアー)」が連携できるようになりました。

「HERP Hire」は、採用管理システムです。Qiita Jobsで求職者とコミュニケーションを取っている場合、その求職者の情報を「HERP Hire」に登録することができ、情報の一元管理が可能になります。

Qiita Jobsの導入デメリット

Qiita Jobsを導入することで得られるメリットがある一方で、デメリットもいくつか挙げられます。以下では、Qiita Jobsを導入することで感じるデメリットを見ていきましょう。

企業が守るべき制約がある

Qiita Jobsには、「面接官は半分以上現場のメンバーでなければならない」「募集している求人の年収幅は下限の1.5倍ほどまで」など企業への制約がいくつかあります。この制約によって導入をためらっている企業も多いでしょう。

現場のエンジニアの負担が増える

Qiita Jobsを利用した採用活動では、現場のエンジニアの負担が増加するというデメリットがあります。実際に現場のエンジニアが求職者とコミュニケーションを取ったり、求職者のスキルを見極めたりなど採用に関わることが多いからです。

Qiita Jobsを利用している人が少ない

Qiita Jobsはまだまだ利用者が多いとはいえないため、求職者からのリアクションが少ない点もデメリットといえます。

しかし、今後利用者が増えれば、数多くの求職者たちに企業の魅力を知ってもらうことができるでしょう。

記事の信憑性に欠ける

Qiitaの記事は誰でも編集することができるので、複数人で書かれていて他の利用者の解釈が混在している記事もあるでしょう。

そのため、記事の信憑性に欠けるというデメリットがあります。

Qiita Jobsの使い方

Qiita Jobsの使い方

ここでは、Qiita Jobsの使い方を「求人の掲載方法」と「スカウト方法」に分けて紹介していきます。

求人の掲載方法

まずは求人の掲載方法からです。初めにQiita Jobsにログインし、左タブにある「求人」をクリックします。「求人」をクリックすると「新しい求人を作成する」が出てくるので選択し、細かい基本情報などを入力していきましょう。

基本情報は、年収・業務内容・求めるスキル・労働条件などです。全ての情報を入力し「この内容で審査に出す」を選択すると審査が始まり、審査が完了した求人から公開されていきます。

スカウト方法

次に求職者をスカウトする方法です。求職者をスカウトするには、左タブにある「候補者」の中の「チャットリクエスト」「気になる」機能を利用します。

「チャットリクエスト」とは、企業が気になっている求職者に対し、チャットを利用して直接コンタクトが取れる機能です。一般的なスカウトよりも気軽にやり取りできる点が特徴といえるでしょう。

Qiita Jobsを導入すべき企業の特徴

これまでQiita Jobsの機能やメリット・デメリットなどを紹介してきましたが、導入すべき企業はどのような特徴を持っているのでしょうか。以下では、Qiita Jobsを導入すべき企業の特徴を見ていきましょう。

優秀なエンジニアを採用したい

Qiita Jobsはエンジニアに特化した採用支援サービスのため、その中でも積極的に発信している優秀なエンジニアに出会うことができるでしょう。そのため、優秀なエンジニアを採用したい企業におすすめです。

さまざまなエンジニアと出会いたい

国内最大級のエンジニアデータを持つQiitaでは、多数の求職者と接点を持てる機会があります。一般的な求人媒体では出会えない層と出会えるチャンスがあるため、さまざまなエンジニアと接点を持ちたい企業は導入すべきでしょう。

人事担当と現場エンジニアが密な連携を取れている

Qiita Jobsは、現場のエンジニアが募集要項を書いたり面接に参加したりする必要があり、人事担当と現場エンジニアの密な連携が求められます。

そのため、人事担当と現場エンジニアの距離が近い企業は取り入れるべきです。また、密な連携が取れていない企業でも、導入することで現場と人事の連携をより強化してくれるでしょう。

実際にQiita を利用しているエンジニアが在籍している

Qiitaは、求職中のエンジニアに限らず、多くのエンジニアが登録できます。そのため、エンジニア同士の交流も活発に行われています。

応募を検討している企業の中にQiita内で情報発信を行うエンジニアが在籍していると、求職者はその企業の雰囲気を身近に感じ、親近感を持つことができるでしょう。応募のきっかけにつながるかもしれません。

柔軟な対応力を持っている

Qiita Jobsは、気軽さが特徴の採用媒体です。

例えば、ある企業はCTO面談の後、いくつかの面談を経て最後に社長面談となる採用フローのところ、最終面談の前にキャリアについて本音で話す「キャリア面談」を設けました。このようにチャットならではの気軽な対話スタイルが、柔軟な対応力を持っている企業にマッチするでしょう。

まとめ

Qiita Jobsは求職者のスキルや興味のあることを知れたり、求職者が書いた記事を見ることができたりする優秀な採用媒体です。

導入した企業は採用のミスマッチを減らし、より優秀なエンジニアたちと出会うことができるでしょう。優秀なエンジニアを採用したい、さまざまなエンジニアと出会いたいという企業は、ぜひQiita Jobsの利用を検討してみてください。

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