ブンナビとは?料金や評判・口コミ、活用の仕方までわかりやすく解説

ブンナビ

新卒採用担当として務めている方のなかで、「学生がなかなか集まらない…」「大手就職サイト以外も使ってみたいけどよくわからない..…」と悩んでいませんか?

様々ある新卒採用媒体のなかで、今学生に人気の就活サイトの「ブンナビ」を知らないでいるのはもったいありません。

この記事では、ブンナビの特徴や料金、評判、メリットとデメリットなど、ブンナビがどういったサイトなのかを詳しく説明していますので、この記事を読むことでブンナビの理解をより深められるでしょう。

ブンナビとは

ブンナビ

「ブンナビ(=文化放送就職ナビ)」とは、株式会社文化放送キャリアパートナーズが運営している、学生向けの就活サイトで、約8000社の企業が利用しています。

ブンナビの特徴3つ

ここで、ブンナビの特徴を3つ紹介します。

四季報データから自社情報を詳しく知ってもらえる

ブンナビには、学生が就職活動の一環として各業界の状況や企業情報を知りたい際などに読む「会社四季報」の全データが掲載されており、自社の情報を詳しく知ってもらうことができます。

いわゆるオンライン版の四季報であるため、学生が本を持ち運ばなくても気になった時にいつでも情報を得ることができます。また、企業の財務データも表示可能なため、就活生はわざわざ企業ごとにホームページからIR資料を見る必要がなくなります。

具体的には、ブンナビには約8000社の売上高や年収、男女比や平均残業時間などのデータが掲載されており、学生が客観的なデータから企業の比較検討ができる仕組みとなっています。

特に便利なのが、「企業比較」の機能です。学生が比較したい対象企業を2社指定すると、一目で気になる項目ごとに表で比較できます。

四季報に詳しく情報が載っている企業にとっては、ブンナビを利用することで学生から見つけてもらえやすくなる可能性が高くなるだけでなく、他社と比較し詳しく知ってもらうことができます。

ランキング形式により自社の強みを伝えやすい

ブンナビには、企業を計14項目ごとに並べ替えてランキング形式で表示できる機能があります。

14項目の一部を例に挙げると、「売上高」「平均年収」「月平均残業時間」「女性比率」「育休復職率」や「有給取得日数」があります。

例えば、ワークライフバランスを重視したい学生は「月平均残業時間」や「有給取得日数」などでランキング表示するでしょう。

企業ごとに強みとしている項目は違うと思いますが、「ここが強みなんだ!」と学生への訴求ポイントがしっかりしている企業であれば、他社よりも有利な機能になること間違いなしです。

学生との接触機会が増える

ブンナビでは、週に2〜3回のペースで優良企業が参加する合同説明会をはじめ、選考対策セミナーなどを開催しています。

具体的には、就活生の相談に乗ったり、業界研究やインターンのセミナーを開催したりと、就活生が直面しがちな悩みに合わせて多数のイベントが開催されています。

イベントはリモートで参加できるものが多く、参加費は無料かつイベントのほとんどがAmazonギフト券などの特典付きのため、多くの学生が参加しています。

もちろん対面で開催しているものもありますので、学生との接触を増やしたいのであれば希望に合わせてイベントを選ぶことができます。

ブンナビの料金体系

ブンナビの料金

用やインターンシップの募集など基本的な情報は、全て無料で掲載可能です。初期費用は無料ですが、オプション機能を利用するとより多くの学生に訴求しやすくなります。

オプションの基本PRパックは50万円となっており、内容は基本情報に加えて人事ブログ、会社ページにメインビジュアル、採用情報には画像・キャプションの掲載が可能になります。

また、検索結果の上位表示機能など、露出を増やし閲覧数の増加が期待できます。費用詳細が気になる方はぜひ、下記URLからお問い合わせください!

キャリアマートのお問い合わせはこちら

ブンナビのメリット・デメリット

続いて、ブンナビのメリットとデメリットをそれぞれ紹介していきます。

メリット

先にメリット3点を紹介していきます。

能動的な学生に出会える

ブンナビを利用する学生は、様々な項目から企業を比較検討したいなど情報収集に積極的な傾向があるため、企業は能動的な学生の採用が期待できます。

ナビサイトの費用を抑えられる

オプションを追加しなければ初期費用無料で利用可能なので、ナビサイトの費用を抑えたい!といった採用にあまり予算をかけたくない企業にピッタリです。

インターンやESの締め切りがまとめて記載される

就活生は平均20社エントリーするため、企業ごとの締め切り日などの情報管理が難しくなります。

そこでブンナビでは、企業の締め切り日を順番に表示できるため、「締め切り日が過ぎてしまって応募できない!」といった事態を防ぐことができます。

就活生だけでなく、企業にとってもせっかく自社に興味を持ってくれた学生との接触の機会がなくなる事態を防ぐことができるありがたい機能といえます。

デメリット

続いて、デメリットを紹介します。

大手企業が多い

先程、ブンナビの特徴の1つとして挙げた四季報に基づいたデータは、東証一部上場の大手企業が中心となっています。

中堅企業や中小企業は、四季報にデータを公表していない企業が多くなっているため、データから企業分析したい学生にとってデータが少ない企業は比較対象から外されてしまう恐れがあります。

ブンナビで利用可能なイベント

ブンナビ イベント

ブンナビで利用できるイベントは優良企業が参加する合同企業説明会だけでなく、業界特化型のイベント、女子や理系限定のイベントもあります。

直近では就活生皆で情報交換する座談会も開催されました。

また、一人ではなかなか出来ない選考対策などレクチャー型のセミナーもあり、東京ドームなどの大規模な会場で開催されるものもあります。

ブンナビの活用の仕方

ブンナビは無料でも利用できるため、大手就活ナビサイトであるマイナビやリクナビと併用して利用するのがおすすめです。

理由としては掲載社数が約8,000社のブンナビに対しマイナビを例に挙げると約30,000社掲載されており、就活生は掲載社数が多い大手ナビを使う傾向があるからです。

大手ナビにはとりあえず登録だけしている学生もいる中で、ブンナビを利用する学生はデータから企業比較がしたいという明確な意思があるため、そういった学生の取りこぼしがないようどちらも併用するのをおすすめします。

ブンナビと他の採用媒体との違い

ブンナビと他の就活サイトの違いについて見ていきましょう。

あさがくナビ

あさがくナビとは

あさがくナビは株式会社学情が運営する新卒採用サイトです。

あさがくナビに登録している学生の8割以上が中堅・中小企業志望であるため、大手企業よりも中小企業向きであるといえます。また、合同企業セミナー「就職博」を仙台・東京・名古屋・大阪・京都・九州の6大都市で開催しており、日本最大級の規模感となっています。

掲載料金はスタンダードプラン通年で100万円となっており、ライトプラン、スタンダードプラン、プレミアムプラン、就職博セットプランの4種類に分かれています。

ブンナビとの違いをまとめると、以下のようになります。

  • 中小企業向け
  • 合同企業セミナーに強い
  • プランの種類が豊富
  • 基本プランでも掲載費がかかる

あさがくナビの料金や評判、利用に見ている企業の特徴を知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

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あさがくナビ

アクセス就活

アクセス就活

アクセス就活は、検索機能や就活コンテンツが充実している採用サイトです。

業種や業界での検索以外にも「社風から探す」「ヒトから探す」といった個性的な検索機能があり、先輩社員のインタビュー記事が豊富に掲載されてるのもアクセス就活ならではです。

また、東京・大阪・名古屋などの主要都市を中心に「アクセス就活フェア」という合同説明会を定期的に開催しており、Webサイトのみならずリアルでのマッチングのサポートもしてもらえます。

基本掲載料金は1シーズンで35万円となっています。

その他にも、学生にアプローチできるダイレクトメッセージ機能や露出をアップさせるプロモーション広告などの有料オプションもあるので、企業ごとに必要なオプションを追加できます。

ブンナビとの違いをまとめると、以下のようになります。

  • 中小企業向け
  • 個性的な企業検索がある
  • 基本プランでも掲載費がかかる
  • 必要なオプションを追加できる

ブンナビの企業からの評判・口コミ

キャリアチケット 評判

  • コストパフォーマンスがよく使いやすい。(30代/女性)
  • 営業担当者の対応がとても良く、迅速に対応をしてもらえるところに、とても満足しています。(30代/女性)
  • 営業担当は誠実で対応も早く安心できた。(40代/男性)

ブンナビ担当者の対応が良いという口コミも多く、ブンナビを初めて使う人事の方でも安心して利用できるでしょう。

参考:オリコン顧客満足度

ブンナビの学生からの評判・口コミ

  • 四季報の代わりになる
  • イベントで企業のありのままの言葉を聞けた
  • ES締切リストが優秀

上記のような口コミが多くありました。

やはりブンナビならではの四季報を持ち運ばずともデータを見れる点や、エントリーシートの締め切りを一括管理してくれる点が学生から評価が高いですね。

参考:Twitter

ブンナビの利用に向いている企業

どのような企業にブンナビの利用は向いているのか気になる方も多いと思うので、見ていきましょう。

ナビサイトの費用を抑えたい方

ブンナビは基本的に無料で掲載できるので、採用でナビサイトに予算をかけられない企業におすすめです。

無料なのでお試しに掲載することも可能です。

就活意欲の高い学生をとりたい方

ブンナビは大学1年生からも利用でき、企業を様々な項目から比較検討したいという就活意欲の高い学生が多く利用しているため、意欲の高い学生の採用を考えている方にピッタリです。

まとめ

この記事ではブンナビの特徴や料金、評判など一通り説明しました。

セミナーや合同企業説明会などのイベントに強い且つ、初期費用無料で掲載できるので、まだ利用になったことがないのであればこの機会にはじめてみてはどうでしょうか。

また、現在学生に人気の就活ナビサイトは1位:マイナビ、2位:ONE CAREER(ワンキャリア)、3位:リクナビと、ONE CAREERの台頭が顕著となっています。

その理由としては、企業情報を掲載している一般的な就活ナビと違い、学生(第三者)による企業の口コミサイトとなっている点です。説明会や選考に参加した学生が口コミを投稿することで、それを他の学生が読み応募する判断材料となる仕組みになっているため、利用する学生が増えてきています。

ONE CAREERは学生人気がとても高く導入する企業が増えているので、気になった方は以下のリンクから詳細を確認してみてくださいね。

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