新卒採用において、「インターンシップ期から動いているのにエントリーが来ない…選考辞退されてしまう」といったお悩みを抱える企業は多いのではないでしょうか?
この記事では、低学年層から学生と繋がりを作れる新しい採用サービスである「インタツアー」を紹介します。企業側、学生側共に支持を受けている採用ツールについて、魅力やポイントについて解説していきます。
インタツアーとは
インタツアーとは、インタビューからはじまるリレーション採用のプラットフォームです。リレーション採用とは、早いタイミングで学生と企業の間に接点を生み、長期的なつながりを通して入社意欲を醸成しより本質的な相互理解を促す新しい採用手法です。
学生が企業にインタビューを行い、その内容をもとにコンテンツが制作されるシステムとなっており、学生と企業の関係値を深めることができます。サイトの利用学生は毎月25万人となっており、利用企業数は5,200社にものぼります。
「就活・新卒採用がヒートアップする前に、ウォームアップを」というキャッチコピーを掲げている通り、学生と早期的・長期的な関係を築くことが可能です。学生満足度90%、学生リピート率70%と高評価を募るインタツアーについて、詳しく見ていきましょう。
インタツアーの特徴3つ
インタツアーの特徴を3つ紹介します。
大学1・2年生と接点を持つことができる!
インタビュアー参加とリアルタイムで視聴するシステムを設けており、大学3・4年生の様な就活生はもちろん、大学1・2年生も参加できるため、幅広い学年へのアプローチが可能です。
また、接触した低学年層に対しても、学生の志望度や集めている情報を分析して個別に企業情報を届けてくれるので、一度興味を持ってくれた学生を離すことなく選考まで繋げることができます。
人事の工数がかからない!
企業側は、導入前のすり合わせとインタビューを受ける時間さえ設けられれば、その後の動きに関しては大方インタツアーが対応を行います。
インタビューをもとにした動画の作成から学生へのアプローチ、広告の運用、選考の誘致まで、一連の流れを担当してくれるため、採用業務の工数が気になる企業でも導入しやすいことが特徴です。
広告用のコンテンツが手に入る!
インタツアーのインタビューを通して作成された動画は、サイト内での掲載だけでなく、動画での納品も可能となっています。
また、2次利用が可能となっており、利用期限もないため、自社の採用HPや説明会内での魅力訴求に向けたコンテンツとして利用することができます。
学生の企業選びの視点は、常に変わり続けます。その中で、自社のどんな側面を見せていくか考えながらインタビューのテーマを制作していくのも効果的です。
インタツアーの活用ステップ
画像引用:インタツアー公式サイト
まずは、お申込後に打ち合せを行います。どんな内容・頻度でインタビューライブを行い、どんな媒体・スケジュールで広告を発信していくかなど細かなすり合わせを行います。もちろん後から変更することは可能です。
次に、インタビューの開催準備を行います。Excelシートにインタビューの内容を事前共有し、学生インタビュアーとの認識を合わせる作業です。 ここですりあわせたデータをもとにインタツアーが動画の企画立案を行い、インタビューへと進んでいきます。
インタビューを終えた後は、動画やテキストとしてコンテンツに落とし込み、企業に興味を持つ学生を集めて採用力UPを目指していきます。
インタツアーの料金体系
インタツアーの料金は月額20万円から利用可能となっており、企業ごとの課題に合わせたプランを提示しています。半年間で3本のインタビュー動画を出すプランや、1年間で6本の動画を出すプランなど、頻度も様々です。
詳しい金額については、インタツアーに直接お問い合わせください。
また、新卒採用は年々早期化しており、自社だけで早期の学生集客を行うことが難しい場合もあります。そのようなときには、採用代行・採用アウトソーシングを検討してみてはどうでしょうか。
早期学生の集客についての相談、採用アウトソーシングを含めた媒体運用などのご相談はキャリアマートへお任せください。
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インタツアーのメリット・デメリット
インタツアーのメリットとデメリットについてそれぞれ解説していきます。
メリット
インタツアーを利用するメリットとして、採用コンサルティングとしても併走してくれる点があります。利用にあたってのすり合わせを行う中で、広告運用の媒体の選定や、広告表示のターゲティングについてインタツアー側が提案します。
また、各企業の採用における悩みが母集団形成なのか、質なのか、工数なのか、その他様々な課題を分析し、運用目的に合わせた効果的な活用方法を提供してくれるため、インタツアーを通して採用の課題が可視化できるようになるのです。
「採用がうまくいかないけど、どこが課題になっている部分なのかわからない…」という企業から、「ここが課題だと思っていたのに、対応しても結果が変わらない…」という企業まで、幅広い悩みのフェーズで活用メリットのあるツールとなっています。
デメリット
インタツアーを利用するデメリットとしては、インタビュー学生が選考に繋がるかわからないという点です。
インタビュアーの学生は、報酬をもらって参加します。もちろん企業に興味があって参加する学生もいますが、アルバイト感覚で数多く申し込んでいる学生もいるため、必ずしも志望している学生が自社のインタビューに参加するとは限らない点が、デメリットといえるでしょう。
ただ、裏を返せば場慣れしている学生が参加してくれるという意味合いにも取れるので、インタビュー内容などをすり合わせて、うまく自社の魅力を伝えるコンテンツを作成する仲間という考え方もできるでしょう。
インタツアー企業からの評判・口コミ
インタツアーへの口コミとして、以下のようなものがありました。
- 「内定者4名が全員インタツアーを知っており、インタツアーに参加したことある子もいた。みんな会社への理解度高い子ばかりです」
- 「ナビサイトのイベント告知欄にインタツアー開催を載せてみたところ、多くの学生がリスナーとして参加してくれました。自社のコンテンツとして一から設計しなくて良いですし、新たな可能性を感じました」
- 「ホールディングスでの採用でグループ各社へ配属する場合でも、一括での掲載が可能なので良かった。各個社別でテーマ設定してインタビューを実施してくれたので満足です」
- 「色んな採用に使える動画を作ってくれます。どれも学生目線でこれまで作りたくても作れなかった動画。全て含まれたパッケージ料金のためコスパも良いと思います」
確かに、ナビサイトに掲載するイベント代わりに使えるのは良いですね。また、採用ツールにはグループの場合利用料金が高くなるものも多いので、一括で掲載が可能なのは費用的にも優しいと感じます。
参考:採用クラベル
インタツアーの利用に向いている企業
続いて、インタツアーの利用に向いている企業を紹介します。ぜひ、自社の課題や特徴と照らし合わせながら読んでみましょう。
早期から活動しているのに結果が出ない企業
- 「ナビサイトにプレ期間の早期から掲載しているのにエントリーに繋がらない…」
- 「ダイレクトリクルーティングサイトでアプローチしているのに内定を辞退されてしまう…」
このようなお悩みを抱える企業にはインタツアーの利用をお勧めしています。
インタツアーは低学年層にアプローチできるだけの採用ツールではありません。
試行錯誤しながら多くの企業が就職活動を進めている中、掲載しているだけであったり、早期から選考を行ってもその後に学生に対してフォローを行なったりしなければ、なかなか入社にまで繋げることが難しくなっています。
接触を作り、そこからいかに学生の志望度を保っていくかが重要なポイントとなります。
魅力訴求のコンテンツに不安がある企業
インタツアーの強みの一つは、作成した動画を自社の広告として利用することができる点です。採用動画を企画できる人材がいない企業が、動画制作目的を兼ねてインタツアーを利用するのも良いでしょう。
自社の説明会で流したり、採用HPに埋め込んだりと、多くの面で活用していけるので、採用広報に自信のない企業にこそ利用してもらいたい採用ツールです。
インタツアーの導入成功事例3社
インタツアーを導入して成功した企業の事例を3社紹介します。
母集団形成に悩むA社
<導入前の課題>
- 業界がニッチでほとんど知名度がなく、ナビに出していても集まりませんでした。
<施策内容>
- 採用手法を大きく変えなければと考え、学生と双方向の関係が築けるインタツアーを導入しました。
<導入後の成果>
- エントリー数はインタツアーの利用前に比べ3倍になり、そのうち半分以上の約170名もの学生が選考に進むという結果を残しました。実際にインタビューライブを視聴した学生にアンケートを取ったところ、その企業をインタツアーで初めて知った学生が91%、志望業界じゃないが視聴した学生が97%、その企業に応募したいといった学生が78%にも上りました。
母集団の質に悩みを抱えるB社
<導入前の課題>
- 母集団形成はうまくいっているものの、マッチする学生が集まらず、結果的に選考が行きづまっていました。
<施策内容>
- 自主性があり、就職活動に意欲的な学生に出会いたいと思いインタツアーを利用することに。
<導入後の成果>
- より企業について調べた上で学生が集まるようになり、質の高い母集団でスムーズに選考を進めることができました。様々な面から企業を理解できるインタビュー動画があるので、学生側もミスマッチを起こさずに選考に参加してくれることが成功に繋がりました。
魅力訴求に課題感を感じるC社
<導入前の課題>
- ナビサイト上では自社の魅力を伝えきれず、魅力訴求に限界を感じていました。
<施策内容>
- コンテンツを作成してくれるインタツアーを導入し、広告としての意味合いにも期待を寄せました。
<導入後の成果>
- 学生目線での魅力を発信できたことから、これまで出会えなかった層の学生のエントリーが集まるように。無期限で繰り返し動画を利用できるので、反応の良かった内容の動画は繰り返し利用しています。
まとめ
今回は、インタツアーの特徴や料金、評判、導入事例などについて紹介しました。
立ち上げから内定承諾後の繋ぎとめまで担当してもらえるのは、大変魅力的ですね。その他にも、学生の集客の手法や工数に悩む企業は、是非下記の学生層客サービスの記事をご覧ください。
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