JOBTV新卒とは?特徴や料金、メリットについて徹底解説!

JOBTV新卒

就活の早期化、売り手市場の影響から、「企業理解が浅い学生からの応募が多くなった」「実際に面接をしてみるとミスマッチが多い」「今どきの学生ニーズに合わせた採用手法を検討している」という声をよく耳にするようになりました。

そこで今回は、学生のニーズを満たしつつ採用のミスマッチを防ぐことができる、動画コンテンツを中心としたJOBTV新卒について紹介します!

JOBTVとは

JOBTV新卒

JOBTVは、株式会社ベクトルが運営する新卒向けの動画採用プラットフォームです。2021年12月にローンチされたこのサービスは、学生と企業が双方の魅力を動画を通じて伝え合うことで、採用のミスマッチを限りなく減らすことを目指しています。

JOBTVでは、企業が採用動画を掲載し、学生がそれを視聴することで、文字情報だけでは伝えきれない企業の雰囲気や働く魅力を効果的に伝えることが可能です。また、学生側も自己PR動画をアップロードできるため、企業は履歴書では分からない人柄や熱意を事前に把握することができます。この相互理解を促進する仕組みによって、スピーディーで効率的なマッチングが実現します。

JOBTV

さらに、JOBTVは「就活版Netflix」とも言えるような使いやすいUIを採用しており、登録学生数は15万人以上、ローンチ以降、企業説明会の置き換え動画を1,000社超掲載と国内最大級の規模を誇ります。特に、動画採用の先駆者として、企業ごとに異なる採用戦略や広報活動をサポートできるのもJOBTVの強みです。

今後も、より多くの学生が動画を通じて企業の魅力に触れられるよう、スマホ型ショート動画やSNSを活用したさらなる拡散施策が進められています。JOBTVは、新しい採用手法として、売り手市場が続く中で多くの企業の採用活動を支える存在となっています。

JOBTVの特徴

JOBTVの特徴の中でも特に注目すべきは、動画を活用した情報提供、採用業務の効率化、そして学生ニーズに合ったアプローチが可能である点です。これらの要素は、採用活動をスムーズに進めながら、採用の質を向上させる重要なポイントとなります。

それでは、それぞれの特徴について詳しく解説していきます。

動画による情報提供

JOBTVでは、企業情報を動画で伝えることで、文字だけでは伝わりにくい情報を学生にわかりやすく提供することが可能です。具体的には、社員のインタビュー動画を通じて職場の雰囲気を伝えたり、実際の業務風景を撮影した動画で仕事内容を具体的に示したりするなど、多彩な活用方法があります。

さらに、JOBTVの動画は、学生がスマホで馴染みのある短尺動画(30秒程度)形式にも対応しており、SNSやWEB広告など多チャネルを通じて広く拡散することが可能です。

このような手法により、従来の採用手法では接触が難しかった層への認知を効果的に広げられます。特に、短い動画は学生にとって視聴のハードルが低く、企業への興味喚起を促すツールとして非常に有効です。

採用の効率化

JOBTVは、企業と学生の双方にとって採用業務を効率化する機能を備えています。

学生はエントリー時に、氏名や生年月日などの基本情報に加え、1分程度の自己PR動画をアップロードする仕様です。

これにより、履歴書だけではわからない学生の人柄や熱量を事前に把握することができ、面接の際のミスマッチを減らすことが可能です。また、企業側は説明会動画の活用により、説明会実施にかかる手間を大幅に削減できます。

これらの機能を活用することで、企業は効率的に採用活動を進めることができるため、限られたリソースをより効果的に活用できます。

学生ニーズに合ったアプローチが可能

学生が企業を選ぶ際に重要視するのは、企業の具体的な情報や自身との適性を把握できることです。JOBTVでは、採用動画を活用することで、学生が興味を持ちやすいコンテンツを提供しています。

例えば、企業の1日の業務フローや社内の雰囲気を伝える動画は、学生が職場のイメージを具体的に理解するのに役立ちます。また、「採用動画はあった方が良いと思いますか?」という質問に対し、就活生の74%が「企業採用動画を求めている」と回答していることからも、動画を活用した情報提供が学生にとって魅力的であることがわかります。

JOBTV企業の採用プレゼン動画に対する意識調査

画像引用:JOBTV

さらに、採用動画による志望度の変化についての調査では、60%の学生が「企業採用動画により志望度が向上した」と回答しています。このように、動画を活用したアプローチは、エントリー率や志望度の向上に大きく貢献する効果的な手法といえます。

JOBTVの料金プラン

JOBTVでは、トライアルプランからプラチナプランまで複数の料金プランが用意されています。

例えば、トライアルプランは年間36万円で会社説明動画1本の制作と動画掲載が含まれています。一方、スタンダードプランでは120万円で全学年向けの動画掲載やスカウト機能が利用可能で、機能とコストのバランスが良いため特におすすめです。

また、プラチナプランではアドネットワーク広告配信やSNS広告配信など、広報活動をさらに強化するための機能が含まれています。企業のニーズに応じた選択肢が豊富に揃っており、予算や目標に応じて最適なプランを選べます。

以下の表は、おすすめであるスタンダードプランから、プラチナプランまでの料金と動画制作内容についての紹介になります。

プラン 料金 動画制作本数
スタンダードプラン 120万円/年 会社説明会動画1本
シルバープラン 150万円/年 社員一日密着動画1本orスマホ型ショート動画制作4本
ゴールドプラン 200万円/年 会社PV動画制作1本orインフォグラフィックス動画制作1本
プラチナプラン 400万円/年 会社PV動画制作1本orインフォグラフィックス動画制作1本

参考:JOBTVサービス資料より

すべてのプランで、国内最大の新卒特化YouTubeチャンネル「しゅんダイアリー」のWEBメディア「しゅんダイアリー.com」に動画を掲載することが可能です。また、JOBTV公式Instagramへの投稿が1回含まれています。

さらに、ライトプラン以上では、JOBTV求人掲載、スカウト機能、CA(キャリアアドバイザー)紹介といった採用支援機能を利用できるようになり、スタンダードプラン以降では全学年を対象とした採用活動が可能になります。

各料金プランやサービスの詳細が知りたい方は、キャリアマートへお問合せください。

JOBTVについてのお問い合わせはこちら

JOBTVのメリット・デメリット

JOBTVは、動画を活用した新しい採用手法を提供するプラットフォームです。そのため、従来の採用手法にはない多くのメリットがある一方で、いくつかの課題も存在します。

ここでは、JOBTVのメリットとデメリットについて詳しく解説します。

メリット

  • 企業と学生の相互理解が深まる
  • 採用コストと採用工数の削減
  • 幅広い学生層へのアプローチ

JOBTVの最大のメリットは、企業と学生の相互理解を深められる点です。動画を通じて、企業は職場の雰囲気や業務内容をわかりやすく伝えることができ、学生は自己PR動画で自分の人柄や強みをアピールできます。この仕組みにより、採用時のミスマッチが減少し、効率的な採用活動が実現します。

また、説明会動画の活用により、説明会開催にかかるコストや工数を削減できる点も大きな利点です。

さらに、JOBTVでは、短尺動画やSNS広告を活用した広報活動が可能なため、幅広い学生層へのアプローチが可能となり、これらのメリットとなる機能を活用することで、母集団形成から内定までの採用プロセスを円滑に進めることが可能です。

デメリット

一方で、JOBTVにはいくつかの課題もあります。特に、現在の学生認知度がまだ十分ではない点が挙げられます。

  • 学生からの認知度が低い
  • 動画制作には手間や費用がかかる
  • 運用の準備と戦略の必要性

ナビサイトや従来型の採用サービスが主流である中で、JOBTVを利用する学生の割合は限られており、企業側が十分な母集団を形成するには工夫が必要です。

また、動画制作には手間や費用がかかるため、初めて導入する企業にとってはハードルが高いと感じられる場合もあります。さらに、動画制作やSNS運用を効果的に活用するには、適切なマーケティング戦略が求められるため、導入時には十分な準備が必要です。

これらの課題を乗り越えるためには、JOBTVの提供する支援機能を活用しつつ、自社に適した運用方法を模索することが重要です。

JOBTVと類似サービスの違い

JOBTVと比較検討しやすい、他の類似サービスとの違いについても、解説をしていきます。

moovy

moovy

moovyは企業の紹介全般に焦点を当て、JOBTVは具体的な求人情報に焦点を当てています。

moovyは、最も動画が見てもらいやすいとされている時間、30秒で企業動画を配信しています。30秒のためSNSとの相性も良く拡散性に優れています。

一方で、JOBTVは求人情報に直結するような企業動画が多い傾向にあります。

説明会動画として流用する企業がいるように、学生が具体的な仕事内容や待遇を理解しやすいような動画が多いです。

LePMOS

LePMOS

LePMOSとJOBTVは、それぞれ異なる採用ターゲットに特化したサービスです。LePMOSは学生の人数よりも質を重視しており、選考状況の管理や動画視聴データの分析に強みがあります。これにより、学生の進捗や分析データをもとに、アプローチすべき学生を効率的に選定することが可能です。

一方、JOBTVは、多くの学生と接触することを重視した採用手法に特化しています。メリットでも紹介したように、JOBTVでは複数のエントリー画面を設定できるため、学生にとってのエントリーハードルを低くすることができます。これにより、学生の質よりも人数を重視した採用活動をサポートするプラットフォームとなっています。

JOBTVの利用に向いている企業

JOBTVは、採用に苦戦している企業や効率化を目指している企業に適しています。以下では、どのような企業がJOBTVの利用に適しているかを具体的に解説します。

学生のマイナスイメージが強く採用に苦戦している企業

業界や会社規模によっては、学生からマイナスイメージを持たれ、採用活動が思うように進まないことがあります。そのような企業にとって、JOBTVの採用動画は非常に有効です。

動画を通じて、職場環境や社員の魅力を伝えることで、学生の企業に対する印象を改善し、志望度を向上させることができます。また、JOBTV側で動画制作をサポートするため、制作ノウハウがない企業でも安心して導入可能です。

これにより、母集団形成が難しい状況を打開するきっかけを作れます。

面接でのミスマッチを減らしたい企業

企業理解が浅い学生が選考を進めると、面接でのミスマッチが発生しやすくなりますが、JOBTVを活用することで、学生に企業の実態をより深く理解してもらうことが可能です。

具体的には、会社説明動画や業務風景の映像を通じて、仕事内容や社内の雰囲気を詳細に伝えることができます。

また、企業側も学生の自己PR動画を事前に確認することで、履歴書ではわからない人柄や熱意を把握でき、面接時のミスマッチを大幅に削減できます。

効率的に多くの学生と接触したい企業

限られたリソースの中で、多くの学生と接触し効率的な採用活動を行いたい企業にもJOBTVは最適です。

動画コンテンツを掲載することで、学生がスマホやPCを通じて24時間アクセス可能になり、広範囲の学生にリーチできます。また、SNS広告やレコメンド機能を活用することで、求めるターゲット層に絞ったアプローチも可能です。

これにより、説明会や面接の工数を減らしつつ、効率的な採用プロセスを実現できます。

まとめ

JOBTVは、企業の魅力を動画で効果的に伝えるだけでなく、学生の自己PR動画を確認できる、従来の採用手法とは異なる新しいプラットフォームです。採用動画は学生の関心が高く、今後さらに学生にとって身近で活用しやすいツールへと成長していくことが期待されます。

特に、売り手市場が続く中で、学生ニーズに合わせた柔軟なアプローチがますます重要となっています。Z世代と呼ばれる学生たちの特徴やニーズを理解した採用手法を取り入れることで、効果的な採用活動を実現できるでしょう。

Z世代のニーズに関する情報については、別の記事でも詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

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