新卒紹介サービス比較17社・特徴まとめ

  • 福永 はるか
    • 2026-03-12
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    売り手市場を続けてきたここ数年の流れから一転、学生からしても思うように就活が進まず、企業側もWEB説明会・面談の導入など感染対策に準じた対応が求められ、双方もどかしい採用活動・就職活動を強いられているかと思います。

    今回はそんな企業様のために、17社を抜粋して、新卒紹介サービスを比較してみました。

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    目次

    なぜ今、新卒紹介なのか?

    新卒紹介サービスを比較する前に、なぜこのタイミングで「新卒紹介」をおススメするのかというと、新型コロナウイルスの影響を受けて、新卒採用の活動は大幅に遅れを取り、当初計画していたスケジュール通りには進んでいない場合、遅れを取り戻そうとがむしゃらに頑張ってみても、今年の採用は失敗に終わってしまうのは目に見えています。

    「いかに作業効率を減らし、早期に採用活動を終わらせるか」が採用成功のカギと言っても過言ではありません。

    その手段として、最適なのが「新卒紹介」なのです。

    新卒紹介とは

    システムが誕生したのは約15年前程で本格的に普及してきたのはここ数年で、比較的新しい新卒採用手法といえます。とはいえ、新卒紹介を依頼いただく企業は年々増えており、その市場成長率は今年152%。企業の新卒紹介サービスの利用率は28.1%まできています。(矢野経済研究所調べ)

    新卒紹介サービス図

    新卒紹介サービスとは、採用側のニーズにマッチする新卒人材を、紹介会社が厳選して企業に紹介することです。

    まずは新卒学生を登録制(無料であることが多い)で幅広く集め、基本的なプロフィール等をデータ化。さらに個別面談を行って、学生それぞれの性格や特長となるスキルなどをチェックします。

    同時に採用希望の企業には、企業の特色やアピールポイントに加え、求める新卒人材の条件を細かくリサーチします。

    そして企業側の採用条件の合う学生を、紹介会社が集めたデータから抽出し、該当する学生に専任エージェントが募集要項の説明と求人の魅力を伝えて応募するよう後押しします。

    応募を希望する学生を確保したら、詳細な応募学生に関する書類を添えて企業側に紹介。 その後、企業が行う採用活動のセミナーへの参加を促す他、面接日のスケジュール調整も行います。

    紹介会社の中には企業側の希望により採用試験自体の代行や合否判定後の学生への連絡・フォローなど、採用プロセス中の実務を幅広く担うケースもあります。

    入社までの内定フォローも代行で行うので工数削減にも繋がります。

    つまり、新卒紹介サービスとは、企業と学生の橋渡し的な役割を担ってくれる就活支援サービスです。

    新卒紹介を利用する学生の傾向

    新卒紹介サービスを利用する学生の傾向を大きく分けると以下の2つに分かれます。

    • キャリアアドバイザーを相談役として活用する学生
    • 短期で内定を取りに行きたい就活に積極的な学生

    一般的に新卒紹介を利用する学生に対しては「ギリギリになっても内定がもらえない」「就活が上手くいかずに行き詰っている」といったイメージを持ちがちだと思います。

    もちろん、そういった学生も一定数存在しますが、いまどき学生は、早い段階から新卒紹介サービスに登録し、キャリアアドバイザーを就活に対する相談役として活用しながら積極的にES対策や面接トレーニング等を実施するなど、就活に対して意欲的です。新卒紹介利用率

    (画像引用:就活career

    また、就職活動において新卒紹介のような就職相談サービスを利用したことのある学生の割合は、半数を超えているとのデータもあります。(数字は就活AGENT neoのホームページに掲載されている数字から算出)

    新卒紹介を利用する企業の課題感と利用時期

    利用する学生の傾向はお分かりいただけたかと思いますが、企業側としての採用に対する課題感はどんなものなのでしょうか?またいつ・どのタイミングで新卒紹介を利用しているのでしょうか?

    どんな課題を持っている企業が利用するか

    以前は新卒紹介サービスは成果報酬型のスタイルが多い為、採用活動にイニシャルコストをかけたくない企業が導入するケースがほとんどでした。

    昨今は、「採用したい層」をピンポイントで集客したり、母集団を増やす一つの手段として採用活動初期から就職サイト・逆求人のスカウトサイト・合同説明会の採用と併用して使う企業も多くあります。この傾向は、このAfter or withコロナにおいては、更に増しております。

    新卒紹介サービスを利用する学生の動きに合わせて導入する

    新卒紹介サービスを利用する学生は、年々動き出しが早くなっており、就職サイト解禁3月の前年10月頃から登録数が増加し、2~3月にピークを迎える印象です。

    ピーク時には劣りますが、大手の選考が落ち着いてくる7月~9月くらいまでが第二ピークで登録数が延びその後減少。秋以降は学生達もご縁のあった企業に入社を決める案が得にシフトし、ご紹介から内定承諾までのスパンが短くなる傾向です。12月~年末くらいにまた、年内内定を目指した学生達が重い腰を上げて動き出します。

    多くの母集団形成を求めているなら早期から利用、工数かけずにピンポイントで紹介を望まれるなら後半で利用することをおすすめします。

    しかしながらコロナの影響を受け、初期からピンポイントで紹介可能となっているのが現状です。

    どの時期に利用する?

    採用のターゲットゾーンによって異なりますが、採用が早期化している昨今は秋冬のインターンシップの時期から利用する企業が増えています。その為通年で利用いただく企業がほとんどです。

    しかし、今年に限っては、今、まさにほしい層と出会えるチャンスです!

    利用するメリット

    採用に関わる工数を減らす事ができる、ということがよく挙げられますが、採用活動している企業が何万社と有る中、一人ひとりの学生に就職サイトの原稿だけでは訴求しきれない情報を時間をかけて説明することができます。

    例えば、キャリアマートのグループ会社の株式会社就活キャリアでは、キャリアアドバイザーが学生に企業を紹介する際、文字が多い求人票を見せるだけではなく、リクルーティングサイトや動画を見せたり、採用パンフレットを学生に見せながら説明するなどして、各企業の強みや雰囲気を伝えるようにしてより企業理解が深まるように紹介し、今のこの時期の学生に、更に企業の安定性も併せて説明するように心がけています。

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    どんな業種の企業が利用する傾向か?

    「事業内容が他社と差別化しづらい」企業が導入しているケースが多い傾向です。

    先にもお伝えしたように、キャリアアドバイザーが時間をかけて企業理解をし、文章では伝わりにくい部分をイメージ、真相を伝える為、他社と差別化がしやすくなります。

    例えばソフトウェアの受託開発を行っている企業では、規模・受託案件に大きな差がない場合、学生からよく聞く意見で、「自分では他社との差別化は難しく、志望動機は正直ありきたりになってしまいます。」という声を聞きます。

    その点はリクルーティングアドバイザーが、「この企業に入社したらどのようなスキルが身につくのか」「キャリアアップがどのように目指せるか」など、事前にヒアリングをする為しっかりお伝えし差別化できるのです。

    新卒紹介サービス比較17社・特徴まとめ

    ここまで長々とお読みいただきありがとうございます。では本記事の本題、おすすめの新卒紹介サービスを17社厳選して比較解説していきたいと思います。

    就活career【株式会社就活キャリア】

    就活キャリア

    ・中堅・中小企業に特化し、地方学生にも対応可能
    ・企業が対応するのは選考のみでそれ以外の採用業務を対応
    ・キャリアアドバイザーが入社するまで内定者のサポート
    〈新卒紹介サービス〉
    就活career 新卒紹介

    シンクトワイス【シンクトワイス株式会社】

    シンクトワイス

    ・新卒紹介専門で事業展開
    ・サーチ学生数30万人・東京面談数15000人・リピート率85%の実績を誇る
    ・企業1社につき、専任のエージェントが1名担当し、採用成功をサポート

    ReAgent【株式会社リアライブ】

    ReAgent

    ・圧倒的な集客力があり、イベントには年間15,000名以上の学生が来場。
    ・説明会予約ページを作成して、ソーシャルメディア上に拡散
    ・個別紹介・イベント・ソーシャルメディアなどさまざまな方法で母集団を形成

    キミスカ【株式会社グローアップ】

    キミスカ

    ・10万人の学生をたくさんの項目から検索ができ、気になる学生に企業側からスカウトが打てる
    ・70%以上の圧倒的なスカウトメール開封率を誇る
    ・スカウト対象やスカウト文の作成、成果レポートの共有などさまざまなサポートが可能

    キャリアパーク【ポート株式会社】

    キャリアパーク

    ・会員登録数約40万人の中から、より企業にあった学生を紹介
    ・学生の面談は最大10回まで実施。選考~入社後の活躍まで見据えて支援。
    ・学歴や希望する企業規模・エリアなどはさまざまで幅広い学生が登録している

    マイナビ新卒紹介【株式会社マイナビ】

    マイナビ新卒紹介

    ・2021卒の登録者数が62万人を超え(2020年11月18日時点)、数・質ともに高いレベル
    ・学生への選考案内から合否連絡まで、一連の連絡をマイナビ新卒紹介が代行
    ・内定承諾数に応じた完全成功報酬型課金

    アイデムエージェント新卒【株式会社アイデム】

    アイデムエージェント新卒

    ・毎年約7万人の学生が登録。登録者のほとんどが意識が高く・自ら考え、行動する学生
    ・アイデムの自社媒体、就活セミナー、大学訪問、フットサル大会など集客ツールが幅広い
    ・募集職種はさまざまで、その中でも全体の半数を占めているのは営業系

    Spring就活エージェント【アデコ株式会社】

    Spring就活エージェント

    ・20年以上の歴史があり、蓄積されたノウハウを活かした、独自の集客チャネル
    ・キャリアセンター、ゼミ・研究室、部活・サークルなど、大学との豊富な連携
    ・内定した学生のコミュニティーがあり、そこで内定辞退を防ぐサービスを提供

    DYM新卒紹介事業【株式会社DYM】

    DYM新卒紹介事業

    ・導入実績は3500社、年間内定承諾数は5200名と新卒紹介業界実績No.1を誇る
    ・独自のネットワークを活かし、高学歴・体育会系・エンジニアなどの学生にアプローチが可能
    ・採用マッチングイベントを年間1500回以上開催・安定の集客

    リクナビ就職エージェント【株式会社リクルートキャリア】

    リクナビ就職エージェント

    ・幅広い業種・規模の企業が利用しており、機械/電気・IT系に特化
    ・さまざまなニーズに答え、ターゲットを厳選してアプローチ
    ・新卒採用専門のアドバイザーが企業と企業が求める学生をマッチング

    キャリタス就活エージェント【株式会社ディスコ】

    キャリタス就活エージェント

    ・業界でいち早くから事業提供(新卒対象の適職紹介サービス)
    ・完全成功報酬型で採用業務の負荷の軽減をサポート
    ・内定だけで終わらず、内定後のビジネスマナー研修やオリエンテーションなども実施

    新卒カレッジ【株式会社ジェイック】

    新卒カレッジ

    ・利用社数は5959社、内定承諾率は78.3%、定着率は91.3%
    ・厳しいビジネスマナー研修を受けた優秀な学生(最大30名)と同時に面接が可能
    ・中小企業で働くことを考える学生、スポーツ経験者の紹介に強み

    就職エージェントneo【株式会社ネオキャリア】

    就職エージェントneo

    ・登録学生年間15万人 内定獲得支援件数7300件 累計求人数10,000社
    ・全国展開しており学生登録拠点数が業界トップクラスを誇る。地方学生の支援にも特化
    ・長年積み上げてきたノウハウにより、企業が求めている優秀な学生をマッチング

    ハローナビ就活【アイハーツ株式会社】

    ハローナビ就活

    ・新卒内定率95% 入社後の早期離職室が0.1%と圧倒的な低さを誇る
    ・適職診断を元に紹介・ポートフォリオ作成
    ・アドバイザーが企業と学生の間に入り、少人数座談会など開催

    DODA新卒紹介サービス【株式会社ベネッセi-キャリア】

    DODA新卒紹介サービス

    ・『ベネッセ』『パーソルキャリア』2社のノウハウを結集し、企業と学生をマッチングさせる
    ・あらかじめターゲット層を設定し、それをもとに母集団を形成
    ・国家資格(GDCF)取得者など実力あるスタッフが多数在籍

    リンク・アイ【株式会社リンク・アイ】

    リンク・アイ

    ・大学1年生~大学院生まで登録しており早期からアプローチが可能
    ・「志」を持って働きたいと思い、成長意欲のある学生が多い
    ・学生を紹介するだけではなく、講座などを通して学生をサポート

    Athlete Planning【株式会社アスリートプランニング】

    アスリートプランニング

    ・10年以上体育会系学生に特化した採用支援
    ・首都圏で毎年10,000人の体育会学生が登録
    ・100,000人以上の体育会学生のデータを所持し、データを分析し常にサービス向上に努めている

    まとめ

    例年では7月以降は採用活動後半戦のスタートで動かれている企業が多い中、まだまだ今年の採用活動は続きそうですね。24卒のインターンシップが始まったり、来年以降の採用活動に不安を感じている企業も多いでしょう。

    是非この機会に採用活動も改革をしてみるのもいいかもしれませんね!

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