エンジニアやデザイナーなど、専門性が高い職種の採用活動にお悩みの企業は多いのではないでしょうか。採用活動を効率よく進めるには、自社が抱える採用課題を明確にし、要件にマッチした人材を的確に選ぶ必要があります。
この記事では、IT業界に特化した採用支援サービス「レバテック」について、費用や特徴、サービス内容を詳しくご紹介しましょう。
CMでも放送され認知度が高まっているレバテックは、自社のニーズに合わせて選べるさまざまなサービスを展開中です。レバテックの評判が知りたいという方や、エンジニアの採用に強い媒体サービスをお探し中の方は必見です。
レバテックとは
レバテックは、ITエンジニア&デザイナーの人材紹介を行う採用支援サービスです。サービスを提供するレバテック株式会社は、業界に特化した専門エージェントとして15年の実績があり、取引企業数は5,000社以上、登録者数は20万人にのぼります。
レバテックは、技術トレンドや業界に精通したアドバイザーが在籍し、新卒・中途採用から派遣や契約、フリーランスまで、幅広い契約形態の人材紹介をしている点が強みです。
また、即戦力人材や長期の活躍が期待できる人材など、さまざまなニーズに合わせた人材紹介に対応しています。
レバテックのサービス特徴・他サイトとの違い
レバテックについて、特徴や他サイトとの違いをご紹介しましょう。
ITエンジニア&デザイナーに特化した人材紹介
レバテックの大きな特徴は、企業内のさまざまな職種に対応している総合型エージェントとは違い、ITエンジニアやデザイナーの人材紹介に特化している点です。
職種別に用意された専門チーム(Webエンジニア、インフラエンジニア、デザイナー)が求職者の経験やスキルをしっかりとヒアリングしたうえでマッチングを行います。
業界知識が豊富なコンサルタントにより精度の高いマッチングを実現
専門知識が豊富なコンサルタントが仲介を担当することで、求職者と企業側のミスマッチや採用ロスを防ぐことが可能です。
経歴書だけでは明確になりづらいプロフィール(得意分野やプロジェクトとの相性など)にまで配慮されたマッチングは、業界知識が深いレバテックならではの魅力といえます。
正社員からフリーランスまで幅広い雇用形態に対応
新卒や中途の正社員雇用だけでなく、派遣や契約、フリーランス希望者の中から採用ニーズに沿った雇用形態で人材紹介を行なっているところもレバテックの特徴の一つです。
レバテックは、企業が抱える悩みや採用課題に寄り添い、求めるスキルや人物像を明確にした採用支援を行っています。
レバテック会員データ登録者の属性
一口にITエンジニア・デザイナーといっても、レバテックに登録している会員属性は多岐にわたります。
使用できるプログラミング言語やソフト、持っているスキルや経験なども人ぞれぞれです。「Web・スマホエンジニア」や「インフラエンジニア」、「Webデザイナー」、「ゲーム・動画クリエイター」、「PM・PMO」など幅広い職種の会員が登録しています。
画像引用:CodeZineニュース「レバテック、フリーランスの動向調査結果を発表」
レバテックが調査した登録者のメインスキルデータでは、フリーランス版・正社員版ともに一番に多いのがJavaで、次いでPHP、C#・C#.NETとなっています。
しかし、最近の傾向としてJavaの採用率が高いSIer※は正社員人材で採用したい!と考えている企業が多いためか、Javaの割合がフリーランス版で約27%に対し、正社員版は全体の約42%を占めています。※システムの構築や導入など、システム開発のすべてを担う役割
また、現在フリーランスITエンジニアの若年化が進んでおり、同調査結果によるとレバテックに登録する10~20代の若い人材が増加傾向にあるそうです。
レバテックの費用料金
レバテックの採用サービスの利用料は「成果報酬型」です。採用ニーズのヒアリングや案件票の作成といった初期段階や、人材紹介の提案、顔合わせまでは手数料を含め、一切の費用が発生しない仕組みになっています。
入社や参画が決定したあとの料金については個別で問い合わせる必要があり、週5日稼働のフリーランスの場合、月40~90万が支払いの目安です。
人材が入社またはプロジェクトへ参画するまで無料で利用できるのがレバテックの採用支援サービスの魅力の一つです。
レバテックの導入に向いている企業
レバテックは、下記のような企業におすすめのサービスです。
採用活動の負担を減らしたい企業
レバテックは、採用要件の定義から人材選定、面接や採用後のフォローに至るまで、採用活動のコンサルタントサービスを一貫して行っています。
面接設定や選考案内などといった候補者とのやりとりや求人票・案件票の作成を代行するため、採用活動に関わる負担を軽減したいと考えている企業におすすめです。
採用要件がはっきりしていない企業
レバテックでは、コンサルタントが採用課題や開発状況を確認しながら自社に必要な人材を定義し、選定を行って採用活動をサポートしています。
新規事業の発足に際して自社にどのような人材を迎え入れるべきか悩んでいるというケースや、採用要件がはっきり定まっていない企業にも向いているサービスです。
採用要件の決め方が分からない企業の方は、下記の記事も合わせてご参照ください!
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レバテック利用の流れ
ここでは、実際にレバテックを利用した場合の一般的な流れをご紹介しましょう。
1 問い合わせ
属性や雇用形態など検討状況のヒアリングを行ったあと、問い合わせから3営業日以内に打ち合わせに関する連絡が届きます。
問い合わせはホームページ上のフォームから送信することも可能です。
2 打ち合わせ
問い合わせ内容をもとに、採用課題や募集内容についてのヒアリングを受けます。
具体的な募集要項が定まっていない場合でも、採用コンサルタントが採用要件の整理をサポートしてくれるため安心です。
3 契約
人材紹介契約や業務委託契約、個人情報に関する取扱いなど、利用するサービスに合わせた契約を結びます。契約の時点ではまだ費用は発生しません。
4 求人票・案件票の作成
業務内容や求めるスキルなどの情報をもとに、レバテック側が求人票や案件票を作成します。
5 人材紹介
登録者の中から採用ニーズにマッチする人材の紹介を受けます。
6 面接〜入社(商談〜現場参画)
紹介された人材と、実際に面接や面談を実施する段階です。日時の設定から候補者への結果連絡、次回選考の案内まで、すべてコンサルタントが代行してくれます。
7 入社後(参画後)のフォロー
入社や現場参画後も、採用した人材が現場に慣れるまでサポートを受けることが可能です。フリーランスの契約管理や単価の調整もレバテックが行います。
レバテック株式会社が運営する他サービス
レバテックは、他にもさまざまなサービスを行っています。導入を検討する際は、特徴を比較したうえで活用しやすいサービスを選ぶのがおすすめです。ここでは、レバテックが運営しているその他のサービスを一つずつご紹介しましょう。
レバテックフリーランス
レバテックフリーランスは、準委任契約型のフリーランスエンジニアを紹介するサービスです。
システムエンジニアやインフラエンジニア、デザイナー、PMなど、即戦力が見込める経験豊富なフリーランスを提案しています。請負契約型のフリーランスとの違いは、成果物の納品ではなく業務の遂行を目的とし、課題解決や実装に向けて柔軟に業務を遂行できる点です。
最短で問い合わせ当日にコンサルタントとの打ち合わせを実施し、翌月にフリーランスの参画を実現することも可能です。新規事業の立ち上げや辞職による人員不足で急遽エンジニアが必要な場合にも、スピード感のある対応が受けられます。
コミュニケーションが取りやすく、細かい指示をしなくても開発を進められる点や、課題の解決から依頼できるところがレバテックフリーランスの魅力といえるでしょう。
レバテックルーキー
レバテックルーキーは、エンジニアやクリエイターとして就職を希望する新卒学生を対象とした採用サービスです。専門技術に関する知識が深いアドバイザーが学生一人一人につき、キャリアビジョンや志向性、パーソナリティを明確化したうえでマッチングを行います。
専門性や長年培った採用支援経験を活かし、サイトや説明会だけでは伝えづらい企業の情報や実際の職場の雰囲気、人間関係などの魅力を学生にリアルに伝えることが可能です。ただ単に内定を目的とするのではなく、入社後の長期的なキャリアを見据えたサポートを行っています。
レバテックキャリア
レバテックキャリアは、すでに社会人として他企業で活躍しているITエンジニアやデザイナーの転職活動をサポートするサービスです。業界での就労経験がありキャリアアップを目指す人材に特化しているため、開発の促進や即戦力を求める企業におすすめです。
また、転職希望者には業界専門のキャリアアドバイザーが90分の初回面談を行っています。技術水準や希望をしっかりとヒアリングすることで、紹介後に企業側と候補者の間でミスマッチが発生するのを防ぐことが可能です。
利用した転職者の年収アップ率は77%以上を誇り、利用満足度調査でも6割以上が「満足できた」と回答する評判の高いサービスです。
レバテックエキスパート
レバテックエキスパートは、ハイクラス人材専門の転職エージェントです。年収700万円以上のエンジニアやPM、ITコンサルタントを主な対象とし、サービスを行っています。
業界での経験があれば誰でも登録できるわけではなく、一定の経験や経歴を持った人材のみが利用できるサービスとして、企業が求める高い技術水準に応えているのが魅力です。
選考の前に、転職者の希望に応じて企業の担当者と候補者が面談をする「カジュアル面談」と呼ばれる制度を採用しています。カジュアル面談では、求人票だけでは伝わりづらい細かな情報や企業の雰囲気を候補者との会話の中でダイレクトに伝えることが可能です。
レバテックダイレクト
レバテックダイレクトとは、ITエンジニアやクリエイターと企業を結びつけるマッチングサイトです。スカウト機能がついた求人メディアとして、専門性の高い人材を求める多くの企業が利用しています。
レバテックダイレクトには企業と求職者のマッチ度を判定できるAI技術が搭載されているうえ、求職者はおよそ60の職種と90のスキルから求人検索を行えます。そのため、自社のニーズにより近い人材をピンポイントで集めやすく、採用効率の向上に繋げられるのが魅力の一つです。
専任ライターがサイトを利用するすべての企業に独自の取材を行い、企業の特色やこだわり、強みなどを最大限に表現したページを作成しています。充実したコンテンツで求職者への訴求を高めているのも特徴です。
レバテッククリエイター
レバテッククリエイターとは、Webやゲーム業界のクリエイターを専門としたフリーランスエージェントです。正社員、派遣社員、業務委託の3つの契約形態に対応しています。
WebデザイナーやHTMLコーダーからイラストレーターやゲームプロデューサーまで、幅広いクリエイター職の紹介が受けられるのが特徴です。
専任コーディネーターにより、紹介人材のスキルや経歴、キャリアプランをじっくりヒアリングしたうえでマッチングを行っています。顔合わせへの同席や単価交渉など、参画後のフォローアップ体制も充実しています。
まとめ
レバテックとは、ITエンジニアやデザイナーの採用に特化したエージェントです。専門性の高いコンサルタントによるアドバイスを受けながら、自社のニーズに合わせた雇用形態の人材を紹介してもらえます。
実際に人材の入社や参画が決まるまで費用がかからないのも嬉しいポイントです。エンジニア採用をお考えの企業は、ぜひ一度サービスの利用を検討してみてください。
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