CareerCross(キャリアクロス)の特徴や料金、評判を解説!

CareerCross

「バイリンガル人材を採用したい」、「優秀な外国籍人材の採用をしたい」といったお悩みを持つ採用担当者も多くいるでしょう。

この記事では、グローバル人材の獲得を目標とする企業に向けて、Career Cross(キャリアクロス) の特徴や料金、評判を紹介します。

Career Crossがなぜ選ばれるのか、その魅力について詳しく解説していきます。

CareerCross(キャリアクロス)とは

CareerCross

Career Crossとは、外資系・グローバル人材の採用に特化した転職サイトです。

会員数は31万人(※)を超え、毎月2000人もの新規登録がある「日本最大級のグローバル転職サイト」となっています。そのため、日本籍・外国籍問わずグローバルな視点で採用を考えている企業におすすめの転職サイトといえます。

※Career Crossサービス資料

CareerCross(キャリアクロス)の特徴3つ

CareerCrossの特徴を3つ紹介していきます。

バイリンガル人材の即戦力採用ができる

CareerCrossにはビジネスレベル以上の英語を話すことのできる会員が79%を占めています。

バイリンガル人材となると外国籍の方を想像しがちですが、会員の80%は日本に在籍しており、その中でも25%の人が海外での勤務経験がある方となっています。(※)

自身の持っている能力を最大限に生かして働きたい求職者、外資系企業への転職を考えている求職者などが多いため、バイリンガル人材を求めている企業にとっては、即戦力採用が可能となるサイトになっています。

※参考:CareerCrossサービス資料

求職者の反応に合わせて求人内容の変更が可能

CareerCrossでは、何度でも求人情報の修正をすることが可能です。

応募者の反応を見ながら条件や内容の変更をすることができるため、文面の書き換えなど、ターゲットに合わせた柔軟な対応をすることができるサイトになっています。

また、設定している職種の変更も何度でもできるという点から、掲載期間中に目標人数の採用が済んだ場合、求人情報を差し替えて新たに募集を開始することも可能になります。

企業のニーズに合った多くの機能が揃っている

CareerCrossには採用担当者が利用しやすい機能が揃っています。

  • 足跡機能:企業のページを見たユーザーがリスト化される機能です。
  • 新着レジュメ通知:ターゲットに合った方が新規登録した場合や、新たにユーザーがレジュメを更新した際に通知が来る機能です。

上記2点の機能を利用することによって、いち早く求職者とのコントタクトを取ることができるため、求めている人材をすぐに見つけられるようになります。

  • レジュメ検索画面/レジュメ検索結果

こちらは、求職者のレジュメを検索をすることができる機能です。

検索結果から、さらに条件を追加して「絞り込み検索」ができるため、プロフィールを見ながらアクティブユーザーに絞って送ることで効率的にターゲットへのアプローチが可能になります。

CareerCross(キャリアクロス)の料金体系

CareerCrossの費用料金

CareerCrossの料金体系は掲載課金型と成功報酬型の2種類あります。料金は以下表にまとめています。

掲載課金型のプラン

掲載課金型  期間  料金 
スタンダード・パッケージ  3か月  200,000/月 
6か月  180,000/月 

※表示価格はすべて税抜き価格です。

引用:CareerCrossサービス資料

「スタンダード・パッケージ」は3か月からの契約で利用できます。金額は1月20万の一律で設定されており、期間が延びるごとに割引も発生します。比較的お得なパッケージとなっていて、大人数の採用を考えている企業におすすめです。

成果報酬型のプラン

こちらは1年間の長期掲載が可能になるプランとなっており、主にDR(ダイレクトリクルーティング)を用いて企業側から求職者へアプローチして採用するものになります。

ターゲットに合った方をピックアップしてスカウトが送れるため、初期費用をかけたくない企業や少数精鋭の採用に向いているプランになっています。

詳細料金につきましては、CareerCrossの営業担当へお問い合わせください。

オプション

語学力チェックや求人広告の作成のサポートもオプションとして付けることが可能になります。求人情報を翻訳するオプションもあるため、外国籍ユーザーのPV数増加も見込めます。

採用代行のオプションもあるため、応募対応などに時間がさけないマンパワー不足の企業におすすめです。

CareerCrossのオプション

CareerCrossのオプション

画像引用:CareerCrossサービス資料

CareerCross(キャリアクロス)のスカウト機能と実績

CareerCrossのスカウト機能

CareerCrossでは、大手の外資系企業を目指しているハイスペックユーザーが存在します。

転職意欲のある求職者が多い点から、スカウト返信率は15%以上(※)という高い実績を持っており、即戦力で働けるユーザーへのアプローチが可能になります。

参考:CareerCrossサービス資料

CareerCrossと他転職サービスの違い

ここでは、CareerCrossと同じようにバイリンガル人材や外資系人材の採用に特化した転職サービスの、「Daijob.com」「Linked in」の2社と比較して違いをお伝えします。

Daijob.com

Daijob.com

身に着けた英語力を活かして海外で働きたいという求職者は多くいらっしゃると思います。その中で、「Daijob.com」では日本企業での採用がほとんどです。

海外企業の数が0社というわけではありません。

しかし日本企業、特に東京を拠点とした企業での採用が多いため、限定された採用になる可能性が高くなります。対してCareerCrossでは海外企業の求人も多く取り扱っているため、海外で働きたい方の採用にも力を入れることが可能です。

また全国的に求人があるため、地方の企業でも英語レベルの高い人材の採用ができます。

Linked in

Linked in

「Linked in」とは、世界最大級のビジネスSNSです。ユーザーの数としては200万人を超えるため外資系企業(海外企業)というカテゴリーで募集をかける場合の母集団形成には強い施策となっています。

しかし、FacebookなどのSNSと連携して利用するため、管理が大変になってしまう点とユーザー履歴書が英語で書かれている場合が多いという点はデメリットといえます。

そのため、英語が苦手で日本語翻訳が必要な人事担当者は、翻訳機能のあるCareerCrossの利用をおすすめします。

LinkedInのメリットや導入すべき企業について知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

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CareerCross(キャリアクロス)のメリット

CareerCrossを利用する際のメリットを紹介します。

英語での求人情報掲載ができる

外国籍の人材を募集する場合、「日本語は話せるけど読めない」「求人情報の内容が理解できない」といった方もいらっしゃいます。その対策として、CareerCrossでは英語で求人情報を出すことが可能です。

また、求人情報を日本語訳、英語訳する翻訳するオプションもあるため、求める人材によって掲載の方法を使い分けることができます

企業のグローバル化につながる

外資系企業で働きたい求職者の登録が多いサイトとなっているため、外国籍の会員も多くいます。

国や地域を越えて採用することで、海外の経営戦略や新しい技術などを日本に(採用する企業に)取り入れることができ、企業の生産性の向上につなげられます。

即戦力の採用が期待できる

CareerCross登録者の職種分布

 

画像引用:CareerCrossサービス資料

ユーザーの経験職種の円グラフを見ると、「営業・販売・サービス系」「事務職系」の職種が共に22%を占めています。また、「ITエンジニア」も17%を占めていることから、経験者からの採用にもつながりやすく、即戦力採用も可能です。

CareerCross(キャリアクロス)のデメリット

続いて、CareerCrossのデメリットについて見ていきましょう。

求職者と直接コンタクトを取らなければいけない

CareerCrossを運営している会社では、求職者との仲介は行っていません。大人数の採用を考えている場合、時間と手間がかかるためマンパワー不足の企業にはおすすめできません。

そのため、個別の手厚いサポートが必要な企業は、採用ノウハウのある代理店のサポートを受ける、または、紹介から採用の連絡まで一貫して行ってくれる人材紹介が向いているといえます。

英語力のない人材の採用

CareerCrossでは、求職者がサイトに登録する段階で英語がどの程度話せるのかの登録が必須となっているほど英語力の有無を重視しており、ビジネス英語を話せる人材が多いです。

そのため、英語力の有無が採用条件に関わらない採用を行う企業の場合は、一般的な総合広告媒体での掲載から母集団の形成をおすすめします。

CareerCrossの企業からの評判・口コミ

CareerCrossを実際にお使いの企業の声を以下にまとめています。

~良い口コミ~

良い口コミは以下のようなものがありました。

  • 「バイリンガル人材が多く、データべースのフィルターがかけやすい。」
  • 「登録者のプロファイルをチェックしてスカウトメールを送信することができるため、条件に合う登録者と直接交渉するチャンスをもらえた。」

~悪い口コミ~

  • 「ホームページのデザインが今っぽくない。」
  • 「サポート体制が弱い。」

良い口コミには前向きなものが多くあり、満足そうな様子がうかがえました。対して、悪い口コミにはデザインやサポート体制で指摘がありました。

サポート体制については、採用代行以外はCareerCrossの管轄外となるため、デメリットの部分でも記載しましたが、別の施策を打つことが必要です。

「利用したが採用できなかった」などのマイナスな口コミは見つかりませんでした。

参考:ボクシル

CareerCross(キャリアクロス)の利用に向く企業

CareerCrossの利用にはどのような企業に向いているのでしょうか。

高学歴の即戦力採用を考えている企業

   4年生大学卒業 大学院卒業の経営学修士
(取得者や博士号取得者)
日本籍 65%  16% 
外国籍 59%  28% 

※経営学修士(MBA):経営学の大学院修了時にもらえる学位

上記の表から日本籍ユーザーと外国籍ユーザーのそれぞれの採用について以下のようなことがいえます。

~日本籍ユーザーを採用する場合~

日本籍ユーザーの年齢層は若手からベテランまで幅広い登録があります。また、全体の25%は海外での勤務経験があるため、即戦力採用に強いサイトです。

~外国籍ユーザーを採用する場合~

外国籍ユーザーの年齢を見ると20~30代の若手層が多いため、採用する場合は若手層を狙ってアプローチをしていくといいかもしれません。

採用単価が気になる企業

CareerCrossの料金体系の部分でも記載しましたが、成功報酬型は初期費用がかからないという点で、総合広告媒体と比べたら比較的安く利用することができます。

また、ユーザーの年収も600万円以下が多く、日本人で見ると300万~499万円が32%という結果が出ているため、採用後のコストの削減にも繋がります。

参考:CareerCrossサービス資料

CareerCross(キャリアクロス)の利用までの流れ

CareerCrossの利用までの流れ

  1. CareerCrossの営業担当へ直接問い合わせる。
  2. お申込内容の確認と営業担当からの詳細説明。
  3. お申し込みが決まった場合、約1時間後にサービスの利用が始められるよう手続き開始。
  4. 取材や撮影の日程にもよるが、最短1週間程度で掲載スタート。

※お支払いは日本円で銀行振り込みとなります。

※お申し込み後のキャンセル、返金は原則できません。

まとめ

この記事では、CareerCrossにの特徴や料金、評判などについて解説しました。今回お伝えしたCareerCrossの特徴をまとめると、以下4点です。

  • 専門的な知識を持ったグローバル人材の即戦力採用に強い。
  • スカウトからの採用に高い実績がある。
  • 求職者の反応に合わせて求人情報の変更ができる。
  • 掲載課金型と成功報酬型で料金体制の選択ができる。

今回紹介したCareerCrossは、経験豊富なバイリンガル人材の採用を目指している企業にぜひおすすめしたいサイトです。

今回の記事が少しでも人事担当者のお役に立てていれば幸いです。

さらに、まだまだ優秀なグローバル人材の採用について詳しく知りたい方は、以下の記事をぜひ参考にしてください。

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