「インターンシップを実施したいけれど、時間も人手も足りない」「効果的なプログラムをどう設計すればいいかわからない」「優秀な学生を集めたいけど方法がわからない」こんな悩みを抱えていませんか?
インターンシップは、学生に企業を知ってもらい、採用活動につなげる重要な取り組みです。しかし、企画や運営には多くの時間とリソースが必要で、「やりたいけれど実現が難しい」と感じている企業も少なくありません。
この記事では、インターンシップの企画や運営を効率化する代行サービスについて詳しく解説します。
- 代行サービスを利用するメリットとデメリット
- 費用相場と予算の目安
- 信頼できるおすすめ代行会社10社と選び方のポイント
これらを網羅し、最適な代行サービスを選ぶためのヒントをお届けします。
この記事を読むことで、インターンシップにかかる手間を大幅に削減し、魅力的なプログラム設計や採用成果の向上を実現できます。「やりたいけどできない」を解決し、インターンシップを成功させたい方は必見です!
インターンシップの企画・運用代行サービスとは
インターンシップは、学生が企業で一定期間就業体験を行い、企業への興味関心や社会への理解を深められる制度です。
優秀な人材を確保し、就職後のミスマッチを防ぐ狙いで取り入れる企業がふえています。
インターンシップを実施するためにはさまざまな準備が必要です。それらを代行してくれるのがインターンシップの企画・運用代行サービスです。
企画から資料・備品の準備、学生の集客、当日の運営など幅広く依頼することができるため、自社の業務負担を軽減しながら効率よくインターンシップを行えます。
インターンシップの企画運営を外注するメリット
インターンシップの企画や運営を、代行サービスに依頼することで得られるメリットはたくさんありますが、ここでは4つ紹介します。詳しく見ていきましょう。
専門知識が活用できる
インターンシップの代行を行っている企業には、人材採用のプロが多数在籍しています。
採用に関する知識や経験が豊富なため、質の高いインターンシップが実施できるでしょう。
リソースの節約が可能
インターンシップを実施する場合、準備から当日の対応、片付けやその後のサポートなど多くの業務を行う必要があります。
人事部や広報担当者の負担が増えるため、普段の業務が疎かになることも想像できるでしょう。
インターンシップ関連の業務を外注すれば、本来の業務に集中できるようになり、インターンシップにかかる自社のリソースを削減することも可能です。
広範なネットワークが活用できる
自社の力のみでインターンシップを実施する場合、準備と共に課題になってくるのが「集客」です。
代行サービスに依頼をすれば、その企業の持つネットワークを利用して広告掲載やメール送信が可能となり、集客をサポートしてくれます。
代行サービスによってはオンラインで実施してくれるため、場所にとらわれないインターンシップを開催することも可能です。
急な変更やトラブルにも柔軟に対応してくれる
インターンシップの企画や運営を自社で全て行うとなると、途中で計画を変更するのは難しい場合も多いでしょう。
しかし、代行サービスなら状況に合わせて柔軟に対応してくれる可能性があります。
トラブルにも豊富な知識と経験で向き合ってくれるため、スムーズに運営してくれるでしょう。
インターンシップの企画運営を外注するデメリット
ここからはデメリットを紹介します。メリットとデメリットを比べて判断してみてください。
コストが発生する
外注するということは、費用がかかります。委託する内容によって金額は異なりますが、自社で一からインターンシップを行うよりは費用が高くなるでしょう。
全て依頼するのではなく、自社でできるところを省くことで、コストを抑えられます。
企業文化や魅力を正確に伝達するのが難しい
代行サービスの担当者は自社の社員ではないため、企業の魅力を正確に伝えるのが難しい点がデメリットです。そのため、密に連携を取り、双方のズレを減らす必要があります。
一方、代行サービスは第三者目線で自社の強みを見てくれるのため、自分たちではわからなかった魅力に気づかせてくれる可能性もあります。
社内でのノウハウが溜まらない
代行サービスに依頼することで、プロに任せられるメリットと反対に、自社にノウハウが残りにくい点もデメリットといえます。
しかし、自社で全ての業務を行ったとしても、採用担当者や人事部のみにしかノウハウが残らない、ということがほとんどです。
そのため、代行サービスを利用する場合でも定期的にミーティングを実施し、情報交換などを行うことで、社内にノウハウを残すことは可能でしょう。
インターンシップ企画運用代行の費用の相場
インターンシップの企画運用代行の相場は30〜50万円といわれています。
ただし、依頼する業務内容や期間、スタッフの人数などによって費用は異なり、同じ依頼内容でも代行サービス会社によって変わります。
そのため、同じ条件で複数のサービスから見積もりを取るのがおすすめです。
インターンシップ企画を外注した方がよい企業の特徴
代行サービスに依頼しなくても実施できるインターンシップですが、外注した方がよい企業の特徴を3つ紹介します。
初めてインターンシップを実施する企業
1つ目は、初めてインターンシップを実施する企業です。
準備や集客、当日の運営など、インターンシップを実施するためにはたくさんの業務をこなさなければなりません。
初めてとなれば、情報収集からする必要があり、多くの時間を割くことになります。プロの代行サービスに外注することで、準備や当日の運営方法などを学べるでしょう。
以前に実施したインターンシップに課題がある企業
2つ目は、以前にインターンシップを実施したものの、うまくいかなかった企業です。
インターンシップについてのノウハウがない企業では、以前の問題点を洗い出せない可能性があります。
代行サービスを活用することにより、問題点を発見・改善し、より良いインターンシップを実施できるでしょう。
自社の強みを最大限発揮できない企業
3つ目は、自社の強みをインターンシップで最大限発揮できない企業です。
自社の強みとしてこだわりポイントを打ち出しても、学生には響かないこともあります。また、客観的に見ると強みだけれど、自分たちでは気付いていないという場合も考えられます。
第三者の目線から評価してくれる代行サービスに依頼することで、新卒で入りたいと思ってもらえるようなインターンシップを実施できるでしょう。
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インターンシップ企画・運営代行会社を選ぶポイント
ここからは、代行サービスの選び方を紹介します。企業に合ったサービスを選ぶために、ポイントを抑えましょう。
実績と経験
実績と経験はインターンシップのクオリティに直結します。そのため、代行サービスを選ぶうえで重要なポイントです。
- 代行サービスの活動年数や累計導入数をチェックしましょう。
また、過去に自社と同じ業種の企業でインターンシップを実施しているかも参考になります。
サービス会社によって得意な分野や業界もあるため、依頼後の代行サービスとのミスマッチを防げます。
提供サービスの範囲
どの業務を外注できるかは、代行サービスや金額によってまちまちです。依頼前に、自社がどこまでの業務を委託したいと考えているのか、確認する必要があります。
インターンシップから面接、採用業務まで一貫して依頼できる代行サービスもあります。
コストパフォーマンスの高さ
費用は、代行サービスを選ぶ大きな決め手になります。ホームページに記載されている金額だけで選ぶのではなく、正確な費用を確認するために見積もりをお願いしましょう。
これを怠ると、追加費用の発生などでトラブルになる可能性もあります。
また、費用だけで決めるのではなく、コストパフォーマンスの高さやサービス内容の充実度も加味して選ぶのが大切です。
カスタマイズが可能か
インターンシップの外注は、代行サービスのテンプレートに当てはめて進めていく方法と、企業の方針に沿って進めていく方法の大きく2つに分けられます。
代行サービスの運営方法が自社の希望に沿っているか、チェックしましょう。また、企画のみや当日運営のみなどの単発の依頼が可能な代行サービスもあります。
サポート体制が十分にあるか
代行サービスは依頼された業務を自分たちの社内で行うため、依頼した企業が進捗状況を目で見て確認できません。
そのため、依頼したもののどこまで進んでいるのか把握していないという場合もあります。依頼する場合は情報共有の頻度や方法を事前に確認することが必要です。
インターンシップ企画・運用代行サービス11社
インターンシップに企画や運用の代行をしてくれるサービス会社を紹介します。特徴や費用をチェックしていきましょう。
株式会社キャリアマート
- RPA・AIの活用による業務の自動化を推進し、効率的で質の高いサービスを実現
- 20年以上の経験とノウハウにより、多くの企業から高い評価を受け、業界トップクラスのリピート率94%
- 約20年間で20,000社以上の支援実績
- 料金プランは、初期費用30万円~ 企画費用 50万円~
くわしくは下記よりお問い合わせください。
株式会社ネオキャリア
- 導入企業10,000件を越える豊富な実績
- 企業の魅力を徹底分析し、強みを発揮できるオリジナルの企画を開発
- 学生に面白いと思ってもらえるようなプログラム設計をし、集客を行う
- インターンシップの企画構成・当日の運営サポートは50万円~
株式会社uloqo
- 取引企業の契約継続率は90%越え
- 想定工数を超えても、採用目標を達成するまで活動してくれる
- 自社で使用している採用ツールにも対応可能
- 月額20万円~依頼可能で追加費用はなし
株式会社セイル
- 200件以上の制作実績と20年以上の豊富な経験があるコンサルタントが対応
- 独自のUSP分析を行い、企業オリジナルのインターンシップを実施
- インターンシップから内定者の研修まで幅広く依頼できる
- 企画コンサルティングは30万円~
株式会社トライアンフ
- 20年の経験を活かし、企業の意向に沿った企画を考案し当日の運営まで実施
- 学生向けに適性検査を行い、仕事内容にマッチしているか調べられる
- SNS広告等を利用し、学生に響く幅広い集客ができる
- インターンシップ運用代行は40万円~
株式会社アールナイン
- 導入企業600社を超える実績と経験がある
- 企業ごとに専属の担当者がつき、いつでも気軽に相談できるので安心
- ビジネスモデルに合ったオリジナルコンテンツの作成
- 8時間プラン10万円~
株式会社カケハシ スカイソリューションズ
- 業種問わず3,000社以上の支援実績がある
- 前年度の課題や採用計画をもとに、インターンシップの内容を企画
- 採用戦略設計から入社フォローまで幅広くサポートしてくれる
- 費用はお問い合わせください
株式会社エイムソウル
- 300社以上で実施されている、準備・運営方法のノウハウが詰まったパック
- 届く台本やスライドを使用することで、初めてでも簡単にインターンを実施可能
- グループワークの内容は2種類から選べ、好みによって作り変えられる
- インターンパッケージはレンタル1ヵ月、11万4,000円~
シーズアンドグロース株式会社
- 創業13年、300社以上の実績とノウハウを活用し、前例にとらわれない戦略を提案
- 運営資料や配布資料は著作権をもらえるので自由に利用可能
- 入社後のキャリアイメージを伝えることで、学生の将来性の認知ができ早期離職を防ぐ
- 費用はお問い合わせください
ジャンプ株式会社
- 100社以上の豊富なインターンシップ代行の経験がある
- 独自のクラウドツールの活用や社員インタビューを実施し、企業の強みを徹底的に追及する
- 対面・オンラインどちらも対応可能
- 1dayインターンシップ企画制作200万円~
株式会社採用総研
- 30年以上の経験を活かして、企業の利用する採用ツールを使用し、採用活動を提案
- 営業担当者とアウトソーサーを加えた三人四脚で業務をサポート
- コールセンターを利用したスピーディーな学生対応も可能
- ライトプランは3ヵ月50,000円/月~、基本料100,000円
まとめ
インターンシップを代行してくれるサービス会社や選び方を紹介してきました。
外注することで企業の負担を減らし、質の高いインターンシップを実施できます。
インターンシップは学生が就職先を決める大きなきっかけになるため、力を入れていきたいところです。ぜひ参考にしてみてください。
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