アイスブレイクが大切?説明会満足度アップの手法

アイスブレイクが大切?説明会満足度アップの手法をご紹介

本日は「学生に満足してもらうための説明会」についてお伝えします!

企業の会社説明会・個別セミナーは、学生と一番はじめに接触をする一番重要なタイミングとなります。

ということは、志望度を上げるには、説明会というコンテンツを面白く、印象深く、共感し、共鳴させるかを真剣に考えた方が良いということです。

今回は「どういう内容の説明会を開催すれば、良い会社だったとプラスイメージを持ってくれるのか?」を紐解いていきたいと思います。

セミナーは会社の第一印象

学生意識調査「行きたくない会社があるとすれば」

「説明会の参加率は良かったが、その後の選考への進捗率が悪い。」

そんな悩みを持ったことはありませんか?!それはきっと、学生に対して良い印象を与えられなかったことが原因です。

マイナビの21卒就職意識調査「行きたくない会社があるとしたら、どのような会社ですか?」という設問に対してのランキングが以下になります。

1位 ノルマがきつそうな会社 34.5%
2位 暗い雰囲気の会社 29.5%
3位 休日・休暇がとれない(少ない)会社 23.4%
4位 転勤の多い会社 22.7%
5位 給料の安い会社 15.2%

ここで注目したいのが、2位の暗い雰囲気の会社という項目。

1位の「ノルマがきつそう」や3位の「休暇がとれない」といった印象は採用担当では解決することが難しい話ですが、2位の「暗い雰囲気の会社」というのは、会社説明会時の雰囲気づくりで払しょくできると思いませんか?

印象が良かった個別セミナー理由

マイナビの2021卒就職モニター調査では、「参加して印象の良かった対面式の個別企業セミナー理由」を調査しています。

1位から5位までは以下の通りです。

1位:さまざまな社員の話を聞けた
2位:就活生への対応が丁寧だった
3位:少人数制で話がじっくり聞けた
4位:セミナーの雰囲気が和やかだった
5位:社員が魅力的だった

要約すると、魅力的な先輩社員(複数人)の話を、対応丁寧に雰囲気良く、少人数制で実施してくれたセミナーということになるでしょうか。

説明会の印象をよくするためには

満足度の高いセミナーを開催する

説明会の印象を良くするためには、説明会の満足度を上げる必要があります。

要因として、プレゼンの質を上げるほか、

『学生参加型の説明会にする』
『動画を交えてイメージの湧く内容にする』
『上手なアイスブレイクを取り入れる』

などが挙げられます。

特に説明会は学生も緊張しているもの。その雰囲気を和やかにするためにもアイスブレイクは重要となってきます。

アイスブレイクとは?

アイスブレイクとは

アイスブレイクとは、緊張して硬い場の空気を「硬い氷(アイス)」に例えて、それを壊す、溶かすというものです。

簡単なゲームや自己紹介などを研修や会議が始まる前に行うことで、緊張が解けてその場の空気が和やかになるというメリットがあります。

説明会におすすめの「アイスブレイク」

では、どんなアイスブレイクを入れたらいいのでしょうか?いくつか、説明会におすすめのアイスブレイクをアイスブレイクに使えるネタはコレ!場の雰囲気がなごむゲーム10選で紹介されている中から厳選してご紹介します。

マシュマロチャレンジ

乾燥パスタとマシュマロを使ってチームで協力して自立するタワーを作り、一番高いタワーを作ったチームが勝つというゲーム。何度かゲームを繰り返すうちにPDCAサイクルを回す練習ができます。さらにパスタを支える役やタイムキーパーに分かれるなど、全員で役割分担をおこない協力することでチームビルディングにも役立ちます。

このマシュマロチャレンジは、キャリアマートの無料セミナーでも導入しているアイスブレイクになります。

「実は○○です」自己紹介

自己紹介の最初に「実は……」で始まる内容を入れて話すアイスブレイク。「実は」をつけることでその人の意外な趣味や性格を知ることができるため、自己紹介が面白く印象的になり、聞いた人はその人の秘密を知ったような気分になれます。そのため、研修が終わったあとも「ジャズダンスを10年やってる秋田さん」というように、相手のことをしっかりと覚えることができます。また、報連相やコミュニケーションが大事な社内において、自分から情報を開示する練習にもなります。

「GOOD&NEW」

GOOD&NEWは、24時間以内に起こった楽しいことや嬉しいこと、新しい発見などをみんなに発表する自己紹介の一つ。発表する内容は「自動販売機で当たりが出た」「テレビの占いで自分の星座が1位だった」など、小さなことでOKです。その人のプライベートな部分を知るきっかけになるほか、よかったことを言い合うことでみんながちょっとハッピーになれる簡単なアイスブレイクです。

社員クイズ大会

社員同士の話題づくりに役立つのが、社員のプライベートなネタをテーマにしたクイズ大会。あらかじめ社員を対象におこなった趣味や特技などのアンケートをもとに、幹事が○×クイズや3択クイズを作成します。

「滝川さんは過去にジャニーズ事務所に経歴書を送ったことがある、〇か×か!?」「部長が飼っているメダカの名前はニシキ、きらりん、ララのうちどれ?」など、社員や役員の意外な過去が想像できるようなクイズを出せば、あまり話した事のない人同士でも盛り上がります。お互いにプライベートな部分を知ることで、チームの仲間意識がグッと高まりますよ。

紹介文引用:謎解きコンシェルジュ.com

説明会の基本的な構成

一般的な説明会の構成は

  • 魅了
  • 動機付け
  • 繋がり

で構成されます。

魅了

社員の方が学生と接触し、面白さややりがいなどを伝えてこんな人と会社で働きたいと思わせること。

動機付け

学生と関係を構築することに当ります。説明会で一方的に話をするのではなく双方が話できる雰囲気つくりが必要となります。逆に会社の説明を一方的に話して質問を頂く従来の方法では学生の満足度があがらないということになりますね。

繋がり

ここでの繋がりはとの説明会後の繋がりをさします。関係構築ができれば繋がりほぼ完成です。関係構築ができた学生と近い未来を共有することでより深い関係を構築することとなります。

この項目を意識して構成を考えて頂きその上で動画や体験項目を加えて頂き学生の中で座っているだけの説明会だったという印象を払拭することができれば満足度は自然とあがってくるといえるでしょう。

学生が説明会で聞きたい内容

1位:具体的な仕事内容 53.1%
2位:社風・社内の雰囲気 45.9%
3位:企業が求める能力・人材像 39.5%
4位:入社後のキャリアモデル 28.0%
5位:若手社員の話 27.5%

参照:マイナビの2021卒就職モニター調査

企業理念や詳しい業界の話、自社の製品商品について説明してしまいがちな個別セミナーですが、意外にも学生からのニーズはあまり高くないのが現実のようです。

それよりも、入社してからのイメージをどれだけ沸かせられることができるかがポイントになってくるのではないでしょうか。働く環境や制度がすごく気になっている印象ですよね。

企業理念や詳しい業界などの説明は、満足度の高い説明会を行ったあとの面接の段階に組み込んでもいいのかもしれませんね。

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まとめ

他にもプレゼンターの顔の表情、明るさも今後、働く会社を選ぶ学生にとってはキーポイントとなってきます。

ファーストコンタクトで興味関心を高め、いかに、自社の選考に進んでくれる学生を増やせるかによってその後の進捗に影響が出できます。これはインターンシップでも同様です。

キャリアマートでも様々なアイスブレイクを導入して外部セミナーの満足度を高めています。インパクトを強めるアイスブレイクの秘訣も公開しておりますので、お気軽にご相談ください。

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