今回のテーマは『サマーインターンシップの未来予想』についてです。
22卒採用のグランドオープンに向けて大変な時期かと思いますが…。実は既に『2023卒』への動き出しは始まっているのです。
「いやいや、うちはまだ早いよ?いつも6月以降に次の計画立てるし」
そんな風に思っていませんか?決してそうではありません。
そこで今回は、21卒のインターンシップデータを基に、23卒採用のサマーインターンシップの未来を大胆予想していきたいと思います!ぜひ皆さんの予想と比較しながら見ていただければ嬉しいです。
22卒インターンシップ応募率・参加率
まずは、コロナに翻弄されながらも22卒学生がどのくらいインターンシップに応募・参加したのかを見ていきましょう。
21卒より参加率は減ったが、平均参加社数は増加
データ画像引用:マイナビ 2022年卒 大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(2020年10月)
新型コロナウイルスの影響を受けて、インターンシップに応募・参加した人数は減少していますが、一人当たりの応募社数・参加社数の平均値は増加しています。
応募社数の平均は21卒で5.9社だったのが、22卒では7.8社に。参加社数は3.2社から4.5社まで増加しています。
また、応募率・参加率も減少したとはいえ、2017卒からの過去6年間を比べてみると2番目に高水準を保っていることがわかります。
早期開催するインターンシップに参加している学生の割合
次に、「インターンシップの応募に関して、あなたの現状に最も近いものを一つ選んでください。」という質問で比較してみます!
データ参照:マイナビ 2022年卒 大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(2020年10月)
- 2020年3月以前にインターンシップの応募・申込したという学生は12.1%
- 2020年4月は2.8%
- 2020年5月で7.4%
全体のおよそ20%が6月以前にインターンシップへ応募申込していることがわかりました。
サマーインターンシップと本選考のある関係とは!?
前述のとおり、2023卒採用成功のカギは、やはりサマーインターンシップです。
「ここまでには就活を終えたい」と思う時期
21卒のデータになりますが、キャリア支援団体エンカレッジによる意識調査によると、上位校(旧帝大や早慶上智、国立や有名私立などが対象)の学生は、2020年6月末までに約4割が、就活を終えたいと思っていることが明らかになりました!
「2020年4月末まで」と回答した学生と合わせると、なんと、約7割!まだ、就職サイトもオープンすらしていないのに・・・衝撃ですね、、!
もちろん、活動開始時期も早まっている!
早くに就活を終えたい!と思っているということは、それだけ就活の活動開始時期も早まっているということになります。
キャリア支援団体エンカレッジによる意識調査
調査を行ったキャリア支援団体エンカレッジは、以下のように見解を述べています。
秋学期開始までに就活を始めた20卒学生が7割だったのに対し、21卒学生は9割以上という結果に。就活ルール廃止の影響もあり、20卒と比較して21卒はより多くの学生が、より早く動き出し始めています。
このことからみても、新卒採用は、19卒20卒と比べてかなり早期化しており、22卒のサマーインターンシップは輪をかけて早期化が加速するのではないかと思われます。
サマーインターンシップからの内定承諾率
こちらは20卒のデータになりますが、2018年6月30日の時点で38.7%の学生がインターンシップきっかけで内定承諾をしていました。しかもその内訳は、ウィンターインターンシップよりもサマーインターンシップのほうが内定承諾につながるきっかけとなった割合が高かったようなのです!
一見「内定承諾につながる」と聞くと、本選考の時期に近いウィンターインターンシップのほうがサマーより新しい記憶として残りやすいイメージがありますが、そこが上位校ならではの明らかな特徴といえます。
ウィンターを待たずしてサマーで内定承諾を決意する上位校学生が増加中。
これは何を意味するかといいますと、採用ターゲットとする企業からのアプローチが猛烈に早期化しているということを意味します。
しかも承諾までもっていくとなれば、並大抵なアプローチではないことが分かりますね!
上記データからも分かるとおり、企業はいかに早くターゲットとなる学生を囲い込み・ファン化させるかが後の内定承諾に大きく関わってきます。まだサマーインターンを実施されていない企業様は、これを機に実施しない手は無いのではないでしょうか。
一緒に戦略を考えましょう!
インターンシップ→本選考がもはや当たり前
インターンシップ参加経験のある学生に、「参加したことのある企業の本選考に参加したか?」「内定はもらったか?」という質問をしたところ、「本選考に参加した」学生は82.5%(前年80.3%)、「内定をもらった」学生は55.4%(前年50.1%)という回答が得られました。
キャリタス就活 2020 学生モニター調査結果(2019 年 6 月発行)
インターンシップ実施企業・参加学生ともに増えている結果が早期化を更なる早期化へといざなっています。
以上のように学生・企業ともに『インターンシップ参加→内定』に対する意識が尋常じゃないものになっており、この状況も踏まえると23卒でのサマーインターンシップが、どれほどの意味をもつかは一目瞭然ですよね。
2022卒の動きについてはこちらの記事をご参照ください。
⇒ 2023卒採用の早期化はここまで加速する!?出遅れないために『今』知っておくべきことをご紹介します!
23卒の未来予想!衝撃の予想が続々と・・・
上記で、サマーインターンの重要性についてお話してきましたが、最後はそれを全て踏まえて22卒の未来について予想していきたいと思います。
これまでのサマーインターンの流れは、
- 4月~5月:サマーインターンの情報が公開されはじめる
- 6月:サマーインターンのグランドオープン
- 7月末~9月中旬:サマーインターンが開催
という流れでしたが、2021卒からは通年採用を適用する企業が増えてくるのではないかと予想しています。
そこで今、密かに囁かれている今後の動向を少しだけご紹介させて頂きたいと思います。
■2021卒~2025卒頃まで
- サマーインターンでの内定率が70%に迫る可能性あり。
- 大学2年生向けのインターンが当たり前になるのではないか。
- ベンチャー企業などは、長期インターンを行い大学1年生でも内定を出すかもしれない。
■2026卒以降
- 大企業・中小企業問わず、通年採用・通年内定が当たり前になる可能性も。
- 大学に在籍中のうちから「正社員契約」というのも不思議ではなくなってくるのでは・・・
といった、考えてもすぐには理解しがたい予想が続々とされています。
現に、マイナビでは『2023卒向けのインターンシップフェア』の事前申請は始まっています。これは将来を考えると、本選考で「初めまして」は遅い!と言われる時代もきてしまうのではないかと更なる予想をしてしまいますね。
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まとめ
以上、『サマーインターンシップの未来予想』をお届けしてきました。
22卒の本採用もまだ始まったばかりなのに今からなんて無理…。何を決めて、どう進めたらいいか分からなくて混乱する。
そんなときはぜひ、採用支援のキャリアマートへご相談ください!
お電話でも承ります!(03-3367-5599)
22卒の本選考対応で慌ただしいとは思いますが、同時進行で23卒のワードを頭に入れておくだけでも、スタートダッシュは随分変わってくると思います!
早すぎるということは決してありません。先手必勝で確実に内定承諾を勝ち取っていきましょう!!
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