JOBRASS新卒(ジョブラス)とは?その特徴・料金・評判を解説

JOBRASS新卒(ジョブラス)

年々早期化・多様化が進む新卒採用において、学生からのエントリーを待つだけの採用では、「本当に欲しい人材が採用できない」と考えている企業様が多くいます。

本記事では、逆求人型サイトの一つとして注目されている「JOBRASS新卒(ジョブラス新卒)」の特徴や料金プラン、導入事例などについて紹介させていただきます。

JOBRASS新卒(ジョブラス)とは

 

ジョブラス新卒

JOBRASS新卒(ジョブラス)は株式会社アイデムが提供する、企業から学生に直接オファーを送ることができる新卒採用向け逆求人型就活サイトです。

マイナビなどの求人サイトは企業が学生からのエントリーを待つ「エントリー型」と呼ばれる採用手法に対して、逆求人型就活サイトはオファー型と呼ばれ、企業自ら学生にアプローチできるため効率的に採用活動を進められます。

JOBRASS新卒(ジョブラス)の特徴3つ

続いてJOBRASS新卒(ジョブラス)の特徴を3つ紹介いたします。

優秀な人材へ直接アプローチできる

約7万人の学生が登録しているJOBRASS新卒ですが、登録者データを見るとGMARCH/関関同立以上の、いわゆる上位校と呼ばれる大学に所属している学生が全体の38.3%と約4割を占めています。

エントリー型ではなかなか会えないような上位校の学生にもアプローチすることが可能です!

豊富なコンサルティングメニュー

初めて新卒採用を行う企業様のための採用トータルコンサルティングをはじめ、オファーや会社説明会の代行など、様々なコンサルティングメニューが取り揃えられています。

ノウハウ不足を感じている企業様も安心して利用することが可能となっています。

新卒紹介サービスとの併用が可能

JOBRASS新卒(ジョブラス)はアイデムエージェント紹介(旧ジョブラス新卒紹介)という、学生向けに1:1のキャリア面談などを提供する就活エージェントサービスとの併用が可能です。

「JOBRASS新卒」に登録し、新卒紹介サービスの面談を望んでいる約7万人の学生から、自社の求める人物像に近い学生を紹介してくれるサービスです。

JOBRASS新卒(ジョブラス)の料金体系

実際にJOBRASS新卒(ジョブラス)を使う際の料金形態を紹介します。

JOBRASS新卒(ジョブラス)の料金体系

JOBRASS新卒オファープラン
年間システム利用料 20万円(税別)
月額掲載料 5万円  (税別)
JOBRASSインタビュー 取材記事掲載料(1名) 15万円(税別)
JOBRASS Real業界・企業研究イベント(東京/大阪) 60万円(税別)

JOBRASS新卒(ジョブラス)の利用には、年間システム利用料と月額掲載料がデフォルトでかかります。

そこからインタビューやJOBRASS新卒(ジョブラス)主催のイベントに出展する際は、追加で上記の金額が必要となります。

年度(4/1)をまたいでの契約では、改めて年間システム料金がかかります。また、最低契約は1か月からとなります。

JOBRASS新卒紹介(ジョブラス新卒紹介)の料金体系

JOBRASS新卒紹介
文系 90万円  (税別)/1名
理系 100万円(税別)/1名

JOBRASS新卒紹介(ジョブラス新卒紹介)は、完全成功報酬型で一人採用が決まるごとに上記の金額が発生します。文系と理系で金額が10万円ほど異なります。

また、承諾後に学生が辞退した場合は、全額返金となります。入社後の返金規定はありません。

JOBRASS新卒(ジョブラス)のオファー3種類

JOBRASS新卒 オファー

企業から学生に直接オファーを送ることができる逆求人型就活サイトのJOBRASS新卒(ジョブラス)ですが、オファーが3種類あることも特徴です。

それぞれのオファーの特徴を説明します。

スペシャルオファー

月200通まで、学生のプロフィールを確認したうえで送るオファーで、プロフィール情報をすべて登録している学生にしか送ることができません。

JOBRASS新卒 スペシャルオファー

画像引用:アイデム

しかし、通数が少ない分、上記画像のように開封率70%、応諾率24%と学生からの反応率が高いオファーとなっています。

受け取った学生は有効期限内に「承諾」か「辞退」を返答することになっています。

マッチングオファー

月300通まで送ることができるオファーです。企業が求める条件と学生のプロフィールが一致した際に送るもので、こちらも学生のプロフィールを見る必要性があります。

インターンオファー

月500通まで、インターンシップやオープンセミナーに参加してほしい学生に送るオファーです。「早い段階から繋がっていたい」と感じる学生を見つけたときに有効なオファーだと言えます。

JOBRASS新卒と大手逆求人型就活サイトの違い

上記のような特徴があるJOBRASS新卒(ジョブラス)ですが、他の逆求人型サイトとはどのような違いがあるのでしょうか。

OfferBoxとの違い

JOBRASS新卒 OfferBox

OfferBoxはスカウトが1種類なのに対して、JOBRASS新卒(ジョブラス)は3種類あります。

ターゲット学生像が細かく決まっており、学生に温度感を伝える事が大切であると考える企業は、3種類のスカウトを使い分けることが可能なJOBRASS新卒(ジョブラス)を検討してみても良いかもしれません。

OfferBoxの特徴や料金、導入事例、評判などについて知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

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キミスカとの違い

JOBRASS新卒 キミスカ

キミスカは採用人数の枠が決まっているのに対して、JOBRASS新卒(ジョブラス)は期間や採用人数に制限がありません。年間システム利用料と月額料金を支払えば、何人でも採用することができます。

採用人数が比較的多い企業や決まっていない企業は、JOBRASS新卒(ジョブラス)を検討してみても良いかもしれません。

キミスカの特徴や料金、導入事例、評判について知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

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JOBRASS新卒(ジョブラス)で利用できるイベント

JOBARASS(ジョブラス) イベント

JOBRASS新卒(ジョブラス)では中規模の業界・企業イベント「JOBRASS Real」や、セミナールームで開催する1回5社限定の小規模イベントを定期的に開催しているため、JOBRASS新卒(ジョブラス)に登録している学生とリアルに出会うことが可能となっています。

JOBRASS新卒(ジョブラス)のメリット・デメリット

JOBRASS新卒(ジョブラス)を利用するうえでのメリット、また逆にデメリットを紹介します。

メリット

企業自ら学生にオファーを送り開封される仕組みのため、知名度があまりない中小企業にとって、エントリーを待っているだけでは出会えないような学生に出会うことが可能です。

また、新卒サイトでは金額が見合わないような中小企業にとって、利用しやすい金額感のため高い満足度が期待されます。

デメリット

逆に上記で紹介したような、OfferBoxやキミスカと比較すると登録学生の数が少ない点がデメリットと言えます。

また、3種類の豊富なオファーの使い分けで工数がかかってくる可能性も考えられます。

JOBRASS新卒(ジョブラス)掲載までの流れ

実際にJOBRASS新卒(ジョブラス)を利用する際の掲載までの流れを紹介します。

STEP1:お問い合わせ
WEBまたはお電話にてお問い合わせください。WEBフォームは必要事項をご入力の上、送信してください。お電話では「JOBRASS新卒ご利用の旨」または「ご相談の旨」をお伝えください。
STEP2:営業担当者から連絡
お客さまの最寄りの営業所の担当より、お電話またはメールにてご連絡いたします。
STEP3:お打ち合わせ
JOBRASS新卒のサービス内容、料金などのご説明と求める人物像や仕事内容、処遇条件などの詳細をお伺いさせていただきます。
STEP4:お申し込み、原稿作成
お申し込み後、システム説明やJOBRASS新卒に掲載する原稿を作成いたします。取材・撮影が必要な場合は取材撮影を経て、作成いたします。
STEP5:掲載原稿のご確認
作成した原稿をご確認いただき、ご要望があれば修正・反映を行い、再度、ご確認いただきます。
STEP6:掲載・システム利用開始
オファー機能やメッセージ機能を利用して学生へアプローチ。エントリー対応をしていただきます。掲載終了後にエントリー数や採用数を確認いたします。

引用:アイデム

JOBRASS新卒(ジョブラス)学生からの評判

実際にJOBRASS新卒を利用している学生からの評判を紹介します。

良い評判

では、良い評判から見ていきましょう。

企業からオファーがもらえた

ジョブラスの最大の特徴は企業からオファーが来る逆求人サイトということです。
企業から声がかかるということは、自分から企業を探す手間が省けるので、時間を有効に使えると感じる学生が多いようです。

視野が広がった

逆求人を受けたことをきっかけに、視野を広げて考えることができたそうです。学生から見れば、思いもよらなかった企業からのオファーで自分が今まで知らなかった企業に出会える点がメリットに感じられるようです。

インタビュー記事で企業研究ができた

JOBRASS新卒(ジョブラス)では、かなり丁寧なインタビュー記事を読むことが可能で、面接前の企業研究に活用している学生が多いようです。

エージェントからフィードバックがもらえた

JOBRASS新卒(ジョブラス)では、ジョブラス新卒紹介のサービスを使うと個々にキャリアアドバイザーが付きます。

キャリアアドバイザーを通じて選考を受けた企業から、選考後のフィードバックを貰える点が学生から高く評価されています。

悪い評判

悪い評判は、以下の通りです。

複数のオファーがあり、選考に関係ない場合があった

インターンオファーなど、特に興味のない企業からのオファーがある場合は、煩わしく感じてしまう部分があるそうです。

プロフィールをしっかり入力しなければオファーが来なかった

ジョブラスで学生からの反応率が一番高いスペシャルオファーは、プロフィール情報がすべて入力されていなければ、企業側は送れません。

そのため、学生にはプロフィールをかなりしっかり入力してもらう必要があります。

JOBRASS新卒(ジョブラス)の利用に向いている企業

ここまで様々な特徴や評判を紹介してきたJOBRASS新卒(ジョブラス)ですが、利用に向いているのはどのような企業なのでしょうか。

知名度がなく認知されていない企業

エントリー型の採用手法では、学生からの知名度はすごく重要な要素となります。大手企業と比べると、ベンチャー企業や中小企業は学生が集まりにくい傾向にあります。

このような企業は直接アプローチすることで企業の知名度を上げるとともに、待っていても会えない学生に会うことができるJOBRASS新卒(ジョブラス)の利用がおすすめです。

専任の採用担当がおらずマンパワーが足りていない企業

採用活動は事務作業も多く、かなりの工数がかかります。兼任で採用活動をしている方は学生にオファーを送る暇がないと感じることも多いのではないでしょうか。

JOBRASS新卒(ジョブラス)では、オプションでアイデムの担当が企業の求める人物像を理解し、代わりにオファーを行う機能もあります。効率的に採用活動を進めたいと考える企業におすすめです。

また、マンパワー不足で利用を悩んでいる企業様は、アウトソーシングでスカウト代行サービスを使うのも一つの手です。

スカウト代行サービスのメリットや選定ポイントなどについて知りたい方、実際にサービスを検討したい方は、こちらをご覧ください。

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JOBRASS新卒(ジョブラス)の導入成功事例2社

実際にJOBRASS新卒(ジョブラス)を利用した企業の成功事例を紹介します。

人材系企業

<導入前の課題>

  • 毎年の新卒採用において、理系学生を集め、採用することに課題を感じていた

<施策内容>

  • プロフィールが魅力的な理系学生を中心にオファーを送付

<導入後の成果>

  • 自社の知名度向上
  • 優秀な学生と十分なコミュニケーションを取れるようになった

例年理系学生の採用に課題を感じていた企業様です。ターゲットとする学生に自社を知ってもらうきっかけとしてJOBRASS新卒(ジョブラス)を利用し、充実した学生プロフィールなどに魅力を感じたそうです。

知名度向上・コミュニケーションのきっかけとして利用している例です。

医療・薬品系

<導入前の課題>

  • 自社の採用基準に合った学生の母集団形成
  • 既存のナビサイトで一定のエントリー数はあるものの、採用基準に合わない学生も多く、選考でミスマッチが生じていた

<施策内容>

  • 自社の採用基準に合う学生にスペシャルオファーを送付

<導入後の成果>

  • オファーを送ったことで、求めている層の学生からの応募を集め、説明会へ来てもらうことができた

例年ナビサイトで、一定数エントリーはあるものの、採用基準にあった学生の母集団形成、また学生とのミスマッチに課題を感じていた企業様です。

学生のプロフィールを細かく確認してオファーを送るJOBRASS新卒(ジョブラス)を利用し、特にスペシャルオファーで、説明会への誘導をスムーズに進められるようになったそうです。

まとめ

採用活動においてますます需要が高まっている逆求人型サイトの一つとして注目されている「JOBRASS新卒(ジョブラス)」について、その特徴や機能、評判などを紹介しました。

利用時期や利用方法をしっかり理解して使うことで、より効果的な採用活動ができ、待っているだけでは会えなかった学生と出会うことができるのではないでしょうか。

新卒採用における他の逆求人型サイトの特徴も気になる方、比較したい方は、こちらの記事をご覧ください。

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