いつもキャリブロをご覧いただき、ありがとうございます!
高橋でございます。
さて、今回のテーマは「採用マーケティング」。
最近は耳にする機会も増えたのではないでしょうか。
実はこの「採用マーケティング」に関して、
その内容・重要性・具体的な施策と手法を、以前
採用ノウハウセミナーにて、私、高橋が登壇し、お話しておりました。
文字で伝えるのはなかなか難しいものでもありますが、
今回は、セミナーでお話しました内容を3分でおわかりいただけるようにお纏めし、
今一度、採用マーケティングの重要性を、
人事・採用ご担当者様にお伝えさせていただきたいと思います!
是非、ご覧くださいませ!
1:採用活動におけるマーケティングとは??
そもそもマーケティングとは、営業活動を概念化したものです。
簡単に言うと、、、
顧客と、自社製品(サービス)の価値をそれぞれ理解し、
どのように市場に価値を届けるべきかを理解して、実際に市場・顧客へ届け、
自社に利益をもたらすこと、及びそのための戦略・戦術そのもののような概念です。
では、採用マーケティングとはなにか?と言いますと、その「採用版」です!
顧客を⇒「採用したい人」に、
自社製品を⇒「自社そのもの(働くメリット)」に
それぞれ置き換えた考え方です。
採用したい人と、自社の価値をそれぞれ理解し、
どのように採用市場に価値を届けるべきかを理解して、
実際に採用したい人へ届け、採用したい人に入社してもらうこと、
そのための「戦略」「戦術」そのもの。どうでしょう。
置き換えれば、とらえやすくはないでしょうか。
ではマーケティングを、どのように採用版として活用していくのか?
これまでの就活と今の就活を比較して見ていきましょう!
1-1:昔~これまでの就活【オフライン就活】
かつての就職活動は、今とは全く違う様相でした。
電話帳ほどの就職情報誌を見て採用を行っている企業を探し、
ハガキによる資料請求、就職課を通じたOB・OG訪問の実施、そしてようやく選考へ…
情報を得るには、チャネルもその内容も限定的、且つ今よりも厳しい
「就活ルール」のスケジュールで行われておりました。
1-2:現在~これからの就活【オンライン就活】
それが今や空前の売り手市場。プラス、インターネットの進化は進み、チャネルは多様化。
メール、SNS、Webサイトを通じて、いつでも・どこでも・誰でも(年次に関わらず)、
情報収集が可能になりました。
また、口コミサイトなども充実したため、現職・前職に関わらず、
企業の内情が公開されてしまう状況になったことも以前との大きな違いです。
終身雇用神話が崩れた今、「なんのために働くのか?」を軸に、
就職活動を行う求職者は、転職のみならず新卒市場にも数多くなりました。
2:採用マーケティングの重要性
とにもかくにも、様々な要因が伴って、採用したい人材の確保は
より難しい市場になったと言えます。
求人広告を「えい!やー!」で打ったとしてもなにも響かず、
人材要件の明確化と、そのターゲットに対する訴求方法や時期、訴求内容も含め、
「戦略」と「戦術」に切り分けた計画立てを行うことが重要となりました。
では、「戦略」と「戦術」は、どう違うのでしょうか??
パッと見、似たような感じが否めないですが、実は違います。
ここを理解しているか、していないかで、計画は大きく変わります!
3:「戦略」≠「戦術」
さらりと出しましたが、そもそも「戦略」と「戦術」の違いはなんでしょうか?
3-1:「戦略」=目的達成のための●●●●
■戦略⇒総合的な準備、計画、運用の方策で、目的達成のためのシナリオ
「この職種には、理系の、しかも情報系学生が必要だ!
どうやら、この分野の学生の就職活動時期は早い。よし、
インターンシップ時期からターゲットへ向け広報を開始しよう!」
3-2:「戦術」=戦略実現のための●●
■戦術⇒戦略実現のための手段、具体的な方法
「実際に行うこととして、理系学生向けの合説に出展し、当日は
自社のエンジニアを張り付け、直接業務を説明してもらおう!」
つまり、マーケティングの順序として、施策決定が一番初めに来るのはおかしいわけです。
なので、まとめると、この順序で計画を立てていくようにするとGOODです!
4:採用マーケティングの具体的な実施内容・フロー
【1】人材要件(ターゲット)の明確化
【2】市場についてと、自社の強みの認識
【3】訴求のための戦略立案
【4】戦略成功のための戦術(施策)決定
一見ややこしい採用マーケティングの施策ですが、
ある程度、共通する戦術もございます。
具体的に言いますと、この4つです。
実は、意外とサクッと実施できたりもするので、
今一度、内容をチェックいただき、御社の採用活動へ活用されてみてはいかがでしょうか。
■採用ホームページの作成とコンテンツのテコ入れ
■メールマガジンの配信
■SNSやショートメールによる訴求
■各施策が「どのターゲットに」「どの程度訴求できているか」の分析
ターゲットはデジタルネイティブな学生であること、
各企業の採用情報が市場に溢れていて、ターゲットに直接届けられる方法が
限定されていることなどが背景にあります。
飽和する採用市場においては「ターゲットへの効率的な訴求」が大事になるわけですね!
5:まとめ
いかがでしたでしょうか?なんとなく、ご理解頂けましたでしょうか。
もしよくわからなかった、あるいはもうちょっと詳しく聞かせて!という方が
いらっしゃいましたら、是非、高橋をお呼び出しくださいませ!
ちょうど21卒の採用計画を行っている企業様も多いかと思います。
不安点やご相談事がございましたら、お気軽にキャリアマートへ
ご連絡ください!
さて、今後もキャリアマートでは、採用課題の解決のため
情報提供を続けさせていただきます。お手すきにてご覧ください。
弊社スタッフが営業に伺った際には、
「メルマガ見てるよ!」の一言を頂けますと幸いですm(__)m
以上、本日は高橋がお届けいたしました!
次回も、宜しくお願いいたします!