LINE採用~コミュニケーションツールを活用して関係構築へ~

LINE採用

こんにちは。キャリブロレンジャーの根岸です。

お盆休みも明けて下半期に向けてエンジンを駆け始めているかと思います。

採用市場も20卒は後半戦に突入してきました。すでに採用活動を終了している企業も多いかと思われますが、採用の終盤、内定式にむけて学生と連絡をとり関係値をつくりしっかりグリップしていきたいと思っている担当者の方も多いかと思います。

今回は一般的に使われているアプリツールの【LINE】を採用に活用された事例、LINEにフォーカスを当てご紹介させて頂きます。

主なコミュニケーションツールは「LINE」

採用活動の過程の中で次のフェーズに移行する際に離脱されない為に、学生とより密接に関係構築を目的として電話やメールを活用しているかと思います。

しかし、企業説明会や個別企業セミナー後、就活生に連絡した際、なかなか返事が返ってこないという経験をされた方も多いのではないでしょうか。

内々定を出した後、メールで重要な連絡をしたのに全く読んでなかったということも今の学生にはよくあることで、それはここ数年の就活生にとって

「メール=コミュニケーションツールではない」

ということです。

「友人との主なコミュニケーションツールは?」という問いに対し「メール」と答えた20年卒の学生はわずか0.9%

主なコミュニケーションツールグラフ

引用:マイナビサポネット 2020年卒学生の「リアル」な姿を知る

現に私も友人との連絡手段は【LINE】がほとんどでメールは仕事用にしています。

現代の学生にとって

「コミュニケーションツール=LINE となっています。

 

LINEを新卒採用に取り入れる強み=「手軽」

メールとLINE返信のしやすさが違うことは言うまでもないことですが、学生相手のコミュニケーションにてチャットベースでやり取りできる事は大きな強みです。

また内定後もメールに比べて距離感が近く、内定者のフォローがしやすいと期待されており、これはナビサイトには簡単に真似できない点であるため、LINE自身も自分たちの強みとして強くPRしています。

「LINEはスマホで操作するもの」

と認識している方も多いかもしれないですが、実際にはPCからも操作することができます。

業務で利用する際にはPC版のLINEをインストールしている担当者も多く、今後、LINE採用コネクトがリリースされた後は専用の管理システムも用意されていく模様です。

LINEでのメリット

1:1の個別トーク

個人に合わせた対応や細かい質問に素早く反応することできて、その場で面接日程の調整をすることも可能です。学生の承認欲求をくすぐる事ができ、気軽な連絡が増え、学生との連絡密度が増すことができるのが最大の利点ともいえる。

既読確認が出来る

学生がメッセージを見落としてしまう可能性を最小限に抑えられるだけではなく、既読無視されている場合に、応募者の志望度を察したり、志望度が低い学生に対しては別のアプローチをしたりすることも可能になります。

タイムラインを活用して不特定多数のユーザーに向けて情報発信ができる

会社のコアな情報や事業アピールとして発信をすることが出来き、既に行っている人事ブログや社内イベントの内容などもLINE上で発信して魅力付けをはかります。

LINEの導入事例

エントリー者やイベント接触の学生へ友達登録を依頼、説明会情報をタイムラインで共有

イベントなどにLINEの友達登録用のQRコードを持参。

自社の説明会情報や選考情報などの連絡ツールとして、希望者には登録をうながす。その後定期的に新規説明会情報をタイムラインや一斉メッセージ送信で展開。

内定者フォローで辞退予防

内定者への連絡や情報共有用にLINEを利用。タイムラインで情報共有や社内報などの魅力づけ情報を展開。
反応などを見て、必要であれば個別メッセージでのフォロー対応を実施。

随時スマホでも対応ができるため、手に取るように状況を把握でき、採用活動と平行した繁忙期のフォローにも対応できた。

また、内定者のグループLINEを作ることで、内定者同士のコミュニケーションの場となり、定期的な飲み会などを開くこともできた。

導入のきっかけは、

  • LINEを使った採用手法に興味がある
  • ナビやイベントを使っても採用につながらない
  • 学生と気軽にコミュニケーションをはかりたい

といった、コミュニケーションツールとしての活用をメインと考えて導入されている企業が多いようです。

まとめ

採用ツールとしてはまだまだ発展途上という意見も多く1:1のトークがメインになりますので100名以上のやりとりとなると人事担当者の負担となり管理上で問題などさまざまな課題があるようです。

LINEにて100名以上の学生とやりとりされるのであれば管理ツールと合わせて運用していくのが現状でのオーソドックスなプランかと考えます。

そして、従来での電話やメールなどをまったく使わないとうわけではありません。「メール」「電話」「LINE」といったツールの一つに過ぎません。あくまで使い方と企業タイプに合っているかだと考えます。

最終選考の通知や、内定通知など、応募者に印象付けるためにも、電話やメールなどの形式張った形でおこなう方が、かえって効果的な場合もあります。

このような意味合いからも発展途上なツールかもしれませんが、学生にとってはナビナイトの連絡より手軽であり、人事側からは情報発信や既読機能により反応や温度感をみることができ、戦略の変更や志望度の低い学生を追う時間を削減できる可能性を秘めていると思います。

採用にかかる工数をいかに削減できるか。

毎年変化が激しい新卒採用市場を攻略するのに重要なポイントとなってきます。微力ながら弊社としましてもそのお手伝いを共に出来ればと考えております。そのときに向けて日々、努力してまいります。

関連記事

2019年に総務省が発表した「平成30年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」で注目すべきデーターがあります。具体的には20代のSNS利用率ランキングが発表されています。結果は以下の通りです。 第1位 LINE(98.[…]

LINE公式アカウント導入メリット・手順・料金・注意点

OSCTA

LINE採用
フォローして毎日記事をチェック!