【インターンシップ後フォロー戦略】夏で終わらせない!選考へつなげる秋施策

インターンシップ後フォロー

夏のインターンで良い関係を築けた学生も、気づけば他社の選考に進み、志望度が下がってしまう——。そんな経験はありませんか?

27卒採用では早期化がさらに進み、夏インターン後のフォローが採用成功を左右する時代になっています。せっかくつながった学生を“夏で終わらせない”ためには、秋以降の接点づくりがカギ。この記事では、学生の志望度を高める秋のフォロー術を具体的に解説します。

なぜ夏インターン後のフォローが重要なのか

インターンシップ後、学生の多くは「次に受ける企業」を探し始めます。選考スケジュールの早期化により、夏以降の行動スピードは過去よりも格段に速くなっています。

もしフォローが遅れると、「印象は良かったけど、その後何もなかったから」と志望度が下がってしまうケースも。
一方、インターン後も丁寧に連絡を取っている企業は、「覚えてくれている」「気にかけてもらえてうれしい」と学生に安心感を与え、他社との差別化に成功しています。

つまり、インターン後フォロー=学生との信頼構築。ここを怠ると、せっかくの母集団が離脱してしまうのです。

学生タイプ別に異なるフォローの目的とポイント

インターン後フォローを効果的に行うためには、学生が「どの段階で企業と関わったか」を見極めることが欠かせません。特に、1dayのオープンカンパニー参加者と複数日・実務型インターン参加者では、関係性の深さや理解度が異なります。

フォローの目的を明確にし、それぞれの段階に合わせたアプローチを取ることで、学生の志望度をより確実に高めることができます。

オープンカンパニー参加者へのフォロー

オープンカンパニーは、学生にとって「初めて企業を知る場」であり、志望度がまだ固まっていない層が多く、そのため、フォローの目的は“関心を維持し、理解を深める”ことです。

イベント終了後には、参加への感謝を伝えるメールやアンケート送付を行いましょう。また、後日「業界理解セミナー」「社員座談会」など、次のステップへ進む案内を加えると効果的です。早い段階で「また話してみたい」と思ってもらう接点づくりが重要です。

実務型インターン参加者へのフォロー

複数日や実務型のインターンに参加した学生は、すでに企業理解や志望度が高い傾向にあります。そのため、フォローの目的は“志望度を深化させ、選考へ自然に導く”ことです。

たとえば、担当社員との個別面談や、現場社員との交流会を通じてリアルな仕事環境を感じてもらうと良いでしょう。また、選考情報や配属イメージを伝える動画コンテンツも有効です。“特別扱いされている”という感覚を持たせることで、内定承諾率の向上につながります。

インターンシップ後フォローの3つのタイミング

インターン後のフォローは、タイミングによって目的や伝えるべき内容が変わります。ここでは、学生との関係を深めるための3つの時期別ポイントを紹介します。

夏インターン直後:印象を定着させる時期

インターン終了直後のフォローはスピードが命。お礼メールやアンケート送付など、1週間以内に接点を持つのが理想です。「参加ありがとう」「今後もぜひつながりたい」というメッセージを伝えることで、学生の満足度が上がります。

秋(本選考前):志望度を高める時期

秋は「本選考に進むかどうか」を考える学生が多いタイミング。ここで重要なのは、学生が“また会いたい”と思う接点づくりです。オンライン座談会や先輩社員トークイベントなど、気軽に参加できる場を用意しましょう。

冬(内定前):最終的な志望度を固める時期

内定に向けて学生の気持ちが揺れ動く冬。ここでは、配属先や入社後のキャリアイメージを具体的に伝えることが効果的です。定期的な連絡や動画メッセージなど、温度感のあるフォローで志望度をキープしましょう。

学生の志望度を高めるフォロー施策10選

学生の志望度を上げるために重要なのは、“一方的な情報発信”ではなく、学生が関わりたくなる双方向の接点づくりです。

ここでは、オープンカンパニーやインターンシップ後に効果的なフォロー施策を10個紹介します。自社の採用体制やリソースに合わせて、できるところから取り入れてみましょう。

  1. お礼・フィードバックメール
  2. 限定イベント・懇親会の開催
  3. 先輩社員との座談会
  4. キャリア面談・個別相談会
  5. LINEオープンチャットの活用
  6. 動画メッセージ配信
  7. 選考優待・早期案内の実施
  8. 社内紹介コンテンツの配信
  9. 内定者・若手社員との交流会
  10. 定期情報発信(メルマガ・SNS)

お礼・フィードバックメール

最も基本的かつ効果的なフォローが「お礼メール」です。単なる定型文ではなく、「参加中に印象に残った発言」「良かった点」など具体的な一言を添えることで、学生は“覚えてもらえている”と感じます。

この一通で印象が大きく変わることもあるため、インターン終了後1週間以内の送信を意識しましょう。

限定イベント・懇親会の開催

「インターン参加者だけが呼ばれるイベント」は、学生に特別感を与えます。

例えば「先輩社員とのカジュアル懇親会」「秋のフォローアップ座談会」など、再接点を持てる場を用意すると良いでしょう。軽いテーマ設定で“また会いたい”と思ってもらうことが、次のステップへのきっかけになります。

先輩社員との座談会

学生は「実際に働く人の話」に強く関心を持ちます。年齢の近い先輩社員が自らの就活経験や入社後の成長ストーリーを語ることで、入社後のイメージがより具体化します。人事からの説明よりもリアルで信頼されやすく、志望度アップに直結する施策です。

キャリア面談・個別相談会

学生の不安を個別に解消できるのがキャリア面談の強みです。「他社との違いを聞きたい」「自分の強みが活かせるか知りたい」といった声に丁寧に応えることで、企業理解と安心感を同時に提供できます。学生一人ひとりに合わせたコミュニケーションが、志望度を確実に高めます。

LINEオープンチャットの活用

メールよりも気軽に使えるコミュニケーションツールとして、LINEオープンチャットは有効です。「次回イベントの案内」や「社内の雰囲気を伝える小ネタ」など、軽いタッチの情報発信で親近感を醸成します。

ただし、過度な投稿や頻繁すぎる連絡は逆効果になるため、週1回程度の発信を目安にしましょう。

動画メッセージ配信

文章よりも“温度感”が伝わるのが動画の強みです。人事担当者や社員が出演する短いメッセージ動画を送ることで、学生にポジティブな印象を残せます。「今後もあなたと関わりたい」という想いを伝えるだけでも、他社との差別化につながります。

選考優待・早期案内の実施

インターン参加者限定で選考優遇を行う企業も増えています。「優先的に一次面接へご案内」「特別ルートをご用意」など、明確なメリットを提示することで応募動機を後押しできます。

ただし、学生の意思を尊重し、圧迫的にならないように注意しましょう。

社内紹介コンテンツの配信

採用サイトやSNSだけでは伝わりにくい社内の雰囲気を、フォローコンテンツで補足します。部署紹介、社員インタビュー、1日の仕事紹介などをメールや動画で共有すると、学生は入社後を具体的にイメージしやすくなります。「ここで働く自分」を想像させることが、志望度向上のポイントです。

内定者・若手社員との交流会

内定者や入社1〜2年目社員との交流は、学生にとって非常にリアルな情報源です。

「自分と似た背景の人が活躍している」という共感が生まれ、心理的距離を一気に縮めることができます。参加者の体験談や就活アドバイスを中心に、ざっくばらんな雰囲気で開催するのが理想です。

定期情報発信(メルマガ・SNS)

フォロー期間が長いほど、学生との接点を維持する工夫が欠かせません。

月1回でも、採用ニュースや社員の近況を発信するだけで「この企業はいつも気にかけてくれる」と好印象を与えます。特に秋以降は“思い出してもらう”ための継続発信が鍵になります。

フォロー時の注意点とオワハラ防止

フォローは学生との関係を深めるうえで重要な活動ですが、やり方を誤ると“逆効果”になることもあります。ここでは、フォロー施策を実施する際に注意すべきポイントと、オワハラを防ぐための考え方を紹介します。

やりすぎフォローは逆効果になる

学生との信頼関係を深めるためにフォローは欠かせませんが、やりすぎは逆効果です。特に注意したいのが、“過度なフォロー”や“圧迫的な接触”。学生が「就活の自由を奪われている」と感じてしまうと、一気に印象が悪化します。

たとえば、「第一志望だよね?」「いつ返事をくれる?」といった圧のある言葉や、短期間での繰り返し連絡は要注意で、どれだけ好意的な意図でも、“オワハラ(就活終われハラスメント)”と受け取られてしまう可能性があります。フォローの目的は「つなぎとめること」ではなく、「関係を築くこと」である点を忘れないようにしましょう。

学生の心理を理解したコミュニケーションを意識

学生は「自分のペースで就活を進めたい」という思いを持っています。だからこそ、企業側が一方的に情報を送り続けると、かえって距離を置かれるケースも。連絡を取る際は、“相手のタイミングを尊重する”姿勢が大切です。

具体的には、返信がない場合は一度間を置く、季節のイベントに合わせて軽いメッセージを送る、などの工夫が有効です。「気にかけてくれているけど、押しつけがましくない」この絶妙なバランスが、学生からの信頼を得る鍵となります。

フォローは“支援”であり“圧力”ではない

フォローの本質は、企業が学生を“支える”ことです。選考への誘導や承諾の催促ではなく、学生が安心してキャリアを考えられるようにサポートするのが理想の形です。

たとえば、「気になることがあればいつでもご相談ください」といった言葉を添えるだけで、学生に安心感を与えられます。信頼関係を丁寧に築いていくことで、結果的に志望度の向上や内定承諾率アップにつながるでしょう。

まとめ

夏のインターンを終えた今こそ、学生との関係をどう継続していくかが採用成功を分けます。一度関わった学生は、丁寧なフォローによって志望度を高め、内定承諾へとつなげる貴重な母集団です。

しかし実際には、イベント運営や選考準備に追われ、「フォローしたくても手が回らない」という声も多く聞かれます。そんなときは、外部のサポートをうまく活用するのも一つの方法です。

キャリアマートでは、採用代行(RPO)やスカウト代行サービスを通じて、インターン後のフォロー施策設計から、個別メール配信・進捗管理までを一貫して支援しています。「限られたリソースで成果を出したい」「学生対応の質を上げたい」と感じている方は、まずはお気軽にご相談ください。貴社の状況に合わせた最適なフォロー体制をご提案いたします。

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