採用パンフレットの目的とは?中小企業向けに構成・事例・費用相場を解説

  • 福永 はるか
    • 2026-02-19
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    採用パンフレットを作りたいけれど、「何から始めればいいのか分からない…」と悩んでいませんか?

    どんな情報を盛り込めば学生に響くのか、他社がどのようなデザインや工夫をしているのか分からず、手探りのまま進めている担当者も多いはずです。

    この記事では、採用パンフレットの基本構成や作成手順をわかりやすく解説し、他社の成功事例やデザイン例もご紹介します。

    さらに、新卒採用で効果的なコンテンツや学生の心に届く表現方法も具体的に学べます。

    読み終わる頃には、自社らしさを伝える採用パンフレットの方向性が明確になり、社内での提案から制作までを自信を持って進められるようになります。

    – 採用パンフレットの基本構成や載せるべき情報がわかります
    – 他社が実際に作成した採用パンフレットの事例を知ることができます
    – 自社で採用パンフレットを作る場合と外注する場合の、違いや進め方が理解できます
    – 採用パンフレットを初めて作る中小企業の人事担当者
    – 他社の事例やデザインを参考にしながら、自社に合うパンフレットを考えたい人
    – 新卒採用に使うため学生に響くパンフレットを作成したい企業
    目次

    採用パンフレットとは

    採用パンフレットとは、企業が新卒や中途の求職者に向けて、自社の魅力や仕事内容をわかりやすく伝えるための資料です。

    会社概要や事業内容だけでなく、働く社員の声やキャリアモデル、職場の雰囲気などを盛り込み、学生が企業を選ぶ際の判断材料となります。

    説明会や面談で配布するほか、オンラインで公開するケースも増えており、採用活動において欠かせないツールです。

    採用パンフレットの目的・役割

    採用パンフレット

    採用パンフレットは、自社の魅力を伝え、学生の興味を引きつけて応募意欲を高める重要な採用広報ツールですが、具体的にはどのような目的があるのでしょうか?

    自社の認知を高めるため

    採用市場では多くの企業が同時に情報発信を行うため、学生にまず自社を「知ってもらう」ことが大きな課題です。

    採用パンフレットは、その認知獲得の入口として重要な役割を担います。企業理念や事業内容、強みをコンパクトにまとめることで、学生に印象を残しやすくなります。

    さらに、デザインや写真を工夫することで、数ある企業の中から目を引く存在となり、説明会や選考への参加へとつなげることができます。

    結果として、人事担当者は早期のブランド認知形成が図れ、母集団形成の効率が向上します。

    応募者に自社の魅力や雰囲気を伝えるため

    学生は企業選びの際、「自分がここで働く姿をイメージできるか」を重視します。

    採用パンフレットでは、事業内容や福利厚生に加え、社員インタビューや1日の仕事の流れなど、リアルな情報を掲載することで共感を得やすくなります。

    具体的なエピソードや写真を活用することで、文章だけでは伝わりにくい社風や職場の雰囲気を効果的に訴求できます。

    結果として、応募者の理解が深まり、志望度向上につながります。

    採用広報ツールとして説明会・面談で活用するため

    採用パンフレットは、会社説明会や面談での情報補完ツールとして欠かせません。口頭説明だけでは伝えきれない情報も、パンフレットを活用することで学生が自宅でじっくりと確認できます。

    また、説明会後の印象形成にも大きく影響するため、デザイン性や情報の分かりやすさが重要です。さらに面談時にも使用すれば、担当者の説明と内容が一致し、企業への信頼感を高める効果も期待できます。

    採用パンフレットの種類

    現代では、多くの企業が様々なアイデアを凝らし、多種多様な採用パンフレットを制作しています。

    そこで今回は、その中でも採用パンフレットを作る際のメジャーとされている3つのパターンを解説していきます。

    冊子タイプ

    一般的に多く採用されているのが冊子タイプのパンフレットです。基本的にはA4で制作され、多い企業だと30ページ近くのボリュームになることもあります。

    量が多い分、事業や商品の数が多く、伝えたいメッセージがたくさんある企業は、冊子タイプを選ぶことをおすすめします。

    リーフレットタイプ

    両面もしくは片面に情報を記載した、チラシ形式のリーフレットタイプです。

    主に合同企業説明会などチラシとして学生に配られる場合が多く、要点やアピールポイントなどを簡潔に記載しているケースが多いです。

    変形タイプ

    上記以外の形にとらわれない、自由なパンフレットを変形タイプと称します。開くことで立体的になる、飛び出し絵本のようなものや、独自のアウトラインを持つものなどが挙げられます。

    クリエイティブにこだわる企業が、他社と差別化を図るため様々な工夫を凝らしています。

    採用パンフレットに独自性を出したい中小企業にとって、変形タイプは有効な選択肢です。特に説明会で目を引きたい場合や、学生の記憶に残るパンフレットを作りたい企業に適しています。

    採用パンフレットの基本の構成内容

    採用パンフレットは、企業情報・社員紹介・福利厚生などを体系的にまとめ、応募者に自社の魅力を伝える資料です。では、採用パンフレットに含めるべき基本の内容を紹介します。

    会社概要・企業理念

    会社概要は、企業の基本情報を簡潔かつ分かりやすく伝える重要なパートです。

    所在地、設立年、従業員数、事業内容といった基本情報に加え、企業理念を明確に示すことで、学生が会社の価値観や方向性を理解しやすくなります。

    特に、どのような社会的意義を持つ事業を展開しているかを具体的に伝えることで、共感を得やすくなり、志望意欲の向上につながります。

    代表メッセージ・企業の想い

    代表からのメッセージは、企業のビジョンや大切にしている価値観を伝える重要なコンテンツです。学生に対し、会社の方向性や成長戦略を明確に示し、「この会社で働く意義」を感じてもらうことが狙いです。

    特に、「どのような社会課題を解決したいのか」「社員にどんな成長機会を提供したいのか」といった具体的な想いを盛り込むことで、企業の姿勢や熱意がより伝わりやすくなります。

    事業内容・ビジネスモデル

    学生は企業選びの際、自社が「どの分野で、どのように価値を生み出しているか」を知りたいと考えています。

    事業内容を説明する際は、専門用語を避け、誰に・何を・どのように提供しているのかを明確に示すことが大切です。

    また、ビジネスモデルを図解で示すと理解が深まり、競合他社との違いも伝えやすくなります。さらに、「何を強みに成長している会社なのか」を簡潔に伝えることで、学生の興味を引きやすくなります。

    職種紹介・部署紹介

    仕事内容を具体的にイメージできるよう、職種や部署ごとの役割を丁寧に紹介します。ただ業務内容を並べるのではなく、「1日の流れ」や「関わる人」「やりがい」などを盛り込むと、学生が入社後の働き方を想像しやすくなります。

    理系・文系などターゲット別に職種を整理すると、学生が自分に合ったポジションを見つけやすくなります。写真や図解と組み合わせると、より効果的に伝わります。

    社員インタビュー

    社員インタビューは、働く人の「リアルな声」を学生に届けるための効果的なコンテンツです。

    先輩社員の入社理由、仕事のやりがい、成長体験などをインタビュー形式で紹介すると、学生が具体的に入社後をイメージできます。

    採用ターゲットに近い年次の社員を登場させると共感が得やすく、志望度向上につながります。写真と合わせることで親近感を高める効果もあります。

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    社員インタビュー

    1日のスケジュール/働き方紹介

    入社後、どのような業務をどんな流れで行うのかに関心を持つ学生が多く、1日のスケジュールを紹介することで働く姿を具体的にイメージしてもらえます。

    ここでは、職種別の1日のスケジュール例を紹介し、働き方をイメージできるようにします。文章だけでなくタイムライン形式や写真を活用すると、よりわかりやすくなります。

    また、リモートワークやフレックス勤務など、働き方の柔軟性についても触れると、学生の関心を引きやすくなります。

    福利厚生・研修制度・キャリアパス

    福利厚生や研修制度は、学生にとって会社選びの重要な判断材料です。住宅手当や休暇制度などの基本的な福利厚生に加え、入社後の教育体制やキャリア支援策もあわせて紹介すると効果的です。

    また、社内でのキャリアパスを図解で示すと、将来像を具体的に描きやすくなります。単に制度を羅列するのではなく、「なぜその制度を導入しているのか」という企業の考え方も伝えると印象に残りやすくなります。

    募集要項・選考フロー

    最後に、応募から内定までの流れをわかりやすく整理します。募集要項では、募集職種、勤務地、勤務時間、給与など基本情報を正確に掲載します。

    選考フローは、エントリーから内定までの手順を時系列で示すと、学生が安心して行動できます。シンプルなチャートや図解を使うと、視覚的にわかりやすくなります。

    応募者が次の行動を迷わないよう、問い合わせ先や応募方法も明記することが大切です。

    印象に残る採用パンフレットのデザインと文面の工夫

    採用パンフレット

    学生の興味を引き、企業の魅力を最大限に伝えるためには、デザインと文章の両方に工夫が必要です。

    ブランドカラーや企業の個性を反映させる

    採用パンフレットは、企業のブランディングを学生に印象づける重要なツールです。コーポレートカラーをベースにしつつ、採用ターゲットや職種によってデザインのトーンを調整すると効果的です。

    たとえば、クリエイティブ職向けには柔らかい印象、エンジニア職向けにはシンプルで洗練された印象を意識するなど、学生が共感しやすいデザインを意識します。統一感があるデザインは、企業の信頼性向上にもつながります。

    実写+図解で情報に強弱をつける

    学生は「雰囲気を感じたい」というニーズが強いため、実際に働く社員やオフィスの写真を多用することが効果的です。

    ただし写真だけでは情報量に限界があるため、ピクトグラム(アイコンやイラストで意味を表す図)やチャート(データや流れを可視化する図表)を組み合わせて視覚的にわかりやすく工夫します。

    たとえば、部署構成やキャリアパスを図で示すことで、文章だけでは伝わらない情報を補足できます。写真と図解をバランスよく使うことで、印象に残るパンフレットになります。

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    採用ターゲットの言葉で話す

    採用パンフレットでは、学生の共感を得られる言葉選びが重要です。たとえば、「未来」「挑戦」「仲間」など、学生がポジティブに反応しやすいキーワードを盛り込みます。

    また、社員インタビューや座談会の内容を「そのままの言葉」で掲載すると、リアルで信頼性の高い情報として響きます。

    企業が一方的に語るのではなく、働く人の声を活用することで、学生に寄り添う印象を与えることができます。

    採用パンフレットは内製・外注どちらにすべき?

    採用パンフレットは、自社で作るか外部に依頼するかで仕上がりやコストが大きく変わります。それぞれの特徴やメリット・デメリットを理解したうえで、自社に最適な方法を選ぶことが重要です。

    内製の特徴|低コストだが手間とセンスが必要

    採用パンフレットを内製する最大のメリットは、コストを大幅に抑えられる点です。自社のデザインツールやPowerPointなどを活用すれば、ほぼ印刷費のみで制作できます。

    また、自社で情報を直接コントロールできるため、最新情報の反映や修正が柔軟に行えることも強みです。

    一方でデメリットは、制作に多くの時間と労力がかかることです。特に、デザインセンスやレイアウトの構成力が求められるため、担当者のスキルに仕上がりが大きく左右されます。

    さらに、採用ターゲットに響く言葉選びや写真素材の選定も必要で、企画から完成まで一定のノウハウがないと質が低下しやすい点が課題です。

    外注の特徴|プロ品質で訴求力が高い

    外注の大きなメリットは、プロのデザイナーやライターによる高品質なパンフレットを制作できる点です。採用市場のトレンドや学生のニーズを踏まえた企画提案を受けられるため、訴求力の高いパンフレットに仕上げやすくなります。

    また、写真撮影やイラスト制作なども一貫して依頼できるため、ビジュアル面で他社と差別化しやすいのも特徴です。

    ただし、デメリットとしてはコストがかかることが挙げられます。

    具体的な費用は幅がありますが、デザイン制作費、取材・撮影費、印刷費などを含めると、数十万円から数百万円の予算が必要です。

    さらに、修正対応や進行管理を外部に任せるため、納期調整や意思疎通に時間がかかるケースもあります。

    採用パンフレットの外注費用相場

    採用パンフレット作成の費用相場をまとめました。

    種類  ページ数  サイズ  部数  費用 
    二つ折り  4  A3両面  500  293,000~ 
    リーフレット  3  A4片面  500  900,000~ 
    冊子  12  A4両面  500  850,000~ 
    冊子  8  A5両面  500  1,250,000~ 

    採用パンフレットの制作費用は、仕様・ページ数・サイズ・部数によって大きく変動します。一般的には、シンプルな二つ折りタイプであれば約30万円前後から制作可能です。

    情報量を多く盛り込みたい場合は、A4サイズの3つ折りリーフレットや8〜12ページの冊子形式が選ばれますが、デザイン工数や印刷費が増えるため80万〜125万円程度が相場です。

    採用ターゲットや使用シーンに応じて、コストと伝えたい情報量のバランスを意識した設計が重要です。

    説明会用や持ち帰り資料として最適な形を選ぶことで、費用対効果の高いパンフレット制作が可能になります。

    採用パンフレットの作成スケジュールと進行フロー

    採用パンフレットの制作は、開始から完成まで約2~3か月かかります。目的設定から印刷までのステップごとの所要期間と進行方法を把握することで、スムーズに進められます。

    STEP1:目的とターゲットの明確化

    最初に行うのは、採用パンフレットを作成する目的と、ターゲット像の設定です。「会社を知ってもらうためなのか」「応募意欲を高めるためなのか」を明確にし、学生に伝えたいメッセージを整理します。

    また、採用ターゲットとなる層(理系・文系・専門学生など)を具体的に想定することで、内容やデザインの方向性が定まりやすくなります。

    この工程に時間をかけることで、制作途中の迷走を防ぎ、効果的なパンフレットを作る土台が整います。

    期間目安:1週間程度

    チェックリスト

    • 採用パンフレットを作る目的は明確か
    • 学生に伝えたいメッセージを定義したか
    • 採用ターゲット(属性・学年・専攻)を具体的に設定したか
    • 内関係者の認識をすり合わせたか
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    採用ターゲット

    STEP2:企画・構成の立案

    次に、パンフレットの構成とコンテンツ企画を立案します。ターゲットに響く情報を整理し、「どの順番で・どのように」伝えるかを決定します。

    たとえば、会社概要から入るのか、社員インタビューを前面に出すのか、ビジュアル重視で見せるのかなど、全体の設計図を作るイメージです。

    また、必要なページ数とレイアウト構成を決めることで、以降の素材準備やデザイン制作がスムーズに進みます。

    期間目安:1〜2週間程度

    チェックリスト

    • ターゲットに必要な情報を整理したか
    • ページ数・ボリューム感を決定したか
    • コンテンツの配置や順序を検討したか
    • 社内承認を得た企画書を用意したか

    STEP3:原稿・写真・素材の準備

    企画が固まったら、原稿や写真素材を準備します。テキストは、学生にわかりやすい言葉で簡潔にまとめることが大切です。

    写真については、社員インタビューや職場風景など、学生が働くイメージを持ちやすいものを選びます。

    必要に応じて、プロカメラマンによる撮影を検討するとクオリティが上がります。また、会社ロゴや図版などのデザイン素材もこのタイミングで揃えておくと、後工程がスムーズになります。

    期間目安:2〜3週間程度

    チェックリスト

    • 原稿の大枠を作成し、社内確認したか
    • 使用する写真や撮影スケジュールを決定したか
    • 必要なデザイン素材(ロゴ・図版など)を揃えたか
    • インタビュー対象者への依頼を済ませたか

    STEP4:デザイン制作・修正対応

    ここではデザイナーがレイアウトを作成し、実際のパンフレットの形に仕上げていきます。社内で準備した原稿や写真を反映させ、全体のトーンやブランドカラーを統一することが重要です。

    初稿を受け取ったら、学生目線で読みやすさや情報量を確認しましょう。また、複数回の修正を見越して、社内で承認フローを事前に決めておくと進行がスムーズになります。

    期間目安:2〜3週間程度

    チェックリスト

    • デザインの初稿を確認し、修正点を明確にしたか
    • 写真・図解・カラーのトーンを統一できているか
    • 学生視点で情報量とレイアウトをチェックしたか
    • 修正依頼の締め切りと承認者を決めたか

    STEP5:印刷・データ納品

    最終デザインが確定したら、印刷会社に入稿します。部数、紙質、サイズなどを事前に決めておくと、予算管理もしやすくなります。

    紙パンフレットだけでなく、PDF版やデジタルブックとしてデータ納品してもらうと、説明会やオンライン面談での活用幅が広がります。印刷後は必ず仕上がりを確認し、誤植や色味のずれがないかチェックすることが重要です。

    期間目安:1〜2週間程度

    チェックリスト

    • 印刷部数・仕様・紙質を確定したか
    • 入稿データの最終チェックを完了したか
    • PDFデータやデジタル版も依頼したか
    • 納品後に仕上がり確認を行ったか

    採用パンフレット制作会社の選び方

    採用パンフレットを作る際に、非常に重要となるのが制作会社の選び方になります。採用パンフレットの出来上がりの良し悪しは制作会社の力量に大きく左右されます。

    では、どのような点に気を付けて選べばいいのでしょうか?

    採用パンフレットの制作依頼をする方法としては主に2パターンあり、1つは、採用アウトソーシングなどの採用支援会社を通して制作依頼するパターン。

    もう1つは紙媒体の制作を取り扱っている制作会社へ依頼するパターンです。それぞれのメリットとデメリットを解説していくので参考にしてください。

    採用支援会社に依頼するメリット・デメリット

    採用支援会社に依頼する最大のメリットは、求職者の心理を理解し、採用戦略や訴求内容の整理までを加味した、印象に残るパンフレットを制作できる点です。

    メリット

    採用支援会社は採用のプロであるため、デザイン制作だけでなく、採用戦略や訴求内容の整理、ターゲット設定など、採用活動全体を見据えた一貫したサポートが可能です。

    特に採用課題に精通しているため、成果につながるロジックに基づいた提案が期待できます。

    デメリット

    一方で、自社で工場などを持たない場合がほとんどのため、コスト的には割高になってしまうデメリットもあります。

    制作会社に依頼するメリット・デメリット

    一方で、制作会社に依頼する際のメリットとしては、やはりコストパフォーマンスでしょう。

    メリット

    制作会社に依頼する最大のメリットは、コストパフォーマンスの高さです。特に自社で工場を持つ会社であれば、印刷費を大きく抑えられるケースもあります。また、幅広いデザイン提案やレイアウトアイディアを提供してくれる点も強みです。

    デメリット

    一方で、制作会社は採用領域の知見が深くないため、どのような内容や表現が求職者に響くかは自社で考える必要があります。構成や内容の企画は社内で行い、制作・印刷のみを依頼する形になるため、採用戦略の立案までサポートを受けられない点はデメリットです。

    採用戦略の立案からサポートがほしい場合は採用支援会社、明確な構成がありデザインだけ依頼したい場合は制作会社が適しています。

    自社のリソースや課題に応じて最適な依頼先を検討しましょう。

    採用パンフレット制作に強いおすすめ制作会社

    ここでは、採用パンフレットだけでなく、採用戦略の策定や採用コンサルティングなども依頼できる、おすすめの採用支援会社を中心に紹介していきます。

    株式会社キャリアマート

    採用パンフレット

    採用支援実績19年のキャリアマートでも、採用パンフレットを含む採用ツール制作を取り扱っています。

    採用支援から、人事へのお役立ち情報など、HR領域の幅広くカバーするキャリアマートは、求職者に響く戦略的なデザイン提案が特徴です。

    新卒はもちろん中途採用にも対応しているため、人材関連で困りごとがあればまずキャリアマートに相談してください。

    費用:要問い合わせ

    マイナビ

    採用パンフレット

    新卒ナビサイトNo.1のマイナビは、採用パンフレット制作においても非常に優れた会社です。また、ナビサイトとのセット料金などもあるため、費用面での割引を受けられる点も魅力です。

    費用: 23万円~

    ネオキャリア

    採用パンフレット

    全国に拠点を構え、多くの実績を持つネオキャリアもおすすめの会社の1つです。

    ネオキャリアは独自のHRtech (人事・採用分野におけるテクノロジー) などの開発も行い、多くのデータを保有しているため、実数値を元に分析するタイプの企業とは相性が良いです。

    費用:

    • スタンダードプラン:750,000円
      印刷枚数:1,000部(マットコート紙)
      制作期間:1ヶ月半
      取材人数:~3名
      取材・撮影・ライティング:有
    • カスタマイズプラン:1,000,000円
      印刷枚数:1,000部(マットコート紙)
      制作期間:2ヶ月半
      取材人数:4名~
      取材・撮影・ライティング:有

    株式会社カケハシスカイソリューションズ

    採用パンフレット

    企業ブランディング事業を強みとするカケハシスカイソリューションズは、自社のブランディングができていない段階から依頼が可能なため、新たに新卒採用をスタートする企業にもおすすめです。

    パンフレット制作だけではなく、採用周り全般の課題を解決してくれるため、非常に頼りになるパートナーです。

    費用:入社案内(採用パンフレット)2P 55万円(税込)~

    株式会社学情

    採用パンフレット

    若手人材の採用に特化している学情は、もちろん新卒採用も非常に得意としています。

    多くの学生向けメディアでの実績がある学情は、学生の心に響くようなデザイン案など多く提案してくれるため、新卒に力を入れている企業にはおすすめです。

    費用:要問い合わせ

    中小企業の採用パンフレット事例

    中小企業ならではの強みを活かした採用パンフレット事例を紹介します。

    A社:人材派遣業

    人材派遣業界は、就業先が多様であるため「社員一人ひとりが主役」であることを伝える工夫が重要です。この事例では、「私が主人公です。」というコピーと女性社員のビジュアルを活用し、個々のキャリア形成を強調しています。

    また、社員エピソードを通じて、会社の理念と働く人の成長意欲をリンクさせ、学生が将来像を描きやすい構成になっています。

    B社:建設業

    エンジニアリング業界は、専門知識や研修制度への安心感が学生にとって大きな関心事です。この事例では、研修制度やフォロー体制を図解でわかりやすく見せ、初心者でも安心して学べる環境を訴求しています。

    現場で活躍する社員インタビューとあわせて、入社後の成長イメージを明確に描ける構成になっており、理系学生への響きやすさが特徴です。

    C社:美容パーツ関連企業

    美容業界は、感覚的な世界観やブランドイメージをいかに伝えるかがカギです。

    この事例では、アイケア・パーツ美容の専門性を打ち出しつつ、淡いトーンの配色と親しみやすい写真を活用し、働く環境の柔らかい雰囲気を表現しています。

    学生が「自分もここで活躍できそう」と感じられるように、技術力と親近感をバランスよく訴求しています。

    【Q&A】採用パンフレットに関するよくある質問

    採用パンフレット制作でよく寄せられる質問と、その解決策をまとめました。

    採用パンフレットと採用サイトの違いは?

    採用パンフレットは説明会や面談など対面で配布し、企業情報をコンパクトに伝えるツールです。

    一方、採用サイトはWeb上で詳細情報を掲載し、最新情報や動画など幅広いコンテンツで発信できるのが特徴です。

    紙とWebどっちがいい?併用するべき?

    紙とWebは併用するのが効果的です。

    紙は手渡しによる信頼感や印象づけに強みがあり、Webは更新性や情報量の面で優れています。両者の特性を活かすことで、認知から応募まで一貫した訴求が可能です。

    パンフレットは何ページくらいがベスト?

    採用パンフレットは「6〜12ページ程度」が最適です。

    情報量が多すぎると読まれず、少なすぎると魅力が伝わりません。会社概要・社員紹介・福利厚生など、必要な情報を厳選してまとめましょう。

    まとめ

    採用パンフレットは、企業の魅力や価値観を学生に伝え、応募意欲を高める重要な採用ツールです。

    基本構成やデザインの工夫を押さえることで、自社らしさを効果的に表現できます。また、採用サイトや説明会資料と併用することで、より高い訴求力を発揮できます。

    キャリアマートでは、採用パンフレットをはじめとしたさまざまな採用ツールの制作実績を多く用意しています。

    具体的な事例やデザイン例をまとめた資料も無料でダウンロードできるので、ぜひご活用ください。
    資料ダウンロードはこちらから