やらなきゃ損?スクラム採用とは!?

今回のテーマは「最新の採用方式をご紹介!!」

 

今、多くの企業様が取り入れ始めている「スクラム採用」皆さまはもうご存じですか??

「スクラム採用」とは、「社員主導型の採用活動」のことを意味しており、採用力を高めるために全社員が一丸となり取り組む採用方式のことです。

 

今回は「スクラム採用」とは何か?をそのメリットや懸念点などと共に解説していきます。

 

「スクラム採用」ってそもそも何?-リファラル採用との違いは何?

 「スクラム採用」とは

ラグビーW杯で盛り上がった今年、「スクラム」という言葉を聞くと選手同士が肩と肩を組み合わせている姿を想像されるのではないでしょうか?

まさにその通りです!!

「スクラム採用」とは近年、企業と採用候補者の最初の接点が、社員からの紹介・SNSやイベントなど人事部の管轄外で発生するケースが増加しています。

この多様化された採用チャネルに対応するために「得意な人が得意な領域を担当する」という考えに基づき、人事部以外の社員も肩を組む(スクラムする)ように、採用活動に参加し、採用結果の責任まで負うことで採用効率を高める採用手法のことをいいます。

「スクラム採用」の定義とは

主にベンチャー企業中心に取り入れられている「スクラム採用」ですが、実は、以下の3つの条件が定義づけられています。

  • 権限委譲 

→採用における権限を細分化し現場社員に委譲すること。

  • 成果の可視化

→採用活動に関する成果を全社員にフィードバックすること

  • 担当のプロジェクトマネージャー化

→採用担当者は全体を統括するマネージャーの役割に徹底すること

 

これらの定義は、採用活動を一つのプロジェクトと考え、社員一丸となり現場主導で進めていくために不可欠な要素とされています。

 

「リファラル採用」との違いは?

「社員の知人の紹介って、リファラル採用でしょ?」と思われる方も少なくないと思います。

「スクラム採用」は、求人情報の作成など、採用活動におけるすべての施策が現場社員の活動の対象内であり、候補者を紹介するだけでなく、求人サイトやエージェントを活用した施策も含めて、すべての採用に活動に社員が関与します。

一方、「リファラル採用」は現場の社員が知人の企業のマッチングは行う仕組みであるため、「スクラム採用」の活動のひとつと定義できます。

 

なぜ「スクラム採用」が注目されるようになったのか?

「スクラム採用」が注目されるようになった理由としては、大きく2点が挙げられています。

採用チャネルの多角化

従来の採用活動は、転職エージェントや採用媒体などが主流でしたが、最近はSNS経由や、副業からの転職、リファラル採用の高まりなど、採用のチャネルが多角化しています。

しかし、下記のように各チャネルには特性があるため、採用単価・即効性・定着率の観点から、メリット・デメリットも明確になっており、それぞれを把握した上での導入が必要であると言えます。

最終的になし得たい状況は手法のベストミックス

採用の主な手法にはメリット/デメリットが存在する。職種ごとに意識的にチャネルをミックスできる状況が理想。 <Scrum Recruiting LABOより>

単価 即効性 定着率
エージェント × ×
媒体
リファラル/SNS ×

採用のミスマッチ防止

優秀な人材にアプローチができたとしても、採用のミスマッチによる離職が起こらぬように、募集している職種での人材要件や業務内容を理解している「現場の社員」が直接、採用業務に関わることによって、入社後のギャップを埋めることが出来ます。

 

「スクラム採用」を取り入れるメリットとは?

「スクラム採用の」メリットとしては、様々あると言われておりますが、その中でも大きく分けて3つのメリットが挙げられます。

自社に求めている優秀な人材との接触

現代のさまざまなチャネルを通して、会社全体で採用に取り組むことで「採用担当だけではリーチできなかった人材」と接触することが出来ます。

そして、現場の社員自らが「誰と一緒に働くのか?」を意識して採用活動にコミットするので、自社が求めている優秀な人材の採用に近づきます。

採用力の向上

「スクラム採用」により、多角化しているチャネルからの採用に対応する機会が増え、現代の採用トレンドに合致した効率的な採用活動が可能になります。

社員のエンゲージメント向上

エンゲージメント:(会社に対する「愛着心」や「思い入れ」)採用活動を進めていく中で、社員が自社の魅力を考え、言語化し説明会等でPRを行う機会は必ずといっていい程、訪れます。その活動を通して、社員のエンゲージメントも自ずと高まり、自発的な採用広報につながるというメリットもあります。

 

「スクラム採用」を実際に取り入れている企業と事例とは?

事例①:株式会社空

株式会社空では、スクラム採用を実践するにあたり次のような取り組みを行っております。

・現場も人事とともにリーチの獲得を行う

・定量的なデータを用いて、3か月毎に採用プロセスの見直し

・参加のしやすさを意識しながら毎週1~2回オフラインイベントを開催

・紹介した人材が選考の結果、採用に至らなかった場合でも紹介者に手当てを支給

 

上記の取り組みを行うことによって、約1年間でエントリー数が約20倍に増え、18名の採用に成功した上、内定承諾率も約9割に上昇し、早期離職率は激減した実績があります。

 

事例②:株式会社PR Table

株式会社PR Tableは、いち早くスクラム採用を取り入れた企業の1つで、

・「HERP」という応募状況を一元管理するソフトウェアを導入した採用活動を展開

・社員同士のコミュニケーションを活発化

 

上記の取り組みを行った結果、社員のエンゲージメントスコアが20%もアップし、社員の積極性が向上したことで応募数も伸びている企業です。

 

まとめ

「スクラム採用」を取り入れることによって自社に合った人材の採用が可能となり、各社員のエンゲージメントが向上する結果が出ている企業はあるものの、実際に「スクラム採用」を本格的に取り入れている企業は多くなってきてはいるものの、まだまだ少数です。

「スクラム採用」とは、言い換えると採用担当だけでなく、会社全体をも巻き込んでいかなければいけないという課題があるため、今後さらに導入していく企業は増えてくる。と言われていますが、まず初めに「全社員のベクトルを合わす」という壁に時間を取られてしまうのではないかと思われます。

本日はこのへんで!次回もお楽しみに!

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