- YouTubeで求人ボックスのCMを見たが評判どうなの
- 求人ボックスで簡単に仕事探せると友人から聞いた
このような意見を最近、女性を中心にしてSNSで見受けられるようになりました。
そこで今回は、「求人ボックスの特徴、Inddedとの違いや評判等」をしっかりと解説致します。
求人ボックスとは?
求人ボックスとは、求人情報に限定した検索エンジンです。
端的に言えば、皆さんが普段からスマホで使っている「Yahoo!」や「Google」等の検索エンジンを求人情報だけに絞ったダイジェスト版と考えて良いです。
ユーザー数、ユーザー層はどんな人か?
求人ボックスはどんな人に使われているのかを説明します。
ユーザー数は約500万人、男女比率は半数以上が女性ユーザーです。どちらかというと男性よりも女性に支持されている印象を受けます。ユーザー層の雇用形態は主に正社員が約50%、アルバイト・パートが約30%となります。
求人ボックスの仕組みは?
求人ボックスは、インターネット上に掲載されている採用サイトや転職サイトの求人情報を独自のやり方で自動収集して自己のサイトで掲載しています。
また、求人ボックスには企業採用者や個人オーナーから直接掲載の求人情報もあります。
求人ボックスの掲載内容
求人ボックスに掲載される雇用形態は正社員、派遣社員、アルバイト・パートだけで無く、新卒や在宅ワーク等も含めた幅広い領域をカバーしているため、あらゆる年齢層に支持されています。
求人ボックス 6つの特徴&強み
ここでは求人ボックスの特徴や強みを6つ紹介します。
優れた検索エンジンである
求人ボックスは、日本有数の比較サイト「価格.com」を運営するカカクコム社が経営しています。このため、比較サイトで培って来たノウハウを活かしてユーザーが求める嗜好を加味した検索結果を表示します。
また、検索結果がスピーディーに表示されるように最新鋭のプログラムを駆使したシステムが採用されています。
多様なユーザー層に支持されている
求人ボックスは若者からシニアまでの幅広い年齢層に支持されています。
会員の年齢分布も偏りなく、バランス良く分布されている点は本サイトの強みです。
豊富な検索サポート機能
求人ボックスは、他社に無い豊富な検索サポート機能を持っています。その1つに「こだわり検索機能」があります。
求人数が多い
求人ボックスは、新着求人数が約37万件と圧倒的な数になっています。本サイトは新着の求人数が多いため、会員登録数が伸びているとも言えます。
無料で求人情報の掲載が可能
求人ボックスは、無料で求人情報を掲載することができます。このこと自身は他の求人サイトでもありますが、求人ボックスは掲載までの手順が簡単です。
求人ボックスのアカウントを取得すれば採用ボードという機能があり、指示に従って必要項目を記入すれば無料の求人記事が掲載される仕組みです。
ユーザーが急増している
求人ボックスの会員登録数の推移を見ると2019年に約300万人、そして2020年には約500万人を超えています。
会員数は僅か1年間で約1.6倍も増やしており、求人ボックスの人気度が伺えます。
他の求人サイトやindeedとは何か違う?
求人ボックスは、なぜ会員数が急増しているのでしょうか?その点を検証するため、別の求人サイトと比較した結果を以下に2つご紹介します。
求人サイトとの違い
まずは、他社の求人サイトとの違いについて説明します。
他の求人サイトとの大きな違いは、掲載料金の有無です。他の求人サイトは、求人広告を掲載する期間や情報量によって支払いが必要になります。これに対して求人ボックスは基本的に掲載料金が無料です。
indeedとの違い
次に求人ボックスと比較されるindeedとの違いをご説明します。両社の大きな違いは以下の3点です。
企業規模
求人ボックス | 日本国内のみサービズ対象 |
indeed | 世界の11ヵ国に拠点があり、60ヵ国がサービス対象 |
クリック単価
両社のビジネスモデルはユーザーが広告を閲覧したクリック回数に応じてスポンサーから収益を得ています。
この単価をクリック単価といいますが、最低クリック単価は求人ボックスが25円、indeedが15円です。単純計算でindeedの方が40%程採用コストを削減できます。採用コストを抑えたい企業にとっては、indeedに広告を掲載する方をおすすめします。
スマホアプリ
スマホアプリについて両社の違いは鮮明です。
求人サイトはスマホアプリを提供していません。これに対してindeedはスマホアプリを提供しています。
昨今、インターネットにアクセスする端末機器は、80%がスマホだと言われています。従ってスマホアプリに対応したindeedは、操作性に優れた画面のレイアウトを実現し、少ないクリック数で所望の検索ができます。
「仕事探しはIndeed」、「いい未来は探せる、Indeed」など、CMでおなじみのIndeed。 いざIndeedに求人を掲載したいと考えても、実際どのような仕組みになっているのか、どのような方法で掲載できるのか、どのくらいの料金が[…]
求人ボックスに掲載するには?
ここでは企業採用者や個人オーナーが求人ボックスに掲載するためのノウハウをお伝えします。
掲載までの流れ
求人ボックスの掲載方法は3種類あります。以下に種類ごとに掲載までの流れをご説明します。
直接投稿
直接投稿とは、求人側が求人ボックスに直に求人情報を掲載します。
求人側は求人ボックスの会員登録をした後、採用ボードという機能を使ってフォーマットに沿って記入することで求人情報が掲載されています。なお、掲載前に求人ボックス側で審査があります。
クローリング
クローリングは、他の求人サイトに掲載されている求人情報を求人ボックスが自動収集して自己のサイトに掲載します。
求人側は特に何もする必要がありません。情報収集は適時行っているため、求人内容の変更や更新が発生した場合、求人ボックスの情報にもアップデートされます。
リスティング広告
この広告は、求人ボックス内にある求人側のページをユーザーがクリックした際に課金されます。掲載までの流れは、直接投稿と同じです。
求人ボックスの利用料金
求人ボックスの利用料金は基本的に無料ですが、リスティング広告の有料プランも用意されています。
利用料金は、課金形態でユーザーが1クリック当たりの単価25円〜1000円までの間で設定可能です。料金は高くなると広告量が増える仕組みになっています。具体的には、単価を上げることで広告の表示順位と表示時間が増えるため、ユーザーの目に触れる機会が高くなるということです。
求人ボックスの評判は?
これまで求人検索エンジンを持つ無料求人サイトと言えばindeedでした。
ところがライバルとなる求人ボックスの台頭で混戦状態となっています。特に今年になってからはコロナ禍の影響で自宅にいる機会が増えており、YouTubeのCMを目にするようになって世間の知名度が飛躍的に向上しています。
無料でありながら操作性も優秀ということで求人ボックスの評判は、年齢層を問わず上々です。ただし、求人数だけで見ると求人ボックスはindeedの1/6程度であり、まだまだ両社には実力差があるように感じます。
まとめ
今回の記事は、独自の検索エンジンを採用して躍進を続ける求人ボックスを多角的な面から検証し、解説して来ました。
総括すると、求人ボックスとindeedを比較してお伝えしたいことは以下の2点です。
- 求人数を比較すると求人ボックスはindeedの1/6です。
従いまして求人数の少ない求人ボックスの方がユーザーから探して貰えるチャンスがあります。 - リスティング広告の有料プランで利用する場合、掲載先は単価の安いindeedがおすすめです。
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