昨今の採用市場は、学生・求職者に合わせた新しい採用ツールが次から次へと登場してきています。
このような市況感の中、まだ人の手でツール管理をしていると、管理ばかりに工数がかかってしまい、一番大切な採用活動の幹の部分に時間をかけられなくなってしまいます。
そこで、人ではなくシステムによってツール管理を行い、対学生・対求職者に注力することが大切です。
今回は、新卒・中途採用のオペレーション業務を自動化する採用管理システムであるHITO-Linkリクルーティングの特徴や料金、導入事例などついて詳しくお伝えします!
- 1 HITO-Linkリクルーティングとは
- 2 HITO-Linkリクルーティングの特徴・強み
- 3 HITO-Linkリクルーティングの主要機能一覧
- 4 HITO-Linkリクルーティングの料金プラン
- 5 HITO-Linkリクルーティングのメリット・デメリット
- 6 HITO-Linkリクルーティングと連携できる外部サービス
- 7 HITO-Linkリクルーティングと他ATSの違い
- 8 HITO-Linkリクルーティングの評判・口コミ
- 9 HITO-Linkリクルーティングを導入すべき企業
- 10 HITO-Linkリクルーティングの導入成功事例
- 11 HITO-Linkリクルーティングの利用までの流れ
- 12 HITO-Linkリクルーティングのサポート
- 13 まとめ
HITO-Linkリクルーティングとは
HITO-Linkリクルーティングとは、「”あつまる”を戦略的に」をキャッチコピーとして採用ツールを管理するシステムです。
業界トップの自動連係求人媒体数を誇り、40種類以上の求人ツールと連携ができるため、求人媒体も紹介会社もダイレクトリクルーティングサイトもまとめて管理が可能です。
HITO-Linkリクルーティングを活用することで、管理の手間を気にせずに母集団形成を強化することができます。
HITO-Linkリクルーティングの特徴・強み
HITO-Linkリクルーティングの特徴について紹介していきます。
業界トップの自動連携求人媒体数
40種類という業界トップの自動連携求人媒体数を誇るため、母集団形成を強化するために採用チャネルを開拓してもまとめて管理可能であり、手間を気にせずに母集団形成を強化することができます。
なかなか母集団が集まりにくい昨今の市況感の中、採用チャネルを増やさなければ期待している母集団は集めることが出来ません。ただ、複数チャネルを扱うとなると母集団の課題の次は工数がかかってしまうという課題が出てきます。
そんな中、一つの採用管理システムで複数チャネルを管理できるのはかなり魅力的です。
データを用いての課題発見
標準的な分析項目はもちろんのこと、個社ごとに存在している分析軸にも対応可能なカスタマイズレポートを提供しているため、Excelでの集計作業を削減できます。
採用活動でPDCAを回して効率的な採用活動をしようとなると、データ化して課題を見つけることは必要不可欠です。しかし、こちらも人の手で行うと多くの工数を割かなければなりません。
Excelでの集計作業を削減することで、より多くの時間を対学生・対求職者に専念することが可能になります。
対学生・対求職者に専念できる
採用を行う上で必要な作業を徹底的に効率化することによって、採用状況の分析や新しいチャネルの開拓、採用戦略の策定などの重要な業務に集中することができます。
今の学生・求職者が軸にしていることの一つとして、「人事の対応」が挙げられます。採用チャネルの管理の工数を削減し、対学生・対求職者に専念することで貴社の魅力訴求としても大きな一つの武器となり、歩留まりの向上、内定承諾率の向上にもつながっていきます。
HITO-Linkリクルーティングの主要機能一覧
HITO-Linkリクルーティングで行えるものとしては主に以下となります。
- 応募者情報自動取り込み
- エージェント連携(紹介・派遣会社)
- カレンダー連携
- 求人ページ作成
- 説明会・面接などの予約受付
- メール一括送受信
- 複数担当者での面接時評価入力
- 採用分析・レポート機能
- 新卒/中途の一元管理
- 選考フロー調整
- WEB面接機能(Zoomなど)
- タレントプール機能
- 書類選考結果一括反映
- 新卒/中途の一元管理機能
- CSVインポート・エクスポート
HITO-Linkリクルーティングの料金プラン
HITO-Linkリクルーティングの料金は月額5万円~からとなっており、契約プランやオプションによって料金は変動します。
詳しい料金プランやオプションが知りたい方は、直接お問い合わせする必要があります。
HITO-Linkリクルーティングのメリット・デメリット
HITO-Linkリクルーティングを利用するメリットとデメリットを紹介します。
メリット
『採用そのものに向き合う時間』を作り出せる採用管理システムであり、採用活動のオペレーション業務の効率化・自動化ができるのがメリットです。
昨今の市況感の中母集団を増やす方法として、1ツールだけではなく複数ツールを扱うことは必須条件となりつつあります。その中で主に挙げられるのがナビ媒体、ダイレクトサイト、口コミサイトです。
これらのサイトは管理方法が統一ではなく、人事の手だけでは完璧に管理するのが難しい状況にあります。そこで、採用管理システムを導入することで一括管理が可能になり大幅な工数削減が可能になります。
また、 HITO-Linkリクルーティングは40種類以上の求人ツールと連携ができるため、使っているツール数が多ければ多いほど導入するメリットは大いにあります。
デメリット
HITO-Linkリクルーティングのデメリットとして利用するまでに時間がかかることが挙げられます。
他のATSと比べると、利用できるまでに4週間と時間がかかります。しかし、時間がかかる分、企業ごとの選考のフローや業務のフローに合わせて最適なシステムを設定できるものであり、計画的に導入してもらえれば大きなデメリットとはなりません。
また、カスタマーサクセスチームによるサポートから操作方法のレクチャーが受けられるため、システムに詳しくなくても安心です。
HITO-Linkリクルーティングと連携できる外部サービス
ここで、HITO-Linkリクルーティングとできるサービスについて2つ紹介します。
doda CONNECT(旧:doda Assist)
パーソル株式会社が提供する中途採用管理システムのdoda CONNECT(旧:doda Assist)と連携しています。
doda CONNECT上の応募者情報を自動で、HITO-Linkリクルーティングに取り込むことが可能で、今まで手動で行っていた応募者情報の受け渡しができ、手間なく一元化することが可能になります。
昨今、売り手市場により企業側の採用難易度が上がっていることや、募集ポジションの多様化が進んでいることなどを背景に、企業の採用担当者は多様な採用手法を活用し、労働力の確保を行っています。
しかし、各採用手法・媒体によって応募管理画面や応募経路が異なるところから発生する、応募者管理が煩雑になる、採用担当者の業務工数を圧迫するといった課題の解決が可能です。
インタビューメーカー
オンライン面接システム「インタビューメーカー」
候補者とのオンライン上でのリアルタイム面接は、面接参加率の向上が見込まれるほか、企業にとっても時間や場所に縛られることがなくなるため採用コストの削減となり、戦略的な採用業務に注力することが可能となります。
また、今回の連携により採用担当者が応募者管理の際にそれぞれのシステムで行っていた二重管理の手間も削減でき、応募から承諾までの採用プロセスを「HITO-Link リクルーティング」上で一元管理が可能です。
HITO-Linkリクルーティングと他ATSの違い
HITO-Linkリクルーティングと他の採用管理システムとの違いを説明します。
採用管理システムsonar ATS
SonarATSの特徴として3つ挙げられます。
- とにかく見やすい、使いやすい。
- ドラッグ&ドロップで選考フロー図の設計ができ、進捗も簡単に表示できる直感的でわかりやすいデザイン。
- 新卒も中途もまとめて管理。
新卒・中途採用ごとに選考フロー図の作成ができ、それぞれに必要な機能も揃っているため新卒・中途をまとめて管理できます。また、応募経路毎の進捗割合や、文系理系の応募数割合などを表・グラフでリアルタイム表示ができます。
HITO-Linkリクルーティングは年間エントリー数で料金が変化するのに対し、 SonarATSは月額であるため、HITO-Linkリクルーティングに比べて費用管理が分りやすい点が違いといえます。
sonarATSの特徴やメリット、デメリット、評判について知りたい方は、下記記事をご覧ください。
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採用一括かんりくん
採用一括かんりくんによって、応募者とのコミュニケーションのスピードアップが期待できます。
従来、メールや電話によって複数回やり取りが発生していた日程調整業務をLINE活用によりワンタップで調整が可能になり、学生が普段使うLINEを使うことでコミュニケーションがスムーズになります。
また、候補者それぞれの異なる志望度や会社への理解度に応じて一人ひとりに合わせたコンテンツ配信を可能です。
ナビサイトや採用サイトSNS上に散らばっている採用コンテンツを普段見るLINEのリッチメニューに集約し、候補者とのエンゲージメント向上に寄与します。
HITO-Linkリクルーティングと違いとして、無料トライアルがあり、本格始動する前に実際に利用して検討できるのがポイントです。
採用一括かんりくんの特徴や料金、成功事例など詳細が知りたい方は、下記記事をご覧ください。
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HITO-Linkリクルーティングの評判・口コミ
続いて、HITO-Linkリクルーティングの評判について紹介します。
良い評判
- 書類選考の結果を、そのまま候補者へメールで自動配信してくれるので、連絡の漏れや、わざわざ不合格者への連絡をする手間やストレス、わずらわしさが軽減された。
- 応募してきた面接希望者を求職者サイトから管理システムに取り込むという非効率で工数のかかる作業が無くなった点は、導入してよかったと感じた。
- 採用業務の一元化を目的にいくつかのサービスを試す中で、こちらも利用した。エントリー推移や選考移行率といった応募者のデータを自動で取得できることに加え、応募ステップなども把握できるため、採用施策の見直しに非常に役立った。
いい口コミに関しては、工数削減やそれに伴った採用施策の見直しにも役立つという声がありました。
悪い評判
- 社員紹介制度等の様々な求人ルートを模索しているのですが、システム導入時に設定した選考方法の変更や追加が非常に煩雑。
- ステータスごとに絞り込んで表示したり、検索できたりするまではとても便利でよいのですが、そのステータスを進めたり、戻したりなど、変えなければならないときが不便。
- サポートも手厚く、ビデオ面接ができたり内定通知書を自動で作成することができるなどとても便利な点が多いのですが、導入までに数週間かかるのが少し不便に感じた。
良くない口コミに関しては、設定が煩雑、導入までに4週間かかるという点が多く見受けられました。
HITO-Linkリクルーティングを導入すべき企業
HITO-Linkリクルーティングを導入すべき企業について解説します。
採用ツールを2つ以上並走して利用している企業
HITO-Linkリクルーティングの特徴として、40種類以上の求人ツールとの連携が可能というものがあります。
そこで管理工数が大きくかかってしまい、本来、対学生・対求職者に注力すべきところが疎かになってしまっているような課題感をお持ちの企業は、ぜひ導入を検討してもらえればと思います。
採用業務における人為的なミスを無くしたい企業
複数ツールを扱っており、管理業務が煩雑であると自然と人為的なミスは起こってしまいます。しかし今まで手動で管理していたものをシームレス化することによって、人為的なミスが0になります。
管理ミスを無くしたい企業は HITO-Linkリクルーティングの導入を検討してもよいでしょう。
HITO-Linkリクルーティングの導入成功事例
HITO-Linkリクルーティングの導入成功事例について紹介します。
美容・理容系業界:A社
<導入前の課題>
- 採用人数が多く様々な採用手法(媒体、紹介、リファラル等)を活用しているため、候補者情報の集約に間がかかっていた。
- メールなどの候補者とのやり取りの管理を個人で行っていたことで、他の人がサポートできず、候補者を待たせることがあり選考期間が長引いていた。
<導入の決め手>
- 媒体自動取り込み数が多い点。
- 候補者やエージェントとのやり取りを一元化して行える点。
- 採用管理を行うメンバー全員で選考進捗を追える点。
<導入後の効果>
- 採用媒体からの候補者取り込みにかかっていた1日4時間の工数削減。
- 誰かが急に休暇を取ってもエージェントや候補者に対し、代わりに連絡できるようになったので、待たせることが少なくなった点。
- チームになるということが進んだ。個人の目標として「何人採用する」ではなく、チームとしての目標の達成をすることに部署内みんなが意識を持つようになった。
ディスプレイ業界:O社
<導入前の課題>
- 中途採用を本格的に運用するにあたり、選考プロセスの全体最適化と人事担当者のプロフェッショナル化。
<導入の決め手>
- 新卒版導入時に手厚くサポートをしてくれ、二人三脚でゴールに伴走してくれる信頼があった点。
- シンプルなUIと機能で誰もが使えると感じていた点。
<導入後の効果>
- 全国の候補者情報を一元管理し、HITO-Linkリクルーティング上でコミュニケーションすることで物理的距離があるメンバーとのチームワークが生まれた。
- オペレーション業務の作業負担を軽減することで、選考プロセスの全体最適化に取り掛かることができ、戦略立案や候補者フォローに重きを置くことができた。人材獲得数も昨年比の2.5倍(12名→30名)に!
IT・ソフトウェア業界:D社
<導入前の課題>
- 選考毎の面接官、紹介会社への連絡や面接日程調整など、限られた人事体制の中で作業負担が大きく、じっくり候補者に向き合う時間を確保できていなかった。
<導入の決め手>
- グループウェアと連携でき、日程調整などのオペレーション業務を自動化できる点。
- 評価入力依頼などの自動リマインド機能があった点。
- 媒体自動取り込み機能があった点。
<導入後の効果>
- オペレーション業務の作業負担を軽減することで「候補者フォロー」「選考リードタイムの短縮」を実現。
- データをもとに採用課題にメス入れを行い、部門を巻き込んで採用課題に向き合えるように。
- 採用施策のPDCAを素早くまわせるように。
HITO-Linkリクルーティングの利用までの流れ
利用までは、以下の流れで進んでいきます。
- ヒアリング
自社の選考フローに合わせて必要な項目を伝え、基本的なマスタ設計を固めていく段階です。 - 環境構築
決定したマスタ項目をもとに、実際のシステムをHITO-Linkリクルーティングが構築していきます。 - リリース
環境構築が完了すると、実際に動くシステムを操作しながら試用する期間が設けられます。 - 本格運用
HITO-Linkリクルーティングを実際の採用活動に導入し、運用が始まります。
HITO-Linkリクルーティングのサポート
HITO-Linkカスタマーサクセスチームでは、導入企業に対して利用説明会を実施しています。
基本的な操作方法のレクチャーを受けられますので、システムに対して詳しくなくても安心です!
まとめ
今回は 採用管理システムのHITO-Linkリクルーティングについて紹介しました。この記事が、採用管理システムを選ぶ際の参考になれば幸いです。
採用管理システムは他にもさまざまあり、自社に合うものを選ぶことが大切です。他の採用管理システムについても以下の記事で詳しく説明していますので、興味がある方はぜひご覧ください。
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